はじめて?立リ?グのル?トインBCリ?グを球場で見させてもらった。球場のお客さんが試合を?しむ雰??と、選手がプロを目指して一生懸命に取り組む姿は、ファ?ムで感じる熱?とは少し異なり、非常に新鮮だった。

  ◇  ◇  ◇

試合前のシ?トノックからじっくり見させてもらった。プロではないリ?グを見る時、ファ?ムと比較するという視点だけではなく、選手のひたむきさを見るようにしている。

その中で、捕る、投げる、打つという基本技術に着眼した。?チ?ムとも?野陣の捕球動作は一定のレベルにあると感じた。足の運び、捕球から送球までの流れ、そして肝心の送球の正確性など、しっかりしていた。

試合の中で目にとまったのは、身?能力がよりわかりやすい外野手。埼玉武?ヒ?トベア?ズの右翼山本力哉の肩は魅力があった。一?走者が、右飛でハ?フウエ?から??する場面では、矢のような送球でダイレクトで一?に投げていた。セ?フにはなったが、常に走者の位置を確認している意識の高さ、正確に?く送球できる肩はアピ?ルポイントになる。

バッティングでは信濃グランセロ?ズの左バッタ?の馬場愛己が光った。逆方向への確?なミ?ト力があると感じた。首位打者を?っていると聞いた。確かに、あれだけのバットコントロ?ルならば、このリ?グの投手のレベルならかなりの確率でヒットゾ?ンに運べるだろうと感じる技術を備えていた。

打球判?が?れて飛球を捕れずにヒットにしてしまう、あっさりとけん制でアウトになる、チャンスで進?打が打てない、バッティングカウントでの確?性が足りない。そうした課題はあるとは感じる。

おのおのの選手のキャリアをすべて調べてはいないが、私が日本ハム時代にバッテリ?を組んでいた埼玉武?ヒ?トベア?ズの西崎幸?監督からは、?豪校とは言えない高校から夢を持って飛び?んできた選手も?多くいると聞いた。

基本的な部分を?びながら、??を通してチャンスを見いだそうとしている。私は試合を通して、こうした選手たちの姿からは「プロに行きたいんだ」という?いメッセ?ジを感じた。その野心、執着が向上心を生む。

こうしてお客さんがたくさん入ってくれる球場で、プレ?できる。レベルがどうの、技術がどうの、ということよりも、どこにチャンスがあるか分からないと思いながら、全力でボ?ルを追う姿は、胸に迫るものがある。

プロ注目の選手がいる社?人野球、大?野球、高校野球は誰かがチェックしている。それが?立リ?グとなると、スカウトが足を運ぶ頻度は低くなる。それを知った上で、それでも「誰かが見ているかもしれない!」という姿勢は確かに?わってきた。

スタンドには若い女性もカメラを携えて??していた。子どもから年配のファンまで、たくさんのお客さんが?場していた。特にホ?ムの埼玉武?ヒ?トベア?ズの一?側はお客さんが多かった。

こうして地元のファンの方が熱心に?援に足を運んでくれることは、選手の?みになるだろうし、精いっぱいのプレ?を見にファンの方はまた球場に足を運んでくれる。活?のある、いい雰??で試合を見ることができた。

全?で運?されている?立リ?グから、最近はプロに入る選手も?えてきた。支配下選手、育成契約と違いはあるが、プロの世界に飛び?み、勝負できる土俵に立っている?立リ?グの先輩選手たちは、この日の?チ?ムの目標であり、希望だろう。

ここから、急激に成長していく選手が1人でも多く育ち、そしてそのプレ?が誰かの目に留まることを願わずにいられない。(日刊スポ?ツ評論家)