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ダクト(風導管)
について?明しています。その他の
ダクト
については「
ダクト (曖昧さ回避)
」をご?ください。
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出典?索
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"ダクト"
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ニュ?ス
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書籍
·
スカラ?
·
CiNii
·
J-STAGE
·
NDL
·
dlib.jp
·
ジャパンサ?チ
·
TWL
(
2022年8月
)
|
ダクト
とは、
??
を運ぶ
管
であり、主に
建築物
?で
空調
、
換?
、
排煙
の目的で設備される。
エアダクト
、
風導管
、
通風管
とも。ここでは建築設備で用いられるものについて?明する。
?要
[
編集
]
?板
製の
矩形
の部材を組み合わせ、空調機械から居室などへの空?の流れ道とするもの。
空?調和設備
、
換?設備
、
排煙設備
などに用いる建築設備のひとつである。
形?は角ダクトと呼ぶ矩形以外にも
円
形や
楕円
形があり、
送風機
の吐き出す?力によって空?が流れるため、所定の風量を確保するためには一定の
?面積
が必要である。極端に長くて細いと風量が減り、冷えない?暖まらないの苦情の原因となる。
丸ダクトと呼ぶ円形のものには
スパイラル
[
要曖昧さ回避
]
ダクトや楕円の
オ?バル
ダクトがある。これらはスパイラル風導管やオ?バル風導管と呼?されることは少なく、スパイラルダクトあるいは?にスパイラルと呼ばれる。
材質
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]
角ダクトや丸ダクトは
建築設計?
から施工?に基づいて製作が行われ、現場で組み合わされて完成する。
などが使用される。?鉛めっき?板はダクトの主用材であるが、防?の面では最適とはいえず、水場周?ではガルバリウムが使われることも多い。防?ではステンレスが最適だが、素材?格が高いため使いづらくなってしまっている。ガルバリウムは?が母材であることから最適とはいいがたい。?療現場などのクリ?ンル?ムでは?ビ被覆鋼板が用いられることもある。
- ス?パ?ダイマ
[1]
(?鉛85.8%、アルミニウム11%、
マグネシウム
3%、珪素0.2%の合金めっき)
- ZAM
[2]
(?鉛91%、アルミニウム6%、マグネシウム3%の合金めっき)
- アルシ?ト
[3]
(アルミニウム、
錫
の合金めっき)
など。
板厚
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]
?板の板厚はダクトの大きさにより?化し、一般ダクトの場合0.5
mm
、0.6mm、0.8mm、1.0mm、1.2mmである。排煙用のダクトでは使用時の空??などの?係から、?ね一番手アップの板厚が使用される。また、特に?度や出火?策が求められる??(壁の貫通など)においては、1.6mmの厚手の鋼板が使用されることがある。1.6mmとなるとダクト製造時の板と板の接?に
はぜ
を用いず、
溶接
により接合されることがある。1.6mmのはぜ折り機も存在する。この場合は三井はぜが一般的である。
接合
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]
角ダクトの部材組み立てはボタンパンチはぜによるのが主流である。
製造?率も良好なため、何も指定がなければ
ボタンパンチはぜ
(Button Punch Snap Lock)で製作される。ただ、より?度の求められるダクトにおいては、
三井はぜ
(ピッツバ?グはぜ:Pittsburgh Lock)が指定されることもある。なお、はぜの接合角度が急になるダクトなどでは、指定がなくとも三井はぜで製作される。また、制?口ボックスの器具差し?み部分など、?部にはぜのでっぱりがあると困る場合は三井はぜを用いることもあるが、最近ではスポット溶接での製作がほとんどである。
接?
