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長崎くんち Nagasaki Kunchi
代表的な演し物である「龍踊り（じゃおどり）」
イベントの種類	祭り
開催時期	10月
?場	長崎? 長崎市
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長崎くんち （ながさきくんち）、 長崎くんち は、 長崎? 長崎市 の 諏訪神社 の 祭? である。 10月7日 から 9日 までの3日間催される。?の 重要無形民俗文化財 に指定されている（ 昭和54年 指定、指定名?は「長崎くんちの奉納踊」）。

「龍踊（じゃおどり）」「 鯨 の 潮吹き 」「太鼓山（コッコデショ）」「阿蘭陀万才（おらんだまんざい）」「御朱印船(ごしゅいんせん)」など、 ポルトガル や オランダ 、 中? ? ベトナム など 南? 、 紅毛 文化の風合いを色濃く?した、?特でダイナミックな演し物（ 奉納踊 ）を特色としており、傘?、曳物（山車?壇尻）、太鼓山など、 京都 や 堺 の影響も窺える。

「 くんち 」の名?は、??の重陽の節句にあたる 9月9日 （くにち、九州北部地方の方言で「くんち」）に行ったことに由?するという?が有力である ^[1] 。「宮日」「供日」と表記されることもあるがこれは後年の?て字で、諏訪神社への敬意を表して「御」をつけたことから「おくんち」とも呼ばれるようになった ^[2] 。

博多おくんち （ 福岡? 福岡市 櫛田神社 ）、 唐津くんち （ 佐賀? 唐津市 唐津神社 ）と?んで 日本三大 くんち と呼ばれている。

?要 [ 編集 ]

?施日 [ 編集 ]

くんちは、前日（まえび、10月7日）にお下り、中日（なかび、8日）に各場所での奉納、後日（あとび、9日）にお上り、の3日に分けて行われる。諏訪神社に祀られている三?の神?が、前日に諏訪神社の本宮から大波止に設けられた 御旅所 （おたびしょ）に下り（お下り）、後日には再び本宮に上る（お上り）という神事が行われる。各踊り町は諏訪神社本宮で演し物を奉納した後、? 八坂町 （現 鍛冶屋町 ）の 八坂神社 （祇園社、祇園宮） ^[3] 、御旅所（ 夢彩都 おくんち?場）、 長崎市公?堂 などの 踊り馬場 でも奉納を行う。その後?市街の各企業や民家の入り口前（庭先）で演し物の一部を披露する（ 庭先回り ）。中日、後日にも各所で奉納踊りが行われ、同時に庭先回りも行われる。庭先回りで踊り町が訪問する企業や民家は、玄?に ?幕 （まんまく）を張って踊り町を迎える。

踊り町 [ 編集 ]

長崎くんちは、諏訪神社の氏子にあたる長崎市?の各町が、 演し物 と呼ばれるさまざまな演目（奉納踊）を奉納するものである。長崎市にある59の町（以前は77町）が5?7町ごと7組に分かれて年ごとに奉納する ^[4] 。その年の?番に?たった町を 踊り町 （おどりちょう）と呼ぶ。すなわち一つの町を見ると、 7年に一度、踊り町が回ってくる ことになる。ただし、特別?として?加し、本?の周期以外の年にも踊りのみ（傘?なし）を奉納することがある。

また、4年に一度年番町というお神輿の行列に?ぶ年がある。

傘? [ 編集 ]

• それぞれの踊り町は、その町のシンボルでもある、巨大な 傘? （かさぼこ）を先頭にして境?に進み、さまざまな演し物を神前に奉納する。
• 傘?の構造
  • 一番上に「飾り」（別名「だし」）がついており、まわりに「垂れ」（もしくは「さがり」）と呼ばれる布が張ってあって、飾りと垂れの間で周?を「輪」が?んでいる。
  • ?ん中には「心棒」と呼ばれる太い竹が通してあり、?ぐための「?ぎ棒」と「握り棒」がついている。
  • 重い飾りとのバランスを取るために、心棒の下の先には一文?が2,500～3,000枚くくりつけてある。
  • 直?2m弱、高さ3～3.5m、重量は130～150kgある。
• 傘?の?ぎ手は各踊り町の者ではなく、傘?を?門に?ぐ者がいる。?ぎ手には6つの組があり、「傘?組合」も存在する。?ぎ手に小旗で指示を出す指揮者は「紗ふり（しゃふり）」と呼ばれている。

