2024.06.16 18:00

「可愛いだけではダメ」ラフ×ラフ夏目?風?永松波留、佐久間Pやファンと共に目指す人を笑顔にするアイドル

文?取材＝佐?木翠、文＝はぎひさこ

　テレビプロデュ?サ?の佐久間宣行がプロデュ?スするアイドルグル?プ、ラフ×ラフ。これまで?多くのバラエティ番組を作り上げてきた佐久間が手がける彼女たちのYouTubeチャンネルには、デビュ?2年目とは思えないほど本格的なバラエティ動?が?多く公開されている。一方、音?活動も精力的で、6月16日に??される『パッパッ』でシングルリリ?スは10枚目になる。音?もバラエティも本?で取り組むラフ×ラフは、どのようなアイドルを目指しているのか。メンバ?の夏目?風、永松波留に話を聞いた。（編集部）

??のオ?ディションを??し、『佐久間Pアイドルプロデュ?スプロジェクト』?加へ

??ラフ×ラフはもともと『?春高校3年C組』（テレビ東京系）のアイドル部として活動していたメンバ?が番組の放送終了後、番組プロデュ?サ?の佐久間宣行さんに相談したところから始まります。お二人は『?春高校3年C組』には出演しておらず、その後立ち上がった『佐久間Pアイドルプロデュ?スプロジェクト』に?加し、見事合格。その後ラフ×ラフのメンバ?として活動することになります。このオ?ディションに?加したのはなぜですか？

夏目?風（以下、夏目）：私はもともと『?春高校3年C組』を見ていて、私もいつか出る側になりたいなと思っていたんですけど、まだ年?的にオ?ディションは受けられなくて、姉がオ?ディションを受けたんですけど、最終審査で落選してしまいました。でも、佐久間さんが姉に?をかけてくださって番組を??させていただいたりして、すごくいい方だと聞いていました。そんな時にアイドルプロジェクトがスタ?トするということで、「これは私が受けるしかない！」と感じて?募しました。

　私はもともと?坂46の平手友梨奈さんが好きで、その時はアイドルになろうなんて考えてもいなかったんですけど、『坂道合同新規メンバ?オ?ディション』のセミナ?に行ったことがあって。母が「メンバ?に?えるかもしれない」と思って?募してくれて、そこで?をかけていただく形で?加したのが初めてのオ?ディションでした。そこで落選したときに悔しい?持ちを味わって、「私ってアイドルになりたかったんだ！」と?づいたというか。その後も何度かオ?ディションに?募していたんですけど、落選が?いて。でも、「途中の審査まで進めるということは?は私はアイドルに向いてるんじゃないか……？」と思って挑?し?けたら、念願?ってラフ×ラフのメンバ?として活動できることになりました。

永松波留（以下、永松）：私の兄と姉が昔からずっとアイドルが好きで、兄が?坂46のCDを買った時についてくる生??を私に?ってくれたりしたんです。それから私もライブに足を運ぶようになって、初めて見た日向坂46のライブはガラケ?とチケットだけを握りしめて行きました（笑）。そこからだんだんアイドルになりたいなと思い始めて、高1の時に初めてオ?ディションを受けて、そこからは?えられないくらいのオ?ディションを受けました。一時期は?募しすぎて、もう新しくオ?ディションを受けられない?況にもなったりして（笑）。でも、そんな時に佐久間さんのオ?ディションを知って、親も佐久間さんが手掛けるものなら安心して送り出せると言ってくれて、受けることになりました。

??もともと佐久間さんの存在は知っていたんですね。そこから佐久間さんの印象は?わりましたか？

永松：バラエティ番組でのイメ?ジが一番?いので、オ?ディションで初めて?った時は?かにじっくり一人ひとりを見ようとしていた姿が印象的でした。お?いする前までは面白いことが大好きなお笑いモンスタ?だと思っていたのですが、意外と人見知りですし、あんまり自分からはお話しされない方なんですよね。今でこそたくさんお話ししていますけど。

夏目：私は、想像より大きくてびっくりしました！　身?が大きいのはもちろんなんですけど、オ?ラがあるといいますか。佐久間さんの目を見ると、なんでも見透かされているような?がしていて。オ?ディション期間は結構短かったんですけど、その期間だけでも本?に私たちのことを分かってくださって、デビュ?後もライブに足を運んでいただいて、一人ひとりに「最近どう？　?みはない？」って聞いてくださったことがずっと心に?っています。だから本?にお父さんみたいな存在だし、一つひとつの言葉が全部刺さるんだと思います。

お笑いファンが多く見る環境だからこそバラエティで成長できる

??佐久間さんは名物プロデュ?サ?としてかなりの知名度ですし、佐久間さんをきっかけにグル?プを知ったという?も多いのではないでしょうか。

ラフ×ラフ『１００億点』Music Video

夏目：私たちのデビュ?曲の「100億点」のMVは冒頭から佐久間さんがめちゃくちゃ出ている映像になっているんですけど、それが本?に面白くて（笑）。佐久間さんばっかり目に付くんですけど、MVをきっかけに私たちがどういうグル?プなのか?になったという方も多いと思います。

永松：「100億点」は、1作目からフリオチがすごいなと思いました（笑）。私たちが踊っているのに「佐久間宣行」の文字がド?ンって。一瞬「えっ？」って思っちゃうんですけど、それでも私たちも思わず笑っちゃうMVになっています。コメント欄でも面白がってくれている人がたくさんいらしてよかったです。

??佐久間さんをきっかけに知った人の中にはもちろん、もともとアイドルが好きだという人もいると思うんですけど、お笑い?ラジオが好きな人も多いように感じます。だからこそ、アイドルだとしても求められる面白さがシビアな部分もありそうです。

夏目：シビア？

永松：「?しい」っていうこと。

夏目：あぁ、たしかに！　面白さを求められてるなと思うことはあります。でもそういう意見をもらえるからこそ、「もっとこうしなきゃ」と工夫して色?な意見が浮かんでくる。それが面白さに?がっているような?がします。

永松：「アイドルなんだから可愛ければなんでもいいよ」ではなくて、「可愛いけど、それだけじゃダメだよね」と言ってくださるファンの方がいるのも一つの味で。そういう風に求めてくださるということは、グル?プにとってプラスの要素になっていると思います。

??YouTube動?を見るとラフ×ラフはかなりバラエティに本?で取り組んでいますよね。

ツッコミが出?るアイドルを目指す！？「い?やランキング」！

夏目：オ?ディション中から東京ホテイソンさんがMCとして?加してくださって、大喜利をしたりしていました。そんなこと、オ?ディション受ける時には言われてなかったのに（笑）。でも、せっかく佐久間さんが見てくださっているからどんどん成長しなきゃなって思います。ライブで大喜利をやることもあって、ファンの皆さんも基本はあたたかく笑ってくださるんですけど、面白くなかったら本?に「シ?ン……」ってなるんですよ。でも、そうやって?しく見ていただけるからこそもっと高く上を目指せるんじゃないかなと思います。

永松：私たちがどういう人なのか最初の方は皆さんも知らないから、何を言っても面白かったと思うんです。でも、やればやるほど私たちのことを知っていただけるようになって、その上で笑わせるというのがすごく難しくなって?むことも多かったです。今年に入ってからはYouTubeのバラエティ企?も本格的になってきて、色?なことに挑?していく中で自分がどんどん吹っ切れるようになってきて、本?の意味で自分自身が?しめるようになってきたと思います。