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]
ダクト同士の接?は、ダクト端にフランジ加工をしてつなぐのが一般的であり、主に次の二つの方法が採用される。
- 共板フランジ接?(共板工法)
- 角ダクトの端を外折にめくり上げて
フランジ
とし、四隅の欠けた部分にコ?ナ?ピ?スと呼ばれる部材(板厚は1.2mmまたは1.6mm)を取り付け、現場でコ?ナ?ピ?ス同士を
ボルト
と
ナット
で接?する方法である。「コ?ナ?ボルト工法」「TDC
[4]
」や「TFD」と通?される。ボルト?ナット固定は四隅のみで、四隅以外の?の部分はダクトクリップ(板厚は1.0mm程度)という金具で密着させる。
- アングルフランジ接?(フランジ工法)
- ?やステンレスなどの
アングル鋼
で製作したフランジを、ダクトの?端に
リベット
または
スポット溶接
などで取り付け、現場でそのフランジ同士をボルト?ナットで固定してつなぐ方法である。?に「フランジ」「FG」と通?される。一般にボルト穴の間隔は100mmであり、口?の大きなダクトではボルト?ナットの?が多くなる。
近年はダクト製造と現場作業の手?がより?率的な共板工法が主流であるが、排煙ダクトなどの?度が必要なダクトの場合はフランジ工法が使用されることがある。また、丸ダクトにもフランジが用いられることがあり、その場合は接?に際して穴合わせが不要になるように、フランジが回るようにされた「ル?ズ仕?」が多く用いられる。
なお接?面からの空?漏れを防ぐため、片面に粘着シ?トを貼付した幅10mm、厚み5mm程度の
クロロプレンフォ?ム
や
ブチルゴム
の
ガスケット
を使用して封止する。
補?
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]
?部を通過する空?の流れによってダクトの?板が振動を起こしたり、過大な?力で?形したりするのを防ぐため、必要に?じて補?する。
- 補?材を取り付け
-
- 中間補? - フランジ形?のアングル鋼などを長いダクトの中間部に取り付ける。ダクトの長さが分割されたのと同等になる。
- ?補? - ?部に人が入れるほど大型のダクトでは、?流方向にもアングル鋼などを取り付ける場合がある。
- タイロッド - ダクトの?寸を保持するように突っ張り棒(Tie Rod)を取り付ける。ただしタイロッドだけでは?板の振動を抑えられない場合もある。
- 板自?を加工
-
- リブ - 幅10mmほどのひも?の補?リブ(Bead)を?流と直角に間隔300mmで施す。
- タイルリブ - 碁盤目?にリブを施す。
- Zリブ - ?板に間隔75mmほどで山谷の薄い折り曲げを施す。
- ダイヤ - ダイヤモンドブレ?キ(CrossBrake)。?板の?角線に薄く折り曲げを施す。
これらはそれぞれ??で使われるよりも??に組み合わされることの方が多い。また板自?の加工方法によっては板厚を一番手以上上げたのと同じ?果が得られる場合もあり、より?量化できることもある。
その他
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]
- 角丸
- 角ダクトと丸ダクトは「角丸」と呼ばれる?換ダクトで接?することができる。
- 丸ダクト同士の接?は、主に差し?みによって行われる。差し?まれる側を「メス」「正寸」「スパイラルサイズ」「??」などといい、差し?み側を「オス」「ニップルサイズ」「外?」などという。
- たわみ?手
- 機器から排?を取り出す際に、機械の振動や?音を本管へ?えない目的で、主にアルミニウム、ステンレス、?などの材料で蛇腹?に形成されたフレキシブルダクトが多く用いられる。そして防振の目的で、ナイロンタ?ポリンやアルミ箔貼りガラスクロスなどで作られた
キャンバス
と通?されるたわみ?ぎ手も使われる。たわみ?ぎ手の製作方法はミシン縫いが主流ではあるが、屋外に設けられるようなたわみ?ぎ手(主にナイロンタ?ポリン)では、生地同士を溶着する?ウェルダ?加工?も多く見かけられる。なお、現場でカシめる場合は、?板も?せて?注する場合も多い。
- 保?フレキ
- ピアノ線
を
不織布
や樹脂フィルムで?いたコアに、
グラスウ?ル
を?きつけ、?ビやアルミ蒸着フィルムで外?したフレキシブルダクト。防振、消音、保?性に優れているが円形が主で矩形の商品はほとんどない。接?は締めバンドで行い、フランジ接?などは見られない。急激に曲げると?面積が保てない。メ?カ?の商品名により、風神、サイレントフレックス、ニュ?ホ?ス、グラスダクト、ライドフレックス、ク?ルフレックス、ニュ?ホ?プなどと呼ばれる。
- ?面の材質による分類では、
- 不織布(Gタイプ、Nタイプ) - 消音用、保?用
- 樹脂フィルム(Sタイプ) - 保?用、耐?性があるので浴室や水廻りなど
- シャフト(Shaft)
- 建築
??