シャギリ [ 編集 ]

各踊り町に?伴して、道中や演目の合間に演奏される下座音?の?子である。踊り町1か町につき7名で構成され、「場所」では笛5名、締め太鼓2名、「庭先回り」や「道中」では笛3名、締め太鼓4名（打手2名、?ぎ手2名）で構成される。演し物の演目の最中には用いられず、演目が始まったところで演奏を中止する。

演し物 [ 編集 ]

踊り町ごとに得意とする演し物がある。川船、龍踊りなど多くの演し物は複?の町が奉納するためほぼ?年??年ごとに見られるが、一部の演し物（鯨の潮吹きなど）は一つの町しか行わないため基本的に7年に一度しか奉納されない。

行事 [ 編集 ]

小屋入り [ 編集 ]

演し物の稽古始めとされる 6月1日 の行事。 踊り町 が諏訪神社や 八坂神社 を詣で、練習の無事と本番での成功を祈願する。午後からは 打ち?み とよばれるくんち?係者へのあいさつ回りを行う。庭先周りと同?に、周?の企業や家庭では?幕が張られる。

事始神事?御神輿守??い [ 編集 ]

くんちの始まりを告げる「事始（ことはじめ）神事」と、三基の 神輿 を?ぐ神輿守（みこしもり）町の??（きよはらい）。

事始神事では、?年の踊り町の役員らが大祭の始まりを神前に報告する。御神輿守??いでは、諏訪、森崎、住吉三社の神輿を?ぐ?係者が??を受け、大祭期間中の安全を祈願する。 10月1日 の行事。

庭見せ [ 編集 ]

くんちで使用する衣?や道具を公開する。夕方から開始される 10月3日 の行事。庭先周りと同?に、企業や家庭は?幕を張る。

人?? [ 編集 ]

「にいぞろい」もしくは「にぞろい」と?む。本番の衣?をつけその町?で町?の人間に?し披露するリハ?サル。大?午後1時ころから行われる。 10月4日 の行事。

裏くんち [ 編集 ]

10月6日の夜に行われていた非公式行事。?敷席と違って無料で座れる長坂に前日から徹夜で張り?みを行う者が暇をもてあまし、勝手に演し物の?似事を行ったことに由?。定番行事となっていたが、?行委員?により長坂の徹夜張り?みが禁止され整理券制となったためその?統は途絶えた。

奉納踊り [ 編集 ]

奉納踊りとして披露される演し物（だしもの）は大きく分けて、踊り、曳物、?ぎ物、通り物に分けられる ^[5] 。それぞれ和風?洋風?中?風のものがある。

踊り

町ごとにさまざまな種類の踊りを行う。本踊り（＝本朝踊り、 日本舞踊 のこと）、阿蘭陀万才など。

曳物

下に車輪のついた 山車 を引き回すもの。ほとんどは船をモチ?フとしたものであり「船」とも呼ばれる。龍船、川船、唐人船、御座船、鯨曳（俗に「鯨の潮吹き」）など。

?ぎ物

大勢の?ぎ手が?ぐ演し物。龍踊、太鼓山（コッコデショ）や?太鼓など。他所で見られる神輿のように?ぐだけでなく、引き回したり、高く放り上げて片手で受け止めるといったダイナミックな動きに特?がある。

通り物

行列そのものに趣があるもの。 大名行列 、アニオ?サンの行列、?祖行列など。現在は??ではほとんど行われておらず、奉納の一部で見られる場合がある。

? シ?ボルト 著「日本」には太鼓山（コッコデショ）と鯨の潮吹きがイラストで紹介されている。

掛け? [ 編集 ]

モッテコ（?）イ

そそくさと?ろうとする指揮者を通せんぼした上で、「モッテコ?イ、モッテコイ」という掛け?を2回掛ける。その際、?腕もまた2回あげる。アンコ?ルの意で用いられる。?密には、傘?や演目を終えて運び出された曳物や?ぎ物を「（もう一度）持ってこい」という意味であったと言われる。また出番前の町に?しても用いられることがある。 NHK長崎放送局 が?月?行している?報誌「もってこい長崎」は、この掛け?から採られている。また、かつては?報誌と同タイトルの地域番組もNHK長崎放送局が放送していた。

ショモ?ヤ?レ

「所望（する。もう一度）やれ」から?たと言われる、踊りなどへのアンコ?ルのためのかけ?。上記の「モッテコイ」と使い分けられる。

フト?マワレ

傘?が回るときに掛けられる掛け?。「太く（＝大きく）回れ」の意味。

ヨイヤ?

