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猛暑
(もうしょ)とは平常の??と比べて著しく暑いときのことである。主に
夏
の天候について用いられる。日本??においては
2007年
(
平成
19年)以降、1日の最高??が35℃以上の日の事を「
猛暑日
」と言う
[1]
。
原因とメカニズム
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(
2014年7月
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一般に夏季において背の高い(上空の高い所から地表まで鉛直に長い構造の)
高??
に覆われて全層に渡って風が弱く、周?の比較的冷たい空?や??の流入が弱く、快晴?態の場合や南(南半球の場合は北)から??的に暖?が入った時に起こりやすい。?陸の
盆地
や
山間部
では、周?の山岳により、外部の大?との混合が妨げられ、熱い空?がその場に留まりやすい(
熱?湖
)事や、どの方向から風が吹いても
フェ?ン現象
(風炎現象)が起こりやすいので、他の地域よりも暑くなりやすい。主な?測地点は
山形?
山形市
、
山梨?
甲府市
、
京都市
、
大分?
日田市
などがある。
フェ?ン現象が?生すると、
山脈
の風下部では山から吹き降りてきた乾燥した高?の風によって盛夏でなくても猛暑となりやすい。主な?測地点は東日本や東北の
日本海側
、夏季の
?東平野
(特に北部)などがある。?東平野は西側に山脈があるので、西風が吹いた時にこの現象が起こりやすい。一方、
西日本
には2000
m
以上の山が存在しない(西日本
最高峰
は
愛媛?
の
石鎚山
(いしづちさん)で1982 m、
中?地方
では
鳥取?
の
大山
(だいせん)で1729 m、
九州本土
では大分?の
九重山
中岳
(くじゅうさんなかだけ)で1791 m)ため、水分の放出が充分に行われず、吹き下ろしの風に水分が含まれているので、
?化熱
が昇?を緩和するので、フェ?ン現象による??の上昇は東日本ほど激しくない。東日本には
富士山
、
北アルプス
、
南アルプス
をはじめとする2000 m以上の山や山脈が多いため、同現象による??の上昇が大きくなる。?象官署での?測史上2番目の40.8℃が
山形市
で記?された
1933年
(
昭和
8年)
7月25日
も
日本海
に台風があり、2000 m級の
飯豊連峰
を南西の風が吹き下りた事により、フェ?ン現象が?生した。しかし、?日は
風速
が弱く、
日射
よる
昇?
も大きかったと考えられる。
フェ?ン現象が起きると、冬季ですら25℃を超えることがある。例えば
2009年
(平成21年)
2月14日
には
?岡?
?岡市
で26.2℃、同
熱海市
網代で25.4℃、
神奈川?
小田原市
で26.1℃、同
海老名市
で25.3℃などを記?したが、?日は南から暖かい空?が入っていた事や、西側にある山地を越える際にフェ?ン現象が起こった事が原因と考えられる。
2010年
(平成22年)の極端な猛暑は、
ラニ?ニャ現象
が一因とされる。?究や過去の統計から、ラニ?ニャ現象が?生するとフィリピン近海の
海水?
が上昇するため、
上昇?流
が?生する。その北に位置する日本付近では
下降?流
が?生し、
太平洋高??
の勢力を?くする(同?に、南海上に
台風
が存在する場合も台風の上昇?流を補うようにして、太平洋高??が?くなる)。そのため、日本付近が猛暑となりやすいと考えられている。他には、1955年、1964年、1973年、1984年、1985年、1995年、1999年、2007年、2010年、2016年、2020年、2022年が該?する。ただし、1954年、1970年、1971年、1988年、1998年のようにラニ?ニャ現象が起きていた年でも冷夏になったことや、1991年、2006年、2015年、2023年のようにエルニ?ニョ現象が起きていたにも拘らず猛暑になった事もあるので、一?には言えない。また、地球?暖化が進むと、フィリピン付近の海水?上昇により、太平洋高??の勢力が?大化して、日本付近は猛暑になりやすいという予測もある。
また、
三大都市?
を中心とする都市部での最低??の高?記?
[2]
が相次いだり、
熱?夜
の?加や冬日が著しく減少しているのは、
ヒ?トアイランド
現象によって??が底上げされている事が一因と考えられる。さらに
東京
都心で39.5℃など、
南?東
周?で?測史上最高の高?記?が相次いだ2004年(平成16年)7月下旬は、ヒ?トアイランド現象に加えて背の高い高??、フェ?ン現象が重なった例である。
しかし、猛暑の原因となり得るものはこれだけではない。
ダイポ?ルモ?ド現象
が?生すると、日本付近では高??が?まり、猛暑になりやすいとされている。この例として、1994年、2001年、2006 - 2008年、2012 - 2013年などがある。通常、この現象は2年連?で起こることは珍しいが、2006 - 2008年は3年連?で起こった
[3]
。これは?測以?、前例がないとされる。また、太平洋中央部の赤道付近で水?が上昇する
エルニ?ニョもどき
と呼ばれる現象が起きると、その海域で
?流活動
が活?になり、それを補うようにして
北太平洋
の高??が?まるので、日本付近は暑くなりやすいとされる。2004年などがこれに?てはまる。また、この年は猛暑と同時に記?的な豪雨に見舞われたが、同じくエルニ?ニョもどきが原因と見られている。
他にも、
北極振動
や
北大西洋振動
が冬の間に負の?態が?くと、
オホ?ツク海高??
が弱まり、猛暑になりやすいという考えや、近年
日傘?果
をもたらす大規模な
火山噴火
(
1992
?
1993年
の
冷夏
の一因として
1991年
の
ピナツボ山
(フィリピン)の噴火が?げられる。
1816年
の
夏のない年
も火山噴火が原因とされる)が起きていないため、猛暑が何年も連?するとの指摘もある。また、猛暑の原因が?っていても、冷夏の要因となるような現象が起こって相殺されることもあり、確?に猛暑になるとは言えない。
なお、1982年、1983年、1997年、1998年、2003年、2009年、2014年のように
暖春
の年でも
冷夏
になった事もあれば、1978年、1984年、1996年、2005年、2010 - 2012年のように
寒春
の年でも記?的な猛暑になった事もあるので、春が?しかったからといって必ず猛暑にはならないとは言えない。
近年の猛暑異?
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2014年7月
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日本では1913年頃までは夏の??が著しく低く、?年のように冷夏が?いていた。特に1902年は平年を2.22℃、1913年は1.51℃も下回り、?象?の統計史上最も寒い夏となっている。その後も、1983年までは2年以上連?で猛暑になることはなく、1993年までは冷夏の頻度も高かった。しかし、
1994
-
1996年
や
1999
-
2001年
に?時の平年値では3年連?で猛暑になり、記?的大猛暑となった1994年以降、猛暑となる年が急?しており、特に2010年以降は2014年を除いて1994年に匹敵するかそれを上回る?著な高?記?が?出するようになった。
月および旬ごとの??の平年差および順位(10位以?のみ表示)
年
|
月
|
北日本
|
東日本
|
西日本
|
南西諸島
|
旬
|
北日本
|
東日本
|
西日本
|
南西諸島
|
2010年
|
6月
|
+1.9(2位)
|
+1.1(7位)
|
|
中旬
|
+2.5(1位)
|
+1.7(3位)
|
+0.7(10位)
|
|
下旬
|
+3.5(1位)
|
+2.1(6位)
|
|
7月
|
+2.0(4位)
|
+1.6(5位)
|
|
上旬
|
+2.7(3位)
|
+1.4(10位)
|
|
中旬
|
+1.6(8位)
|
|
下旬
|
|
+2.0(1位)
|
+0.8(10位)
|
|
8月
|
+2.6(1位)
|
+1.9(1位)
|
+1.7(1位)
|
+0.3(6位)
|
上旬
|
+2.5(4位)
|
+1.5(4位)
|
+1.3(3位)
|
|
中旬
|
+2.0(6位)
|
+1.5(2位)
|
+1.6(1位)
|
+0.7(3位)
|
下旬
|
+3.1(2位)
|
+2.7(1位)
|
+2.1(1位)
|
|
9月
|
+1.4(5位)
|
+1.5(4位)
|
+1.6(3位)
|
+0.5(6位)
|
上旬
|
+3.1(2位)
|
+2.9(1位)
|
+2.6(1位)
|
|
中旬
|
+1.6(6位)
|
+1.7(9位)
|
+1.8(5位)
|
+0.7(5位)
|
下旬
|
|
+0.7(8位)
|
2011年
|
6月
|
|
+1.1(6位)
|
+0.8(4位)
|
+0.9(4位)
|
上旬
|
|
+1.1(7位)
|
中旬
|
|
+1.7(2位)
|
下旬
|
+1.5(8位)
|
+3.8(1位)
|
+3.3(1位)
|
|
7月
|
+1.4(8位)
|
+1.4(7位)
|
|
上旬
|
+3.0(1位)
|
+2.8(2位)
|
+1.4(8位)
|
|
中旬
|
+2.1(4位)
|
+2.9(1位)
|
+1.0(9位)
|
|
8月
|
|
+0.1(9位)
|
中旬
|
+1.6(10位)
|
+1.2(5位)
|
|
下旬
|
|
+0.5(8位)
|
9月
|
+1.3(6位)
|
+1.0(8位)
|
|
上旬
|
+2.5(3位)
|
|
中旬
|
+1.7(5位)
|
+3.1(2位)
|
+2.1(3位)
|
|
2012年
|
6月
|
|
上旬
|
|
+0.8(9位)
|
7月
|
|
+0.3(10位)
|
中旬
|
|
+1.6(9位)
|
|
+0.4(10位)
|
下旬
|
|
+0.9(8位)
|
+0.3(9位)
|
8月
|
+1.4(9位)
|
+1.2(4位)
|
+0.9(4位)
|
|
上旬
|
|
+0.9(10位)
|
|
中旬
|
|
+0.9(8位)
|
+0.7(8位)
|
+0.3(9位)
|
下旬
|
+3.5(1位)
|
+2.1(2位)
|
+1.1(4位)
|
|
9月
|
+3.7(1位)
|
+1.9(2位)
|
|
上旬
|
+3.3(1位)
|
+1.5(2位)
|
|
中旬
|
+5.5(1位)
|
+3.1(1位)
|
|
下旬
|
+2.2(3位)
|
+1.3(6位)
|
|
2013年
|
6月
|
|
+0.9(10位)
|
+0.7(5位)
|
+0.9(4位)
|
上旬
|
|
+1.0(8位)
|
中旬
|
+2.3(4位)
|
+2.3(2位)
|
+2.8(1位)
|
+1.0(7位)
|
下旬
|
|
+0.8(2位)
|
7月
|
+1.3(10位)
|
|
+1.6(2位)
|
+0.3(10位)
|
上旬
|
+3.4(1位)
|
+2.2(7位)
|
+1.8(6位)
|
+0.9(3位)
|
中旬
|
|
+1.5(10位)
|
+1.7(3位)
|
|
下旬
|
|
+1.2(3位)
|
+0.4(8位)
|
8月
|
|
+1.3(4位)
|
+1.3(2位)
|
+0.8(2位)
|
上旬
|
|
+1.0(9位)
|
+1.3(3位)
|
+1.4(1位)
|
中旬
|
+2.7(1位)
|
+2.4(1位)
|
+2.3(1位)
|
+0.6(4位)
|
下旬
|
|
+0.5(10位)
|
|
+0.5(8位)
|
上記の通り、ラニ?ニャ現象やダイポ?ルモ?ド現象、エルニ?ニョもどき等が?生している夏は、
テレコネクション
により猛暑になりやすいが、近年はこれらが?生していない年も猛暑になる事が多い。
1994年(平成6年) -
2020年
(令和2年)の27年間のうち、全?平均??が?時の平年値で正偏差となった年は25年間に達し(1997年〈平成9年〉や1998年〈平成10年〉、2003年〈平成15年〉、2009年〈平成21年〉、2014年〈平成26年〉を除く全ての年が?てはまる)、猛暑が恒常化している。これに?しては
地球?暖化
も影響していると考えられるが、それだけが全ての原因とは考えにくく、??な?象要因が考えられている。
近年の猛暑多?により、1991-2020年平年値において夏季の平年値は多くの地域で上昇している。これによって、以前は暑夏とされていた夏が平年?みになったり、平年?みとされていた夏が冷夏として扱われる事になる。
影響
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2014年7月
)
|
冷房
などの空調設備の稼動?により
電力
需要が急?する他、ビ?ルや
???料水
、冷菓、氷菓、
殺??
