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ハングル

出典: フリ?百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ハングル?チョソングル
類型: 表音文字 , 素性文字 , アルファベット
言語: 朝鮮語 , ?州語 , チアチア語 , 台?語 ( 台?語ハングル 英語版 )
?明者: 世宗
時期: 1443年 - 現在
親の文字?系:
調音器官模倣
  • ハングル?チョソングル
Unicode範? :
ISO 15924 コ?ド : Hang, 286
注意 : このペ?ジは Unicode で書かれた ?際音?記? (IPA) を含む場合があります。
テンプレ?トを表示
大韓民国の旗 ハングル
各種表記
ハングル 한글
?音 ハングル
RR式 Han(-)geul
MR式 Han'g?l
英語 表記: Hangul (Hangeul)
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朝鮮民主主義人民共和国の旗 チョソングル
各種表記
チョソングル 朝鮮글
?音 チョソングル
RR式 Joseon(-)geul
MR式 Chos?n'g?l
英語 表記: Chos?n'g?l
テンプレ?トを表示

ハングル : 한글 )および チョソングル : 朝鮮글 )は、 朝鮮語 を表記するための 表音文字 素性文字 )である。

1443年 李氏朝鮮 第4代?王の 世宗 が、 訓民正音 : 訓民正音 、略?: 正音)の名で 公布 した。意味は「偉大なる(ハン)?文字(グル)」である [1] が、「ハン」を「 大韓帝? 」の「 ハン 」とする?もある [2]

呼? [ 編集 ]

現代の 大韓民? では ハングル 朝鮮民主主義人民共和? では朝鮮文字の意で チョソングル 朝鮮글 )または チョソングルチャ 朝鮮글字 )もしくは我?の文字の意で ウリグル 우리 글 )と呼ぶ [3]

ハングル制定時の正式名?は 訓民正音 であったが、?初から卑語(朝鮮語)の文字という意味で「 諺文 オンムン ハングル表記: 諺文 )」と呼んだ [1] [4] 。また、知識のない平民たち、女や子供が使う卑しい文字として「アムクル( 암클 、「女文字」の意)」、「アヘグル( 아해글 、「子供文字」の意)」とも卑下されてきたといわれるが [4] 、解例本に「諺」が通常語彙としてあるように、必ずしも卑?ではないとする見解もある [1] 。朝鮮時代後期には、ハングルの名?は非常に多?に現れていて、訓民正音、正音、諺文、諺音、諺書、諺字、訓音、訓文、訓字、東音、東文、アムクル(암클)などと呼ばれていた [5]

諺文という卑下した名前を嫌って [6] 「ハングル」の語が使われるようになったのは、1900年代である [7] 周時? は1913年に、朝鮮語の?究?の名前を「ハングルモ」としている [8] 。朝鮮語のロ?マ字表記の1つである M-R式 を考案した マッキュ?ン ライシャワ? は、1939年?時に 朝鮮語?? が「ハングル」、朝鮮語??究?が「チョンウム(正音)」の語を使っていると述べている [9] (なお、この論文ではハングルのハンを「一」と解?して、Unified System と??している)。近代開化期には、現在韓?一般的に用いられているハングル(한글)、現在北朝鮮で一般的なチョソングル(朝鮮글)の他、?文(國文)、?語(國語)、ハンマル(韓末)、ハンナラマル(漢나라말)、ペダルマルクル(배달말글)、朝鮮言文(朝鮮諺文)、ハンナラクル(한나라글)、朝鮮語(朝鮮語)、朝鮮語文(朝鮮語文)などと呼ばれていた [5]

ラテン語表記では「Hangul」と表記されることが多いが、近年は 2000年式 に準?した「Hangeul」という表記も使われている。英語?では「Korean Alphabet」と呼ぶこともある。

中?では「諺文( 簡?字 : ?文 ; ?音 : yanwen ; 注音 : ?????? )」もしくは「韓文」「朝鮮文字」と呼ぶ。

上述のように朝鮮で訓民正音を古くは 諺文 (諺文〈オンムン〉)とも呼んでいて、日本では 諺文 (本?の音?みでは「げんぶん」だが、朝鮮語由?の訛りで「おんもん」)と呼んだが、現代の日本では ハングル と呼ぶ [10] [11] 。また 朝鮮文字 とも呼ぶ [12] [13] [14] 。「ハングル文字」の呼び方も存在するが本?は 重言 となる。

?史 [ 編集 ]

ハングルの創製?反?派との?立 [ 編集 ]

朝鮮半島 では、 15世紀 半ばまで、自民族の言語である 朝鮮語 を表記する固有の文字を持たず、知識層は 漢字 を使用していた。 口訣 (こうけつ?くけつ)? 吏? (りとう)など漢字を借りた表記法により?片的?暗示的に示されてきた。