傘?が見事に回ったときにかけられる掛け?。長崎?特の ?揚げ (ハタ揚げ)では「勝負あり」の掛け?でも使われる。

龍踊り（じゃおどり） [ 編集 ]

くんちで奉納される演し物の代表格。現在、籠町、諏訪町、筑後町、五嶋町が奉納しており、?年のように見ることができる（ない年もある）のだが、踊り町によって?容や登場する龍の種類や演出は異なる。

基本的に龍が玉を追いかける「玉追い」→とぐろを?いた龍が自分の?に?れた玉を探す「ずぐら」→胴の下をくぐって再び「玉追い」の流れとなっている。胴くぐりを行う際は頭がくぐり終わったところで龍尾衆と九番衆も同じ場所をくぐらせるため、龍?がよじれないようになっている。

交代要員や?指揮、龍指揮全てを合わせると龍一頭の奉納踊りを80名程度の人員が構成する。

構成

玉使い

龍が追いかける玉を持つ。玉使いと龍衆は重??であるため、交代要員が用意され、?交代を行いながら演技が披露される。

龍衆

頭の??者を龍頭衆（じゃがしらしゅう）、胴?の??者を二番衆?九番衆、尾の??者を龍尾衆と呼ぶ。??位置によって動きは異なってくる。

?子方

長ラッパ、大太鼓、大銅?、皺鼓（ぱら）、小鉦（きゃん）、蓮葉鉦（ばつお）などの?器にて構成される。

皺鼓

表面に張った皮を?（とう）の棒で打つとパラパラと音がする。

小鉦

チ?ク材の棒先を?く?てて鳴らす?器。

蓮葉鉦

シンバルのような?器で大蓮葉鉦、中蓮葉鉦、小蓮葉鉦に分かれる。大ばつおと中ばつおはすり合わせるように鳴らし、小ばつおは打ち合わせて鳴らす。

コッコデショ [ 編集 ]

樺島町が?政11年（1799年）より、上町が平成28年（2016年）に奉納している演し物である。正式には太鼓山という名?で、コッコデショは?ぐときの掛け?から?ている ^[6] 。江?時代、長崎で陸揚げされた貿易品は堺商人の廻船で全?に運ばれており、商船の船頭や水夫は樺島町の宿を定宿としていた。この船頭衆から堺壇尻や各地の踊りが?わり、各地の要素が合わさって樺島町?自の演し物になったと考えられている。太鼓山は船、采振りは船頭、踊りは船や波の動きを表している ^[7] 。

山車は?ぎ屋台となっており、4本の?ぎ棒に大太鼓を?む櫓を組み、その上に5色の大座布?を載せて屋根としている。太鼓の四方には、赤い投げ頭巾を被った4人の男の子が座り、演技に合わせて太鼓を叩く ^[8] 。?ぎ棒に采振り4人を載せ、?ぎ手が足元を抑え、采振りが?を逸らし、大きく采を振って「ホ?ライエ」を歌いながら入場する ^[9] 。

踊りは太鼓山が長坂に向けて突っ?む「トバセ」、掛け?に合わせて山車を天空に投げて片手で受け止める「コッコデショ」、踊り馬場の中央で山車を回?させる「マワセ」、再び山車を投げる「コッコデショ」で1回が構成され、これが4回繰り返される。2回目の演技が終えたところで一旦退場しかけ、?客の「モッテコイ」に?えて3回目を行う。3回目の途中の「コッコデショ」で?ぎ手は一?にに法被を投げ上げ、更に4回目の演技を終えたところで退場する ^[9] 。

退場する際は再び采振り4人を?ぎ棒に?せ、「ホ?ライエ」を歌いながら踊り馬場を後にする ^[9] 。

構成 ^[8]

• ?指揮1名
• 指揮1名
• 長采3名
• 棒先（指揮が指示する方向に1?8番棒の先端の?を引っ張る）8名
• 采振り（コッコデショの周りで采を振る）4名
• 太鼓山（櫓の上で太鼓をたたく）2班4名ずつ
• ?ぎ手（山車を肩に?ぐ）36名

鯨の潮吹き [ 編集 ]