、
?除け
及び?刺され用?などの販?が大きく伸び外出先では
プ?ル
、
海水浴
場、
河川浴
、
森林浴
また冷房の?いた屋?施設などの利用者が?えるなど??活動によい影響(
???果
)がある。しかし
電力需要
が
供給量
を超えた場合は
停電
となり、多大な被害が出ることもある。例えば、1987年(昭和62年)7月23日には
首都?大停電
が起こった。
熱中症
や
?水症?
の件?も?し、?力が奪われるので
免疫力
が弱まり、他の病?にもかかりやすくなる。外??が高いときは、冷房が?いた室?との?度差が大きくなるため、??調節も難しくなり、?への?影響もある。それだけではなく
夏風邪
のウイルスは高?多?を好むので、その?態が長く?いたときはより多く繁殖する。?際に2010年(平成22年)8月は、夏風邪が例年の2倍程度流行した
[4]
。また、短時間で?食物が腐敗しやすくなり、
?菌
の繁殖も早くなるので、
食中毒
の危?性が高まるなどの?影響も多い。?暖化が進むことによって
マラリア
や
デング熱
などの熱?性の
感染症
が日本で流行することも懸念されている。
猛暑の年は
米
が豊作になる事が多いが、
?
が出る時期の高?により品質が低下するという側面もある。
猛暑が長期間??した場合、少雨による?水や
旱魃
が起こりやすく、
森林火災
が起こりやすくなる。また?流活動が活?化(地表付近が暑くなることによって、上空との?度差が大きくなる)して大?が不安定になりやすく
雷雨
や局地的な
集中豪雨
の?生が?え、?くなる傾向にある。例えば、2008年は局所的な豪雨が多く、
ゲリラ豪雨
と呼ばれた。
また、
海水?
も上昇するので
??
が?生しやすくなるとの指摘もある。海水は陸地に比べて
熱容量
が大きく、長期間猛暑が?くと、多量の熱が
貯熱
される。そのため、猛暑が?束してもすぐには冷めないので、尾を引きやすい。?際に、2010年(平成22年)(日本周?における海面水?は、統計がある1985年〈昭和60年〉以降で最も高かった
[5]
)は被害を及ぼした??の?生?が26個と平年の約2倍に上った。
なお、大暑夏の翌年の夏は冷夏になりにくいことが知られている。?際に1978年(?測史上3位)、1984年(同8位)、1990年(同6位)、1994年(同2位)、2000年(同7位)、2004年(同5位)、2010年(同1位)、2011年(同4位)の翌年にあたる1979年(平年差:+0.22℃)、1985年(同+0.04℃)、1991年(同+0.19℃)、1995年(同-0.05℃)、2001年(同+0.50℃)、2005年(同+0.48℃)、2011年(同+0.88℃)、2012年(同+0.55℃)はどの年も全?的な冷夏にはならなかった。現在のところ、この原因は分かっていないが、記?的な夏の高?は、翌年の夏にも影響を及ぼしている可能性がある。
過去の猛暑
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ジャパンサ?チ
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TWL
(
2014年7月
)
|
世界
- 1540年
- ヨ?ロッパ
[6]
- 1936年
- 米?
大部分
- 1976年
- イギリス
- 1980年
- 米?全域
- 2000年
- 米?南部
- 2001年
- 米?東部
- 2003年
- ヨ?ロッパ
全域
- 米?全域
- 2006年
- ヨ?ロッパ全域
- 米?東部
- 2007年
- ヨ?ロッパ南東部
- 2009年
- オ?ストラリア
南部
- 2010年
- ロシア
西部
- 中?
全域
- 米?東部
- ヨ?ロッパ南部
- 2011年
- 米?中東部?カナダ東部
- 2012年
- 米?本土 -
アラスカ州
と
ハワイ州
を除く48州で、7月の平均??は平年より1.8℃高い?測史上最高の25.3℃となった
[7]
。
- 2013年
- オ?ストラリアの?範??
ブラジル
東部 - 2013年1月の平均??は、統計がある1910年以降で最も高かった
[8]
。
リオデジャネイロ
では43℃の?測史上最高??を記?した
[9]
。
- 中?南部
[10]
-
上海
では7月の平均??が32.0℃(平年差:+3.4℃)、7月26日と8月6日の最高??は40.6℃に達した。
- タジキスタン
- ソ連からの永遠の?立を記念して植樹された
セコイア
が、45℃の熱波により枯れる被害があった
[11]
。
日本
明治時代
- 1893年
(
明治
26年)
- 西日本に限られるが、明治時代としては珍しく、暑さが?しかった。岐阜?
岐阜市
では7月の月平均最高??が35.3℃に達した。
- 1894年
(
明治
27年)
- 6月は空梅雨で、
北海道
から
九州
まで?範?で異常な高?になった。盛夏期は北から平年?みに落ち着いてきたが、7月は東北地方以南、8月は西日本で高?傾向が?き、夏全?でも全?的猛暑となった。北海道?都町では8月7日に?測史上2位の33.7℃を?測した。熊本?
熊本市
では6月13日から9月9日まで89日連?で
?夏日
となり、これは現在でも
本土
での最長記?となっている。
大正時代
- 1920年
(大正9年)
- 6月と8月が平年を下回り、3カ月平均も平年を下回っているが、7月は?時にしてはかなり暑かった。7月25日に
新潟市
で38.5℃を?測し、7月の?代1位となっている。
- 1922年
(
大正
11年)
- 6 - 7月は平年?みに?過したが、8月の暑さが?しかった。
福井?
福井市
では、8月20日に?測史上2位の38.5℃を記?した。また、
宮城?
石?市
の8月の月平均??は25.9℃と、通年で?測史上最も高い。なお、?時は極端に寒い夏が多かったため、現在の平年値をやや上回る程度でも、?時としては極端に高かったとみられる。
- 1923年
(大正12年)
- 前年に?き、8月のみの猛暑となったが、6?7月が寒かったので、3ヶ月の平均??は平年を下回った。8月6日には?島?
鳴門市
撫養町
(むやちょう)の
???測所
で42.5℃を記?した。
- 1924年
(大正13年)
- 6月が極端に寒かったので、3ヶ月平均では平年?みにとどまったが、7月の暑さが?しく、平均??は+1.33℃と、?時としては最も高かった。7月11日には
北海道
札幌市
で35.5℃を記?し、?測史上初めて35℃を超えた。翌日には同
??市
で37.8℃を記?し、この記?は2021年7月31日に同
旭川市
江丹別で38.4℃を?測するまで、北海道の7月の史上最高??であった。同じ日に
岩手?
盛岡市
で37.2℃、8月23日に
千葉?
勝浦市
で34.9℃を記?し、これらは現在でも?代1位の記?となっている。
室蘭市
では7月17日に?測史上2位の32.5℃を記?した。また、札幌市の?夏日日?は31日に達し、?測史上最も多い。
昭和時代
- 1927年
(
昭和
2年)
- この年は7月のみの猛暑になったが、7月22日に
愛媛?
宇和島市
で、?時の?象官署では最も高い40.2℃を記?した。7月23日に
潮岬
で?測史上2位の34.7℃、7月24日に
熊本市
で?測史上1位タイの38.8℃を記?した。
- 1929年
(昭和4年)
- 7月中旬から8月中旬にかけて、東北地方を中心とする全?的な猛暑になった。8月2日に
宮古市
で?測史上2位の37.2℃、8月8日に
室蘭市
で?測史上最高の32.8℃を?測した。
山形市
で?測された猛暑日の日?は、19日と?測史上最も多い。また、
高知?
の江川崎の???測所では7月20日に41.0℃を?測し、これは
?象?
非公認であるが、
1977年
12月
に?測を開始した同地点の
アメダス
が
2013年
8月12日
に?測した記?と?び、同地点の?代1位タイ記?である。なお、この年は8月下旬は低?になった。
- 1933年
(昭和8年)
- 全?平均で+0.57℃と、1961年に更新されるまで最も暑い夏であった。特に、7月の平均??が平年よりも1.36℃(?測史上6位)、8月も0.26℃高かった。前述の通り、7月25日に山形市で?時の?象官署最高の40.8℃を記?している。7月23日にも岩手?
宮古市
で?測史上最高の37.3℃を記?した。
- 1942年
(昭和17年)
- 7月下旬から8月中旬にかけては全?的に?著な高?となり、
福島市
(39.1℃)、
長野?
松本市
(38.5℃)、
福井?
福井市
(38.6℃)、
三重?
伊賀市
上野(38.8℃)、
東京都
八丈島
(34.8℃)、
高知?
室?岬
(35.0℃)、同
土佐?水市
(35.5℃)、
富士山
(17.8℃)と、多くの地点でこの年に?測された最高??が現在でも??で史上1位の記?となっている。7月の平均最高??は名古屋で35.2℃、京都市で35.0℃に達した。また、京都市では35℃以上の日?が36日を?え、?測史上最も多い。また
???測所
の記?では
愛知?
豊田市
で41.8℃、
??市
と
奈良?
御所市
(41.0℃)など東海地方から中??四?地方の?陸部を中心に17地点で40℃以上を?測した。しかし8月下旬は一?してかなりの低?になった。
- 1946年
(昭和21年)
- 北暑西冷傾向が?く、北?東日本で猛暑となった。特に、北日本では平年を1.5℃上回り、?測史上3位タイになっている。一方、西日本は8月、南西諸島は7 - 8月が低?になった。
7月16日
には
長野?
?井?
で?測史上1位の最高??34.2℃、
?木?
?日光
で?測史上3位の最高??30.2℃、
山梨?
