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KEIRINグランプリ'96
(けいりんぐらんぷりきゅうじゅうろく)は
1996年
12月30日
に
立川競輪場
で開催された
KEIRINグランプリ
である。優勝賞金6000万円(副賞?み)
[1]
。
車券?上額は106億4770万8000円、入場者?は39,793人であった。
出場選手
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競走?容
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アトランタオリンピック
1kmタイムトライアルで銅メダルを獲得した十文字が特例
[注 2]
で出場。また、その十文字を同じくアトランタオリンピックに出場した神山がマ?クするということで、
アトランタ
ライン
の結成が話題となった。
このレ?ス、神山が?倒的な人?を集め、車番連勝?式の最終
オッズ
の1番人?は1-9で5.0倍、2番人?は1-3で10.1倍、3番人?は1-2で10.5倍であった。
選手紹介での?びは、十文字 - 神山のアトランタラインに後閑が3番手を固め、その後ろに?騎の?玉が追走。この他、三宅 - 小橋の同?ライン、?騎の吉岡をこれも?騎だった松本がマ?クして出?た九近?席ラインに、中近ラインを組めなかった海田は?騎の自力勝負を選?、といった流れに。
スタ?トは十文字が取る。3周目までに誘導員の後ろは、十文字 - 神山 - 後閑 - ?玉 - 吉岡 - 松本 - 海田 - 三宅 - 小橋 で落ち着く。
赤板(?り2周)あたりで三宅が動き出し、?に包まれた十文字は一旦下がって態勢を立て直す。
打鐘
が入って(?り1周半)十文字が先行態勢に入り、最終HS(?り1周)では外の十文字と?の三宅の叩きあいとなって、その外を吉岡が捲る形に。1センタ?(?り3/4周)あたりで十文字が主導?を握るも、最終BS(?り半周)で外からの吉岡の捲りに?せて神山が番手捲りを打つ。このとき小橋は神山の番手にもぐりこむ。
問題はここからで、2センタ?(?り1/4周)から最終4角(?り1/8周)にかけて、大量落車が?生する。
2センタ?の時点で神山が?け出し、後を小橋が追う展開に。その後ろで吉岡が懸命の追走、?いて外から松本??玉?十文字がほぼ?走?態、次に外から海田?三宅がほぼ?び、最後に後閑、となった。ちょうど2センタ?過ぎたあたりで十文字が急にバランスを崩して落車、そのあおりでほぼ??の?玉?松本も
ドミノ倒し
のように落車、さらに松本の前輪が吉岡の後輪に接?し吉岡も落車、外を捲った三宅も松本の落車のあおりを食らってスリップする形で落車、海田も落車した?玉の自?車に接?して落車、と4角あたりで6人が落車するという、グランプリ史上前代未聞の展開となった。
落車?生の時点で4角を過ぎていた神山と小橋の
一騎討ち
となり、最後は小橋が差し切って優勝。2着は神山、3着はしんがりを走っていたため大外を避けて周って落車を免れた後閑、となった。
落車した6選手のうち松本、海田、十文字、三宅は起き上がって、審判員の注意も聞かずそこから自?車を?いで「かけっこ」しながらゴ?ルした
[注 3]
。なお、通常この位置で落車した場合、完走と認められるためには落車した地点で自?車に再?し少なくともゴ?ル手前30メ?トルまでは自?車を漕いでゴ?ル線を跨ぐ必要がある
[注 4]
ものの、4人は
「ゴ?ル手前30メ?トル以?の落車の場合には、再?しなくても自?車を?いでゴ?ル線を跨げば完走が認められる」
というル?ルと勘違いを起こしたために、自?車に再?しなかったのであった
[注 5]
。ただ、吉岡だけは、小橋、神山らがゴ?ルしてさらにもう1周目を過ぎようとした時点で何とか起き上がり、自?車に再?してそのままゴ?ル。?玉は
?震?
のため起き上がれず、その場で?架に?せられ病院へ運ばれた。
結果的に完走は4人とされ、小橋 - 神山( - 後閑 - 吉岡)の組み合わせは車番連勝式では万車券となった。接?事故を起こしたとされた松本が失格
[注 6]
、落車したが自?車に再?してゴ?ルした吉岡が4着
[注 7]
、?玉が途中棄?、その他自?車を?いでゴ?ルした3人は完走と認められず棄?扱いとされるなど、大荒れの結果となった。
競走結果
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配?金額
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エピソ?ド
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- 翌日の
スポ?ツ新聞
各紙には、『グ"?"プリ』?『大波?』?『?倒、?倒、?倒』?『大量落車』といった大見出しが踊り
[4]
、中には1面で取り扱った新聞もあった。
- 車券?上額が初めて100億円を突破した大?であり、現在まで1レ?スの?上額としても唯一の100億円超えかつ過去最高ともなっている。なお、目標の100億円も突破している。
- 0
10億6443万7900円 - 本場
- 0
83億0369万1800円 - 場外(35)
- 0
12億7957万8300円 - 電話投票
- 106億4770万8000円 - 計
[5]
- シリ?ズ全?の目標額は200億円だったが、シリ?ズ三日間の?り上げは220億5971万8600円とこちらも目標を上回った。また、KEIRINグランプリシリ?ズとしても最高の?り上げ額となっている。
脚注
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注?
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]
- ^
小橋は?時岡山。後に
新潟
に?籍。
- ^
KEIRINグランプリでは、?年における
世界選手?自?車競技大?
や
夏季オリンピック
での自?車
トラックレ?ス
競技における個人種目成績優秀者(メダリスト)にも出場資格が?えられることがある(他の例では
KEIRINグランプリ08
の
永井?史
)。
- ^
そのまま途中棄?すると賞金が貰えない上に、完走した選手が3人しかおらず4着賞金700万円が手に入る可能性があったため。落車棄?した場合は「落車棄?手?」として末着の賞金から20%減額された額が支給されるが、これはあくまで「手?」であり賞金ではないため、特に「?象期間中の選考用獲得賞金額の上位」が出場資格となっている
日本選手?競輪
において、グランプリでの獲得賞金額は、出場資格ないし一次予選で特別選?競走を走れるかどうか、が大きく左右される。
- ^
ただ、ゴ?ル手前30メ?トルの地点を過ぎれば、そこからは自?車を降りて携行しながらゴ?ルしても完走と認められる。
KEIRINグランプリ2018
では、2センタ?で落車した
平原康多
は破損した車?でゴ?ル手前30メ?トルまでは再度落車しながらも何とか漕いで進み、そこからは自?車を?いでゴ?ル、完走が認められた(8着)
[2]
。
- ^
全員ゴ?ル線前で形だけ自?車に?りゴ?ル線を跨いだものの、特に三宅の車?は大きく破損しており、とても漕げるような代物ではなくなっていた。
- ^
レ?ス映像
[3]
を見ると、十文字がバランスを崩して勝手に落車しただけのように見える。ただ、審判の判?は、松本が?でほぼ?走していた?玉を?側に押し?んだことで更にその?側にいた十文字がそのあおりを食らって落車した、また、吉岡を落車させた、というもの。これについては色?と物議を?した(施行者側が競輪界のスタ?である十文字を庇った、?時デビュ?して間がなくレ?ス慣れしていない十文字だから落車した、など)。
- ^
この冷?な判?で吉岡は4着賞金700万円を獲得、178,409,511円でこの年の賞金王に君臨している。ちなみに、優勝した小橋には副賞?みで賞金6千万円が贈られている。
出典
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?連項目
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外部リンク
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