李氏朝鮮 第4代王の 世宗 は、 朝鮮 固有の文字の創製を積極的に推し進めた。しかし、その事業は?初から 事大主義 の保守派に反?を受けた。世宗が設立した諮問機?の 集賢殿 副提?だった崔萬理は 1444年 に上疏文で、「昔から中?の諸地は風土が異なっても方言に基づいて文字を作った例はない。ただ モンゴル パスパ文字 )? 西夏 西夏文字 )? 女? 女?文字 )?日本(?名)? チベット チベット文字 )のみが文字を持つが、これらはみな 夷狄 (野?人?未開人)のなすことであり、言うに足るものではない」「漢字( 中?文字 )こそ唯一の文字であり、民族固有の文字など有り得ない」と反?した。しかし、 世宗 はこのような反?を「これは文字ではない( 中?文化 に?する反逆ではない)、訓民正音(漢字の素養がないものに?音を?える記?)に過ぎない」と押し切り [15] 鄭麟趾 など集賢殿?の新進の?者に命じて 1446年 訓民正音 の名でハングルを頒布した。「民を訓(おし)える正しい音」の意である [16]

なお、この点に?して異?がない?でもない。 ソウル大?校 ?文?科?授の朴?浩によると、世宗が一人で作った可能性が高い。『 朝鮮王朝?? 』の世宗25年( 1442年 )12月の?に、「ハングルを創製した」と短く記載されている。ハングルという言葉の文?初出であるが、もし集賢殿の?者たちの協力のもとハングルを創製したのならばその過程も詳しく記載されているはずである。朴?浩は、反?派の臣下がいることを懸念して世宗??でハングルを創製し、その後ハングルで書かれた書籍の編纂などに集賢殿の?者を動員したと考えている [17]

1543年 、王命 [18] によって刊行された『 列女? 』のハングル??版

燕山君による禁止政策以降 [ 編集 ]

1504年 燕山君 の暴政を誹謗するハングルの張り紙が各地で?見され、燕山君はハングルの?育や?習を禁止し、ハングルの書籍を?却、ハングルを使用する者を??した [19] 。世宗時代に設置されていた正音?は 中宗 年間の 1507年 に閉鎖されたが、ハングルの使用自?は禁止されることなく、一部高官には書記手段として用いる者もいた。1490年に軍官の羅臣傑(1461年 - 1524年)が妻の孟氏に送ったハングル書簡は現存最古のハングル書簡であり [20] 、1998年に 慶?北道 安東 で?掘された李?台( 1556年 - 1586年 )の墓で亡くなった夫の死を悼む妻からのハングル書簡が?見された。『ウォンの父へ???丙戌(1586年)6月』と始まる長文の手紙である。また17世紀に宋奎濂が自分の下男のキチュック(己丑の意)に書いた書簡などが?っている。一方、ハングルは支配層でも使われたケ?スもあり、王室をはじめ王?王妃の勅令や臣民への?言、王?王妃と公主のハングル書簡?王族同士のやりとりしたハングルの手紙も?っている [21] 。また、宮廷や ?班 階級におけるハングルの使用もあり、?王の記したハングル書簡としては 宣祖 の『御筆諺簡』( 1603年 )筆?文?が現存している。 李珥 、?好文、金?容ら?班の文化人の一部が 時調 (詩歌)を詠む際にハングルが利用された。 文定王后 ? 仁穆王后 などの諺文勅令や 明聖王后 が都落ちする儒?者の 宋時烈 を引き止めるハングル書簡、1839年に 憲宗 の祖母?純元王后によるキリスト?禁止令である『斥邪綸音』をハングルで書いて公布した。

孝宗 と三女?淑明公主のハングル書簡のやり取り。左側は淑明公主が父の孝宗に、右側は娘への返事
正祖 が8?の時に叔母?閔氏(洪?仁の妻)に書いたハングル書簡

ハングルでの出版 [ 編集 ]

ハングルはまず、?案者である世宗のもと?家的な出版事業において活用された。ハングルの創製直後 1447年 には王朝を?える頌歌『 ?飛御天歌 』、?迦の功績を?えるため世宗自ら書いた詩歌集の『月印千江之曲』 [16] 、世宗の命により 首陽大君 が編纂した?迦の一代記である『 ?譜詳節 [16] が相次いで刊行され、次いで 1448年 には韻書『 東?正韻 』を刊行した。その後も?家によるハングル文?の刊行は?き、諺解書(中?書籍の??書)を中心にその分野は?典?儒??連書??用書など多岐にわたる。刊行された書籍は各地で覆刻され版を重ねることが少なくなかった。 世祖 の書簡『 上院寺御牒 』(1464年)もハングルである。

