?軸?
（すうじくこく、
?字?
：
樞軸國
、
?
:
Achsenmachte
、
?
:
Les forces de l'axe
、
伊
:
Potenze dell'Asse
、
英
:
Axis powers
）とは、
第二次世界大?
時に
連合?
と?った諸?のことである。
具?的には
ドイツ
、
イタリア
、
日本
の
日?伊三?同盟
を中心に、
ハンガリ?
、
ル?マニア
、
ブルガリア
の
東?
諸?、さらに
フィンランド
、
タイ
などの?が含まれる
[1]
。他に連合?が承認していない?家としては、
フィリピン第二共和?
、
ビルマ?
、
スロバキア第一共和?
、
クロアチア?立?
、
?洲?
、
中華民?南京政府
などがあるが、これらは全て日?伊などの
傀儡政?
とされるため、?軸?には含まれない場合もある。
ヴェルサイユ?制
における
植民地
を「持たざる?」であることと
反共主義
を共通の基盤としていた
[2]
。
前史
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アドルフ?ヒトラ?
率いる
ナチス?
政?下の
ドイツ
と、
ヴィット?リオ?エマヌエ?レ3世
?王の元、
ベニ?ト?ムッソリ?ニ
率いる
ファシズム
?制下の
イタリア王?
はどちらも類似した
?威主義
的?制であり、思想的に近いものがあった。しかし??の?係は必ずしも良好ではなく、
1934年
にヒトラ?とムッソリ?ニの初?談が行われたときも特に成果は生まれなかった。この?談直後の6月24日に、
ハンガリ?王?
の首相
ゲンベシュ?ジュラ
は、「ベルリンとロ?マとは、
?軸
の?端を成している」と演?を行い、??の?係が均衡?態であることがヨ?ロッパの平和につながると語っている
[3]
。しかし同年7月に、
オ?ストリア?ナチス
?主導による
オ?ストリア
の首相
エンゲルベルト?ドルフ?ス
の
暗殺
事件が起こると、ドイツとイタリアの間には緊張?態が生まれた。
ベルリン?ロ?マ?軸
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]
1935年
、イタリア王?が
エチオピア
に
侵攻
（
第二次エチオピア??
）すると、イタリア王?は
?際社?
から激しく非難された。オ?ストリアの合邦（
アンシュルス
）のためにイタリアとの???係改善を望んでいたヒトラ?は、この期に??の?係を改善しようと動き出した。
1936年
9月、ドイツは
無任所相
の
ハンス?フランク
をイタリアに派遣し、首相である
ベニ?ト?ムッソリ?ニ
の訪?を要請した。しかし、ムッソリ?ニは外相の
ガレアッツォ?チャ?ノ
を訪?させると?言したにとどまり、自身の訪?は明言しなかった。10月にチャ?ノが訪?し、ヒトラ?と?談した。この?談ではいくつかの合意が行われたが、
?約
や
協定
が結ばれたわけではなく、特に重要な?係が成立したわけではなかった。
しかしチャ?ノが??すると、ムッソリ?ニは次のような?明を出した。
チアノ外相のベルリン訪問によって、多くの問題について?伊??間に諒解が成立したが、そのうちの若干は現下の?際情勢において特に重要なものである。
このドイツとイタリヤを結ぶ絆、ロ?マ＝ベルリン線は他?を隔てる隔壁ではない。協調と平和の意志を持つすべてのヨ?ロッパ諸?が、その周りを回ることができる?軸である。
?
?島襄
?、第二次世界大? ヒトラ?の?い
文春文庫
刊 1? P497
この後、「ロ?マ?ベルリン?軸」という言葉は??の?係を表す言葉として世界に浸透した。この?言をヒトラ?は、?態のない合意を大げさに見せるムッソリ?ニの
パフォ?マンス
と見ていた。翌
1937年
9月にはムッソリ?ニの訪?が行われ、??の協調?係が?まるにつれ、?軸の語は?く使われるようになった。
1938年
3月のオ?ストリアの?合後、5月にヒトラ?はイタリアを訪問した。すでにドイツの優勢は明らかであり、各?新聞の呼?も「ベルリン?ロ?マ?軸」と改められた。
1939年
5月22日には?約が結ばれ、??の協力?係は
軍事同盟
に?展した。この?約は通?『
鋼?協約
』と呼ばれる。
日本について
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日本は1936年（
昭和
11年）11月に?際政治上の??的?果はともかくとして
日?防共協定
を結び、さらに1937年（昭和12年）11月の
日?伊防共協定
の成立によって、日?伊3?の?係についてロ?マ?ベルリン?東京?軸という言葉が生まれたとされる。防共協定成立?初は、
英
?
?
との
外交
?係への配慮から防共が?調されていたようだが、
?洲?