河口湖
で?測史上1位タイの35.4℃、北海道
稚?市
でも8月22日に?測史上1位の最高??31.3℃を記?した。
- 1955年
(昭和30年)
- 空梅雨で梅雨期間の降水量が少なく、梅雨明けも全?的に早かった。
太平洋高??
が北へ張り出しやすかった影響で、7月は特に北日本、東日本で?著な高?となり、北日本では1978年と?ぶ記?的に暑い7月になった。8月以降は東日本以西ではやや?しくなったが、北日本では引き?き平年よりも暑かった。なお、この年の猛暑は
1954年
春から
1956年
冬にかけて?生した
ラニ?ニャ現象
が一因とみられる。
- 1961年
(昭和36年)
- 全?的に猛暑となり、干害が?生した。また、
豪雨
や
台風
の接近も多かった。この年は9月以降も高?傾向が著しく、?時としては極めて稀に見る?著な?暑、暖秋となった。なお、この年は猛暑になりやすいとされるラニ?ニャ現象は?生していなかった。
- 1967年
(昭和42年)
- 梅雨明け後は全?的に晴れて猛暑となった。盛夏期は降水量がほぼ全?的にかなり少なく、西日本では
干害
の被害が?生した。
- 1973年
(昭和48年)
- 6月は梅雨寒が?いたので、3ヶ月平均では平年?みだが、
梅雨前線
の活動は梅雨期間を通して不活?で少雨傾向が著しく、7月には全?的に平年よりかなり早い梅雨明けとなった。7 - 8月は太平洋高??に覆われて?しい暑さが?いた。
岡山?
津山市
では8月13日に?測史上2位の38.0℃を記?した。空梅雨の影響で
水不足
や
干害
も?生した。この年もラニ?ニャ現象が起こっていた。
- 1978年
(昭和53年)
- 夏平均では、平年よりも1.16℃高く、?時としては?測史上1位、2023年現在でも同5位タイを維持している(2023年、2010年、2022年、1994年がこの年を上回った)。特に7月は平年より1.92℃も高く、現在でも2023年7月に次ぐ?測史上2位となっている。記?的に梅雨明けが早く7月上旬から最高??が35℃を超える猛暑となり
北日本
から
?東地方
、
北陸地方
にかけての多くの地点で夏(6月から8月)の平均??が?測史上最も高く昭和時代では有?の猛暑年となった。北海道
留萌市
で35.0℃、同
羽幌町
で34.4℃、同
紋別市
で36.3℃ (?測史上2位)、?森?
深浦町
で37.9℃、同
八?市
で37.0℃、秋田?
秋田市
で38.2℃、同
能代市
(アメダス)で39.1℃、山形?
酒田市
で40.1℃、同
鶴岡市
(アメダス)で39.9℃、同
新庄市
で37.4℃、
富山?
高岡市
伏木で39.4℃(?測史上2位)、
新潟?
相川町
で37.0℃ (?測史上3位)、同
新潟市
で38.5℃ (?測史上4位タイ)など北日本を中心とした多?の地点?測史上最高??を?測した。特に能代市の記?は、2023年8月10日に?森?
弘前市
で39.3℃を?測するまで
北東北
での最高??となっていた。東京でも8月21日から24日まで4日連?で35℃を越え、?時としては?測史上最長となった(2015年に7月31日~8月7日まで8日連?で猛暑日を記?している)。この年は太平洋高??の勢力(特に北への張り出し)が非常に?く、快晴?態が?き、猛暑に加え梅雨明け後の降水量が少なく水不足が深刻化した。しかし、その一方で南西諸島だけは冷夏となり、地域差が極端に大きかった。なお、この年は?著な猛暑になったにも拘らず、大規模なラニ?ニャ現象は?生していない。
- 1984年
(昭和59年)
- 前年
11月からこの年の5月にかけては20世紀後半では有?の低?で、
1980年
から1983年にかけては
冷夏
が?き、
冷害
が頻?したため、この年も冷夏になるのではないかと懸念されていたが、6月以降は一?して高?傾向に?じ、夏の平均??は平年を1℃ほど上回る猛暑となった。東京都
八王子市
(アメダス)では9月3日に39.2℃を記?した。猛暑に加え、春以降は降水量が少ない?態が?いたため、西日本を中心に水不足が?生した。この年は6月頃から規模の大きい
ラニ?ニャ現象
が?生し、翌年秋まで??した。
- 1985年
(昭和60年)
- 6月は
オホ?ツク海高??
が?達して梅雨寒が?いたが、7月には解消して暑い日が多くなり、8月は多くの台風が接近したため、
フェ?ン現象
が頻?し、最高??の月平均は
兵庫?
豊岡市
で35.2℃、
新潟?
小出町
(アメダス)で34.7℃、年最高??は富山?高岡市伏木で38.5℃、8月9日に北海道
?尾町
で?測史上2位の35.0℃、9月1日には
石川?
金?市
で?測史上2位タイの38.0℃を記?しているなど、上位11地点のうち9地点が北日本および
北陸地方
から
山陰地方
の日本海側であった。これらの地域では、8月の平均??が?時の平年値を最大で約3℃上回る超異常高?になり、新潟市では8月の平均??が?時の平年値を3.5℃上回る29.2℃に達し
[12]
、2023年8月が上回るまでの38年間は?測史上1位であった。また、札幌市でも24.6℃と、?時の?測史上最高を更新した。このように8月の北日本日本海側や北陸地方は記?的な大猛暑で、その他の日本海側でも現在も月平均??の10位以?にランクインしている地点が多い。この年は
ラニ?ニャ現象
が前年から??していた。
1990年代
- 1990年
(
平成
2年)
- 6月は?暖な上、降水量は少なく、梅雨明け後は各地で最高??が35℃を越す記?的な猛暑となり、各地で水不足となった。特に西日本では
猛暑日
の日?が
大分?
日田市
で43日、
京都市
で28日、
大阪市
で20日など非常に多かった。8月の月平均??は
福岡市
で29.6℃など、西日本各地で?時の?測史上最高の記?を更新し、「?象?測史上」というワ?ドが1990年の
新語?流行語大賞
を受賞した。秋以降も太平洋高??の勢力が例年以上に?かったため、9月もやや高?になったが、降水量は多かった。また台風の上陸が多く、
11月30日
には
台風28?
が
和歌山?
白浜町
に上陸し、?測史上最も?い日本への上陸記?となった。また、この年はかなりの猛暑であったにも拘らず、ラニ?ニャ現象は起こっていない。
- 7月19日 - 山梨?大月市(アメダス)で39.9℃を筆頭に甲府市で39.3℃、埼玉?秩父市で39.0℃、群馬?館林市(アメダス)で39.7℃、前橋市、榛名町上里見(アメダス)で38.7℃、埼玉?熊谷市で38.9℃、寄居町(アメダス)で38.5℃など記?的猛暑。また、?岡??岡市でも38.0℃を?測した。
- 8月8日 - 大阪府大阪市で38.3℃?測。
- 8月22日 - フェ?ン現象により、本州日本海側で記?的猛暑。新潟?上越市高田で38.6℃、三?市、寺泊町(アメダス)で38.5℃、山形?酒田市で38.1℃、鶴岡市(アメダス)で37.5℃、石川?金?市で37.2℃、輪島市で37.0℃などを?測。
?魚川市
(アメダス)では?時全?での最低??の最高記?の30.8℃を?測した。
- 1991年
(平成3年)
- 6月は全?的に、7月は東日本以西で高?が持?した。特に6月は全?平均で2013年現在でも?測史上第1位の平均??となっている。
?岡市
では6月27日に?時の6月の全?最高記?の38.3℃を?測し、7月24日にも?岡の7月の?代1位である38.4℃を?測した。?岡市の猛暑日日?は10日と、?測史上最も多い。夏季の平均??も東北地方を除き、1971-2000年の平年を上回った(東北地方は?時の平年値でも平年?みで、現在は平年値が上昇したので、中?地方、九州北部、東海北陸でも平年?みになっている)。また、東京では梅雨明け後の7月下旬の平均??は29.6℃、平均最高??は33.7℃となるなど、全?的に?著な
梅雨明け十日
となった。但し、8月に入ると?達したオホ?ツク海高??の影響を受けて南西諸島を除き低?となり、東北地方を中心に冷害も?生した。さらに梅雨後半の前線の活?化などもあって、不順な夏という印象も大きい。南西諸島では夏期間を通じて高?が持?し、?測史上1位となる記?的な猛暑年となった。
沖??
南大東島
では7月12日に?測史上1位の35.3℃、
東京都
の
南鳥島
では7月18日に?測史上2位の35.5℃、
父島
では7月29日に?測史上2位の33.8℃を記?した。この年は冷夏になりやすいとされるエルニ?ニョ現象が起きていたにも拘らず、猛暑になった。
- 1994年
(平成6年)
- 3ヶ月平均で平年を1.18℃上回り、?時としては?測史上最高の猛暑となった(2010年に記?が破られた)。梅雨明けが早く、全?各地で最高??が35℃を超える暑さとなり、40℃を越えた地域も3ヶ所(
アメダス
)あった。8月の月平均??が大阪市で30.2℃、
?島市
で30.1℃となり
沖??
石垣市
(最高記?は
1956年
7月
の30.7℃)以外の??では?測史上初めて月平均??が30℃を突破し(特に7月中旬から8月上旬の1ヶ月間では、大阪市の30.8℃を筆頭に東海地方以西の19ヶ所で平均??が30℃以上となる)、
名古屋市
と大阪市では最高??の月平均が35℃を超えた。
京都市
では最高??が4日間連?して39℃を超え、最高??の旬平均が37.9℃(任意の5日間では39.2℃)に達した。
大分?
日田市
では22日間連?を含む計45日間猛暑日を?測した。東京都心でも
8月3日
に東北地方に上陸した台風11?に南風が吹き?んだため、?時の最高記?の39.1℃を?測した。他にも
網走市
、
?森市
、
いわき市
小名浜、
秩父市
、
長野市
、
高岡市
の伏木、
津市
、
大阪市
、
岡山市
、
?島市
、
?島市
、
佐賀市
など、多くの?象官署でこの年の記?が???代1位となっている。米は豊作であったが、空梅雨で降水量が少なかった事が災いし、全?的な水不足に見舞われた。なお、この年は9月以降も?暑が?しく、10月以降も季節の進行がかなり?く、?著な暖秋だった。この猛暑や?暑の要因として、ラニ?ニャ現象は起きていなかったが、
インド洋
の西側の海水?の上昇によって、エルニ?ニョ?ラニ?ニャ同?に世界的
異常?象
を引き起こす
ダイポ?ルモ?ド現象
が指摘されている。
- 1995年
(平成7年)
- 梅雨入りの6月は寒かったが、7月下旬以降は太平洋高??に覆われ、晴れた日が?き、北日本を除いて前年に引き?き猛暑?味となった。
大阪市
(30.3℃)、
名古屋市
(30.1℃)、
岐阜市
(30.3℃)で月平均??が30℃を超え、名古屋市と岐阜市では最高??の月平均がそれぞれ36.0℃、36.1℃に達した。この年は猛暑の原因となるラニ?ニャ現象が?生していた。このように8月は記?的高?に見舞われたものの、9月に入ると南西諸島を除き、一?して平年?みからやや低い??で推移し、
1990年代
以降では珍しく、?暑は一時的であった。?岡市では8月10日に?測史上2位タイの38.5℃、そして8月28日に?測史上最高の38.7℃を記?しているほか、佐久間町、天?市(いずれもアメダス)では39℃以上も記?している。ほかには、8月20日に千葉?佐倉市(アメダス)で?測史上最高の39.1℃を記?している。
- 1996年
(平成8年)
- 東海地方から南西諸島を中心に暑夏となった。7月上旬に一時低?となったものの、6月はやや?暖で、また、7月中旬から8月中旬までの盛夏期は高?多照となり、特に西日本で?著となった。また、夏季の平均??が平年?みであった?東でも8月中旬は?著な高?となり、8月15日には東京大手町で?測史上第3位となる38.7℃、茨城?