万屋町が奉納する演し物で 1778年 （ 安永 7年）に、たまたま町?に?ていた唐津呼子の者の?めで奉納されたのを始まりとする。鯨の姿をした曳物と小船の曳物、納屋の形をした曳物で構成され、鯨を港に引き?み納屋で大漁を祝う?子を表現する。前日に出てくる鯨は大きく動き回るが、後日になると縛り付けるように網をかけられ、納屋にも雪や氷柱などが付き、冬の鯨の追い?みの姿を表している。

鯨

演目の主役であり、曳き回しを行って鯨の泳ぐ姿を表現する。中には人が入っており、からくりを操作して水を4 - 5メ?トルの高さまで吹き上げる。

納屋

演し物の主?となる曳物に?子方を?せることが出?ないため、?子方は納屋の形をした?用の曳物の中から?器を演奏する。

小船

船頭衆を演じる子供が上に?る小さな曳物で、船頭衆はこの上に立ち上がって「鯨引きうた」を歌う。

阿蘭陀万才 [ 編集 ]

昭和9年に長崎市主催の?際産業博??が開かれた際、花柳?太?指導の下、前年に?表された阿蘭陀風 三河万才 の踊りを町?の芸妓衆が演じたのを始まりとする。南?風衣?に身を包みオランダ人男性に扮した?い服を着た万?（まんざい）、?色や橙色の服を着た才?（さいぞう）というピエロの踊り子二人が主役となり、日本風、中?風の踊り子らと共に胡弓や木琴などの明??に合わせて踊る。長崎に漂着したオランダ人2人が生計を立てるために「万才」を披露しながら正月を祝って回ったと言うのが主な筋書きである。唐扇子を持つのが万?、鼓を持つのが才?である。初演から長らく女性のみが万?と才?を務めていたが、2013年に初めて?町が花柳流??者の男性2人組による阿蘭陀万才を奉納した ^[10] 。

?加地域??? [ 編集 ]

踊町が有名であるが、踊り町以外の役割で?加する地域もある ^[5] 。

踊町（おどりちょう）

演し物を披露する地域。全59町が7組に分かれ、7年に一度演し物を奉納する。なお、特別出演として本?の順番以外の年に?加する場合もある。

過去の演し物や出演予定は長崎?統芸能振興?による長崎くんち公式サイトの 踊町と演し物 に詳細が記載されている。

神輿守町（みこしもりちょう）

お上りやお下りで神輿?ぎを??する地域。6年で一巡する。

年番町（ねんばんちょう）

くんちの世話役。踊り町を??する地域が、踊り町を務めてから4年後に??する。踊りを奉納していない町は年番町のみ??している。

傘?（かさぼこ）の?ぎ手

踊り町のシンボルであり、必ず踊り町の行列の先頭を?く傘?。?ぎ手は踊り町でなく、?門の?ぎ手??が?ぐようになっている ^[11] 。

白ドッポ

白い袖の法被を着て長坂に大勢で陣取る人物達の??。奉納踊りが始まり、?に入ったものには「モッテコ?イ」、本踊りには「ショモ?ヤ?レ?」、?に入らなければ「モッテイケ?」と先導して野次を飛ばしていた ^[12] 。

宮司のセクハラ疑惑を巡る?動 [ 編集 ]

2022年4月28日、氏子代表の常任?代らは記者?見を行い、奉納踊や神輿行列を3年連?で中止する意向を表明した ^[13] 。その理由として、 コロナウイルス感染症の流行 に加えて、2021年秋に明るみに出た宮司の セクハラ 疑惑を巡る宮司と氏子と?立があるとされる。また、 ?宜 による パワハラ 疑惑も浮上しており、これらの疑惑について損害賠償請求などが 長崎地方裁判所 で係?されている ^[14] 。2023年2月12日に宮司が死亡したことを受け、同月20日までに??宜7人全員が?職?を提出し、2023年は通常通りに開催できる見?みとなった ^[14] 。

?史 [ 編集 ]

1634年 （ ?永 11年）に、神前にて?曲「小舞」を 豊前? 中津 （現在の大分?中津市）出身の 丸山遊女 である高尾と音羽の二人が奉納したことが始まりとされる ^[15] 。もともとは 基督?徒 を??するために 長崎奉行 ? ?原飛?守 の肝煎りで始められた ^[5] 。

年表 [ 編集 ]