  1. ?典 :李朝初期には刊?都監が設置(1461年)され?典??が盛んに行われた。その後、?家によって??が??されはじめたにもかかわらず、『 楞?? 諺解』(1461年)、『 法華? 諺解』(1463年)、『 金剛? 諺解』(1464年)、『 般若心? 諺解』(1464年)、『 円?? 諺解』(1465年)など、15世紀中頃に多くの?典が刊行された。
  2. 儒??連書 :李氏朝鮮が儒?を??としたことにより、儒??連書は李朝を通して盛んに刊行された。四書五?などの??本として『?? 小? 』(1517年)、『 大? 諺解』(1590年)、『 易? 諺解』(1606年)、『 詩? 諺解』(1613年)などがあり後世に重刊本も刊行された。また『 三綱行?? 諺解』(1481年)は儒?の民衆?化書として各種の版本が李朝後期まで何度も重刊されている。
  3. ?用書 :『 救急方諺解 』(1466年)、『 救急簡易方 』(1489年)、『 牛馬羊猪染疫治療方 』(1541年)、『 分門瘟疫易解方 』(1542年)などの?書?家畜防疫書がたびたび刊行されている。また、通?官養成所である司?院からは日本語?習書『 伊路波 』(1492年)、中?語?習書『 ??老乞大 』(16世紀)、 ?州語 ?習書『 ?語老乞大 』(1704年)、 モンゴル語 ?習書『 蒙語老乞大 』(1741年)などハングルで音を示した外?語?習書が刊行された。
  4. 文?作品 :ハングル創製初期以降にも『 杜詩諺解 』(1481年)などの??漢詩集が刊行されている。ハングル使用が?家レベルで禁止された 中宗 以降にも、 金絿 (1488年 - 1534年)の「花田別曲」、 李賢輔 の「漁夫歌」、 李滉 の「陶山十二曲」の詩歌、 許筠 の小?『 洪吉童? 』、また日記文?『 癸丑日記 』『 春香? 』『 沈?? 』など パンソリ を起源とする小?がハングルによる書籍として刊行された。

韓??合以前のハングル [ 編集 ]

石幡貞 「朝鮮?好余?」(1878年)には「朝鮮?文字有二?。曰?文?漢字也。曰諺文是??字。…以其易?、民皆便之。而政府公文措之不用。(朝鮮には2種の文字がある。?文というのが漢字であり、諺文(※ハングルのこと)というのが?の字とされる。…?びやすいので、民衆は皆これ(※諺文)に慣れている。しかし政府は公文書ではこれを用いない。)」とある [22]

鈴木信仁 「朝鮮紀聞」(1885年)には「貧賤の者は諺文のみを習ひ?かに通用に便するものなり。貧?にして筆墨を買ふの資なきものは砂を盆に盛て字を習ひ或は河海の浜に往き平坦の石面に大字を習ふ事あり。」とある [23]

石井?堂 (民司) 「朝鮮?童?談」(1891年)には「又此?には、諺文とて、?名九十九字あれども、一般に用ひるもの少なく、書?等にのみ用ひ居れり。」とある [24]

イザベラ?バ?ド 「朝鮮?地紀行」(1898年)には「私は、川上に居る下層社?の非常に多くの男の人たちが、朝鮮固有の筆記文字〔諺文〕を?める事に?付いた。」とある [25]

井上角五? 先生?」(1943年)には「…それで朝鮮では上流社?は漢字ばかりで綴った漢文を用ひて棒?にし、下流社?は諺文ばかりで文を綴っていたのである。」とある [26]

漢字?ハングル混淆文 [ 編集 ]

1874年(明治7)、日本と朝鮮の外交文書 [27] で、日本の漢字かな交じり文に相?する 漢字?ハングル混淆文 が用いられている。

大衆出版とハングル [ 編集 ]

公文書のハングル使用は、 甲午改革 の一環として1894年11月に公布された勅令1?公文式において、公文に?文(ハングル)を使用することを定めたことに始まった。

朝鮮初の近代 新聞 (官報)である『 漢城旬報 』(1883年)の?刊である『 漢城周報 』(1886年創刊)では、漢字混合文(通?「?漢混用文」)を基本とする一方、?容によっては 漢文 もしくはハングルのみによる朝鮮文で記述された。

『漢城周報』の特筆点は、ハングルで書かれた最初の新聞であったこととともに、「 ?漢文 」と呼ばれる文?が採用されたことである。このような 韓?式の「?漢文混用文」の原型となったのは、兪吉濬の《西遊見聞》(1895)とされている。 しかしながら、?漢文は漢文の素養を必要とする文?であったため、一般に?く流布するには至らなかった。

1896年に創刊された『 ?立新聞 』はハングルと英文による新聞であった。これは分かち書きを初めて導入した点でも注目される。ハングル分かち書きに大きく貢?した人物は、スコットランド人の ジョ?ン?ロス (John Ross, 1842~1915)である。

1890年代後期に訪朝した イザベラ?バ?ド は、その?時諺文(En-mun)と呼ばれていたハングルについて、いまだ知識層からは蔑視されてはいるが、1895年1月に漢文諺文混合文が官報に現れて以?、?王による?立宣誓文をはじめ、一部を除く公式文書に正式に採用され、諺文による書物も徐?に?えつつあると描?し [28] 、今後、諺文による?科書と?師の育成が待たれるとしている [29] 。また、上流階級の女性は諺文が?めるが、女性の識字率は極めて低く、1000人に2人であろうとする一方 [30] 漢江 沿いで出?った下層階級の男たちの多くは諺文が?めたと述べている [31]

1905年韓?保護?約(第二次日韓協約)後、伊藤博文は自ら朝鮮半島に渡り、1906年初代韓?統監に就任。理想的に?家を立て直すため、まず「?校?育の充?」を最優先で?施。そのために、日本銀行から500万円を借欺し、そのうち50万円を?育の振興に充てた [32] 。それにより、1906年に 周時? が『大韓?語文法』を、1908年に『?語文典音?』を出版した。また崔光玉の『大韓文典』と 兪吉濬 の『大韓文典』(崔光玉の『大韓文典』と同名)、1909年に金熙祥の『初等?語語典』、周時?の『?語文法』などが出版された。