問題、
?際連盟
からの?退と?際社?で孤立を深めていた日本にとって?伊??は?少ない友好?であった。また、?際政治上は現?維持を指向する英??に?し"
持たざる?
"として武力による
領土
?大を目指す傾向に加え、さらに??政治上は
大正デモクラシ?
の時代が終わり、反民主主義?反自由主義的傾向を?めつつある日本は?伊と?制的にも近い?と、互いにあるいは?際的にもみなされるようになった。1937年（昭和12年）の日?伊防共協定の成立時、
東京市
?でそれを祝う
提?行列
が起きたとされる
[4]
が、1938年12月にはラジオ番組中の?
大建設の歌
?〈
柴野?亥知
作詞〉の中で「防共は東西一に?軸は今や?たり」と唄われ
[5]
、その意識は相?程度?められていたと考えられる。これは、多少の紆余曲折はあったものの1940年9月の
日?伊三?軍事同盟
に至る。その後、
第二次世界大?
中において日?側にたった交??は?軸?とよばれた。
第二次世界大?
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]
第二次世界大?における?軸?は連合?と
交?
した??であるが、?軸?全?で統合された??指導は最後まで行われなかった。このため
ドイツの?ソ開?
や
日本の?米開?
は事前に通知（
宣?布告
）されておらず、交?相手も統一されていないなど、?軸?の足?みが?うことは無かった。
1939年
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]
1939年
に勃?した
ポ?ランド侵攻
に?加した?軸?はドイツとその影響下で?立した
スロバキア共和?
のみであった。
1940年
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]
1940年
に行われた
ドイツによるフランス侵攻
が成功すると、イタリアと、前年にイタリアの侵攻を受けて同君連合を形成していた
アルバニア王?
も?軸?に加わり、連合?に
宣?布告
した。8月16日に行われた
第二次ウィ?ン裁定
によって、ドイツは
ル?マニア王?
への
駐屯
?を獲得し、ル?マニアを?軸?の影響下においた。
9月には
日?伊三??約
（以降、『?軸?約』と表記）が結ばれた。ただし、この時点ではこの?約に加入することは?軸?として??することと同じではなかった。11月には
ハンガリ?王?
、ル?マニア、スロバキアが『?軸?約』に加入した。
1941年
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]
1941年
3月1日
、ドイツ軍は
ブルガリア王?
に進駐して『?軸?約』に?加させた。
3月25日
、ユ?ゴスラビア王?も『?軸?約』に?加したが、2日後の
3月27日
にはク?デタ?が?生した。ユ?ゴスラビア新政府はドイツとの協調?係を維持すると?明したが、ヒトラ?は許さず
ユ?ゴスラビア侵攻
に踏み切った。?後、ユ?ゴスラビアはハンガリ?、ブルガリア、ル?マニア、アルバニア、そして?立した
クロアチア?立?
と
セルビア救?政府
、
モンテネグロ王?
によって占領された。
6月22日
、
?ソ?
が始まった。ハンガリ?、ル?マニア、クロアチアも??し、さらに
冬??
でソ連の侵略を受けていた
フィンランド
も7月10日に??した（
????
）。?ソ?開始の際にヒトラ?はフィンランドを同盟?と呼んだが、?際にはフィンランドはドイツと同盟を結んでおらず、あくまで
共同???
であるという主張を行っていた
。しかしフィンランド領?にはドイツ軍が駐屯しており、11月25日に防共協定に?加している。フィンランドはソ連側からの講和交?を拒絶し、イギリスによる宣?を受けている
。
12月8日
、日本は
コタバル
上陸（
マレ?作?
）及び
?珠?攻?
を行い、
アメリカ合衆?
とイギリスに宣?布告した。
オランダ政府は12月10日に日本政府に?して「日本がオランダと密接不可分の?係にある米英??に?し?端を開いたので、日蘭間に???態が存在するに至った」と通告した。12月11日、ドイツは?約上の??義務は無かったがアメリカに宣?布告し、他の?約?加?も追?した。しかし日本はソ連との間に
日ソ中立?約
を結んでおり、ソ連に宣?することはなかった。
日中??
で日本と交?中であった
中?
は日本とドイツ、イタリアに?して正式に宣?布告を行い、連合?に加入した。
12月11日
には
日?伊??不講和協定
が結ばれ、?軸?陣?が成立した。また同日、日本と
タイ王?
の間で
日泰攻守同盟?約
が結ばれた。
1942年
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]
1月8日
、?約締結に反?したイギリス軍とアメリカ軍がタイに?して攻?を行った。このため
1月25日
にタイ王?はアメリカ?イギリスに?して宣?布告した。11月21日、北アフリカの植民地を失ったヴィシ?政?に業を煮やしたドイツは、フランス全土を占領した（
アントン作?
）。
1943年
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]
前年からの
スタ?リングラ?ド攻防?