つくば市
館野で?測史上第1位となる37.8℃、
水?市
で?代1位タイの38.4℃、同
北茨城市
(アメダス)で35.7℃、東京都
府中市
(アメダス)で38.9℃を記?した。一方でこの年はオホ?ツク海高??の勢力も?く、その影響を大きく受けた北海道や東北北部では平年よりも?しく、期間を通して北冷西暑の夏となった。また、全?的に8月下旬から9月上旬は低?傾向に?じ、1990年代以降では珍しく?暑が殆どない早い秋の訪れとなった。
- 1999年
(平成11年)
- 3年ぶりの猛暑になったが、北日本では平年より1.5℃も暑く、1994年を上回る?測史上3番目に暑い夏、東日本でも8月を中心に暑さが?しかった。特に北海道では平年を1.7℃も上回った。太平洋高??が例年より北へ張り出しやすかったため、北海道でも多くの地域で連日最高??が30℃以上の?夏日となった。北海道
函館市
では?測史上1位タイの33.6℃を記?し、
札幌市
、
?森市
、
秋田市
などでは夏の平均??が?測史上最も高かった。一方、太平洋高??の西への張り出しは弱く、さらに
前線
、
熱?低??
、暖??流などの影響を受けやすかった西日本と南西諸島では、曇りや雨の日が多く、??は平年?かやや?しかった。9月以降も全?的に?暑が極めて?しく、10月の本州でも連日?夏日になるなど、かなり暖かい日が?き、?著な暖秋となった。この年の猛暑、?暑はラニ?ニャ現象による影響とみられる。
2000年代
- 2000年(平成12年)
- 北?東日本を中心に?しい暑さが?いた。特に北日本では前年に引き?いて?著な高?となった。7月下旬は西日本で記?的な猛暑となり、7月22日に兵庫?豊岡市で?測史上1位の39.3℃を記?した。7月31日から8月1日にかけては台風6?が日本海を北上したため、各地でフェ?ン現象が?生し、7月31日には
石川?
輪島市
で?測史上1位の38.2℃、秋田市で?測史上2位の37.9℃、
北海道
枝幸町
で?測史上1位の35.0℃を?測し、石川?小松市(アメダス)では最低??30.3℃を記?した。8月1日には
小樽市
で?測史上1位の34.9℃を?測したほか、枝幸町では前日の記?に次ぐ?測史上2位の34.6℃を?測した。但し、大?の?態が不安定な日が多く、全?的に
にわか雨
や
雷雨
が起こりやすかった。東?西日本では梅雨明けが早く、7月以降は降水量が少ない?態が?いたため、水不足となる地域があった。なお、前年ほどではないものの、?暑が?しかった。9月2日に
熊谷市
で39.7℃を?測し、2020年9月3日まで9月の全?最高??であった。
- 2001年(平成13年)
- 6月下旬はかなり暖かく、?東?甲信地方の梅雨明けは
7月1日
と、1951年以降で最も早かった(その後2018年に記?が更新される)。7月は太平洋高??が本格的に?まって東北南部から南西諸島の?範?で猛暑となり、特に東日本で著しかった。東京都心、
埼玉?
熊谷市
をはじめ、?東地方の多くの地点では、?測史上最も暑い7月になった。
7月24日
には
群馬?
前橋市
で40.0℃、
?岡?
佐久間町
(アメダス)で40.2℃など、
浜松市
で39.3℃など記?を更新したほか、7月25日には
高知?
高知市
で?測史上2位の38.3℃を記?した。この暑さが8月まで?き、?暑も?しくなるかと思われたが
[13]
、北日本太平洋側や?東地方では、8月以降に?達したオホ?ツク海高??の影響で、冷たい北東風が吹き?みやすかったため、8月は一?して?しく、曇りや雨の日が多くなった。ただし、この影響が少なかった西日本以南では、8月前半まで記?的な暑さが?いた(西日本は東日本以北に比べてオホ?ツク海高??の影響を受けにくい)。8月9日には沖??
那覇市
で35.6℃に達し、
1916年
7月16日
に?測された35.5℃を上回り、85年ぶりの最高記?更新となった。西日本における8月上旬の平均??は+1.4℃と、1961年(昭和36年)以降で2番目に高い。8月中旬に
台風11?
が上陸したあとは、全?的に一?に?しくなり猛暑、暖秋傾向が著しい
2000年代
以降としては、盛夏期は比較的短く、秋の訪れも早かった。なお、北日本では7月に東北南部で猛暑となった以外は天候不順?味で、東北北部の梅雨明けは特定できなかった。この暑さは、ダイポ?ルモ?ド現象が原因と考えられている。
- 2004年
(平成16年)
- 6月は記?的に暖かく、全?的に梅雨明けは早かった。7月は各地で1994年や2001年に匹敵するような猛暑となった。
7月20日
には東京都心で39.5℃、翌21日には
山梨?
甲府市
で40.4℃など、?測史上1位の最高??を記?した。1994年(平成6年)や2010年(平成22年)とは異なり、8月は平年?みか、やや?しい地域が多かった。しかし、9月に入って再び高?に?じた。梅雨期も高?で?過したため、?夏日の日?が非常に多く、
熊本市
が105日、
京都市
と大阪市で94日、東京都心で70日となり、?測記?を更新した。しかし、相次いで台風が接近、上陸し
風水害
?
?害
が頻?したため、1994年とは違い、米の出?は平年?みにとどまった(地域別でみると天候が安定した東北地方太平洋側や?東地方、甲信(東山)地方で豊作、台風の影響を受けやすかった九州地方では不作となるなど地域差が大きい)。この猛暑の要因は、太平洋高??が例年より北に偏って張り出したため、日本列島が高??の??になったものとされている。その他にも都市部では、ヒ?トアイランド現象も要因のひとつに?げられる。この年は台風の上陸?が10個に達し、?測史上最も多いことも特?として?げられる。
- 2005年
(平成17年)
- 7月は前年のような著しい猛暑とはならなかったものの、前年に引き?き、6月が記?的に暖かく、8月は前年よりも暑かったので、3ヶ月の平均??は2年連?で上位となった。宮崎?
日南市
油津では7月26日に37.6℃、高知?
四万十市
中村(アメダス)では8月10日に39.7℃を記?した。?夏日日?は日田市が109日、
熊本市
が106日を記?した。6月は西日本を中心に記?的な少雨だったが、7月は一?して大雨となり、盛夏期も太平洋高??の張り出しが不安定で曇りや雨の日も多く、雷雨が多?するなど、高?とはいえ、やや天候不順?味な夏だった。9月は前年と同程度か、地域によってはそれ以上に?暑が?しかった。
- 2006年(平成18年)
- 1991年と同?、冷夏になりやすいとされるエルニ?ニョ現象が起きていたにも拘らず、猛暑になった。6月は天候による??差があったが、東北南部以南では平年よりもやや暖かかった。7月は天候不順?味で、全?的に梅雨明けが?く、?範?で記?的大雨となったが、8月に入ると一?して各地で猛暑に見舞われた。?西????地方を中心に月平均??が29℃を超えたほか、大阪市では最高??の月平均が35.0℃となった。
北東?流
や
台風
の影響で、それほど高?にならなかった東北地方太平洋側から?東?東海地方の沿岸部を除き、8月の平均??は全?的に?著な高?となり、寒暖差があったものの、夏季の平均??は全?的に高くなった。東京都父島では7月30日に?測史上1位の34.1℃、
鹿?島?
屋久島
では8月16日に?測史上1位タイの35.4℃を?測した。2006年(平成18年)夏の大雨、猛暑の要因は
太平洋高??
、
オホ?ツク海高??
とも勢力が?く、
偏西風
が蛇行したことが?げられる。なお、この年の7月の記?的大雨に?しては、
?象?
が
平成18年7月豪雨
と命名した。ただし、8月の暑さが?しかった割には、9月の?暑は?しくなく、平均??は平年?みかやや寒かった所が多かった。
- 2007年(平成19年)
- 6月は空梅雨?味で?暖な日が多く、北日本で記?的高?となった地点があった。梅雨明けが?東?甲信?北陸地方以北では8月にずれ?むなど、7月は北日本から九州北部の?範?で低?となった。しかし8月中旬は本州付近で太平洋高??に覆われ晴天が?き、?東?東海地方を中心に?著な猛暑となった。最高??が40℃以上を?測した地点が5ヶ所?のべ7日間(?
アメダス
が4ヶ所?6日間)にものぼった。
8月15日
には
北海道
?小牧市
で35.5℃、
岩手?
大船渡市
で37.0℃(1位タイ)、
宮城?
石?市
で36.8℃の?測史上最高??を記?し、翌
16日
には
岐阜?
多治見市
(アメダス)と
埼玉?
熊谷市
(?象官署)で40.9℃を?測し、1933年7月25日に
山形市
で記?した??最高??40.8℃を74年ぶりに更新した。この日には
岐阜市
でも?測史上最高の39.8℃を?測した。7月が?しかったものの6月は?暖、8月が?著な高?であったため結果的に夏の平均??は北陸、近畿を除き平年を0.0 - 0.4℃前後上回る高?となった。北海道は0.8℃も上回った。9月は
台風9?
が東日本を??した以後に太平洋高??の勢力が?まり、特に西日本では平年を3℃前後上回る?暑が?いた。西日本を中心に全?の?象台??測所153地点のうち64地点で9月の月平均??の最高記?を更新し?夏日日?は熊本市が99日、鹿?島市が96日など
九州
各地で85日以上を記?した。また
札幌市
で現地の?測史上最も?い?夏日を、
大阪市
で全??代2番目に?い猛暑日を?測した。なお2007年(平成19年)の記?的な猛暑や?暑は
地球?暖化
が原因という指摘もあるが、その他には2007年(平成19年)春から?生している
ラニ?ニャ現象
および、ダイポ?ルモ?ド現象が原因の一つと考えられる。
- 2008年
(平成20年)
- 6月は全?的に平年よりも寒かったが、7月に入ると全?的に平年を大きく上回る高?に?じ、特に西日本を中心に?しい暑さが?いた。
愛知?