「ハングル」という呼?が文?上に初めて現れるのは 大日本帝? による 韓??合 以降の 1912年 のことであり、周時?に始まる [33] [注 1] 韓??合 時代の 朝鮮?督府 は「諺文」(おんもん)と呼び、1912年に普通?校用諺文綴字法 [34] を制定し、1921年には周時?の弟子らが 朝鮮語?究? を結成し、?督府と協力して1930年には正書法 諺文綴字法 を制定した [35]

1920年からは?合下で タクチ本 が多?出版され、?書が朝鮮半島で大衆化?近代化する決定的な契機になった。 [36] [37] 1933年、 朝鮮語綴字法統一案 が出され、これが韓?での ハングル正書法 (1988年)のもととなった。北朝鮮では1954年に 朝鮮語綴字法 、1987年に 朝鮮語規範集 が出された。

日本統治時代のハングル [ 編集 ]

日本統治時代になると?班層のハングル蔑視?力が一掃されたため、ハングルは積極的に?育に用いられるようになる [38] 。ハングルは朝鮮半島における平?名として引き?き用いられたが、太平洋??が始まると皇民化政策で朝鮮語のみの?育は?止され [39] 「街中でも家庭でも?語(※日本語のこと)を常用しない?生がいるときは、?校?局と連絡を取って?重に?罰」といった日本語普及方針がとられた [40] 。ハングルについては、太平洋??中も引き?き朝鮮半島において官民で漢字混じり文で用いられたが、漸次的に平?名?片?名利用で縮小していくようにする方針を決めていた [41] [42]

日本統治以前は識字率が低かった、日本語もハ ングルも解?できない人口が77%に達していたと言われており、日本統治で?育に力を入れ、識字率を上げた事?がある [43]

創製原理 [ 編集 ]

ハングルの創製の原理を記した『 訓民正音解例本 』ではハングルの母音と子音を 陰陽五行 に基づいて創っていると記されている。 また同書の序文では「賢い者は朝の間に、愚かな者だとしても十日なら十分に?んで習うことができる」と記されている。

母音 [ 編集 ]

陰陽 の原理に基づいて創られた。

  • 基本母音は‘?、ㅡ、ㅣ’で、‘?’は陽にあたる「天」を‘ㅡ’は陰にあたる「地」を、‘ㅣ’は陰と陽の中間にあたる「人間(人)」の形から模っている。
  • 天地人は 檀君思想 から由?したもので宇宙や万物を構成する主要な要所の「天(?)」と「地(ㅡ)」と「人(ㅣ)」を意味する。
  • 『訓民正音解例本』によると‘ㅏ、ㅑ、ㅗ、ㅛ’は‘?’系列の母音である。
  • ‘?’の?性は陽であり、陽の特性は上に上昇、外への?張であるので上と外に点(?)を打つ。
  • ‘ㅓ、ㅕ、ㅜ、ㅠ’は‘ㅡ’系列の母音で音の?性に沿って下降と?縮を意味するので中と下に点(?)を打つ。

子音 [ 編集 ]

五行 に基づいて創られた。

  • 『訓民正音解例本』では方位と?音器官を結びつけ、該?の?音器官から音がするのを方位と結び付けている。方位は季節と結ばれ、結局音は季節と結ばれる。
  • 「春夏秋冬の?化」のとおりに子音は 牙音 (ㄱ、春)? 舌音 (ㄴ、夏)? 唇音 (ㅁ、晩夏)? ?音 (ㅅ、秋)? 喉音 (ㅇ、冬)の順に配列する。
  • 『訓民正音解例本』で基本子音をㄱ、ㄴ、ㅁ、ㅅ、ㅇ、ㄹの順に配列するのは五行の原理である。
  • 基本子音は?音器官の形から?ており、基本子音以外の字形は基本子音を元に加???書して作られた。ㄹは字形としてはㄴの?形から出たが、 半舌音 という特別な分類となっている。
子音と五行の?係
?性 季節 方位 音? 五音
牙音 ( )
舌音 ( ) ?
季夏 唇音 ( )
西 ?音 ( )
喉音 ( )

字母と文字構成 [ 編集 ]

ハングルの字母

ハングルは 表音文字 である。ひとつひとつの文字が音節を表す文字?系だが、子音と母音の字母( 姿貌 チャモ )を組み合わせて文字を構成する。このような文字?系を 素性文字 と呼ぶ?究者もいる。

子音字母は基本字母が14個、合成字母が5個の計19個、母音字母は基本字母が10個、合成字母が11個の計21個であり、基本字母は計24個、合成字母を含めた字母の??は40個である。それぞれの字母は以下の通りである。

なお、1446年 訓民正音 創製?時と現在とでは文字の構成要素も?化している( 古ハングル )。創製?時には 中期朝鮮語 の音韻を表す子音字母( [z] , [ŋ] , [?] )、母音字母( [?] )があり、?初はこれら4個を含めて基本字母が計28個あったが、これら4個は現代では用いられない。