の
シャフト
を給排?チャンバ?にする場合は、
コンクリ?ト
のままのシャフトをダクトとする。コンクリ?トダクトと呼ばれる。また天井裏をダクトとして利用する場合があり、ここでは天井?部全?がチャンバ?となる。
付?物
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]
- ダンパ
(Damper)
- 風量調節用のボリュ?ムダンパ(VD)、遠隔操作用のモ?タ?ダンパ(MD)、逆流防止用のチャッキダンパ(CD)などが必要に?じてダクトに?入される。床や壁などの防火??をダクトが貫通する場合は延?防止や熱い空?の噴出を防ぐ?、防火ダンパ(FD)が入れられる。防火ダンパには、各個に設定された溶融
ヒュ?ズ
が取り付けられており、設定?度を超えた空?が通過するとヒュ?ズが溶けてダンパが作動し通?を遮?する。?房排?が外部に出るところも同じであるが、この場合は
換?扇
シャッタ?で代用することもある。
- 制?口
- ダクトの室?側末端に取り付けられる?置で、大きく分けて吸?口と吹出口があり、さらに羽の付き方、シャッタ?やフィルタ?の有無などにより、??な種類に分類される。
- 吹出口 - H型(羽が水平のタイプ)、V型(羽が垂直のタイプ)、HV型(前の羽が水平、?が垂直)、VH型(前の羽が垂直、?が水平)
- 吸?口 - GH型(羽が水平のタイプ)、GV型(羽が垂直のタイプ)
- シャッタ?付き吹出口 - HS型、VS型、HVS型、VHS型
- シャッタ?付き吸?口 - GHS型、GVS型
- フィルタ付き吹出口 - H/F型、V/F型、HV/F型、VH/F型、HS/F型、VS/F型、HVS/F型、VHS/F型
- フィルタ付き吸?口 - GH/F型、GV/F型、GHS/F型、GVS/F型
- 線?吹出口 - ライン型(細長い長方形)の吹出口
- 線?吸?口 - ライン型(細長い長方形)の吸?口
- シ?リングディフュ?ザ - コ?ン型の円盤等を同芯円?に重ね合わせた形の吹出口。開?メ?カ?名から「アネモ」と呼ばれることもある。
- 定風量?置(CAV)
- ?置?部の羽が自動で開閉することで、ダクトから室?に吹き出す風量を一定に調整する?置である。
- 可?風量?置(VAV)
- 室?の?度等に?じて、?置?部の羽が自動で開閉することで、ダクトから室?に供給する冷??暖?等の風量を可?調整する?置である。
用途別?分
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空調(SA,RA)
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冷風あるいは?風が流れるもの(給?SA)や、部屋より空調機への還り(還?RA)に使われるもの。給?の場合は保??熱されることが多い。精密部品の工場や食品?係の
クリ?ンル?ム
や、病院の手術室などの??度維持にも空?の入れ替えが必須であるので、一定の給排?が必要である。
※省略記?のSAは
Supply Air
、RAは
Return Air
の頭文字である。
排?(EA)
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一般の排?(EA)や
?房
排?に分かれる。?熱されることは稀である。
有機溶?
の局所排?、臭?や必要のない高?低?の空?を排出することもある。??設備や
放射線
設備の排?は、
フィルタ?