江?時代 [ 編集 ]

• 1634年（?永11年） - 長崎くんちの始まり
  • 長崎奉行の 神尾備前守 、?原飛?守の援助を受け、諏訪神社初代宮司である 肥前? 松浦郡 唐津の ?木賢? が初めて??9月7日?9日を祭日に制定。
    • 9月7日に大波止の御旅所に諏訪神社?住吉神社の 神輿 渡御 を行う。
    • 9月9日に 遊女 高尾?音羽が 散? の 曲舞 を諏訪神社の?前（神前）で納め、 還御 の儀式を行う。
  • 諏訪神事（長崎くんち）を長崎市民の神事と認定し、諏訪伸は長崎の?守、市民は皆その 氏子 となった。この諏訪神事の??の背景にはキリシタン宗門一掃のねらいがあったと言われている。
• 1642年 （?永19年）- 長崎市中に散在していた遊女屋を一カ所に集め、丸山町?寄合町の2町が誕生。
  • 踊り町の順番を長崎市中の全66町のうち出島町を除いた65町、更に丸山町、寄合町を除いた63町を21町ずつ3組に分け、3年1巡とする。
  • 21の踊り町を9月7日に11町、9月9日に10町に分ける。
  • 丸山町?寄合町の?遊女町は?年踊りを奉納する。
  • 出島町は踊り町にはならない。
• 1654年 （ 承? 3年）- 諏訪神事を??する出島在留オランダ人のために、初めて大波止御旅所に?敷が設けられる。
• 1655年 （ 明? 元年）- 踊り町を6分して6年一巡に改め、この年の踊り町の?は11町になる。
• 1656年 （明?2年）- 1年の踊り町の?が10町に?更される。
• 1672年 （ ?文 12年）- 長崎大火 （?文3年）からの復興と長崎奉行 牛?忠左衛門重? の町割により市街80町、踊り町77町となったため、踊り町の順番が1年11町、 現在と同じ7年1巡 に?更される。（出島町は踊りを奉納しない、丸山町?寄合町は?年奉納するという点は?更なし）
• 1683年 （ 天和 3年）- 幕府が長崎奉行に?し、諏訪神事での町人の?刀を禁止し、踊り町民の衣類には 木綿 を用いるなど質素にさせるよう命じる。
• 1692年 （ 元? 5年）- 唐人（中?人）の要望を受け、大波止の御旅所で唐人の諏訪神事??が許可される。（ 1691年 （元?4年）の?もある）
• 1705年 （ ?永 2年）9月7日 - 諏訪神事に際し、森崎神社の神輿が初めて諏訪神社?住吉神社とともに大波止に渡御となる。
• 1734年 （ 享保 19年）- 大波止御旅所で湯立神事が始まる。
• 1778年 （ 安永 7年）- くんち奉納踊りに初めて鯨引き（鯨の潮吹き）が登場。
  • 1776年 （安永5年）の愛宕山祭?で、市中から米引きをした際、萬屋（万屋）町にあった呼子屋に?在中の鯨組主人の中尾甚六が鯨引きを?め、万屋町の奉納踊りとして採用されたのが始まり。
• 1761年 （ ?? 11年）- 諏訪神事能定日を9月12日から9月11日に?更。12日が ?川家重 の忌日にあたるため。
• 1792年 （ ?政 4年）- くんちが、?軍 ?川家治 の7回忌で奉行謹?中のため、7日を避け、9日?11日?13日に行われる。
• 1793年 （?政5年）- 諏訪祭?日（くんち）を??の7日?9日?11日から、9日?11日?13日に?更する。7日が?軍?川家治の忌日にあたるため。
• 1799年 （?政11年）- 初めて コッコデショ （ 堺 の太鼓山）が登場する。
  • 江?時代、唐船?オランダ船の舶載する商品等の運送は、主に堺船によって行われていた。堺船の船頭や水夫は長崎?在中に樺島町の船宿に宿泊していた。そのような?から堺の太鼓山が樺島町の奉納踊りで行われるようになった。長崎で?自のアレンジが施され ^[16] 、現在の形に至っている。
• 1842年 （ 天保 13年）- くんちに大金をかけ、風俗を?す舞踊を禁じ、すべて衣?に質素な木綿を使用させる。
• 1846年 （ 弘化 3年）- くんち奉納踊りに初めて「江?町の兵隊さん」（オランダ軍?隊）が登場。
  • この時使用した衣?他一式は、オランダ人デルプラットが注文を受け、オランダ本?から運ばれた。江?町は明治維新直前まで7年ごとに4回くんちに「江?町の兵隊さん」として出演したとされている。
• 1865年 （ 慶? 元年）- 諏訪神事踊りで舞妓を裸?にすることを禁止する。

