「One Choice」代打で深まった仲

──音?ナタリ?のインタビュ?は上村さんが3回目、宮地さんは初となります。インタビュ?には?回2人にペアで登場いただいていますが、今回のペアの共通項というと……？

上村ひなの 　あれかもね、「One Choice」。

宮地すみれ 　あ?、そうですね。

上村 　丹生（明里）さんがお休みしていたときに開催されたツア?で、「One Choice」の丹生さんのパ?トに正源司（陽子）が、卒業した影山（優佳）さんのパ?トに宮地が入ってくれて。

──昨年のツア?「Happy Train Tour 2023」ですね（?照： 日向坂46、潮紗理菜の卒業セレモニ?にあふれた?　そして東京ド?ムをもう一度目指すことを宣言 ）。正源司さんがセンタ?で、その?隣を?っていたのが上村さんと宮地さんでした。

上村 　はい。ツア?まるまるそのポジションを務めてくれていて、宮地とはシンメトリ?のポジションだったのもあって、お話する機?が自然と?えて、ね。

宮地 　はい。ツア?の期間にひなのさんとはすごく距離が縮まって、いろいろ優しく?えてくださったり、?ましてくださったり。たくさん支えてもらっていたので、こうして一?に取材を受けさせていただけてうれしいなと思っています（笑）。

上村 　えへへ。うれしいです（笑）。

──上村さんから見た、宮地さんの「ここがすごい！」と思うポイントは？

上村 　めちゃくちゃあるんですけど……。

宮地 　ええ～。

上村 　まず頭の回?が速くて、どんなことにも瞬時に、かわいく答えられるところ。プロのアイドルだなあと思っていて。ライブのステ?ジ上ではもちろん、バラエティの場面でも、ぶりっ子企?とかで一番輝くメンバ?です（笑）。頭の回?の速さに加えて、仕草がすべてかわいいんですよ。欠点のない完璧な子だなって、私はいつも憧れているくらいの?持ちで見ています。

宮地 　優しすぎる……。

──では、あえてダメなところを?げるとしたら？

上村 　え?？ ないですよ。ないですけど……あ、でも謙?すぎるところ？ もっと自信持っていいのにと思うくらい謙?なので。まあ、そこも好きなんですけどね（笑）。

──逆に宮地さんが思う上村先輩のすごいところは？

宮地 　日向坂46の中にはほかにいないかわいさというか……ほのぼのしているんだけど、ときどき?る?化球だったりとか、癒されるような雰??とか、ほかの人にないものを持ち合わせている方だなって。いつも優しく?遣ってくださるから四期生はみんな助けられていますし、愛される才能がある方だなと感じます。

──ダメ出しもお願いします。

宮地 　え?！（笑） あの、本?にかわいすぎて、この前の「ひな誕祭」でひなのさんのソロのとき、ほかのみんなは正面を向かなきゃいけない振付だったのに、みんなそれを無視して「ひなのさんのほうを見ちゃおうか」って言うくらい（笑）、周りを困らせてしまうくらい愛らしいなあと思います。

──欠点は「かわいすぎるところ」。

上村 　そんなそんな（笑）。

いろんな感情が渦?いた齊藤京子卒コン＆ひな誕祭

──今お話に出た「ひな誕祭」は?浜スタジアムで2日間にわたって行われ、さらにその前日には一期生の齊藤京子さんの卒業コンサ?トも行われました（?照： 日向坂46齊藤京子卒業コンサ?ト＆「5回目のひな誕祭」、?浜スタジアムで見せた“未?が始まる瞬間” ）。合計3日間のステ?ジはいかがでしたか？

上村 　とてもいろんな感情が渦?く3日間でした。京子さんとの思い出に?るラストステ?ジを一?に作ることができたし、「5回目のひな誕祭」の2日間ではおひさまの皆さんに?をたくさん出していたけるように、いつも以上に「?加型ライブ」という意識で挑んで。「ひな誕祭」を?浜スタジアムでやらせていただくのは2回目ですけど、?浜の地でまた新たな思い出ができました。

宮地 　?浜スタジアムが3日間おひさまの皆さんで埋め?くされるという、それがまずうれしかったですし、晴れていたこともうれしかったです（笑）。卒業コンサ?トでは改めて京子さんの偉大さが身に染みて、京子さんがいなくなることは寂しいし悲しいんですけど、次の日に京子さんセンタ?の「月と星が踊るMidnight」を四期生だけで披露させていただいたりして、受け?いでいくことの大事さも感じました。先輩たちの思いを受け?いで、日向坂46を?くしていかなくちゃいけないなって。四期生はこれまで四期生だけで活動することがどうしても多かったんですけど、「新?者」ライブ（?照： 坂道グル?プ新?者ライブ30公演終了、乃木坂46五期生が「I see…」で締めくくる ）などを通してグル?プの中で成長していくような期間を?て、「ひな誕祭」では日向坂46の一員だというみんなの自?が芽生えたステ?ジだったなと思います。

──四期生はライブの出番が去年までよりも?倒的に?えましたよね。

宮地 　はい。「自分がこのライブを作り上げているんだ」という意識も高まって……私はアイドルの活動の中でもライブが好きなので、そう感じられたことがうれしかったですし、もっともっとパフォ?マンスがうまくなりたいという高い意識が芽生えました。