で?理してから排?される。また、?房排?は延?防止と油分のダクト?部への付着防止のため油分分離?置(グリスフィルタ?など)を取り付けることが多い。蒸?の分離が必要な場合もある。
※省略記?のEAは
Exhaust Air
の頭文字である。
外?(OA)
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]
建物の外部より取り入れるもの。各部屋へ直接引き?んだり、空調機で混合してSOAとして送られる。昆?や鳥が入り?まないように、目的に?じた
メッシュ
の
金網
が必要。排?(EA)に見合った量を取り入れないとドアが開けづらいなどの?態となる。
※省略記?のOAは
Outdoor Air
,
Outside Air
,
Open Air
などの頭文字である。
排煙(SEAまたはSM)
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火災?生時の?生煙を外部に放出するために利用されるもの。延?防止の目的で?熱されることが多い。通過風速が高速で、??を高?となるので板厚を上げるなど補?面で注意が必要となる。
※省略記?のSEAは
Smoke Exhaust Air
、SMは
SMoke
の頭文字である。
建設業としての位置
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]
設備工事としてのダクト設置工事は、
建設業
のうちの管工事業に分類される。工事の例示としてダクト工事と記載される。法律上は風導管という言葉はほとんど出てこない。業として?むには建設業許可が必要である。この場合、現場や?業所の
主任技術者
になれるのは、
管工事
施工管理技士
と?務??者(10年以上)などである。板金工事の
技能士
は管工事業の主任技術者になれなかったが、平成27年4月1日よりダクト板金技能士も主任技術者となれることとなった。
?史
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]
明治期に日本に冷暖房が入ってきた頃に、アメリカよりダクトが導入された。
?初は
板金
工事(ブリキなど)の職人が?事していたので、技能の系統としては板金作業になっているが、流?力?的にも
配管
工事に近い業務である。
この頃は
墨壺
、墨指と
折尺
を用いた手作業による部材の
展開
、?まとも?と呼ぶ大型の
はさみ
による手切り、手折りの
本はぜ
による組み立て、リベットを
ハンマ?
でかしめたフランジ接?で、現場での製作が基本であった。
昭和期に入ってピッツバ?グはぜが導入されると作業性は僅かに改善されたが、はぜは手折りだったため未だに板金作業と?わるところが無かった。
昭和40年代に入ってロ?ル成形機を必要とするボタンパンチはぜが導入されると機械化が進み始め、現場製作をやめて工場製作が主流となっていった。
昭和60年(
1985年
)頃に自動
プラズマ
切?機と共板工法がアメリカより導入されて機械化の波は一?に?まり、日本??においてもダクト先進地域であるアメリカ、ヨ?ロッパ?に生産性が向上した。
平成20年ごろから輸送中の?積を減らすために、半完成品を折り?んで出荷して現場で組み立てるなどの工夫も一部で見られる。しかし工場で完成品として製作、出荷して現場で取り付けるのがなお一般的である。
ダクトの種類
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まっすぐのもの、まがったもの、とそれらの組み合わせであり、取り付け現場の要求にしたがって??な形?、寸法になる。
矩形(角ダクト)
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- 直管
- 同じサイズで、ただまっすぐのダクト。定尺の?板からそのまま取れるものは定尺ダクトと呼ぶ。?板の素材コイル幅が6
フィ?ト
(1828mm)を標準としているため、角ダクトの接?面間の長さは共板工法の場合1740mm、フランジ工法の場合1815mmが標準である。部材接合用のはぜを4箇所用いる4枚取りの他に、Lの字型に折り曲げて2箇所で?ませたり、1枚板を折り曲げて1箇所で?ませるファブリと呼ぶ取り方もある。
- エルボ(elbow)
- まがったダクト。角度は90度が標準であるが、任意の度?まで何度でも製作は可能。カ?ブしながら?形したり、ねじれを加えたりもできるが、?面積が少なくなると抵抗が?す。?側ア?ルの円弧の中心から接?面の中心までが、そのダクトの幅サイズと等しい場合を1ア?ルと呼び(用語的には丸ダクトの用語であり、角ダクトの場合通常は、?Rを指定して製作依?する必要がある)、そのエルボの?ア?ルの標準としている。標準以下になる場合は?部にガイドベ?ンを取り付けて、?力損失=抵抗が?えないようにする必要がある。また、?Rによっては製作ができない場合もあり、この場合は??角?や?テ?パ??などで??する。また、建物の壁面を沿って登ってゆく?管などでは、135°エルボの一?物で製作(無論、90°と45°の組み合わせも可能)し、最後を網で終える形が多い。
- ホッパ?(hopper)
- 入り口と出口のサイズが違うダクト。普通は面間が平行だが、角度やねじれのついたものも製作可能。有?寸法が取れていないと?音の元となる。?大、縮小の角度は仕?書により指定されるが15度から30度が普通である。
- Sカ?ブ(S管とも)
- 面間は平行のまま振れたり上下するダクト。Sの字?。?大、縮小を兼ねる場合もある。
- 分岐管
- 二股、三つ股など接?口が3つ以上あるダクト。分岐、集合に用いる。最近ではドン付け、直付けといって本管に開口して接?する場合がほとんどである。分岐管として製作する場合は、?ダキ?とも呼ばれ、2つの分岐の場合が多いが、3分岐での製作ももちろん可能である。
- フ?ド(hood)
- ?房
?において、火?を使用する調理器具などの上部に設置され、調理の排?を?率的に捕捉するためにつけられる下部が開放された箱。[箱型]、[山型]や美?と性能を兼ね備えた[二重]などの形がある。下部には油受けとなる折り返しが付いている場合がほとんどであり、その油受けに油?きのためのドレンコックが設置される場合もある。排?は側面または上面からされることが多い。また、
フライヤ?
