マンガアプリ「マンガボックス」で連載中のムサヲによる人?コミックを??化した?愛映?『?と?』が、本日10月14日に公開された。原作とつながりを持つアナザ?スト?リ?となる本作では、“政府”が?民の遺?子情報を分析し、最良の結婚相手を“通知”する「超?少子化?策法」が施行された未?の日本を舞台に、人よりちょっと優柔不?な仁坂葵が、小さな頃からいつもそばにいてくれる、心優しい幼なじみの司馬優翔と、政府通知の相手として現れた、無口でミステリアスな高千?蒼佑との間で?れ動く模?が描かれる。

　今回、リアルサウンド映?部では、主人公?仁坂葵役で主演を務めた森川葵にインタビュ?。本作の出演に?する思いから、共演者?古澤健監督とのエピソ?ド、高校生役を演じることについて、そして?自の路線を突き進む女優としての意識まで、じっくりと話を訊いた。

「原作の可愛い女の子たちに自分が近づけるのかは不安だった」?

??原作は「マンガボックス」での連載開始とともにNo.1ヒットを記?した人?コミックです。出演が決まった時の心境は？

森川葵（以下、森川）：原作コミックに出てくる女の子がみんな可愛いんですよ。ムサヲ先生の?が本?に綺麗で、女の子への愛情たっぷりに、ひとつひとつのコマの中でもキャラクタ?の表情がすごく丁寧に描かれていて。だから??版でヒロインをやらせていただくにあたって、原作のヒロインである高崎（美?）さんをはじめとする女の子たちと、私が同じ作品に出てもいいのかなとは思いました。この可愛い女の子たちに私は近づけるのかな……と。それはすごく不安でしたね。

??今年の夏にはアニメ化もされている作品です。

森川：アニメも最高でした。アニメ版で高崎さんの?を??された花澤（香菜）さんともお?いしたんですけど、もうめちゃくちゃ可愛いくて、?も素敵で。アニメ版も原作同?、?のタッチがとても綺麗で、「動いている高崎さんも最高！」という?持ちでした。女の子はもちろん可愛いのですが、仁坂（悠介）くんとか男の子もカッコいい。どのキャラクタ?も魅力的なんですよね。それがムサヲ先生の『?と?』という作品のスゴいところだなと感じています。

??“結婚相手を政府が選ぶ”という設定によって、一味違う?春ラブスト?リ?になっています。

森川：言ってしまえば、政府から「この人と結婚しろ」と押し付けられているようなものですからね。それって全然自由ではないし、どうなんだろう……と最初は思いました。でも、政府通知はありかなしかを聞く街頭インタビュ?を宣?スタッフさんたちがしてくれたのですが、その意見が結構割れていて面白いなと。

??具?的にどのようなところが？

森川：それこそ「本?にいい人と巡り?えるんだったらお願いしたい」とか、「全然結婚できないから今すぐお願いしたい」という人とかもいたりして。そういう意見を聞くと、確かに私も?ってみたいなと思いました。だって自分の最良のパ?トナ?ですよ？（笑）。?際にその人と?って、自分にはどういう人が合っているのかを確認したいと思いました。

??自身が演じた仁坂葵というキャラクタ?にはどのような印象を持ちましたか？

森川：名前が同じなのは運命なのかなと思っていたんですけど、ムサヲ先生に聞いたところ、昨年の新生?名前ランキングで1位だったからだそうで。それを聞いて運命感が薄れました（笑）。でも、自分自身との共通点もあって、優柔不?なところとかはまさにそうでしたね。

??森川さん自身が選ぶとしたら、幼なじみの司馬と、政府通知の相手である高千?、どっちですか？

森川：かなり迷いますね……。2人とも自分の?持ちを押し付けたりしないんですよ。すごく葵のことを思っている。それが私的にはいいなと思うポイントで、2人ともそういう一面を持っているから選べません（笑）。確かに常に優しく見守ってくれるタイプと、ク?ルだけど時にデレてくれるタイプという違いがありますが、どちらも葵の意見を第一優先にしている。それが男としてカッコいいなと思うんです。

??そんな2人を演じた北村匠海さんと佐藤?太さんとの共演はどうでしたか？

森川：めちゃくちゃ?しかったです。2人が先に仲良くなってくれていたんですよ。だから私は2人が?っているところに一?にいさせてもらう感じで、?づいたら自然と仲良くなっていました。

??同世代の3人の中でも森川さんが最年長なんですね。

森川：そうなんですよ！ 決まった時は「私が最年長か……」と思いました（笑）。でも?際そこはあまり意識しなかったんです。最年少なのに、匠海くんがすごい大人なんですよ。すごく落ち着いているし、現場のこともちゃんと見ている。だから私が最年長として振る舞うみたいなことはなかったですね。ただいるだけ（笑）。?しませてもらいました。

??2人とはキスシ?ンもありましたね。

森川：キスシ?ンが結構あるんですけど、自分の中では「そんなにあったっけ？」という感じなんですよね。キスシ?ンは事前に身構えてしまうと緊張が?してしまうので、特に考えずにほかのシ?ンと同じように演じました。

??『クロ?バ?』や『今日、?をはじめます』など、少女漫?原作の映?を多く手がけられている古澤健監督と今回初めて一?にやってみてどうでしたか？

森川：すごく信?できる監督でした。モニタ?の前に座らずに、ずっと現場で見ていてくれるんです。次のシ?ンを撮るまでに少し時間ができたりトラブルがあったりすると、そっと寄ってきて「ごめんね」といま何が起こっているのかも丁寧に?明してくれて。そうやって時間を無?にしないというか、監督自身が思っていること、考えていることをきちんと?えてくれたので、私もすごくやりやすかったです。

??いろいろと相談もしやすそうですね。

森川：監督があえて相談しやすいようにしてくれたのかもしれないですけど、いつも近い場所にいてくれたので、やっぱり話しやすかったというのはあります。さすがに友達とまではいかないですが、話しかけやすい優しい監督でした。