子音(初??終?)字母 [ 編集 ]

字母 ?音(初?) ?音(終?) ロ?マ字 [44] 五音 名?(韓?) 名?(北朝鮮)



[k / ? ] [k̚] g 牙音 기역 giyeok 기윽 gieuk geu
[n] [n] n 舌音 니은 nieun neu
[t / d ] [t̚] d 舌音 디귿 digeut 디읃 dieut deu
[?] [l] r/l 半舌音 리을 rieul reu
[m] [m] m 唇音 米飮 mieum meu
[p / b ] [p̚] b 唇音 비읍 bieup beu
[s / ? / ? ] [t̚] s ?音 시옷 siot 시읏 sieut seu
(無音) [ŋ] (ng) 喉音 이응 ieung eu
[t?? / d?? / t?? / d?? ] [t̚] j ?音 지읒 jieut jeu
[t???/t???] [t̚] ch ?音 치읓 chieut cheu
[k?] [k̚] k 牙音 키읔 kieuk keu
[t?] [t̚] t 舌音 티읕 tieut teu
[p?] [p̚] p 唇音 피읖 pieup peu
[h / ? ] [t̚] h 喉音 히읗 hieut heu



[k?] [k̚] kk 牙音 雙기역 ssanggiyeok 된기윽 doen-gieuk kkeu
[t?] - tt 舌音 雙디귿 ssangdigeut 된디읃 doendieut tteu
[p?] - pp 唇音 雙비읍 ssangbieup 된비읍 doenbieup ppeu
[s?/??/??] [t̚] ss ?音 雙시옷 ssangsiot 된시읏 doensieut sseu
[t???/t???] - jj ?音 雙지읒 ssangjieut 된지읒 doenjieut jjeu

この表の終?の?音は、語末や無?子音の前での?音である。

字母「 」は音節頭の位置にあるときには子音がないことを表し、音節末にあるときには鼻音 [ŋ] を表す。

消失子音字母 [ 編集 ]

字母 ?音(初?) ?音(終?) 五音 名?
[z] - 半?音 半시옷 bansiot
[ŋ] [ŋ] 牙音 옛이응 yennieung
[?] - 喉音 여린히읗 yeorinhieut
[β] - 唇?音 가벼운비읍 gabyeounbieup
[jj] ? - 喉音 雙이응 ssangieung
[h?] - 喉音 雙히읗 ssanghieut

母音(中?)字母 [ 編集 ]

字母 ?音 ロ?マ字 [44] 陰陽 名?



[a] a 陽母音 a
[ja] ya 陽母音 ya
[ ? / ? ] eo 陰母音 eo
[j?/j?] yeo 陰母音 yeo
[o] o 陽母音 o
[jo] yo 陽母音 yo
[u] u 陰母音 u
[ju] yu 陰母音 yu
[?] eu 陰母音 eu
[i] i 中性母音 i



[?] ae 陽母音 ae
[j?] yae 陽母音 yae
[e] e 陰母音 e
[je] ye 陰母音 ye
[wa] wa 陽母音 wa
[w?] wae 陽母音 wae
/we] oe 陽母音 oe
[w?] wo 陰母音 wo
[we] we 陰母音 we
[y /wi] wi 陰母音 wi
[?j/?i] ui 陰母音 ui

合成字母の配列順序は韓?の順序によった。

この表における陽母音?陰母音は、ハングル(訓民正音)の成り立ち上のものである。現代朝鮮語における用言の活用や擬態語?擬?語における陽母音?陰母音の扱いについては、「ㅣ」や「ㅚ」が陰母音として扱われるなど、ハングルの成り立ち上の陽母音?陰母音と必ずしも一致しない部分がある。

消失母音字母 [ 編集 ]

字母 ?音 陰陽 名?
[?] 陽母音 아래아 araea
[?i] 陽母音 아래애 araeae

字母の組合せ [ 編集 ]

字母(チャモ)を2つ以上組み合わせて1文字を成す。1文字の構成は子音字母 + 母音字母あるいは子音字母 + 母音字母 + 子音字母のどちらかである。音節頭の子音字母を 初? 、母音字母を 中? 、音節末に?る子音字母を 終? または パッチム 받침 。「支えるもの」の意)と呼ぶ。

初?と中?の組み合わせ方には3つのタイプがある。

ga 中?が?長の字母(具?的には「 」)のときは、初?を左に、中?を右に配置する。
go 中?が?長の字母(具?的には「 」。古ハングルでは「 」も含む)のときは、初?を上に、中?を下に配置する。
中2
中1
gwa 中?が?長と?長の字母の組み合わせ(具?的には「 」)のときは、初?を左上に、中?を下から右にかけて配置する。

終?があるときは、これらの下に終?を置く。

中2
中1

gan

gon

gwan

このハングルの字母の組み合わせ方の由?については、 契丹小字 から取られたとする?が 西田龍雄 によって唱えられている。

終?について [ 編集 ]

