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鹿島臨海工業地?

出典: フリ?百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
鹿島港を中心に工場が?がっている

鹿島臨海工業地? （かしまりんかいこうぎょうちたい）は、 茨城? 鹿嶋市 、 神栖市 一?にある 工業地? である。 ?鋼業 、 ?電所 、 石油化? 等の工場群がある。約160の企業、2万2000人の?業員を擁し、茨城?下最大の工業集積を誇る。

?要 [ 編集 ]

茨城?の東南部（ 鹿行地域 ）、 霞ヶ浦 の東に位置する。 鹿島灘 に面し、掘?式の工業港である 鹿島港 を中心に?がる。

鹿嶋市は 日本製?東日本製?所鹿島地? を中心に 日本製?グル?プ の企業が立地している。神栖市は 石油化?工業 や 飼料 を中心とした企業の工場が立地している。そのほか、 火力?電所 や 風力?電所 が多く立地している。

?道 では、貨物線の 鹿島臨海?道鹿島臨港線 が通っており、 JR東日本 鹿島線 の 鹿島サッカ?スタジアム? と接?する。

鹿島臨海工業地?の 工業用地 は、鹿島港の北側に位置する鹿嶋市の高松地?、北海浜地?と、鹿島港の南東側に位置する神栖市の神之池東部地?（通??東部地?）、南海浜地?、?野谷浜工業?地と、鹿島港の南西側に位置する神之池西部地?（通??西部地?）と、神栖市砂山に位置する波崎地?の各地?に分けられる。

?史 [ 編集 ]

1944年 （ 昭和 19年）、後に工業地?となる一?に軍の中央航空?究所建設の構想が持ち上がり、11人が所有していた民有地を 大?省 が ?制?容 した。?究所は建設されないまま、?後に土地は大?省から神栖村、 ?際電電 株式?社へ?い下げられている [1] 。

1959年 （昭和34年）、茨城?知事に?選した 岩上二? は、政策目標に「後進?からの?却」を?げ、とりあえず 生産性 の低い??の 砂丘 地?の 農業 所得を向上させ、さらに工場を誘致して農外所得を加えることで、低迷にあえいでいた ?民所得 の?大をはかった [2] [3] 。?は、翌 1960年 （昭和35年）に「工場誘致?例」の制定、「鹿島灘沿岸地域?合開?の構想」を打ち出して 鹿島開? の試案がまとめられ、工場誘致に?り出した [2] 。

翌年9月に作成した「鹿島臨海工業地?造成計?」によれば、「鹿島工業港の建設及び霞ヶ浦を水源とする 工業用水道 計?を中核とする臨海地域に、4,000ヘクタ?ルの工業地域を造成するとともに、交通網の整備と相まって、さらに?千ヘクタ?ルの 住居地 を開?し、?鋼、石油、化?、機械等の?合的臨海工業地?の?現とあわせて、機能的近代都市の形成」をはかるという計?が謳われている [2] 。 1963年 （昭和38年）には 工業整備特別地域 に指定され、その前年に策定された 全??合開?計? （全?）で謳われている?点開?方式の??として事業が進められ、30万人都市を新造するという ?家プロジェクト による巨大開?は「農工?全」、「貧困からの解放」を スロ?ガン として推進されていった。

開?計?はいくども計??更がなされ、特に鹿島港の規模は タンカ? の大型化に??すべく大きくなっていった [2] 。 開?地域の用地買?は 1964年 （昭和39年）に開始。最も困難だったのは、工業地??には民有地が多かったため、これらの土地を買?して工業用地を確保することであった [2] 。?は工業地?にかかる土地のうち、地元の地?者が4割の土地を提供し6割の代替地移?とする鹿島?自の土地買?方法「6?4方式」を編み出し、地元地?者の理解と協力により 用地買? が進められ、昭和42年度末（ 1968年 3月）までに目標面積4,000ヘクタ?ルの約8割まで買?が進んだ。

1967年 （昭和42年）には進出予定23社の立地が決定した [2] 。 1969年 （昭和44年）4月に、住友金?鹿島製?所の熱間 ?延 工場での操業が始まり、10月には鹿島港も開港する。更に1971年（昭和46年）には神之池東部地?に進出した石油化??連企業の操業が開始され、鹿島臨海工業地?における?鋼?石油 コンビナ?ト の形が整った [2] 。 1973年 （昭和48年）鹿島臨海工業?地造成事業工事完了の公告が出され、 1984年 （昭和59年）には茨城?が開??束の宣言を出した。

