花田 紀凱
(はなだ かずよし、
1942年
〈
昭和
17年〉
9月13日
- )は、
日本
の
?誌
編集者
。『
月刊Hanada
』編集長、責任編集者。元『
週刊文春
』元『
月刊WiLL
』編集長。
東京府
生まれ。
東京都立千?高等?校
(現
東京都立芦花高等?校
)
[1]
、
東京外?語大?
外?語?部英米語?科(現?言語文化?部言語文化?科英語?攻)卒業
[2]
。
1966年に
文藝春秋
入社。『
オ?ル讀物
』編集部に配?され、
池波正太?
、
五味康祐
、
???晴美
、
藤原審爾
などを??。1968年11月に『
週刊文春
』編集部へ異動。以降基本的に『週刊文春』編集部と『文藝春秋』編集部を行き?し、『
Emma
』編集部にも創刊準備期間を含めて1年半ほど在籍
[2]
。
1988年
、『週刊文春』編集長に就任後は、
タカ派
の論調を展開。同誌を週刊誌?上トップへと育て上げた
[3]
。コラムニストの
勝谷誠彦
は同社時代の部下であり、勝谷が取材した
女子高生コンクリ?ト詰め殺人事件
では、「野?に人?はない」
[4]
と編集長として加害少年の?名報道にゴ?サインを出し、大きな議論を呼んだ。1993年9月23日?「
美智子皇后
のご希望で、昭和天皇が愛した皇居自然林が丸坊主」、1993年9月30日?「
宮??
VS
防衛?
に?展か 天皇、皇后?陛下は『
自衛官
の
制服
』がお嫌い」の記事に?しては1993年9月末に宮??から抗議され、?時編集長だった花田は「小誌の記事が美智子皇后バッシングといわれるのは本意ではありません。?いていうならば、宮??批判のつもりです。」とコメントを出した
[5]
。
1994年
『
マルコポ?ロ
』編集長に異動(初代?2代目では部?が伸び?み、3代目)。順調に部?を伸ばしていたが、
1995年
2月?において、
西岡昌紀
による
ホロコ?スト否認
論を?載。
サイモン?ウィ?ゼンタ?ル?センタ?
から抗議を受け?刊。
花田自身も解任され、閑職といわれる『?後史企?室』に異動。分掌業務とは別に、新?誌の企?を提案するなどしていたが、だんだんと出社しなくなり、事件1年後の1996年に退社した
[2]
。
『週刊文春』時代に何度も批判記事を載せた
朝日新聞社
の契約編集者となり、その“右から左へ”の?身ぶりが話題となる。朝日新聞?外から?い反?があったが、??陣はこれを無視して花田を受け入れた
[6]
。
1996年秋に創刊された女性誌『uno!』の編集長に就任。「男も?める女性誌」を目指したが、花田?朝日新聞?方にノウハウのない?態で部?は伸び?み、2年後の1998年6月に赤字で休刊。
同時に
角川書店
に移籍した。中から見た朝日について「文春とは全然違う。組織が大きいから官僚的にならざるを得ないし、官僚的でないとうまくいかない」「???決ができないので?誌作りには馴染みにくい」「(週刊誌で可能だった)10本の記事のために集めた20本の原稿を執筆者に謝って?にする、というようなことができない」といった感想を?時のインタビュ?で述べている
[7]
。
角川では『月刊フィ?チャ?』?行人(1998年)?『
MEN'S WALKER
』編集長(1999年)を務めたが長?きせず、いずれも部?が伸びずに休刊した。文春時代から相次いで?誌を潰したことを
西原理?子
に「
?誌クラッシャ?
」と揶揄されたこともある。
2000年12月に角川書店を退社。2001年に
宣??議
の常務取締役に就任し、月刊誌『宣??議』編集長、『編集?議』編集長を務めた。
2004年
にワック?マガジンズに取締役として迎えられ、同年11月に創刊された『
WiLL
』の編集長に就任。
?誌以外にも、
テレビ
や
ラジオ
で
コメンテ?タ?
を務めている。『
?の眞相
』の元編集長
岡留安則
と親交があり、花田が『TVウワサの眞相』に出演したり、岡留が『WiLL』に連載を持つこともあった。
また、
産?新聞
に「週刊誌ウォッチング」の連載をするなど、週刊誌報道のご意見番となり、「最近の週刊誌はネットで資料集めをして取材もせずに書いているというのが?んでミエミエ。それをまたデスクが見?けない」と苦言を呈していた
[8]
。ところが、自ら編集長を務める『WiLL』(2006年5月?) に、
社民?
(?
社??
)元?首の
土井たか子
を「本名『李高順』、半島出身とされる」と記述し
[9]
、慰謝料1000万円と謝罪?告の請求訴訟を起こされる。2008年11月13日、神?地裁尼崎支部は「明らかな??」として『WiLL』に200万円の賠償を命じた
[10]
。この判決は最高裁で確定している
[11]
。
お笑い芸人としての
爆笑問題
を絶?しており、2002年には「爆笑問題にはぼくが?誌をやり?けている限り、登場してほしい」といった?言をし
[12]
、『
WiLL
』のあと『
月刊Hanada
』で「爆笑問題の日本原論」の連載が行われている。
2007年、
アメリカ合衆?下院121?決議
がなされたとき、「
慰安婦問題
などなく、?春組織と?春婦が存在しただけ」という
チャンネル?