東海市
(アメダス)で7月25日から27日に3日間連?で日最高??が38℃以上を記?し、また、7月27日には大阪市で日最低??が29℃以上となるなど、前年8月に匹敵する高?を各地で記?した。7月中旬 - 8月中旬の最高??平均値は、名古屋市で35.4℃、京都市で35.1℃など、1994年や1995年などの年に匹敵する猛暑となった。東海以西では
?夏日
や
猛暑日
の日?が軒?み平年を大きく上回り、?測史上有?の記?となった地点が多かった。この高??少雨?多照傾向は8月前半までの長期間に亘って持?し、8月上旬に?象?の異常?象分析?討?として?討された。8月下旬になるとオホ?ツク海高??の影響などにより、ようやく全?的に低?傾向となり、?しい猛暑から解放されたものの、7月から8月中旬までの?著な高?傾向が反映され、夏の平均??は東日本から
沖??奄美地方
にかけて高かった。高?傾向は東海や西日本では?著であったが、7月から8月前半の高?傾向が比較的に小さく、8月下旬の低?が?著となった東北?北海道では夏平均??が平年?みかやや?しかった。また、特に8月下旬は大?の?態が不安定であったため、?い範?でにわか雨や雷雨が起こりやすく、前線を伴った低??の影響で東海地方や?東地方で豪雨となり、大きな被害が?生した(詳しくは
平成20年8月末豪雨
および
2008年夏の局地的荒天??
を?照)。また、前年とは違い、期間を通して??の?動が大きかった。9月以降も前年ほどではなかったが、この年も?暑は?しく、一時的に?しくなった8月下旬から一?して9月は再び全?的な高?に?じた。また、この年は2006年(平成18年)から3年連?でダイポ?ルモ?ド現象が起きていた。
2010年代
- 2010年(平成22年)
- 6月下旬、北海道各地では日最高??が
足寄町
(アメダス)で37.1℃、
北見市
(アメダス)で37.0℃を?測するなど平年を15℃以上も上回り、
釧路市
では6月としての?前の最高??を4.1℃も上回り?測史上最高??を大幅に塗り替えた。東日本以西でも、同月28日に三重?
津市
で35.6℃を記?するなど平年よりも暖かい6月になった所が多かった。結果的に同月の平均??は平年を1.07℃(?時使われていた平年値では1.24℃)上回り、?測史上5番目に暖かかった。7月17日とその翌日に、九州北部から東北北部までの全域が一?に梅雨明けしたと同時に、急激に暑くなり、21日には群馬?館林市(アメダス)で38.9℃、翌日には岐阜?多治見市(アメダス)で39.4℃など38℃以上を記?する場所もあった。同月の平均??は全?平均で平年を1.29℃(同1.42℃)も上回り、大船渡市、仙台市、千葉市では?時の過去最高を更新した。特に東北では+2.3℃にもなり1978年(昭和53年)、1955年(昭和30年)に次いで3番目に暑い7月、大船渡市、仙台市、千葉市では、同月の平均??が最高になった。同月の28 - 31日頃は曇りや雨の所が多く、暑さの峠は越えたのではないかという見方もあった。しかし、この解消は一時的なもので、8月1日からは再び全?で猛烈な暑さとなり、同月の平均??は大阪市と岡山市で???代2位タイの30.5℃、高松市で30.4℃を?測するなど島しょ部を除く本土での?測記?を更新した。それ以外にも仙台で27.2℃、東京で29.6℃、京都市と福山市で30.1℃、?島市と福岡市で30.3℃など、77地点で?測史上最高になった。また最高??の月平均は兵庫?豊岡市で35.7℃、大分?日田市で35.6℃、京都府舞鶴市と?島?福山市、鳥取?鳥取市で35.5℃、京都市、大阪市、福岡市で35.2℃、?島市で35.1℃に達した。
9月1日
、?象?は6月から8月の平均??が平年比+1.46℃(?時使われていた平年値では+1.64℃)に達して、1994年を大きく上回り2023年が上回るまでの?時の?測史上最高となるなど記?的な猛暑となったのでこの夏の猛暑を異常?象と認定した。特に8月の平均??は平年を2.00℃(同+2.25℃)も上回り2023年8月が上回るまでは?測史上最も高かった。また、9月中旬までの?暑も非常に?しく、1日には242地点、2日には62地点、3日には90地点、4日には144地点で9月としての最高??を更新した。
岐阜?
郡上市
八幡 (アメダス)で39.1℃、
群馬?
上里見(アメダス)と
愛知?
東海市
(アメダス)で38.8℃など38℃以上を記?した地点も多かった。同月22日にも
千葉?
茂原市
(アメダス)で36.7℃、?岡?
?岡市
で36.3℃、山梨?甲府市で35.7℃など、非常に?くまで激しい暑さが?き、盛夏期が極端に長かったこともこの夏の特?として?げられる。全?の月平均でも+1.45℃(同+1.79℃)に達し、?時としては?測史上4位になった(2012年が1位になったので、現在は5位に落ちている)。??市、札幌市、岐阜市、名古屋市などの9地点で、同月の平均??が過去最高を記?した。また、熱?夜の年間日?は仙台で10日(平年:1.4日)、金?で44日(同:13.5日)、東京で56日(同:27.8日)、名古屋で87日(同:19.5日)、京都で42日(同:20.7日)、鳥取で30日(同:7.8日)など、多くの地点で?測史上最多を記?し、平年の2 - 4倍程度に達した地点も少なくなかった。鹿?島市と下?市では51日連?で熱?夜が?き、本土では最長記?を更新した
[14]
。この年は前年夏に始まったエルニ?ニョ現象が春に終わり、夏に差し掛かるころからラニ?ニャ現象が始まっていたことも原因と見られている。
- なお、9月5日に京都府
京田?市
(アメダス)で最高??39.9℃を?測したが、後日、?測機器にツタが絡まっていたことが判明し、公式記?として認められず、幻に消えた。また、
2010年の漢字
には「
暑
」が選ばれた。この夏の暑さが社?に?えた影響が、絶大であったことを象?している。
- 2011年(平成23年)
- 盛夏期は前年や翌年、翌?年のような極度の高?にはならなかったが、3ヶ月の平均では前年に引き?き、極端に高くなった。6月中旬までは、平年?かそれよりも寒かったが、
夏至
の日にあたる
6月21日
に急に暖かくなり、
翌日
は群馬?館林市(アメダス)で36.5℃、同伊勢崎市(アメダス)で36.2℃など計13地点で、35℃を超えた。更に、
24日
は、
埼玉?
熊谷市
で39.8℃(この年に?測された最高??かつ?時の6月全?最高記?でもある)、同
鳩山町
(アメダス)で39.4℃、同
寄居町
(アメダス)で39.2℃、館林市(アメダス)で39.3℃となるなど全?53地点で猛暑日を?測し65地点で6月の?測史上最高??を記?した
[15]
。
6月29日
も
山梨?
甲州市
(アメダス)で38.5℃、同甲府市で38.1℃となるなど全?74地点で猛暑日を?測し、71地点で6月の?測史上最高??を?測した
[16]
。6月下旬の平均??は東日本で平年比+3.8℃、西日本で平年比+3.3℃とそれぞれ2005年の平年比3.3℃、2.8℃を大きく上回り1961年の統計開始以?最も暖かかった
[17]
。三重?上野市では?測史上最も暖かい6月になった他、千葉市で35.0℃、名古屋市で35.8℃、岐阜市で36.2℃、彦根市で35.2℃、大阪市で35.4℃など多くの地点で6月としての最高??を更新した。7月上旬は北日本で3.0℃(?測史上1位)、東日本で2.8℃(同2位)、中旬は北日本で2.1℃(同4位)、東日本で2.9℃(同1位)平年を上回り、前年の同時期を凌ぐ猛烈な暑さが?いた。特に、
19日
は114地点で35℃を越え、館林市と鳩山町(いずれもアメダス)で38.7度を記?した。また、富士山山頂でも22日に、?測史上2番目に高い17.4℃を記?した
[18]
。しかし、7月後半に??が急上昇した前年とは反?に、同月下旬には平年?みかやや?しくなった。?然ながら、この?しさも上?中旬の高?を相殺するには程遠く、7月の平均??は全?平均で平年より1.05℃、北?東日本で1.0-1.8℃ほど、西日本では0.1-0.8℃ほど暑かった。8月も前半の暑さが?しく10日には?森?
六ヶ所村
(アメダス)で34.2℃、福島?船引(アメダス)で34.4℃(翌年には34.6℃を記?)、同
二本松市
(アメダス)で36.6℃を、11日には釧路市で31.1℃(?測史上2位)、14日には福井?
小浜市
(アメダス)で38.1℃、18日には神奈川?
小田原市
(アメダス)で36.6℃の?測史上最高??を記?した。平均??は北海道では平年よりも1.1℃ほど、
東北北部
で0.7℃ほど、その他の地域でも奄美地方を除き0.1-0.6℃ほど暑かった。また、滋賀?彦根市では3ヶ月平均??が前年と?ぶ?測史上1位、金?市と福井市で同2位、
西表島
では8月の平均??が28.9℃に達し、1998年に?んで同1位となった。しかし、一時的に低?になったので、前年の同月ほどの極端な高?にはならなかった。また、前年とは異なり、期間を通して??の?動が大きかった。熱?夜の日?も記?的に多く東京で49日(翌年も同じ日?に達した)、名古屋で40日などは?測史上2位になっている。9月以降も前年や翌年ほどではなかったものの、?暑が著しく?しかった。釧路市や?浜市などの5地点では、同月の平均??が?測史上2番目に高かった。同月上旬は北日本で平年よりも2.5℃暑く?時としては?測史上2位(翌年に更新されたので現在は3位)、中旬は北日本で1.7℃高く第4位(同5位)、東日本で平年よりも3.1℃高く第1位(同1位タイ)の高?を記?した。
- この年の猛暑や?暑の影響を受けて、
マツタケ
の??生産量が過去2番目に少ない36トンにとどまった
[19]
。
- 2012年(平成24年)
- 北?東日本および西日本日本海側では3年連?の著しい猛暑となった。6月は寒く、7月7日までは35℃を超えなかった。7月上旬の時点でも、2010年(平成24年)とは異なり冬の間に北極振動が負になっていなかったこと、ラニ?ニャ現象も?生していなかった事から、今年は猛暑にならないと予想されていた
[20]
。同月8日に沖??
石垣市
伊原間(いぱるま)で同?としての最高??となる36.1℃を記?したが、14日頃までは極端な暑さにはならなかった。しかし、15日頃から?しい暑さになり、17日には群馬?館林市(アメダス)で39.2℃、同伊勢崎市(アメダス)で39.1℃、同前橋市で38.0℃、福島?
白河市
で?測史上最高となる36.0℃を記?した。20-23日頃は一時的に暑さが?まったが、24日頃から再び?しくなり、特に31日は、この年最多となる170地点で35℃を超え、?森?
むつ市
で34.7℃、
福井?
美浜町
(アメダス)で37.1℃を記?している。8月は前年を上回る?しい暑さが?き、1日には鳥取?