の上に設置して油煙を排?する場合は、バッフル板などが備えられたグリスフィルタ?の設置が義務付けられており、そこを通過した油煙はフィルタ?を構成するステンレス鋼板に衝突して通過する間に油分を濾し取られオイルカップに排出されるため、ダクト?への油分侵入を防いでいる。また、火災防止の?点から、FS[ファイア?シャッタ?]や、フ?ドからの排?ダクトにFD[ファイア?ダンパ?]が備えられる。指定?度以上になるとシャッタ?や羽根が閉止されて、高?の空?がダクトに流れて延?するのを防ぐ。逆に、食洗機やコンベクションの上に設置するフ?ドには、基本的に油分が含まれないことから、FSのみでグリスフィルタ?を設けない場合が多い。材質は?鉛めっき?板やステンレス鋼板(SUS)が多いが、?土交通省の仕?書では「1mm以上のSUSに限る」となっている、?鉛めっき?板で作ると?が食品に落ちる可能性があるのでステンレス鋼板で作るのが基本。SUS304での指定が多いが、防?力の劣るSUS430での製作も近年?してきている。また、美?からBA[ビ?エ?]などの光?のある
表面仕上げ
のステンレス鋼板を使用する場合も多いが、近年、No.4[ナンバ?フォ?]などの、多少くすみがかった仕?も多くなってきている。また高級店などでは、連?した?磨目が整って見?えも良好なHL[ヘア?ライン]の指定が多い。
- チャンバ?(chamber)
- ?流の分岐や合流が必要な場所に、複?のダクトを突っ?み、大きなサイズのボックスを取り付けることがある。このボックスをチャンバ?と呼ぶ。用途によって混?チャンバ?などと呼?されることもある。空調機の吹き出し側に大きな箱を作り、風速を一定にしたりするために作られる物を給?チャンバ?、還ってきた空?を一定の風速
??
で吸い?むための物を還?チャンバ?として空調機に隣接させることもある。
- 角丸(かくまる)
- 一方の口が円形で、他方の口が矩形のもの。丸ダクトと角ダクトの接?に用いる。
- 閉止板
[6]
(フサギ、メクラとも)
- 配管されたダクトの末端を閉鎖するときに用いる?板。??のリニュ?アル工事などでダクトを延長できるように、角ダクトの接?面を?して蓋をする。
- 共板工法 - ?板の4?を10mm折り曲げ、立ち上がった面を外側にして4隅をボルトで締め、その立ち上げにダクトクリップをかける。
- フランジ工法 - ダクトのフランジと同じサイズの
フラットバ?