明治 [ 編集 ]

• 1868年 （ 明治 元年）- ?宣嘉 長崎府 知事により、諏訪神事の改革が行われる。華美禁止の令出された。
  • 傘?は直?4 尺 (1.2m)、飾りは踊り町名程度にする。
  • 奉納踊りは全? ^[17] 。
  • 神輿行列は、お供町11町から3名ずつ計33名が武者姿で供奉 ^[17] 。
  • 丸山町?寄合町は例外として傘?と小舞を奉納することが許可される。
• 1875年 （明治8年）9月8日 - 諏訪祭?日を 太陽? の10月7日?9日に改正。中?されていた奉納踊りが質素に復活する。
• 1905年 （明治38年）- 日露?? のため、奉納踊りは全面中止。踊り町10町が 傘? （かさぼこ）だけを出し、10本の傘?が1列になって諏訪神社前から大波止の御旅所へと向かった。

大正 [ 編集 ]

昭和（?前） [ 編集 ]

• 1929年 （ 昭和 4年）10月 - 長崎くんちを?外に紹介宣?し、?光客誘致を目的として、商工?議所?長崎市の後援のもと、宮日振興?と諏訪の市協力?を設立。
• 1930年 （昭和5年）10月7日 - 踊り町12町出場。（傘?は全町、本踊りは9町）

寄合町（本踊り）、?津町（川船）、西古川町（本踊り）、本紙屋町（本踊り）、新大工町（曳段尻??舞）、磨屋町（本踊り）

新橋町（本踊り）、金屋町（獅子踊り）、大村町（本踊り）、本五島町（本踊り）、今町（本踊り）、玉江町（本踊り）

• 1931年 （昭和6年）10月7日 - 踊り町11町出場。（傘?は全町、本踊りは8町）

丸山町（本踊り）、油屋町（本踊り）、下筑後町（獅子舞）、今籠町（本踊り）、鍛冶屋町（本踊り）、東中町（?舞）

豊後町（本踊り）、本下町（本踊り）、外浦町（本踊り）、萬?町（本踊り）、西中町（川船）

• 1932年 （昭和7年）10月7日 - 踊り町12町出場。（傘?は全町、本踊り5町、曳き物（ひきもの）4町）

寄合町（本踊り）、興善町（小薩摩）、今下町（本踊り）、築町（御座船、?舞）、東上町（?舞）、馬町（本踊り）

大?町（浮立）、八坂町（川船）、東濱町（本踊り）、東古川町（川船）、本古河町（ 軍艦 ）、銅座町（本踊り）

• 本古川町の軍艦は江?町の 陸軍 「兵式訓練」に?し、 海軍 のものを取り扱ったもの。曳き物の軍艦（三社艦）は三笠型であったが、この年の軍艦は櫓マストの軍艦長門型となった。軍艦の曳き物はこの年をもって最後となった。
• 興善町の小薩摩もこの年をもって最後となった。

• 1933年 （昭和8年）10月8日 - 踊り町12町が出場。 NHK 長崎放送局が長崎くんちの全?中?放送を初めて行う。

丸山町（本踊り）、?町（?舞、南朝忠臣鎧武者）、小川町（コッコデショ - 式見村）、?中町（二頭獅子踊り - 長?村）、西上町（本踊り）、八百屋町（本踊り）、

勝山町（?舞、軍歌義士討入）、?比須町（?比酒船）、紺屋町（川船）、?粕町（本踊り）、伊勢町（?舞、綿旗奉戴江?上り）、台場町（棒術、 鹿?島? ?娃高等公民?校生徒）

• くんちの傘?持ちとシャギリは長崎周??村の引き受けが?統であるが、獅子踊り（長?村）やコッコデショ（式見村）などの出し物にも長崎周?の?村が?わった。
• 本場の薩摩の棒術披露は異例であった。