?谷町
(アメダス)で?測史上最高となる38.0℃を、2日には
福岡市
で?測史上2位となる37.5℃を記?した。月平均??は全?平均で平年よりも1.13℃高く、?測史上3位になった。盛岡市、宇都宮市、前橋市など、計15地点で8月の平均??が?測史上2番目に高かった。夏季全?で見た場合の平年比は北日本+0,7℃、東日本+0.6℃、西日本+0.4℃と、前年よりもそれぞれ、0.3、0.3、0.1℃低い。ただし、特に8月中旬からは北日本から山陰にかけての日本海側中心に記?的な暑さが?き、8月の平年比は北海道で+1.1℃、東北は+1.9℃、?東甲信+1.4℃、北陸+1.7℃、中?+1.6℃となり、その後、9月下旬までの記?的な高?へと?過した。北日本と東日本の8月下旬の平均??は記?的に高く、北日本では1961年以降で最も暑かった。新庄(山形?)、若松(福島?)、境(鳥取?)などの計5地点で夏の猛暑日日?の最大値を更新した。西日本太平洋側でも平年を0.1- 0 .4℃ほど上回ったが、高??の中心から離れていたため東日本以北や、フェ?ン現象によって高?になりやすかった日本海側のような著しい高?にはならなかった。7月には、高??の?に沿って暖かく?った?流が九州北部付近に流れ?んだため、記?的な豪雨になった(
平成24年7月九州北部豪雨
)。9月16日には北海道
襟裳岬
(アメダス)で26.2℃の?測史上最高??を、翌日には新潟?
上越市
大潟町
(アメダス)で37.6℃、富山市で36.8℃、その翌日には新潟?
胎?市
中?町
(アメダス)で37.5℃、同
村上市
(アメダス)で37.0℃、?森市と秋田市で36.1℃など、9月としての最高??を、北日本の日本海側を中心に78地点で記?した。これは、
台風16?
が朝鮮半島から日本海北部を通過したことによって、南から暖?が入り?んだ上、フェ?ン現象が起こったことが原因と見られている。また、同月の平均??は近畿以東の計51地点で?時最も高くなった。特に、北海道
羽幌町
、同旭川市、?森市、盛岡市などの13地点では4-4.6℃も高かった。この年も、ダイポ?ルモ?ド現象が起きていた
[21]
。
- 2010年(平成24年)と同?、海水?も記?的に高くなり、特に北海道周?は9月中旬に平年よりも4.6℃も高かった
[22]
。9月17日には
小樽市
付近の
定置網
に
ジンベエザメ
(全長3.5mのオス)がかかり、その後
おたる水族館
に提供された。北海道でジンベエザメがかかるのは初めてで、地元の長年やってきた漁師も驚きを?せないでいる。また、釧路市付近の海でも8月下旬から
マンボウ
がかかり始め、1日には1000匹に達したという。以前も同じ海域でマンボウがかかることはあったが、これほど多いのは一度としてなかった
[23]
。
- 2013年
(平成25年)
- 前年は記?的な高?にならなかった西日本太平洋側や南西諸島も含め、3か月及び全ての地方を通して高?になった。特に8月中旬は暑さが?しく高知?
四万十市
江川崎(アメダス)で41.0℃の??最高??を更新した。降水量は東?西日本の太平洋側及び奄美では記?的に少なかった一方、山口?、島根?などの日本海側では
これまで??したことがないような豪雨
に見舞われた。
- 2015年
(平成27年)
- 6月は太平洋高??が南西へ張り出し、南西諸島で平年を1.8℃上回る記?的高?になった。北海道?本州は6月は平年?みで、7月上旬は西日本を中心にかなりの低?になったが、その後、太平洋高??の影響が?まり、北日本?東日本は中旬から、西日本は下旬から一?して記?的な猛暑になった。7月14日に福島市で?測史上2位の39.0℃、8月1日に福島?白河市で?測史上2位の35.9℃、8月5日に北海道
根室市
で?測史上2位の33.6℃、同じ日に岩手?大船渡市で?測史上1位タイの37.0℃、8月6日に?岡?
熱海市
網代で?測史上1位の36.8℃、8月7日に
千葉?
千葉市
で?測史上1位の38.5℃、8月8日に
熊本?
人吉市
で?測史上1位の37.8℃を?測したほか、東京都心では7月31日から8月7日まで8日連?猛暑日を記?し、それまでの最長記?であった4日連?(1978年?2010年?2013年)を大きく上回って?測史上最長記?となった。また、宮城?仙台市で?測された猛暑日の日?は5日と、1926年の?測開始以降最も多い。このように盛夏期は、記?的な暑さとなったが、秋の訪れは早く、8月後半は再び低?に?じ、9月も平年?みであったため、近年では珍しく過ごしやすい晩夏?初秋となった。また、この年はエルニ?ニョ現象が?生している年としては?少ない猛暑年になっている。夏全?の平均としては、高?期の始まりが他の地域より早かった北日本は猛暑、高?期が短めであった西日本は冷夏?味、その間の東日本は平年より少し高い程度であったが、??の?動がかなり大きい夏となった。南西諸島は7?8月は平年?みであったが、6月の記?的高?に引っ張られて夏全?でも猛暑になった。
- 2016年
(平成28年)
- 6月は太平洋高??が南へ張り出し、北日本を除いて暖かく、南西諸島で記?的な高?になり、沖??石垣島で6月の月平均??の高い方から1位の値を更新した
[24]
。7月は本州付近に南から暖かく?った空?が流れ?み、東日本?西日本?沖?奄美は高?となり
[25]
、7月7日に東京都心で最高??36.7℃、埼玉?熊谷市で37.3℃を?測し、沖??久米島、?那?島、西表島、名護では1位タイの値を記?した。8月は全?的に高?となり
[26]
、8月6日に京都市で最高??37.9℃、8月7日に秋田市で37.6℃、8月8日に岐阜市で38.5℃、8月9日に山梨?甲府市で38.5℃、8月11日に熊本市で38.1℃、8月19日に大阪市で38.1℃、8月21日に福島市で36.4℃、8月22日に長崎市で36.2℃の猛暑日を記?した。9月になっても高?が?き、?暑が?しかった
[27]
。この年の猛暑、?暑はラニ?ニャ現象による影響とみられる。
- 2018年
(平成30年)
- ?東地方では統計開始以降最も早い6月29日に梅雨明けした。同日は東北地方で猛暑となり、山形?山形市では、それまでの6月の最高記?を2℃近く上回る37.5℃を記?した。7月上旬に?生した
平成30年7月豪雨
の後、チベット高??や太平洋高??の影響により、?しい暑さが?いた。7月23日には
埼玉?
熊谷市
にて
全??代1位となる最高??41.1℃
を記?した。他地域でもまた40℃近い猛暑が?いた。7月の平均??は、東日本で平年比+2.8℃で史上最高となり、西日本でも1994年(平成6年)に次いで、第2位タイとなった
[28]
。8月以降も猛暑は?き、
愛知?
名古屋市
で最高??40.3℃を記?した
[29]
。さらに8月6日には
岐阜?
下呂市
(アメダス)で午後2時過ぎに41.0℃を記?。さらに8月8日には岐阜?
美濃市
(アメダス)でも41.0℃となった。
同じ年に41℃以上を3度も記?するのは?測史上初めて
[30]
。8月中旬に一旦かなりの低?になったが、東?西日本ではその後、台風の接近に伴い、暑さが盛り返し、8月23日には新潟?の3箇所のアメダスで40度以上を記?し、8月下旬では初めて40℃以上になった。この結果、
東日本では6月~8月の平均??が平年比1.7℃高くなり、?測史上1位
、西日本では2013年に次ぎ、1994年と?んで第2位となった。しかし、南西諸島を除いて9月に入った途端、?い勢力の台風の接近が相次いだため、低?が?き、記?的猛暑の年としては珍しい緩やかな?暑となった。ただ、10月は台風の接近の影響で、フェ?ン現象が?生し、新潟?で10月の最高??を更新する猛暑日の地点があった。この年は春も記?的に??が高く、1月2月の??の低さがありながら、
東日本では、年間の平均??が統計開始以?最も高くなった。
- 2019年
(令和元年)
- 北日本を中心に記?的高?となった5月に?いて6月上旬は、大陸からの暖?に覆われて高?だったが、中旬以降は太平洋高??の張り出しが弱かった影響で、西日本中心に梅雨前線の北上が?れたため、6月全?では平年を少し上回る程度になった。7月に入ってからも梅雨前線の北上が?く、上旬から中旬にかけては本州で梅雨寒が?いたが、下旬に梅雨明けするとチベット高??や太平洋高??が?まり、一?に猛暑になった。7月31日に北海道釧路市で?測史上2位の31.4℃、8月13日に岐阜?高山市で?測史上1位の37.7℃、8月14日に新潟?上越市高田で?測史上1位の40.3℃を?測し、8月15日は台風10?のフェ?ン現象により、新潟?を中心に記?的な暑さとなり、胎?市中?(アメダス)の40.7℃を始め、複?のアメダスで最高??40℃以上を記?したほか、?魚川市(アメダス)では最低??31.3℃を記?し、1990年8月22日に同市で?測された最低??30.8℃を上回って最低??の??最高記?を29年ぶりに更新し、佐渡市相川でも?象官署として最高記?となる最低??30.8℃を?測するなど、複?地点で最低??が30℃を上回り、相川では最高??も38.1℃と?測史上最高であった。また、最高??40.0℃、最低??30.2℃や最高??40℃と最低??30℃の?方を同日に達成した三?アメダスでは、日平均??が34.3℃に達した。その後、一旦暑さは?まり、8月下旬は平年を下回ったが、9月に入ってから北日本を中心に記?的な?暑となった。また、前年とは異なり、期間を通して??の?動が大きかった。夏全?の平均??は、西日本では平年?みだったものの、北日本?東日本では平年を0.4℃ - 0.8℃を上回る高?となった。この年は10月以降も高?傾向が?き、秋の???翌年冬の??は連?で?測史上最高となった。また、5月26日には北海道で異常?象ともいえる記?的な高?となり、佐呂間町で39.5℃を?測し、これは
北海道の?測史上最高??及び5月の??最高??
である。ほかにも??市で38.8℃など10地点で38℃に達し、それまでの5月の?測史上最高??上位20位のうち、
これまで1位であった秩父市の記?が19位タイまで後退し、それ以外が全部北海道に塗り替わる
ことになったほか、
北海道44地点を含む全?53地点で猛暑日を?測
(それまでは1993年5月13日の13ヶ所)、
道?36ヶ所で?測史上最高記?更新、5月としては異例の全?562地点で?夏日を?測、全?289所地点で5月の?測史上最高??を記?
するなど極めて異例な猛暑日となった
[31]
。
2020年代
- 2020年
(令和2年)
- 6月は前半がかなりの高?となり、低?の時期が皆無であったことから、全?平均で?測史上1位の高?となった。7月は全?的に梅雨前線に覆われ、東海地方、?東地方などで史上最も?い梅雨明けとなるなど、全?的に冷夏となったが、8月からは猛暑の原因となるラニ?ニャ現象および、チベット高??の影響
[32]
やインド洋で?生したダイポ?ルモ?ド現象などもあって、一?して2018年に匹敵する記?的猛暑となった
[33]
。特に南九州や?岡?西部、北?東などで記?的高?となり、8月11日には北?東で記?的猛暑、茨城?、?木?、群馬?で?測史上最高??を?測し、群馬?