はドイツの敗北に終わり、?軸?にとって?局は?化の一途をたどるようになった。フィンランドはこの時期からアメリカを仲介としてソ連と休?交?を行っている
。
7月24日
、イタリア王?でク?デタ?が?生した。ムッソリ?ニは逮捕?監禁されたがドイツによって救出された。
9月8日
、
イタリア王?
は連合?との休?協定締結を?表したが（
イタリアの降伏
）、
9月23日
にはドイツによってムッソリ?ニを首班とする
イタリア社?共和?
が成立し、?軸?として??を?けた。またアルバニアはドイツの占領下に置かれ、ドイツ主導による
傀儡政?
の統治下に置かれた。
10月3日
、イタリア王?はドイツに宣?布告した。
10月21日
、日本の支援の下
自由インド?政府
が成立した。自由インド?政府軍はインドの宗主?であるイギリスに?して??を行った。
11月16日
、
大東??議
において
大東?共同宣言
が宣言された。この宣言は「大東亞各國ハ相提携シテ大東亞戰爭ヲ完遂シ」とあるように、日本と同盟しアメリカ?イギリスと?うという?容であった。この際、日本は?議?加?に?して米英への宣?布告を要求した。
ビルマ?
はイギリス?アメリカに宣?布告したものの、
フィリピン第二共和?
は宣?を拒絶した。
1944年
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]
この年の後半になると東部?線は崩?し始めた。8月24日、ル?マニアはク?デタ?によって連合?側につき、ドイツに?して宣?布告を行った。9月9日にはブルガリアでもク?デタ?が?生し、連合?側について?軸?に宣?した。9月19日、
????
を?っていたフィンランドはソ連と休??約を結んだ。その後フィンランドは駐留ドイツ軍と交?した（
ラップランド??
）。10月15日にはハンガリ?も?ソ休?を?表しようとしたが、ナチス?ドイツと親?派の
矢十字?
が共謀するク?デタ?である
パンツァ?ファウスト作?
によって「
?民統一政府
」が成立し、?軸?側に留まった。
西部?線でも8月26日に
パリが連合軍によって奪回
されるなど、ヴィシ?政?とドイツによるフランス支配は終焉を迎えた。
1945年
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]
3月、日本は支配下に置いていた
?領インドシナ
から
ベトナム帝?
、
ラオス王?
、
カンボジア王?
を?立させ、傀儡政?を樹立した。しかしヨ?ロッパは完全に連合?側の手に落ち、?州の?軸?は次?と降伏し、?落していった。
4月25日
には
イタリア社?共和?
が崩?し、
5月8日
にはドイツ軍が降伏した。最後に?った日本も
ソ連?日??
を受け
8月15日
に降伏受け入れを表明し、
9月2日
には正式な
降伏文書
調印を行った。
?軸?の一?
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]
?軸?
[
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]
?軸?の影響によって成立した?家?政?
[
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]
これらの?家?政?はいずれも?軸?諸?の
傀儡?家
として、特にドイツおよび日本の?い影響下にあり、??から?軸?の勢力が消滅した時点で崩?している。現在、これらの政?は、現存する?家につながる正統な政?であったと見なされていない（
?承?
）。
宣?布告を行った政?
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]
宣?布告を行っていない政?
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]
?軸?の影響によって成立した組織
[
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]
?軸?寄りの中立?
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]
?軸?の占領下にあったが?軸?と見なされない?
[
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]
?軸?寄りの態度をとった?
[
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]
備考
[
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]
?後における?軸?
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]
連合?軍の占領下に置かれ、連合?による?政の指導を受けた。また主立った?軸?は?後の
?際連合
の
敵??項
で「?敵?」として不?に指定され、?連の原加盟?になることができなかった。日本、ドイツ、イタリア、ブルガリア、ハンガリ?、ル?マニア、フィンランドがこれに該?するとされている
[10]
。タイは
自由タイ抗日運動
などの活動が認められ、敵?とはならなかった。また、連合?の植民地や?軸?の占領地に成立した?は現存する?家につながると見なされておらず、敵?扱いを受けていない。
脚注
[
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]
?考文?
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]
- 百?宏
「第二次大?中のソ連のフィンランド政策 : ?後への展望によせて (I) (20周年記念?)」『スラヴ?究』第20?、北海道大?、1975年、97-113頁、
NAID
110000189249
。
?連項目
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]
外部リンク
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|---|
| ?史
|
|
|---|
| 人物
|
|
|---|
| 政治
|
|
|---|
| 分野別項目
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|---|
| 軍事
| |
|---|
| ?際?係
| |
|---|
| ?連項目
| |
|---|
| 迫害
| |
|---|
| 反ナチ運動
| |
|---|
|
|
|
|---|
| 影響
| |
|---|
| 起源
| |
|---|
| 組織
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|---|
| コンセプト
| |
|---|
| 文書
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|---|
| 人物
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| 主な出?事
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| ?連項目
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