に?板を取り付けて、ボルトで締めて取り付ける。
- 高速ダクト等には必要に?じてリブ補?やアングル補?を入れることもある。
- 共板?フランジ共に、長さ50mmほどの閉塞した蓋を作って?質的に閉止板とすることもある。俗に
弁?箱
と言われる形?となる。
円形(丸ダクト)
[
編集
]
- 直管
- 定尺4
m
のスパイラル管が標準で使われる。?板を丸めたシ?ム管(?ぎ目あり)を使用する場合もあるが、この場合は1m間隔で溶接を行う。
- エルボ
- 標準の角度が90度と45度の曲がり管。およそ直?200mm以下では、プレス成形した2枚の?板を?流方向に接合したもの、それ以上では?流と直角方向に90度で4分割(大口?は5分割)、45度で3分割してはぜや溶接で接合したセクションエルボとする。必要があれば30度や60度といった任意の角度でも製作できる。
- レジュ?サ?(reducer)
- 入り口と出口のサイズが違うもの。普通は面間が平行(芯?)だが、角度のついたものや、片側を平らにした物も製作可能。通常はホッパ?(テ?パ?)で徐?に絞っていくが、エンドキャップ(閉止カラ?)に?換する口?を開口し、カラ?を取り付けた?ドン付けレジュ?サ??などと呼ばれる?ぎ手も製作可能である。だが、ドン付けレジュ?サ?は、口??換の際に風を?き、?音の原因にもなり得る。
- カラ?(collar)
- 定着カラ?とも。主に角ダクトやチャンバ?から丸ダクトを取り出すときに使用される。丸ダクトから取り出す時に使われる、取り出しの根元に取り出される側の?に合わせたカ?ブを付けたものは、ピンキ?と呼ばれる。また、カラ?ニップルと呼ばれる?手も存在し、これは、定着カラ?にリブ(ヒモ)を入れた形になり、主に保?フレキなどを取り付ける際に使用する。
- ニップル(nipple)
- 丸ダクト同士を差し?みによって?ぐ?手。スパイラルサイズ(正寸)よりも3mmほど小さく作られ、スパイラル管同士を接?する。通常は、ストッパ?として外側にヒモ(リブ)が付けられる。?手同士を接?するなどの目的で正寸で製作することもあり、この場合は?側にヒモを入れることもある。
- 分岐管(T管、Y管、TY管など)
- 丸ダクトを分岐する?ぎ手の種類。幹となるまっすぐな方向に?し、枝が出る角度によって名?が異なる。
- T管 - 幹から枝が90度で出るもの。チ?ズとも呼ばれる。
- Y管?ト管 - 幹から枝が45度で出るもの。
- TY管等 - Y管の枝が45度で、そこから再び曲がり最終的に90度の曲がりとなるもの。分岐の角度は指定ができパチンコY(フタマタY)管や、二又に分岐した後に45°返しによって、結局主管より90°で分岐二又TYなども製作できる。また特殊なT管として。主管よりも枝管の呼び?が大きいWTW(WRTやT管Wとも)管(Y分岐の場合はフタマタRYなど)も製作可能である。
- RT??RY? - 主管をレジュ?サ?として呼び?を?縮させ、分岐への通?を促すもの。
- 閉止カラ?
[6]
(フサギ、メクラとも)
- 配管されたダクトの末端を閉鎖するときに用いるカラ?。??のリニュ?アル工事などで取り外して延長できる。?走り管ではメクラカラ?に水?きのソケットなどを取り付けることもある。?注や受注の際は、ニップルサイズかスパイラルサイズかの確認が必要である。また、?掃口として取り外しができるように、持ち手を付けることも可能である。?注の際には雨水の流入なども加味して、本管側、メクラ側、どちらを正寸にするか注意が必要である。一?型としてT管やY管の主管の片端を閉じたMT管(片メクラT管)なども存在する。
脚注
[
編集
]
- ^
ス?パ?ダイマは
新日本製鐵
の高耐食性めっき鋼板の商品名である。
- ^
ZAMは
日新製鋼株式?社
の高耐食溶融めっき鋼板の商品名である。
- ^
アルシ?トは新日本製鐵株式會社の高耐食性めっき鋼板の商品名である。アルミニウムめっき鋼板は1939年アメリカのア?ムコ社によって製造法が開?された。
- ^
TDCは共板工法の一つ、アメリカの
ロックフォ?マ?
社(
LOCKFORMER
)の製品名である。
- ^
AnemostatはMESTEK,INC.の登?商標である。
- ^
a
b
業界?ではメクラの呼?が標準的に使われるが、
差別用語
と?音が同じなので項目名としては閉止板、閉止カラ?とした。
?考文?
[
編集
]
?連項目
[
編集
]
外部リンク
[
編集
]