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「
譜第
」とは異なります。
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出典?索
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"譜代大名"
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ニュ?ス
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書籍
·
スカラ?
·
CiNii
·
J-STAGE
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NDL
·
dlib.jp
·
ジャパンサ?チ
·
TWL
(
2017年9月
)
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譜代大名
(ふだいだいみょう)は、
江?時代
の
大名
の出自による分類の一つで、
外?大名
に?する語。「譜第(譜代)の臣」と言うように、もともと?代にわたり主家に仕え(
譜第
/
譜代
)、
家政
にも?わってきた
家臣
のことをさす。主家との君臣?係が?く、主家滅亡時に離反すると、世間から激しく非難されることが多かった。
譜代大名のはじまりは
?川家康
が
豊臣政?
のもとで
?東地方
に移封された際に、主要な譜代の
武?
に城地を?えて大名
格
を?えて
?川家
を支える藩?としたことに由?する。これに?して、それ以外の家臣は?川家の直轄軍に編成されて、後の
旗本
や
御家人
の元となった。
定義と分類
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]
譜代大名の定義
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]
- ?川?軍家
により取り立てられた大名のうち、
親藩
および
外?大名
と、その
支藩
(分家)を除いたものを指す。
- ?ヶ原の?い
以前より、?川家に臣?して取り立てられた大名を指す。
- 幕府の要職に就任する資格のある大名を指す。
大岡氏
(
大岡忠相
、
大岡忠光
)のように
旗本
が加?されて大名となった場合や、陪臣出身の
堀田氏
?
?葉氏
?
柳?氏
?
?津有馬氏(有馬氏倫系)
?
田沼氏
のように、幕府によって新たに取り立てられ大名になった場合は1の定義にあてはまり、譜代大名となる。一方で外?大名家からの分家や、
立花宗茂
?
新庄直?
のように、一度改易された外?大名が再興した場合は外?となる。家康の男系子孫の建てた家は基本的に親藩とされ、譜代とは呼ばれなかった。
鷹司松平家
のように譜代大名に定義されるべき家柄であっても、?川家との血?を考慮されて親藩となることもある。一方で、
蜂須賀?裕
のように?軍の?子が養子となっても外?のままの場合もある。
御三家
、
御三卿
の庶子を譜代大名が養子としても親藩にはならないが、親藩待遇となることがあった。
本?外?である家も、分家の旗本出身で功績があって大名となった場合、譜代大名となることがある(氏倫系有馬家、稙綱系朽木家など)。また、上記以外でも血??係や幕府への功績を考慮されて譜代扱いとなることもある。これを便宜上「
願い譜代
」「譜代格」「準譜代」など呼んでいる。
?田氏
?
脇坂氏
?
遠山氏
?
??氏
?
肥前有馬氏
?
堀氏(堀直之家)
?
相馬氏
?
加藤氏(加藤嘉明家)
?
秋田氏
?
藤堂氏
などがその例である。
江?城
ではこれらの大名は家格により、「
溜間
」「
帝鑑間
」「
雁間
」「
菊間??
」(菊間??)の各
伺候席
に詰めた。
?義の?川家譜代
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]
?義の?川家譜代は、代?松平家に仕えた家や、家康に取り立てられた家を指す。これらの家は臣?した時期をさらに細分化して、「
安祥譜代
」「
岡崎譜代
」「
駿河譜代
」などと?されている。
特に最古?の安祥譜代は伺候席で厚遇され、ひとたび取り潰されても、またすぐに何らかの形で家名が再興されることが非常に多かった。ただし、安祥譜代出身でも
石川家
の
康長
?
康勝
は
?正
が出奔し
豊臣家
に仕えた後に
?ヶ原の?い
で東軍についたという??のため、外?大名とされた。
譜代分類の諸?
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]
- 『
柳?秘鑑
』では、安祥譜代(7家)、岡崎譜代(16家)、駿河譜代の3?別、そのほか後世追加された家の4種類に分別している。
- 『
三河物語
』(
大久保忠?