──卒業するメンバ?もいれば、四期生のように新しく日向坂46の?史を作っていく人たちもいて。最近は一期生の卒業が?いているので、そのあたりはよりリアルに感じるでしょうね。先日は高本彩花さんの卒業?表もありましたし（?照： 日向坂46高本彩花が卒業?表「妄想する日向坂46の未?に自分はいませんでした」 ）。

上村 　ああ……。う?ん、そうでした。彩花さんが卒業されることを、寂しすぎるのでしばらく意識しないようにしていたので、今言われて急に寂しくなりました。

──すみません（笑）。

宮地 　?きますもんね。京子さんは卒業の日よりも、そのあと仕事に行ったとき?屋で「あ、京子さんいないんだ……」としみじみ?感することが多くて。

上村 　卒業は寂しいんですけど、本?に寂しいのはそのあとなんですよ。今だと、京子さんがいたポジションを埋める作業をしていると、どんどん?感が湧いてくる。「5回目のひな誕祭」では「アザトカワイイ」で京子さんのポジションを務めさせていただいたんですけど、卒業コンサ?トよりもそこで一?に寂しさが押し寄せてきて。そうやってこれからも?曲を引き?いでいかなくちゃいけないですし……穴を完全に埋めることはできないですけど、意思はしっかりと引き?いで、前へ前へと進んでいかなくちゃなって思います。彩花さんの卒業もめちゃめちゃ寂しいんですけど、最後の最後までいい思い出を作れるように、今日からたくさん彩花さんに話しかけたいと思います（笑）。

──宮地さんは以前、テレ東のレギュラ?番組「日向坂で?いましょう」で「シャイすぎて先輩に心を開けない」と?みを打ち明けていましたよね。それは解決したんですか？

宮地 　ホントに最近のことなんですけど、「君はハニ?デュ?」のミュ?ジックビデオ撮影で必然的に先輩と一?に過ごす時間が?えて。話してみたらこんなに?しいんだ！と思うことが多くなって、最近はいろんな先輩方と?わりが持てるようになりました。

日向坂46初の選?制度、センタ?正源司陽子は“天?爛漫ガ?ル”

──ではそのニュ?シングル「君はハニ?デュ?」についてのお話を。5周年を迎えたタイミングでついに、このシングルから日向坂46にも選?制度が導入されました。表題曲を歌うメンバ?は16人のみで、選?外の12人はアンダ?メンバ?「ひなた坂46」としてカップリング曲への?加となります。お二人は選?入りしましたけど、複?ですよね。

上村 　はい。でもいつかこの日が?るだろうとメンバ?はみんな思っていて。?表された瞬間は複?な思いが?かったです。

──日向坂46はあまりガツガツした人がいないというか、?ってでも前に出たいという人がいない印象なので、選?制は肌に合わないんじゃないかなあと。

上村 　そうかもしれないです。今まで表題曲は全員で歌っていて、全員でメディアとかにも出させていただいていたので、それが違った形になってしまうのかと思うと不安でいっぱいでした。でも、四期生が初めて表題曲に?加して、センタ?も四期生の正源司陽子が務めてくれるということで、この新しい形は決してマイナスな?化じゃない、前向きな?化だと確信できて。それで不安な?持ちはなくなりました。2つのチ?ムにはなりましたけど、今まで育んできた絆は絶?に?わることがないなと思うくらい本?に仲のいいグル?プなので、全員で?わらぬ?持ちのまま前に進んでいけたらなと思っています。

──四期生からは正源司さん、宮地さん、平尾帆夏さん、藤?果?さん、山下葉留花さんの5人が選?メンバ?になりました。

宮地 　私たち四期生12人がグル?プに入ったときから、この人?が一?に?えるのだから、いつかは選?制という形が訪れるのかもしれないなというのは四期生も感じていて。自分がファンとして見てきた日向坂46とは違う形になるから、おひさまの皆さんの複?な?持ちもすごくわかりますし……。でも、この?化を前向きなものと捉えて、ここに自分が選ばれた意味、その役割をしっかり果たしたいなと思いました。「四期生が入ってきてくれてよかった」と皆さんに思ってもらえるようにがんばりたいです。

──四期生の正源司さんがセンタ?に選ばれたことについて、お二人はどう感じていますか？

宮地 　四期生の中でも周りを引っ張ってくれるような明るい子だし、「One Choice」で丹生さんの代打としてがんばっていた陽子をそばで見ていたので、センタ?に選ばれたときは驚きよりも「よかったな」という?持ちのほうが大きくて。日向坂46のイメ?ジにぴったりな天?爛漫ガ?ルなので、「君はハニ?デュ?」の曲調にもぴったりだなと思いました。がんばってほしいですし、期待もしていますけど、つらくなったらいつでもそばにいるから?ってきてほしいです。

上村 　四期生という新しい風が、いろんな場?を踏んだ成長した姿でこうして表題曲に入ってきてくれたことがまず素敵ですし、その中で正源司がセンタ?を務めて新しい形でグル?プを引っ張ってくれるということがすごくうれしくて。グル?プとして5年も活動をしていると、どうしても?化を感じられないところが出てきてしまうんですけど、このシングルでまたガラリと?わることができて、私自身も正源司をはじめとする四期生に引っ張ってもらえているなって感じます。ここからまたいろんな??ができたらいいなって。