• 1934年 （昭和9年）10月7日 - 踊り町11町が出場。（傘?は全町、本踊り5町）

寄合町（本踊り）、本大工町（曳壇尻）、今博多町（本踊り）、本紺屋町（コッコデショ）、今魚町（川船）、本籠町（蛇踊り）、

材木町（本踊り）、古町（本踊り）、上筑後町（ 獅子舞 ）、江?町（兵式訓練）、本興善町（本踊り）

• 江?町の兵式訓練は、「江?町の兵隊さん」と呼ばれ、子供に人?があったが、この年をもって終了となった。

• 1935年 （昭和10年）10月7日 - 踊り町10町が出場。（傘?は全町、本踊り7町）

丸山町（本踊り）、五島町（本踊り）、引地町（獅子舞）、本石灰町（本踊り）、桶屋町（本踊り）、

大井手町（蛇踊り - 西彼滑石村）、船大工町（川船）、袋町（本踊り）、酒屋町（本踊り）、出?大工町（本踊り、壇尻）

• 新町、堀町は6月1日の小屋入りだけ?加し、奉納出し物は?退した。

• 1936年 （昭和11年）10月8日 - 踊り町11町が出場。（傘?は全町）7年一巡制、最後の年となる。

寄合町（本踊り）、船津町（川船）、本博多町（本踊り）、樺島町（コッコデショ）、平?町（本踊り）、八幡町（?舞）、

?屋町（?舞）、萬屋町（鯨の潮吹き）、西濱町（蛇船、本踊り）、銀屋町（大名行列）、諏訪町（蛇踊り）

• 1937年 （昭和12年）10月7日 - 諏訪大祭が開幕するも、本踊り奉納は非常時（ 日中?? 勃?）のため中止。くんちの3日間は防空演習が行われた。
• 1940年 （昭和15年）6月1日 - 3年ぶりの長崎くんちの小屋入り。
  • 非常時のため、奉納踊りが遠慮されてきたが、?意高揚?勝記念の意味を?め、奉納踊り復活の機運が高まり、16町が?加する異例のくんちとなった。
• 1941年 （昭和16年）10月7日 - 6町が出場。

丸山町（傘??本踊り）、興善町（傘?）、本籠町（蛇ばやし）、今博多町（シャギリ）、上筑後町（シャギリ）、江?町（シャギリ）

• 1942年 （昭和17年）10月7日 - 9町が出場。
  • 傘?と本踊り - 寄合町、五島町、新引地町（新町と引地町の合同）、本石灰町の4町
  • 傘?と川船ばやし - 船大工町
  • 傘?のみ - 大井手町、 眼鏡橋 町（袋町と酒屋町の合同）、出?大工町、桶屋町
• 1943年 （昭和18年）10月7日 - 奉納踊りは中止され、神輿渡御のみ行われる。東 ?番 芸妓たちが奉納踊りと?し、三菱?館で舞い納めを行うという異例な出?事が起きた。

昭和（?後） [ 編集 ]

• 1945年 （昭和20年）10月7日 - 原爆投下 から59日目に長崎くんちが開催。
  • ?行推進役は丸山花月の本田寅之助。踊り子6名、地方5名の手古舞。踊りは伊勢宮?八坂神社にも奉納。
• 1946年 （昭和21年）10月9日
  • 午前8時 - 奉納踊り
  • 午前10時 - 神輿渡御（大波止が GHQ 進駐軍 モ?タ?プ?ル として使用されていたため、御旅所の?宮はなし）
    • 神輿順路
      • 馬町---?????（現 長崎?史文化博物館 ）---（休憩）---築町---長久橋---濱町---鍛冶屋町---（休憩）---磨屋町---中通り---伊勢宮---?道
  • 午後5時 - 還御