主導の抗議書の?同者として名前を連ねた。
日中の??交流を進める愛華訪中?にマスコミ?係者として複?回?加しており、
東北地方太平洋沖地震
と
福島第一原子力?電所事故
が?生した
2011年
3月11日
にも
勝?恒久
(?時東京電力?長)が?長をつとめる?に?加していた。
『WiLL』や『週刊文春』時代に攻?的なスタンスを取っている朝日新聞について上記のインタビュ?で「優秀な人が多い」と認めており、「個人的に話してみたら全然違う話があったりする。論?がどういう仕組みでできるのか、どこかの?誌で一回レポ?トすればおもしろいなと思うんですよ」などと述べている
[7]
。
2016年2月、ワックマガジンズを退職するとともに『WiLL』編集長を退任、
飛鳥新社
に移って創刊予定の新?誌で編集長を務める見?みと報じられた
[3]
。3月18日、新?誌の編集?行や編集部員の「引き?き」が「競業避止義務?びに善管注意義務及び忠?義務に違反する」としてワックマガジンズの取締役を解任される
[13]
。月刊『創』編集長の篠田博之は花田に?する取材で、花田からはそれとは異なる?緯?理由を聞いているとしている
[14]
。4月26日に飛鳥新社から創刊された『
月刊Hanada
』の編集長となったが、表紙のデザインが『WiLL』に酷似していることについて、『WiLL』編集部側はツイッタ?で「類似商品」「?者を愚弄する行?」と批判している
[15]
。
2018年7月、
杉田水脈
が「
新潮45
」2018年8月?に「
LGBT
のために?金を使うことに?同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子どもを作らない、つまり生産性がないのです」などと寄稿した事について、花田は「そもそも杉田さんが書いたものに?してデモで押しかけたり、議員を?めろというのは行き過ぎだと思った」と述べ、「何をもってヘイトなのか僕にはわからない」「言論には言論を」
[16]
と、自身が編集長を務める
hanada
は2018年12月?で「朝日と連動して言論の自由を潰した新潮社」と題した
櫻井よしこ
や
門田隆?
らと?談した。ところがこのとき花田が「杉田論文を最初に問題視したのは
朝日新聞
」と述べたことについて、その後MBS
?日放送
『
映像 (テレビ番組)
』の『バッシング ―その?信源の背後に何が―』(2018年12月16日放送
[17]
)の番組ディレクタ?から朝日より2日早い7月21日にすでに
?日新聞
のデジタル版が「「生産性なし」自民?杉田議員の寄稿が炎上」と記事にしていた事を指摘されると、花田は「そうなんだよね。そうですよね、それはね。でも、?日新聞は、その?、あの、弱いんですよね。部?も?倒的に少ないし、うん。そうですね。それはおっしゃる通りですね。?日だと。まあそうかもな。はい(笑)。でも、?日じゃあ?れないと。やっぱり?日新聞じゃダメなんだよ。朝日新聞じゃなきゃ(笑)」と?言した
[18]
。
2018年12月19日に行われた?誌『
正論
』と月刊『
Hanada
』による有料ト?クイベントにおいて
民主?政?
で首相だった
鳩山由紀夫
、
菅直人
に?し「『元首相』の資格を?奪すべきだ」と?言し、「
産?新聞
?正論がなければ日本は大?なことになる」とエ?ルを送った
[19]
。
?島東洋カ?プ
のファンである
[20]
。
- 『花田式 ?の?集術』
ベストセラ?ズ
、1997年1月。
- 百?博と共著『???屋から見た日本企業―大笑い! 「目くそ鼻くそ」の相??係』
光文社
〈カッパ?ブックス〉、1998年5月。
- 『花田編集長! 質問です。 出版という仕事で生きる』ユ?リ?ド出版、2004年9月。
- 『編集者!』ワック、2005年2月。
- 櫻井よしこ
と共著『「正義」の?:?後日本の??はなぜ歪められたか』産?新聞出版〈産?セレクト〉、2015年3月。
- 櫻井よしこと共著『「民意」の?:日本人は??を知らされているか』産?新聞出版〈産?セレクト〉、2016年6月。
- 門田隆?
と共著『『週刊文春』と『週刊新潮』 ?うメディアの全?幕』PHP?究所〈PHP新書〉、2017年12月。
- 櫻井よしこと共著『朝日リスク:暴走する報道?力が民主主義を?す』産?新聞出版〈産?セレクト〉、2018年3月。
- 『財務省「文書改竄」報道と朝日新聞 誤報??報全史』
飛鳥新社
(月刊Hanadaセレクション)、2018年4月。
- 『安倍晋三?理が?った 朝日と文春』産?新聞出版〈産?セレクト〉、2022年9月。
- 和田秀樹
と共著『70?からが本物の成長期』サンマ?ク出版、2023年2月。