ロッテ?朗希が今オフのメジャ?挑?要望　ポスティング申請期限は15日に迫る

[ 2023年12月10日 02:00 ]

　ロッテの佐?木朗希投手（22）がポスティングシステムによる今オフのメジャ?移籍を球?に要望していることが9日、分かった。「令和の怪物」と呼ばれる右腕は4年目の今季、日本人最速タイの165キロをマ?ク。世界一に輝いたWBCにも出場し、世界にその名をとどろかせた。ポスティングシステムの申請締め切りは今月15日で、球?は容認しない可能性が高い。

　ナッシュビルで7日（現地時間）まで行われたウインタ?ミ?ティング。エンゼルスからFAの大谷や、オリックスからポスティングシステムでメジャ?移籍を目指す山本の動向に話題が集まったが、その舞台裏では佐?木朗も同制度でメジャ?挑?を目指している情報が?け巡った。複?の大リ?グ?係者が「ロウキが今オフにもメジャ?に挑?したい希望を持っている話を聞いた」と明かした。

　大船渡（岩手）時代からメジャ?も注目し、昨季は完全試合を達成した「令和の怪物」。プロ4年目を迎えた今季はWBCで世界デビュ?を果たした。マイアミで行われた準決勝のメキシコ?ではMLBのスカウトや球??係者?勢64人が詰めかけ、最速164キロの直球と落差?群のフォ?クを披露。シ?ズンでも日本ハム時代の大谷に?ぶ日本人最速の165キロを計測した。

　現在22?。現行ル?ルでメジャ?契約を結べる25?になれば、3億ドル（約432億円）の大型契約を結ぶ可能性がある山本を上回ってもおかしくない逸材だ。ただ23?で海を渡った大谷と同?にマイナ?契約となる22?でも挑?したい?持ちは?く、本人もかねて「年?問わずに行きたい」と語っている。

　米メディアによると、佐?木朗サイドはすでに大リ?グ球?と接?し、本人周?の?係者もメジャ?挑?を後押ししているという情報もある。しかし、今年のポスティングシステムの申請は今月15日が締め切り。?に1週間を切っており、ロッテは今オフの申請については認めない方向とみられる。

　メジャ?挑?が時期?早といえる側面もある。佐?木朗は年間を通じて投げた??がないためだ。今季も7月に左脇腹の肉離れで長期離?し、7勝止まりだった。さらにメジャ?では日本の中6日より登板間隔の短い中4日が求められる。ポテンシャルはメジャ?で投げても?にトップクラスだが、?力面の課題を克服することが最優先。吉井監督も5年の育成計?を?げており、?季が5年目だ。

　現?的には?季もロッテでプレ?しながら、再?年以降のメジャ?挑?を目指すことになりそうだ。申請締め切りまで、?者の話し合いが注目される。

　▽ポスティングシステム　海外FA?取得前に大リ?グに移籍する制度。現在は以前のように入札制ではなく、獲得を希望する全球?と交?可能。今季の申請期間は12月15日までで、申請手?き後の交?期間は45日間。日本球?への?渡金は選手が契約で保?される額により?動。保?額のうち2500万ドル（約36億円）までの部分の20％、2500万～5000万ドル（約73億円）までの部分の17.5％、5000万ドルを超えた部分の15％の合計。今オフはオリックス?山本、DeNA?今永、日本ハム?上?が同制度でのメジャ?移籍を目指している。

　≪「25?ル?ル」の壁≫大リ?グでは16年以降、25?未?かプロ6年未?の海外選手はマイナ?契約しか結べなくなった。現在移籍を目指す山本は25?。ヤクルト?村上は25?となる25年シ?ズン後のメジャ?挑?を見据え、昨オフに3年?額18億円の契約を結んだ。

　?額3億ドルとも予想される山本がその額で契約した場合、移籍先球?からオリックスに支?われる?渡金は4687万5000ドル（約68億円）にも上る。佐?木朗が25?未?で挑?した場合、ロッテに渡る?渡金は、契約金が17年オフの大谷と同等の200万ドル（約2億9000万円）だとしても5000万円前後にしかならない。大谷は自身の年俸が少なくても構わないと23?で挑?したが、?時は新?ポスティングシステムの移行期で、?システムが適用され?時の?渡金上限額の2000万ドル（?時約23億円）が日本ハムに支?われた。