思わずハグをした。先月、仙台市で行われた日本大?女子???校選手?前日の開?式後。大東大の谷萩史?（４年）は、過去の自分と?っていた。
９５年生まれの“チ?ム東京”は、中?時代からしのぎを削ってきた。リオ五輪代表の?根花?（はなみ、２１）＝日本郵政＝、今季８００メ?トルで日本選手?、日本?生?校選手?（インカレ）、愛媛??の３冠を達成した日?大４年の北村夢、インカレ１５００メ?トル女王、東?大４年の卜部蘭。中長距離選手として陸上部に所?していた中高生時代、私も１?年下の彼女らに、都大?決勝でめった打ちにされた記憶がある。３０００メ?トルで９分１５秒２１の都高校記?（?時）を出した谷萩も?金世代の一人だった。
だが、大?入?後、谷萩は記?に伸び?む。「高校生までは少年みたいな?で、勢いがあった」と?形の?化に?惑ったこともあった。不運は重なり、初めて約２か月も練習できないけがをした。大?２年の３月、島根?松江市のハ?フマラソンに出場した時だ。順調に走っていた１０キロ手前、右足甲に激痛が走った。疲?骨折だった。痛みに耐えながら、?り十?キロを走りきったのは、負けん?の?さの表れだった。
ほとんど故障なしの競技人生。思うように走れない時こそ前を向いた。寮周?のジョギングでは、近所に住む方?に積極的にあいさつをした。立ち話や?援の?をかけられることが?え、走るのが?しくなった。そんな日?の小さな出?事、全部が力になった。
１０月２９日の日本大?女子???校選手?では４?を走り、チ?ムは準優勝。?月３０日に?生ラストレ?スとなる富士山女子??を控え「思うように走れない時も、ずっとずっと?援してくれる人たちがいた。それに?が付くことができた大事な４年間」と振り返る。卒業後も競技を?け、いつかはマラソンに挑?するという。
「頑張ってね」と?まさなくても人一倍、頑張る選手。だから次に?った時も、私は何も言わずにハグをするだろう。（記者コラム?小又 風花）