伊勢崎市と桐生市で??最高記?の40.5℃
、館林市で39.9℃など、
埼玉?鳩山町で?測史上最高となる40.2℃
、熊谷市で39.6℃、?木?佐野市で??最高記?の39.8℃、茨城?古河市で??最高記?の39.6℃、東京都八王子市で39.3℃などを?測した
[34]
[35]
。8月14日には高知?四万十市中村で?測史上最高の39.8℃を?測。8月15日は四万十市中村、浜松市、浜松市天?で39.7℃を?測。また、愛媛?愛南町御?では、?後の???測史上最高記?である39.0℃を?測した
[36]
[注 1]
。8月16日には
浜松市天?で???測史上4位タイの40.9℃
を記?し、浜松市中?では初の40℃以上の記?となる40.2℃を?測
[37]
。その??記?を塗り替えた翌日8月17日には、中部~西日本で記?的猛暑となり、
浜松市中?で???測史上タイとなる41.1℃
を?測している
[38]
。そして、長野?飯田市南信濃でも??最高記?となる39.5℃を?測した
[39]
。南九州も記?的猛暑となり、宮崎?西米良村で??最高かつ九州史上2位となる39.7℃、えびの市加久藤で?測史上最高となる39.4℃を?測。鹿?島?で?測史上初の38℃以上となる38.1℃を肝付町前田で?測
[40]
(翌日には38.5℃を?測
[41]
)している。その他、和歌山?古座川町西川では38.9℃を?測
[42]
するなど、西日本の太平洋側で記?的高?が?いた
[43]
。8月18日には?島?那賀町木頭で??最高記?の39.0℃を?測
[44]
[注 2]
[注 3]
。8月19日には大分?豊後大野市犬飼で38.7℃を?測。8月20日には滋賀?東近江市で??最高記?の39.2℃を?測している
[45]
。?暑も?しく、8月21日には岡山?高梁市で??タイとなる39.3度を?測したほか、大阪市で?測史上2位の38.6℃を記?し、また、同市初の6日連?37℃以上という酷暑となった
[46]
。8月30日には兵庫?西脇市で???測史上2位タイとなる39.2℃を?測
[47]
。猛暑は9月に入っても?き、9月3日には新潟?三?市で40.4℃、胎?市中?で40.0℃と
9月史上初の40度以上を?測
(また、?地点とも
3年連?40℃以上
となった)
[48]
。また、岡山?高梁市は
8月9日から9月1日まで?測史上最長記?となる24日連?猛暑日を記?
し、それまでの大分?日田市の記?(1990年、1994年の22日連?)を塗り替えた
[49]
。また、前年に引き?き、??の?動がかなり大きい夏となった。九州西部に接近、北上した台風10?以後は、暖秋傾向は?いたものの、?暑は次第に落ち着き、猛暑日はほとんど?測されなくなった
[注 4]
。
- 2021年
(令和3年)
- 北日本で記?的猛暑となった
[50]
。6月は全?的に??が高く、特に北日本の平均??はかなり高くなった
[51]
。7月中旬以降は、北日本を中心に高??に覆われて晴れた日が多かったため、7月の北日本は記?的な高?少雨となり、稚?、旭川、秋田など10地点で、月平均??の高い方からの1位の値を更新し、留萌、網走、紋別など8地点で、月降水量の少ない方からの1位の値を更新した。また、北日本日本海側では、7月としては1946年の統計開始以降で1位の多照となった
[52]
。特に北海道日本海側では、30日間の平均??が平年より4℃以上高くなる空前の猛暑?異常高?が?き、札幌市で?夏日??日?を97年ぶりに更新
[53]
。旭川市では7月27日に36.2℃、7月28日に36.7℃、7月31日に37.6℃、8月6日に36.5℃、8月7日に37.9℃を記?し、去年までの極値を5回も超えた
[54]
。記?的な高?少雨により、北海道では
干ばつ
による深刻な農業被害が出た
[55]
。7月31日には旭川市江丹別で7月の道?最高??となる38.4℃を?測
[56]
。また、8月7日には留萌管?の小平町達布で8月の道?最高??となる38.7℃を?測したほか、富良野市で38.5℃など道央、道北を中心に記?的猛暑となった
[57]
。8月上旬には西日本各地でも猛暑となり、8月5日に大阪市で
1994年8月8日
以?、史上市??測史上2位の38.9℃、6日に鳥取市で1994年の値を更新する?測史上最高の39.2℃を記?。8月8日には多治見市で40.6度と今年初の40度以上を?測し、2018年以降3年振り??測所史上7度目の40度以上となった。8月10日は?東地方で猛暑となり、東京都八王子市で39.0度を?測している。しかし、8月中旬以降は西日本から東日本にかけて
長雨
となり、
オホ?ツク海高??
が優勢となった。12日には稚?市沼川で2.6℃と??の8月最低??として128年ぶりの低い値
[58]
となったほか、東京都心では8月15日に8月としては?測史上6位タイ?
大冷夏の1993年
以?、28年ぶりの低い最高??20.2℃を記?
[59]
。宮崎で16日に8月の低い最高??5位タイの24.6℃,17日に6位タイの24.7℃
[60]
など、夏本番に一?して、各地で記?的低?となる??の?動が大きい夏であった。しかし、3ヶ月平均では旭川市、いわき市小名浜等の5地点で、夏の平均??の高い方からの1位の値を更新し、釧路市と秋田市の2地点で、夏の平均??の高い方からの1位タイの値を記?するなど、北日本で平年よりかなり高い+1.4℃の記?的猛暑となった。また、東日本は+0.2℃で平年より高く、西日本でも0.0℃と、2021年から適用の始まった新平年値でも正偏差?平年?みであった
[61]
。
- 2022年
(令和4年)
- 6月中旬までは全?的に梅雨前線に覆われ、低?だったが、6月下旬から7月上旬は高?が?著で、東日本?西日本?沖?奄美では暖かい空?に覆われやすかったため、平均??がかなり高くなり、特に西日本では1946年の統計開始以降1位タイの高?を記?した。北日本でも平均??が高くなった。6月下旬には東日本?西日本、7月上旬には北日本で、統計開始以降1位の記?的な高?となった。中でも6月25日には群馬?伊勢崎市で40.2℃と6月史上初の40℃以上を?測し、7月1日には群馬?桐生市の40.4℃をはじめ、アメダス6地点で40℃以上の最高??を記?した
[62]
。7月中旬は台風4?や??低??が通過した影響で、北日本や南西諸島を除いて低?となったが、7月下旬以降は再び高?に見舞われ、北日本?東日本では天候不順だった他は、東北?北陸地方の梅雨明けは特定できなかった
[63]
。また、この年も2019年(令和元年)から4年連?で、??の?動が大きい夏となった。9月は??が上がり、平年よりも?暑が?しかった。この年は猛暑になりやすいとされるラニ?ニャ現象が?生していた。
- 2023年
(令和5年)
- 全?の夏3ヶ月の平均??偏差は+1.76℃で、2010年(+1.08℃)を大きく上回り、
1898年の統計開始以降最も高い値
[64]
となる
?測史上最も暑い夏
となった。夏3ヶ月の平均??は80地点で高い方からの1位を更新、5地点で1位タイを記?し、根室市18.2℃(平年差+3.8℃)、石?市24.5℃(+3.2℃)など、
北日本では夏3ヶ月の平均??偏差が+3.0℃の?著な高?
となった。東日本でも+1.7°Cと1位、西日本で+0.9°Cと1位タイとかなり高くなった。6月以降の猛暑日地点?の積算でも、2010年以降では最多となった。8月5日に福島?伊達市梁川で40.0℃、8月23日に秋田市で38.5℃?札幌市で36.3℃となるなど?象官署とアメダスを合わせた915地点中、128地点で日最高??の高い方を更新した。248地点で日最低??の高い方からの?測史上1位を更新し、8月10日に新潟??魚川市で最低??が31.4℃となり、日最低??の高い方からの?代全?1位を更新するなど、最高??だけでなく、最低??も記?的に高くなった地点が多かった
[65]
。日最低??25℃以上の日?は仙台市36日、秋田市27日など、平年値が10日に?たない北日本の官署で30日前後に達し、それまでの年間日?の最多を大幅に更新した。全?の各月ごとの平均??偏差は6月+1.22℃、7月+1.92℃、8月+2.16℃となり、7?8月は2ヶ月連?で各月として1898年の統計開始以降第1位を更新するなど、3ヶ月を通して?著な高?が??した。8月平均??は全?の63地点で高い方からの1位を更新し、7地点では1位タイを記?した。新潟市?富山市30.6℃、金?市30.5℃、福井市30.4℃、酒田市30.1℃、秋田市(平年差+5.0℃)?鳥取市30.0℃など、
東北地方日本海側、北陸地方、山陰地方の地点としては?測史上初の月平均??30℃以上
を記?し、?測例の北限は、それまでの東海地方の岐阜市から一?に東北地方北部の秋田市まで北上した。昭和時代まで日本の全ての?測点で月平均??30℃以上を記?した例は皆無であり、1994年(平成6年)の猛暑において大阪市や?島市など、平年値の高い西日本の都市で初めて記?されたものが約30年で平年値の低い北日本まで達した事になる。さらに、東北地方太平洋側でも8月平均??の平年値が22.1℃である宮古市で27.2℃(+5.1℃)となるなど、月平均??が平年差5℃以上となる極めて?著な高?となった地点もあり、
北日本では8月の平均??偏差が+3.9℃の?著な高?
となった。以上のように南西諸島を除き、全?的に??偏差がかなり高くなる記?的な猛暑であったが、東北地方の福島市の夏3か月の平均??が26.3℃(+2.8℃)となり、九州地方の大分市(+0.6℃)と同値となるなど、平年値が大きく異なる北日本と西日本の地点間で夏の平均??が同じとなった稀な例など、?著な高?の地理的分布は北に偏っており、
エルニ?ニョ現象
が?生
[66]
している中で、相?的には北暑型の猛暑となった。根室市、秋田市、宮古市、石?市など、北日本沿岸部の官署では、?往の夏3ヶ月平均??極値を一?に1℃以上も上回っている地点がある事から、北日本を中心に??の猛暑とは一線を?した?史的な猛暑であった。8月28日、?象?によって開催された異常?象分析?討?
[67]
は、2023年夏の猛暑を「太平洋高??の本州付近への張り出しが記?的に?まったことが要因で
?代と比較しても?倒的な高?で異常?象だといえる
」と指摘
[68]
した。フィリピン付近で台風を含む積雲?流活動が活?だった影響で、日本付近で上層の?熱?ジェット?流が北偏して暖かい高??に覆われると共に、下層の太平洋高??の張り出しが記?的に?まった事が主要因と考えられ、持?的な?暖化傾向に伴う全球的な高?傾向の影響や、三陸沖で7月に行った?象?の海洋?象?測船「凌風丸」による海洋?部の?測で
平年より約10℃も高い水?を?測
するなど、?潮?流の北上に伴って海洋?部まで水?が?著に高い?態が?いている
[69]
など、
周?海域での海水?の?著な高?