寄合町（傘?、本踊り吉原雀）、踊り?番町合同（本踊り、大原女）、連合町（本踊り、月の?）、東古川町（川船）

• 1947年 （昭和22年）10月8日 - 午前8時 奉納踊り、午後1時 神輿渡御、御旅所なし、市中一巡後に還御
  • 6月1日の小屋入りは中止。ほとんどの踊り町が?退。
  • 丸山花月の本田寅之助のみが傘?と本踊りを出す。芸妓は立方6名、地方6名の計12名で、芸名ではなく本名で出演。
  • 踊りの外題は「??祝舞衣（くにのさかえいおうまいぎぬ）」で、焦土日本の繁?を祈願したもの。
• 1948年 （昭和23年）10月7日 - 長崎くんちと市民祭が開催。御旅所?宮は浜屋裏に設置される。
  • ??に近い形のくんちとなる。（御旅所復活、7日お上り、9日お下り）
  • 小屋入りは?則的で、9月1日に行われた。
  • 10町が出場。
  • 長崎? 前に「長崎おくんち祭」の宣?塔(6m)が立てられ、舞妓と蛇踊りを?案化したポスタ?が?示。
• 1949年 （昭和24年）
  • 10月3日 - 庭見世（にわみせ）と諏訪踊馬場の?敷が復活。
  • 10月7日 - 踊り町8町が出場。特別?加の開始（この年は本籠町の蛇踊り）。御旅所は外浦町長崎地方裁判所前に設置。
  • 10月9日 - 雨天のため、お上りは11日に延期。
• 1950年 （昭和25年）10月7日 - 踊り町8町が出場。くんち振興?が花電車?花バスを走らせ、くんちに景?を添える。
• 1952年 （昭和27年）10月7日 - 御旅所を江?町（現 江?町公園）に設置。
• 1953年 （昭和28年）10月8日 - 7日が雨天で8日に延期。踊り町の?は10町で?後最多。出島町が初?加。
• 1956年 （昭和31年）10月7日 - 御旅所を 長崎?? 前?場に設置。
• 1957年 （昭和32年）10月7日 - 蛇踊り、蛇船の表記を「龍踊り」、「龍船」と改める。
• 1958年 （昭和33年）10月7日 - 丸山町と交互に必ず出場していた寄合町が?退。
• 1959年 （昭和34年）10月7日 - 出場?退、合同町が?えたため、踊り町再編成の機運が高まる。長坂に白トッポが登場。
• 1960年 （昭和35年）10月7日 - 寄合町が再び出場。
• 1961年 （昭和36年）10月7日 - 市民運動場が長崎市公?堂建設のため、使用不可となり、くんち振興?の踊り場が船津町の瓊浦公園に?更となる。
• 1968年 （昭和43年）10月7日 - 踊り町は（非常時を除き）くんち史上最少?の4町となる。くんち振興?特設踊り場が 長崎市公?堂 前?場に?更となる。
• 1972年 （昭和47年）10月7日 - 川船のはやし方に初めて女子が?る。
• 1979年 （昭和54年）2月3日 - 長崎くんちの奉納踊りが長崎?では初めて、?の 重要無形民俗文化財 に指定される。
• 1988年 （昭和63年）10月 - 昭和天皇 の病?により、奉納踊りと神輿行列が中止 ^[18] 。

平成 [ 編集 ]

この節の 加筆 が望まれています。

令和 [ 編集 ]

• 2020年 （令和2年）4月 - 新型コロナウイルス感染症の感染?大 を受けて、奉納踊り?神輿行列の中止が決定。中止になるのは1988年以?32年ぶり ^[19] 。
• 2021年 （令和3年）4月 - コロナ禍 が長引く中、2年連?で奉納踊り?神輿行列の中止が決定 ^[20] 。
• 2022年 （令和4年）4月 - コロナ禍が長引く中、3年連?で奉納踊り?神輿行列の中止が決定。
• 2023年 （令和5年）10月 - 通常通り開催される。

くんちが登場した映??ドラマ [ 編集 ]

すべて 東映 の制作。

• 網走番外地 望?編（1965年）
• トラック野??爆走一番星 （1975年）
• 長崎ぶらぶら節 （2000年）

脚注 [ 編集 ]

?考文? [ 編集 ]

• 『越中哲也の長崎ひとりあるき』長崎文?社〈長崎おもしろ草〉、1978年4月。  
• 三宅善夫『熱撮! 長崎くんち』長崎文?社、2004年。  
• 土肥原弘久『諏方神事 長崎くんち 取材記?』昭和堂、2014年。  

?連項目 [ 編集 ]

• 爆竹
• 龍舞
• 日本三大くんち

外部リンク [ 編集 ]

• 長崎?統芸能振興?
• 長崎新聞：企??特集 長崎くんち（2018年）
• 長崎くんちの奉納踊 - ?指定文化財等デ?タベ?ス（ 文化? ）
• 長崎市公式?光サイト「あっ！とながさき」：長崎くんち

座標 : 北緯32度45分14.85秒 東?129度52分55.6秒  /  北緯32.7541250度 東?129.882111度  / 32.7541250; 129.882111