詩人のキム?ヘスン氏(69)が詩集「翼の幻想痛」(??)で、全米?書批評家協?賞(NBCC賞)を受賞した。韓?文?作品がNBCC賞を受賞するのは初めてで、??詩集が同賞を受賞したのも未曾有のことだ。
NBCCは21日(現地時間)、米ニュ?ヨ?クのニュ?スク?ルで開かれた「2023NBCC賞」の詩部門の受賞作に、「翼の幻想痛」の英語版詩集(Phantom Pain Wings)を?表した。米?で最も?威のある文?賞の一つであるNBCC賞は、1年間米?で英語で書かれた最高の本を選んで、詩や小?、ノンフィクション、?記、??書の部門別に受賞者を決める。
同日、キム氏は出版社を通じて、「全く受賞を期待していなかった。アジアの女性に賞を授?したことが驚きで嬉しい」とし、「立派な??で長い間共にしてきたチェ?ドンミ氏に感謝する」という受賞感想を明らかにした。代わりに授賞式に?加した米出版社ニュ?ディレクションパブリッシングのジェフリ?編集者は、「ジェンダ?は名詞ではなく動詞だ。このようにもう一つの女性を選んでくれてありがとう」というキム氏の感想を代わりに?えた。
「翼の幻想痛」は、キム氏の登壇40周年を迎え、2019年に文?と知性社から出版された13番目の詩集だ。同名の表題詩で話者である「私」と「鳥」は、?力者から追放されたまま一?に幻想痛を??する存在として描かれる。キム氏は、「鳥する(鳥なる)」という?念を通じて、ジェンダ?差別を越える?容を盛り?んだ。
文?と知性社のイ?グァンホ代表は、「鳥を、主語でも目的語でもない動詞にして、主?と客?の境界を崩す詩的?果を?幅させた」と述べた。「翼の幻想通」は、韓?系米?人のチェ?ドンミ詩人(62)の??を?て、昨年5月に米?で出版され、地元文壇の好評を得た。米紙ニュ?ヨ?クタイムズは昨年末、この詩集を「今年最高の詩集5冊」の一つに選んだ。
キム氏は、韓?文壇で「女性詩の起源」という評?を受けている。1978年、東?(トンア)日報の新春文芸評論に入選後、1979年、季刊誌「文?と知性」を通じて詩で登壇し、計14冊の詩集を出した。文壇では、女性的特性を受け入れ、新しい人間像と世界に?するビジョンで作り出すキム氏の作品の性向が、西洋のフェミニズムとは異なる意味で?特に受け入れられたという分析が出ている。文?評論家のカン?ドンホ氏は、「キム氏は、女性として、アイデンティティから人間種の問題にまで作品世界を?張し、??的で前衛的な挑?をしている」とし、「同時代と呼吸している詩人としての普遍性が、?際舞台で良い評?を受けたようだ」と話した。
ノンフィクションや小?に比べて??が難しい詩部門で、受賞作が出たのも異例のことだ。キム氏は今回の受賞に先立ち、「死の自??」で2019年にカナダのグリフィン詩賞をはじめとする4つの海外文?賞を受賞した。韓?文???院のクァク?ヒョファン院長は、「2010年代以降、チェ?ドンミ詩人兼??家のように、韓?語と英語の?方に堪能な??家が登場し、??の質が高くなり海外文?賞の受賞が?えている」と話した。
サ?ジウォン記者 4g1@donga.com