終?として用いることのできる子音字母は、 dd, bb, ㅉ jj を除いた16個である。また、朝鮮語の 形態音素 表記のために、終?では2つの子音字母を左右に組み合わせる(二重終?、二重パッチム)ことがある。正書法で認められている組み合わせは、 gs, nj, nh, lg, lm, lb, ls, lt, lp, lh, bsの11種類である。これらの二重終?は、語末の場合や後に子音の?く場合、基本的にㄺ?ㄻ?ㄿは右側を、それ以外は左側を?音するが、ㄼのみはㄹと?音する語とㅂと?音する語がある。

終?は二重終?を含めると表記上は合計27種類あるが、?音としてはㄱ?ㄴ?ㄷ?ㄹ?ㅁ?ㅂ?ㅇの7種類しかない。それにもかかわらず激音字母や濃音字母などを終?に用いたり、二重終?を用いるなど??に書き分ける理由は、主に形態素を明示するためである。形態素を明示するために前述の7種類以外の終?字母(二重終?含む)を用いるケ?スは、具?的には、大きく次の3パタ?ンに分けられる。

  1. 語幹末音の直後に母音が?ることによって、語幹末音が初?として?音される場合は激音や濃音、ㅅやㅈなどの音として現れるが、語幹末音が終?として?音される場合には平音ㄱ?ㄷ?ㅂに中和される。
  2. 語幹末に子音が2つ連?している場合、語幹末の子音が初?の位置に立つときは連?する2つの子音が?方とも現れるが、語幹末の子音が終?の位置に立つときは2つの子音のうち一方が?落する。
  3. 接尾??語尾の頭音の平音が激音で現れる用言の場合。

1.は終?ㅅ?ㅈ?ㅊ?ㅋ?ㅌ?ㅍ?ㄲ?ㅆが該?し、例えば옷[옫]-옷이[오시]、밭[받]-밭에[바테]、밖[박]-밖에[바께]といった具合に、直後に母音が?たときに次の音節の初?として?音される音を示す。

2.は二重終?のうち9種(ㄳ?ㄵ?ㄺ?ㄻ?ㄼ?ㄽ?ㄾ?ㄿ?ㅄ)が該?し、例えば넓다[널따]-넓어[널버]、삶[삼]-삶이[살미]といった具合に、直後に母音が?たときに終?として?音される音と、次の音節の初?として?音される音の?方を示す。ただし、ㄳ?ㅄの場合は、?際の?音?化が[넉]-[넉씨]、[갑]-[갑씨]となるので、本?ㄱㅆ?ㅂㅆと書くべきと考えられるところを、これでは表記が煩?なので、終?ㄱ?ㅂの次に?る初?ㅅは濃音ㅆで?音されることから便宜上表記をㄳ?ㅄ(넋[넉]-넋이[넉씨]、값[갑]-값이[갑씨])としている。

3.はㅎ?ㄶ?ㅀが該?し、?際の?音?化が[조아]-[조코]、[마나]-[만치]、[구러]-[굴타]のようになる場合で、

  • 第1の例では아が後?したときは語幹の次の音節に子音が現れないのに?して、고が後?したときに激音の코として?音されている。
  • 第2の例では아が後?したときは語幹のㄴが初?で?音されるのに?して、지が後?したときは激音の치として?音されている。
  • 第3の例では어が後?したときは語幹のㄹが初?で?音されるのに?して、다が後?したときは激音の타として?音されている。

このような場合、それぞれ語幹を兆?만?굴と書いたのでは、そのまま?けて고?지?다など平音の字を書いたときに激音化が表現できない。そこでこのようなケ?スにあっては、便宜的に語幹末のㅎを想定して終?をㅎ?ㄶ?ㅀと表記し、좋아[조아]-좋고[조코]、많아[마나]-많지[만치]、굻어[구러]-굻다[굴타]といった具合に、平音が後?した場合は平音とㅎが融合して激音で?音すると考える一方、母音が後?して新たに子音が現れない場合は、そのㅎがあたかも他の終?と同?にいったん初?となった上で語中なので聞こえなくなっている(そして?語によっては二重終?の左側であるㄴ?ㄹが初?化している)と見なしたような(좋아→[조하]→[조아]、많아→[만하]→[만아]→[마나]、굻어→[굴허]→[굴어]→[구러]と見なしたような)書き方となる。つまり激音化を表現するためにㅎを終?に利用するのである。

音? 終?字 複合終?字
, ,
, , , , , ,    
, ( ),
, , , , ( )  
,  
 
   

ハングルの由?をめぐる諸? [ 編集 ]

ハングルの由?をめぐって諸?があるが、1446年9月上旬に?刊した『訓民正音解例本』にはハングルを創製した理由と陰陽の原理に基づいて子音と母音を造ったと明らかにしている。今更ハングルの字形の由?に?する直接的な論?はないが 漢字 パスパ文字 の起源?がある。

漢字の影響 [ 編集 ]

ハングルの音?系は子音字母が 三十六字母 に??するように作られているなど、 音韻? に則っており、『訓民正音』にはハングルの字形について「象形而字倣古篆」、宋? 鄭樵 の『 六書略 』の「起一成文?」を起源とする?もある [45] 。字母の字形などについては、『 訓民正音 』の「 制字原理 」に書かれていることが全てか、更に原形となるものがあるのかについて議論がある [ 要出典 ]