2011年 （平成23年） 3月11日 の 東北地方太平洋沖地震 （ 東日本大震災 ）では?れに加え 津波 と 液?化 で、鹿島港の港?設備が損?したほか、各社の工場設備にも大きな被害が?生、震災直後は操業停止?態に?った [4] 。

なお、2020年10月現在の人口規模は、鹿嶋市?神栖市あわせて約16万人 [5] 。

鹿島臨海工業地?開?組合 [ 編集 ]

鹿島臨海工業地?開?組合（以下、開?組合）は、 1960年代 にはじまった「鹿島開?」で、開?に必要な工業用地や移?代替地の土地取得業務にあたった組織である。?時、茨城?から派遣された職員がオ?トバイに?り、用地交?に出かけた?点である開?組合鹿島事務所は、現在の 鹿島セントラルホテル新館 の位置に建てられていた [6] 。

開?に必要な港?予定地、工業用地、住宅 ?地 、代替地など約5,000ヘクタ?ルの用地を取得することを目的に、 1962年 （昭和37年）に設立され、2年後の 1964年 （昭和39年）から用地取得が始められた。用地交?では、土地地?者には4割の土地を提供してもらう鹿島?自の「6?4方式」と呼ばれる土地取得方式が取られた。開?が進むと、土地提供への反?も根?く、ほとんどが?身赴任者だったという?から派遣された大勢の開?組合職員らにとっては、困難な用地交?が?いられたといわれる [6] 。

?時600人程が?いた開?組合は 1984年 （昭和59年）に 解散 され、3階建てあった?開?組合鹿島事務所は用地?係の書類を保管する倉庫として一時使われたこともあったが、その後はほとんど使われることはなく、?事務所や職員宿?などがあった2万平方メ?トルの?有地が、茨城?や地元企業が出資する 第三セクタ? ?社の 鹿島都市開? が計?した鹿島セントラルホテル新館の建設予定地として再利用されることとなり、 1996年 （平成8年）11月に?事務所などが取り?されて 1997年 （平成9年）2月には更地となった [6] 。

年表 [ 編集 ]

  • 1960年 （ 昭和 35年）4月 - 「鹿島灘沿岸地域?合開?計?（試案）」作成 [7]
  • 1961年 （昭和36年）4月 - 神栖村 深芝浜に茨城?鹿島港?調査事務所が開設される [7]
  • 1961年（昭和36年）9月 - 茨城?が「臨海工業地?造成計?」（マスタ?プラン）作成 [7]
  • 1962年 （昭和37年）4月 - 茨城?と 鹿島町 ?神栖村? 波崎町 の3町村によって「鹿島臨海工業地?開?組合」がつくられ鹿島事務所が開設する [7]
  • 1963年 （昭和38年）11月 - 鹿島港 起工式 [7]
  • 1964年 （昭和39年）2月 - 開?組合が用地の買?を開始 [7]
  • 1965年 （昭和40年）3月 - 深芝浜?居切浜住民の移?先が神栖村大野原と決定し、6月に移?開始し11月に移?完了する [7]
  • 1965年（昭和40年）6月 - 神栖村議?は 神之池 埋め立てを全員一致で可決 [7]
  • 1965年（昭和40年）11月 - 鹿島港の中央航路の掘削工事が開始される
  • 1966年 （昭和41年） - 進出企業の一部（18社）社名が公表 [7]
  • 1967年 （昭和42年）3月 - ?? 鹿島線 起工式 [7]
  • 1968年 （昭和43年）4月 - 住友金?工業 鹿島製?所 の起業式が行われる [7]
  • 1968年（昭和43年）7月 - 知手工業?地の造成が始まる [7]
  • 1968年（昭和43年） - ?定企業への土地?渡予約開始 [7]
  • 1969年 （昭和44年）5月 - 東部地?石油化?コンビナ?ト（11社）合同起工式 [7]
  • 1969年（昭和44年）10月 - 佐藤?理大臣 、三笠宮夫妻を迎えて鹿島港開港記念式典が?行され、鹿島港が開港する [7]
  • 1970年 （昭和45年）2月6日 - 5万トンの原油タンカ?（大?丸）が初入港し、鹿島石油鹿島製油所の岸壁に初接岸する [7]
  • 1970年（昭和45年）4月 - 鹿島石油 鹿島製油所、 三菱油化 鹿島事業所が創業開始
  • 1970年（昭和45年）8月20日 - ??鹿島線（北鹿島-香取）の開通式が行われる [7]
  • 1970年（昭和45年）11月 - 鹿島臨海?道 が?業運?を開始 [7]
  • 1971年 （昭和46年）1月 - 石油化?コンビナ?ト合同完工式（13社） [7]
  • 1972年 （昭和47年）10月 - 25万トンのタンカ?（ジャパン?アイリス?）が入港 [7]
  • 1973年 （昭和48年）10月 - 都市計?法による市街化、同調整?域の指定 [7]
  • 1973年（昭和48年）12月 - 工業?地造成事業の工事完了の公告が出される [7]
  • 1984年 （昭和59年）7月31日 - 鹿島臨海工業地?開?組合が解散される [8]