著)では、安祥譜代、山中譜代、岡崎譜代という3つの譜代?別に記載があり、柳?秘鑑と同?に、最古?の安祥譜代は、
信光
、
親忠
、
信忠
、
?康
、
?忠
に仕えた家臣という。また、山中譜代および岡崎譜代とは、?康が、
山中
?岡崎を攻略して本領とした時代からの家臣という。
- 『
三河後風土記
』の松平?康の項目では、安祥の七譜代、或は岡崎山中の譜代という記述が見える。
なお、上記とは別に後世の?者の?究書には「
松平?譜代
」「岩津譜代」なる用語が散見されるが、『柳?秘鑑』『三河物語』いずれにもこれらの用語の記載はない。?川家の母?となったのが安祥松平家であるため、?史的には安祥松平家に仕えていた家臣を最古?とし、他の松平の分家に仕えていた家臣を次としている。松平?譜代、岩津譜代は、安城松平家を含む松平氏全?を考えて?究者が新たに定義した用語で、?史的用語ではない。
また、上記の江?時代に書かれていた書物による分類も?時の認識によるものであり、それが?史的事?かどうかは別問題である。例えば、『三河物語』の著者である大久保忠?は、大久保氏を安祥譜代と書きながら、一族の具?的な事績を記すのは、松平?康の山中攻略以降のことである。これは、大久保氏が?際には松平?康の時代に初めて仕えた山中もしくは岡崎譜代の家柄であった事?を?したものだとする?がある
[1]
。
『藩翰譜』による親疎分類
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"譜代大名"
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NDL
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ジャパンサ?チ
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2017年10月
)
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- 形原、深溝、能見(2家)、大給(3家?石川松平を含む)、?井、藤井(2家)、長?(2家)
- 水野(3家)、久松(4家)、?山
- 酒井(忠次系2家)、本多(忠勝系5家)、本多(康重系)、本多(成重系)、本多(康俊系2家)、井伊(2家)、?原、大久保、石川(2家)、鳥居(2家)、?藤(6家)、植村(家政系)、植村(泰勝系)、安倍、渡?、?田(康長系)、?田(尊次系)、?田(一西系)、牧野(康成系2家)、牧野(信成系)、松井、三宅、西?、土岐、高木
- 酒井(重忠系4家)、土井(3家)、阿部(3家)、?山(2家)、永井(3家)、安藤 板倉(2家)、井上(2家)、森川、久世、?垣、西尾、三浦、米津、伊丹
- ?平(2家??平松平を含む)、小笠原(秀政系4家)、小笠原(信嶺系)、岡部、諏訪、土屋(2家)、屋代、丹羽(兵次系)、山口、加?爪、北?、秋元、?葉(正成系)、堀田(2家)、太田、朽木、?田、柳生、小堀
譜代大名の役割
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第一に譜代大名は、
老中
?
若年寄
をはじめとする幕閣の要職に就く資格があることである。
江?幕府
は?軍家の
家政機?
であるという建て前上、幕閣の要職には、幕末及び
越智松平家
の例外を除き、譜代大名以外からは登用しない慣行が不文律として?格に守られた。親藩出身者を幕府の役職に就任させたり、外?の大藩を政治顧問として幕政に??させないのが、?川政?の大きな特?でもある。
保科正之
の4代?軍
家綱
の後見は例外的だとする指摘もあるが、この後見も何らかの幕府の役職に就任して行われたものではない。正之は
大老
または、きちんとした役職としての?軍後見役に任じられていたという?もある。しかし、この時点では保科家=後の
?津松平家
は親藩ではなく譜代扱いされていたので、親藩大名が幕府要職についた例には?たらない。
もう一つの譜代大名の役割は、外?大名を監視することである。外?大名が置かれているときは、同じ??にいる譜代大名は、
?勤交代
で同時に江?表には在府させず、必ず在所(?許)に?る譜代大名を置いた。もっとも、外?大名が「
?持大名
」で、1ヶ?の全てを知行しているときは、近隣の譜代大名や、親藩がこれに?たった。
十八松平と久松松平
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江?幕府では、?川家康の男系親族である
十八松平
のうち大名になった者は、親藩ではなく譜代大名とする。十八松平は、家康の祖父である
松平?康
の時代までに分家したル?ツを持つ十八家である。これらは?東入部以降「御一門」と呼ばれた。
家康の異父弟の家系の
久松松平家
も、親藩ではなく譜代大名(一門の格)である。例えば、
松平定信
は
田安?川家
に生まれたが、
陸??
白河藩
の久松松平家に養子に入ったため、譜代大名として老中となり、
?政の改革
にあたることになった。
久松松平家の諸系統のうちで最も有力であった、
伊予?
松山藩
主と
伊勢?
桑名藩
主(一時
高田藩
→
白河藩
)の家系は、譜代大名ながら
田安宗武
の子の
定?
?
定信
を養子として藩主を?がせたので、親藩待遇となった。
その他の久松松平家の諸藩
はあくまで譜代大名である。
譜代大名の一?
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松平氏以外の順番は『柳?秘鑑』に準じた。ただし
準譜代大名
(江?時代に?別は無かったため譜代扱い)は上記?該項目を?照。
- 6家しか?載されていない。上記に?げた阿部、石川、?山が含まれていない。
- 柳?秘鑑では15家しか記載されていないが、安祥譜代7家の別例の平岩氏を含んで、16家の意味か?
主な譜代大名の領地
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?連項目
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]
脚注
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- ^
村岡幹生「松平氏〈有?人〉の系譜と?川〈正史〉のあいだ」平野明夫 編『家康?究の最前線』(洋泉社、2016年)。後、村岡『??期三河松平氏の?究』(岩田書院、2023年)所?。2023年、P33.