パスパ文字の影響 [ 編集 ]

ハングルの字形そのものの起源は上述の『訓民正音解例』の通り、象形によるもの [46] [47] だが、その他の点では パスパ文字 の影響があるという主張もある [47] 。パスパ文字は1269年に フビライ?ハン がラマ僧のパスパ(八思巴)に命じて作らせたもので、 モンゴル から支配された 高麗 時代以降、 李氏朝鮮 の時代の知識人もこのパスパ文字を習得していた [47] コロンビア大? 名??授 ガリ?レッドヤ?ド 英語版 は、「古篆」は?時「蒙古篆字」の名で知られていた パスパ文字 を指すとしている [48]

レッドヤ?ドによれば、『訓民正音』での基本的な子音字母は (k) (n) (m) (s) (?)であるが、ㅇ系を除く字母で基礎になっているものは (k) (t) (l) (p) (ts)であり、これらはパスパ文字の?(k) ?(t) ?(l) ?(p) ?(s)に由?し、 チベット文字 の?(ga) ?(da) ?(la) ?(ba) ?(sa)に由?するとしている。チベット文字は ブラ?フミ?系文字 の一つで、その起源は フェニキア文字 とされるため(さらに遡れば ヒエログリフ にたどり着く)、ハングルはフェニキア文字から派生した ギリシア文字 ラテン文字 とも同系統とされる。ㄱ ㄷ ㄹ ㅂはおそらくギリシア文字の Γ Δ Λ Β 、ラテン文字の C / G D L B と同系統であろうとしている(ㅈについては、チベット文字とラテン文字とで同系統の文字を抽出するのが困難)。また、ゼロ子音を表すㅇについては、ハングルにおいて?自に?明された字母だとしている。

なお、 フェニキア文字 にはハングルのㅇに似た機能を持つ文字としてアレフ(??)やアイン(??)があり、それぞれラテン文字の A O の由?となっている。しかし、フェニキア文字がインドに?わり ブラ?フミ?文字 となった段階でこれらに相?する文字は消失しており、ハングルのㅇは?自に再?明されたことになる。ただし、古ハングルで唇?音を表した に現れるㅇはパスパ文字にならったもの(音?はw)としている。

以上よりハングルの子音字母は、 ブラ?フミ?系文字 (究極的には ヒエログリフ )に由?するㄱ ㄷ ㄹ ㅂ ㅈと?自に開?されたㅇの計六つの字母を基本とし、 音韻? に基づいて他の字母をそれらの?形により派生させたものとなる。母音字母については、朝鮮語の音韻にあわせて?自に作られたものとしている。

ハングル成立に先立って 契丹文字 女?文字 西夏文字 、パスパ文字等の??な民族文字が先行?成立していたことが重要であり、ハングルはそれら民族文字の最終走者であり、特にパスパ文字はアジア初の?系的 表音文字 であるため、その表音文字という?想がハングル成立に巨大な刺激を?えており、ハングルがパスパ文字の巨大な影響を受け作成されたのは、 モンゴル帝? に支配されていた記憶が生?しい李氏朝鮮初期にハングルが作成されたことが傍?であるという [46] [49]

韓??北朝鮮における表記の違い [ 編集 ]

韓?と北朝鮮では、字母の扱いや、?書における見出し語の配列などが異なる。韓?は ソウル方言 に、北朝鮮は平?方言に依?しているため、?音も若干異なる [注 2]

ロ?マ字表記 [ 編集 ]

文化?光部2000年式 マッキュ?ン=ライシャワ?式 、北朝鮮1992年式などがある。

文字コ?ド [ 編集 ]

完成型と組合型 [ 編集 ]

字母を組み合わせて作られる文字の理論上の組み合わせは11,172文字だが、?際に使用されるのはその半分以下である(1987年に韓?の?家標準となったコンピュ?タ用の文字セット(KS完成型、 KS C 5601-1987 )には日常の99%が表記できる範?として2,350字しか含まれなかった)。なお、1994-1995年ごろまでは11,172文字全部を表現できる文字セット(組合型、johab)が?倒的に多く使われていたが、 Windows 95 でKS完成型を?張した文字セット(?張完成型、 UHC (Unified Hangul Code))を採用し、後のWindowsにも使用されたため、現在は組合型文字セットはほとんど使われていない。なお、 Windows NT系 ではUnicode 2.0(KS C 5700、現:KS X 1005-1)以降をサポ?トしている。

Unicode [ 編集 ]

ハングルのキ?ボ?ド

Unicode にはハングルを符?化するための文字が?種類あり、標準的に使用されるものは、ハングル字母(U+1100-11FF)とハングル音節文字(U+AC00-D7A3)である。ハングル字母はハングルを構成する字母で、これらを合成する事により15世紀から現代までのハングル音節文字を作成できる。U+1100-115F は初?子音、U+1160-11A2 は中?母音、U+11A8-11F9 は終?子音が定義されている。ハングル音節文字は、2 つの字母からなる音節 399 文字、3 つの字母からなる音節 10,773 文字の合計 11,172 文字で構成されている。この他にハングル互換字母(U+3130-318F)があるが、KS完成型(KS C 5601-1987、現:KS X 1001:1998)との互換性のために存在する。