主な工業都市 [ 編集 ]

主な事業所 [ 編集 ]

鹿嶋市 [ 編集 ]

高松地? [ 編集 ]


北海浜地? [ 編集 ]


神栖市 [ 編集 ]

神之池東部地? [ 編集 ]

?野谷浜工業?地 [ 編集 ]


南海浜地? [ 編集 ]

神之池西部地? [ 編集 ]

波崎地? [ 編集 ]

?連する映?作品 [ 編集 ]

ベニ??デスワルト、ヤン?レ?マッソン共同監督。
1970年に?日した2人が、鹿島臨海工業地?を舞台に、 高度??成長 期における日本の現?を?える 記?映? 。鹿島が臨海工業地?に指定され、開?景?に沸くとともに 農民 は土地を手放し、工場 ??者 に?わっていくさま、さらにそこが???（鹿島パラダイス）に?貌していく。開?に抵抗する象?として、 成田空港 に反?し土地を死守する農民の 三里塚?? をも捉えていく。最後に「鹿島は 資本主義 のパラダイスだ」の文言で締めくくられる。1973年度 ジョルジュ?サドゥ?ル賞 を受賞。
見渡す限りの荒地を、一大工業地?にしようと夢みる男たちが、生臭い欲望がうずまく中で、純?に理想を?現する勇?を、茨城?鹿島灘の臨海工業地?をバックに描く。主演は 石原裕次? 、原作は 木本正次 の「砂の十字架」。脚本は 猪又憲吾 。監督は 中村登 。撮影は 金宇?司 がそれぞれ??。

脚注 [ 編集 ]

[ 脚注の使い方 ]
  1. ^ 「?が勝手に?い下げ ?時中の?制?容土地」『朝日新聞』昭和46年6月2日.3面
  2. ^ a b c d e f g 川?英一 1995 , pp. 236?238.
  3. ^ 茨城、後進?ではないけれど（こだま） - 日本??新聞 電子版（2018/1/16 1:31更新）2018年6月19日??
  4. ^ 操業停止相次ぐ鹿島臨海工業地?、車?家電など川下への影響甚大【地?で見る震災被害】 （2011年3月23日 東洋??オンライン 2012年4月20日??）
  5. ^ / 令和2年?勢調査 (2021年8月8日??)
  6. ^ a b c 「鹿島開?、消える象?-『 ? 開?組合』事務所取り?し」『 茨城新聞 』、1996年12月15日付日刊、19面〈社?〉。
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 神栖町史編さん委員?著『神栖の?史』普及版（ 神栖町 、昭和59年7月1日?行より）
  8. ^ “ 鹿島臨海工業地?開?組合の解散（鹿島臨海工業地?開?組合） ( PDF ) ”, 茨城?報 (茨城?) 第7266? : p.9, (1995年7月30日)  

?考文? [ 編集 ]

  • 川?英一 著「二つの大規模開?」、所理喜夫?佐久間好雄?網野善彦?佐?木銀?（編） 編『?? 茨城?の?史』（初版） 河出書房新社 、1995年、236-238頁。 ISBN   4-309-61108-7 。  

?連項目 [ 編集 ]

外部リンク [ 編集 ]

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