が影響した事が指摘されている。?暑も極めて?しく、全?の9月の平均??偏差は+2.66℃
[70]
となり、これまでの2012年の+1.51℃を
一?に1℃以上更新する?代でも?倒的な記?的異常高?
となり、7月から3ヶ月連?で日本の月平均??の高?第1位を更新した。地方別では東日本で+3.1℃、西日本で+2.3℃となり、1946年以降第1位の?著な高?となり、稚?(北海道)、久米島(沖??)等101地点では、月平均??の高い方からの1位を更新し、秋田(秋田?)、沖永良部(鹿?島?)等10地点では、月平均??の高い方からの1位タイを記?した。最終的に猛暑日日?は群馬?桐生市で46日に達し(それまでの記?は1994年の大分?日田市で45日)、猛暑日年間日?の日本記?を更新した。8月の平年値が24.4℃である仙台市で25.1℃となるなど、
9月の月平均??が8月の平年値を上回った
地点もあり、9月も?夏?みの暑さであった。?象?の??者は「9月にこれだけ高?となるのは珍しく、
率直に言って信じられない
。?暖化が進むにつれて、??、この?象?況が“平年”になる可能性もあると受け止めている」とした
[71]
。3ヶ月連?で?測史上1位の??を大幅に更新した。また、7月の世界平均??(陸域の地上??と海面水?の平均)の速報値は、基準値(1991-2020平均値)との差が+0.62°Cとなり、統計を開始した1891年以降でこれまで最も高かった2016年と2021年(+0.29°C)を上回り、第1位の高?となった
[72]
。世界平均??は5月から4か月連?でその月としての高?記?を更新している。
その他
- 1886年
、
1916年
(6月のみ)、
1930年
(7月のみ)、
1939年
(7月のみ)、
1943
?
1944年
(北海道のみ)、
1948
?
1950年
(北日本のみ)、
1951年
(北海道のみ)、
1953年
(奄美のみ)、
1956年
(南西諸島のみ)、
1971年
(南西諸島のみ)、
1972
?
1975年
(北海道のみ)、
1979
?
1980年
(6月のみ)、
1987年
(7月の東日本のみ)、
1998年
(南西諸島、8月の西日本のみ)、
2002年
(東?西日本のみ)、
2014年
(6?7月の北日本のみ)、
2017年
(7月の北?西日本??東
[73]
、8月の西日本?南西諸島のみ
[74]
)
夏期(6、7、8月)の各年の平年比
平均??平年差
[75]
、1991-2020年の平年値。
-
(+)* かなり高い
-
(+) 高い
-
(0) 平年?
-
(-) 低い
-
(-)* かなり低い
年
|
北日本
|
東日本
|
西日本
|
沖??奄美
|
1946年
|
+1.1
|
-0.2
|
-0.5
|
-1.1
|
1947年
|
-1.1
|
-1.1
|
-1.2
|
-1.4
|
1948年
|
+0.3
|
-0.8
|
-1.0
|
-1.0
|
1949年
|
-0.6
|
-1.5
|
-1.8
|
-1.4
|
1950年
|
+1.2
|
-0.5
|
-1.2
|
-1.5
|
1951年
|
0.0
|
-1.2
|
-1.5
|
-1.4
|
1952年
|
-0.5
|
-1.2
|
-1.3
|
-0.8
|
1953年
|
-1.2
|
-1.4
|
-0.7
|
-0.1
|
1954年
|
-2.6
|
-2.2
|
-1.7
|
-0.2
|
1955年
|
+0.9
|
+0.1
|
-0.3
|
-1.0
|
1956年
|
-2.0
|
-1.3
|
-0.8
|
0.0
|
1957年
|
-1.3
|
-1.4
|
-1.3
|
-0.6
|
1958年
|
-0.7
|
-1.0
|
-0.6
|
-1.0
|
1959年
|
-0.8
|
-0.9
|
-0.6
|
-0.6
|
1960年
|
-0.4
|
-0.7
|
-0.3
|
-0.7
|
1961年
|
+0.5
|
0.0
|
+0.1
|
-0.2
|
1962年
|
-0.4
|
-0.8
|
-1.0
|
-0.4
|
1963年
|
-0.7
|
-0.6
|
-0.5
|
-0.7
|
1964年
|
-0.9
|
-0.5
|
-0.3
|
-0.9
|
1965年
|
-1.1
|
-1.0
|
-0.9
|
-0.9
|
1966年
|
-1.4
|
-1.2
|
-0.7
|
-0.8
|
1967年
|
0.0
|
-0.2
|
0.0
|
-0.4
|
1968年
|
-0.5
|
-1.2
|
-1.4
|
-0.9
|
1969年
|
-1.1
|
-1.3
|
-1.1
|
-1.0
|
1970年
|
-0.3
|
-1.2
|
-1.1
|
-0.6
|
1971年
|
-1.1
|
-0.7
|
-0.5
|
+0.3
|
1972年
|
0.0
|
-0.9
|
-1.0
|
-0.8
|
1973年
|
0.0
|
-0.5
|
-0.4
|
-1.1
|
1974年
|
-1.0
|
-1.3
|
-1.3
|
-1.0
|
1975年
|
-0.2
|
-0.8
|
-0.6
|
-0.9
|
1976年
|
-1.5
|
-1.8
|
-1.5
|
-1.1
|
1977年
|
-0.8
|
-1.1
|
-0.8
|
-0.3
|
1978年
|
+1.5
|
+0.8
|
+0.3
|
-0.8
|
1979年
|
-0.2
|
-0.2
|
-0.4
|
-0.6
|
1980年
|
-1.6
|
-1.5
|
-1.4
|
+0.1
|
1981年
|
-1.1
|
-1.0
|
-0.4
|
-0.7
|
1982年
|
-0.7
|
-1.9
|
-1.7
|
-1.0
|
1983年
|
-2.1
|
-1.3
|
-0.7
|
-0.2
|
1984年
|
+0.9
|
+0.1
|
+0.2
|
-0.3
|
1985年
|
0.0
|
-0.5
|
-0.3
|
-1.0
|
1986年
|
-1.4
|
-1.3
|
-0.8
|
-0.4
|
1987年
|
-0.5
|
-0.2
|
-0.5
|
-0.5
|
1988年
|
-1.1
|
-1.3
|
-0.8
|
+0.1
|
1989年
|
-0.5
|
-1.3
|
-1.2
|
-0.5
|
1990年
|
+0.6
|
+0.4
|
+0.6
|
-0.1
|
1991年
|
-0.2
|
-0.3
|
-0.2
|
+0.5
|
1992年
|
-0.7
|
-1.0
|
-1.2
|
-0.8
|
1993年
|
-2.3
|
-2.2
|
-1.7
|
0.0
|
1994年
|
+1.0
|
+0.9
|
+0.8
|
-0.1
|
1995年
|
-0.4
|
-0.3
|
-0.3
|
-0.5
|
1996年
|
-1.0
|
-0.5
|
-0.1
|
0.0
|
1997年
|
-0.5
|
-0.3
|
-0.3
|
-0.9
|
1998年
|
-1.1
|
-0.4
|
+0.3
|
+0.4
|
1999年
|
+1.1
|
0.0
|
-0.6
|
-0.3
|
2000年
|
+0.9
|
+0.4
|
+0.2
|
-0.5
|
2001年
|
-0.5
|
+0.4
|
+0.4
|
+0.4
|
2002年
|
-0.9
|
+0.2
|
+0.2
|
-0.3
|
2003年
|
-1.7
|
-1.3
|
-0.9
|
+0.1
|
2004年
|
+0.5
|
+0.6
|
+0.7
|
-0.3
|
2005年
|
+0.3
|
+0.1
|
+0.3
|
-0.2
|
2006年
|
0.0
|
-0.3
|
+0.2
|
-0.1
|
2007年
|
+0.2
|
-0.3
|
-0.1
|
+0.1
|
2008年
|
-0.5
|
-0.2
|
+0.1
|
+0.1
|
2009年
|
-0.7
|
-0.5
|
-0.4
|
-0.1
|
2010年
|
+1.8
|
+1.1
|
+0.5
|
-0.2
|
2011年
|
+0.7
|
+0.5
|
+0.3
|
+0.1
|
2012年
|
+0.3
|
+0.2
|
+0.2
|
-0.1
|
2013年
|
+0.7
|
+0.7
|
+0.9
|
+0.4
|
2014年
|
+0.8
|
+0.1
|
-0.6
|
+0.1
|
2015年
|
+0.2
|
-0.1
|
-0.8
|
+0.4
|
2016年
|
+0.4
|
+0.2
|
+0.5
|
+0.8
|
2017年
|
0.0
|
+0.2
|
+0.4
|
+0.5
|
2018年
|
+0.2
|
+1.3
|
+0.9
|
-0.2
|
2019年
|
+0.4
|
+0.1
|
-0.2
|
0.0
|
2020年
|
+0.8
|
+0.7
|
+0.4
|
+0.6
|
2021年
|
+1.4
|
+0.4
|
+0.1
|
0.0
|
2022年
|
+0.9
|
+0.9
|
+0.9
|
+0.6
|
2023年
|
+3.0
|
+1.7
|
+0.9
|
+0.1
|
猛暑日
猛暑日
(もうしょび)とは、?象?が2007年(平成19年)4月1日に制定した、日最高??が35℃以上の日のことである
[1]
。2006年までは、非公式に酷暑日(こくしょび)などとも言われていた。また、?象?による定義ではないが、
日本?象協?
では2022年(令和4年)8月2日より、日最高??が40℃以上の日を酷暑日と呼んでいる
[76]
。
近年の高?傾向もあり、北海道を含む各都道府?で?年のように?測されているが、沖??は
海洋性?候
なので?測例は少ない。ちなみに、沖??での?測史上最高??は、
石垣市
伊原間(2012年7月8日)、
南城市
??(2013年8月6日)、
宮古島市
下地(2016年7月5日)で?測された36.1℃である。
- 1年で最も早い猛暑日 -
5月13日
埼玉?秩父市 (1993年、37.2℃)ほか
[77]
- 1年で最も?い猛暑日 -
10月9日
新潟?
?魚川市
(2013年、35.1℃)
[78]
- 年間猛暑日日? -
45日
大分?日田市(1994年)
[1]
- 連?猛暑日日? -
24日
岡山?高梁市(2020年)
[79]
- 猛暑日地点? -
296地点
2013年8月11日
[80]
- 日最高?? -
41.1℃
埼玉?
熊谷市
(2018年7月23日)、
?岡?
浜松市
(2020年8月17日)
[81]
脚注?出典
- ^
?前には1927年に宇和島市で40.2℃を?測しており、?代2位の記?である
- ^
1994年7月に??の穴吹で39.2℃を?測しているが、後に?測切?された
- ^
2日前の8月16日にも39.0℃を?測している
- ^
9月18日に山梨?南部町で35.0℃を?測したのみ
?連項目
外部リンク