Unicode では、Unicode 1.1 以前と Unicode 2.0 以降ではハングルを定義する領域が異なっており互換性がない。Unicode 1.1 までは U+3400-4DFF にハングルが定義されていたが、Unicode 2.0 制定時に、新しく U+AC00-D7AF にハングルが定義され?領域は破棄された。その際、韓?の要求により KS C 5601-1992 の組合型文字セットに基づく現代ハングル音節文字 11,172文字 が網羅されている。なお Unicode 2.0 で破棄された領域は、Unicode 3.0 制定時に CJK統合漢字 ?張 A 集合として U+3400-4DBF に定義され、Unicode 4.0 制定時に 易?記? 集合として U+4DC0-4DFF に定義されている。一方、半角ハングルはUnicode 1.0から一貫して 半角?全角形 英語版 ブロックのU+FFA0-FFBE、U+FFC2-FFC7、U+FFCA-FFCF、U+FFD2-FFD7、U+FFDA-FFDCで定義されている。

2019年3月現在、現代朝鮮語を表現するのに、Microsoft系のOS( Windows 10 など)では完成型(U+AC00-D7AF)が、Mac系のOS( iOS macOS Mojave など)では組合型(U+1100-11F9)が用いられており、Mac系で作成されたファイルのファイル名のハングル部分が、Windows系のエクスプロ?ラ?で初?中?終?で分かれて表示されることがある。

子音番? [ 編集 ]


0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18

母音番? [ 編集 ]

0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20

パッチム番? [ 編集 ]

*

0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27

ハングルのユニコ?ド番?は 0xAC00 + (子音番? * 21 * 28) + (母音番? * 28) + (パッチム番?) で求めることができる。 パッチムの表にある * はパッチムが何もつかないことを表す。

チアチア語へのハングル導入 [ 編集 ]

2009年には、ハングル世界化プロジェクトによって、 インドネシア の少?民族 チアチア族 チアチア語 の文字表記にハングルを導入した [50] 。韓?の 訓民正音?? が中心となって、チアチア語のハングル表記をすすめた [1]

チアチア語にはアルファベットやアラビア文字では表せない音があるが、ハングルなら表記が可能であるかもしれないと採用された [51] 。チアチア語は「固有の文字を持たず、固有語を失う危機にあった」ため、韓?の??が提案し、2009年7月、バウバウ市にてハングル普及?書を交わした [1]

一方、バウバウ市はインドネシア政府と相談せずに導入を決定しており [1] 、インドネシア政府もハングルを公式文字として採用していないと?表している [52] 。また、この表記法はチアチア語の音韻を反映するものではなく、朝鮮語の事情にあわせて作成されたものであり、 趙義成 は「アジアの一半島とその周?でしか用いない文字をあえて採用する必要はない」として、世界的に汎用性のある ラテン文字 でチアチア語を表記した方がはるかに合理的で?率的であるとした [1]

2018年に放送された韓?のテレビ番組によれば、村の看板や?科書などでいまだに使われている [53]

脚注 [ 編集 ]

注? [ 編集 ]

  1. ^ 1927年にはハングル社から?誌『ハングル』が刊行された。
  2. ^ 例:有???破擦音は一律平音の「 [j] 」で表記し、有???硬口蓋破擦音は「 」の後に「 [i] 」か点が2つある母音字 [y] で表記する。日本語で言うなら北朝鮮ではザとジャを?別するが韓?では?別しないということである。無???破擦音は激音の「 [c] 」で表記し、無???硬口蓋破擦音は「 」の後に「 [i] 」か点が2つある母音字 [y] で表記する。日本語で言うなら北朝鮮ではツとチュを?別するが韓?では?別しないということである。

出典 [ 編集 ]

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  13. ^ ハングル 」『デジタル 大?泉 』、『精選版 日本?語大?典』コトバンク。2021年3月31日??。
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  24. ^ 石井?堂 (民司)『 朝鮮?童?談 』??館、1891年、15頁 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/851191/23  
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    アクセスしようとしているサイトを見つけられません
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?考文? [ 編集 ]

  • 小倉進平 『?訂 朝鮮語?史』刀江書院、1940年。 doi : 10.11501/1126653  
  • 野間秀樹『ハングルの誕生:音から文字を創る』平凡社新書、2010年
  • 金東昭 著、栗田英二 ?『韓?語?遷史』明石書店、2003年。 ISBN   4750317144  
  • 趙義成「チアチア語のハングル表記?系について」『?術論文集』2011年、24-34頁、 CRID   1010282257045434496  
  • 朴?浩(パク?ジノ)「民のための表音文字」『Koreana』第28?第3?、The Korea Foundation、?州特別自治道西?浦市、2021年、 ISSN   1225-4592  
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  • 豊田有恒『 韓?が漢字を復活できない理由 』祥?社〈祥?社新書〉、2012年。 ISBN   9784396112820 https://id.ndl.go.jp/bib/023740348  


?連項目 [ 編集 ]

外部リンク [ 編集 ]