大佐

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陸軍大佐 から?送)

大佐 (たいさ)は、 軍隊の階級 のひとつ。軍階級上では 佐官 に?分され、 少? または 准? の下、 中佐 の上に位置する。

昭和期の日本海軍では「だいさ」とも呼ばれた [1] #?日本軍 ?照)。

?要 [ 編集 ]

北大西洋?約機構 の階級符?では、 OF-5 に相?する。?ね陸軍におけるカ?ネル (Colonel)、海軍におけるキャプテン (Captain) に相?し [注? 1] 、中?語においては上校 [3] ?大韓民?では大領と?する。 スイス軍 では大佐が平時における最高位とされ、准?に相?するBrigadier(旅?長)、少?に相?するDivisionar(師?長)、および中?に相?するKorpskommandant(軍?指揮官)はあくまでも大佐の職位である。

名? [ 編集 ]

カ?ネルとキャプテン [ 編集 ]

Colonelの呼?については、16世紀のスペインまたはイタリアでの ?隊 (colonna / columena)に由?し、その長はカピタン(Capitan)が務めていた。後に、「 中隊長 (陸軍)大尉 、カピタン / キャプテン」との混同を避けるため「?隊」の部分が?ったと推測される [4] 。Colonelは ラテン語 のcolumnella(小さな柱)に起源を持つ。?隊長(cabo de columena、?化して cabo de colonel、カボ?デ?コロネル)が直接の語源。省略されてColonelとなった。

英語 では、陸軍大佐はカ?ネル (Colonel)、海軍大佐はキャプテン (Captain) と呼び、ヨ?ロッパの言語の多くで、同?の?別がある。英米陸軍などにおいては Captain は 大尉 を意味する [注? 2] 。空軍大佐は陸軍大佐と同じ呼び名であることが多いが、 イギリス空軍 やイギリス空軍を範とした インド空軍 オ?ストラリア空軍 ニュ?ジ?ランド空軍 などでは Group captain と呼ばれる。

日常的には、 中佐 (Lieutenant Colonel) もカ?ネルと呼ばれることが多い。

イギリス陸軍 の連隊にはカ?ネルという名?職( 但し、階級ではない )があり、連隊長と?される。これはあくまで名?職であり、連隊指揮?を有するのはその下の「commanding officer」である。名?職のカ?ネルを階級のカ?ネルと?別したいときは、「Colonel of the Regiment」(連隊のカ?ネル)などという。

さらに、「Colonel-in-Chief」という名?職もあり、 連隊所有者 、名?連隊長などと?される。連隊長(カ?ネル)の上に位置し、名目上は連隊の最上位である。かつての ドイツ陸軍 にも「Chef eines Regiments(英? Colonels-in-Chief of a Regiment)」という類似の名?職があり、 名?連隊長 、名?大佐(ただし、ドイツ陸軍にはこれとは別に名?階級の大佐がいたので紛らわしい)などと?される。

「Oberst」と「Полковник」 [ 編集 ]

?州における陸軍大佐の呼?には上記の「Colonel」の系列以外にも、ドイツ語?及び北??で多用される「 Oberst 」(古くは「Obrist」とも)と、ロシアおよびスラヴ語?で多用される「 Полковник Polkovnik )」の2つの系列が存在する。おおよその語義としては、前者は「最上級野?指揮官」、後者は「連隊指揮官」程度となる(ロシア語では連隊は ポ?ルク ロシア語 : Полк 、ラテン文字:Polk)と呼ばれる)。

非軍人の大佐 [ 編集 ]

野口英世 (日本の??者)や カ?ネル?サンダ?ス ケンタッキ??フライドチキン 創業者)など、 名?大佐 の敬?を送られた人物が多く存在する。これらは軍事とは無?係で、カ?ネル(≒大佐)を名?るからと言って軍人だとは限らない。詳細は 名?大佐 を?照。

エジプトの ガマ?ル?アブドゥン=ナ?セル は大統領になる前はカ?ネルを名?っており、これにならって リビア カダフィ大佐 (カ?ネル?カダフィ)もカ?ネルを名?っている。これらの場合の「カ?ネル」の語義については諸?がある( ムアンマル?アル=カッザ?フィ?#名?表記 の項を?照のこと)。

なお、 キャプテン という敬?は、船長、機長、スポ?ツチ?ムのリ?ダ?(日本では「 主? 」とも呼ばれる)など、軍隊の階級以外でも使われており、日本語でも外?語として定着している。つまりキャプテンを名?るからといって軍人とは限らないことが、日本でもよく理解されている。

律令制における佐 [ 編集 ]

日本語における佐は 律令制 下の 五衛府 の官名として登場するが [5] [6] [7] 、左右兵衛佐?左右衛門佐??非違(使)佐などであり大佐は律令には現れない [8] [9] [10] 四等官 においては役所を統括する「督(かみ)」を文字通り補佐するのが「佐(すけ)」である [11] [12]

沿革 [ 編集 ]

かつての陸軍にあっては、平時の最大の部隊は 連隊 だったことから、連隊 ?校? の長( 連隊長 )たる大佐が平時の最高の階級とされることもあった。上述のように、 スイス においては現在も平時には大佐が最高階級である。

海軍においても、 艦隊 は臨時編成のものであって、個?の 軍艦 が?立の?位であったことから、 艦長 たる大佐が常時置かれる最高階級とする海軍も多かった。そのため、複?の軍艦を以て艦隊を編成するに際しては、最先任艦長に 代? の職責を付?して艦隊を指揮させることがあった(詳しくは 代? ?照)。 米?海軍 でも、1862年7月16日までは大佐が最高階級であった。

多くの?の海軍では、4?の線で階級が表される。

日本 [ 編集 ]

?日本軍 [ 編集 ]

版籍奉還 の後、 1870年 10月12日( 明治3年 9月18日 )に 太政官 の沙汰により海陸軍大佐以下の官位相?を定めたときに海陸軍中佐の上に海陸軍大佐を置き 正五位 相?とした [13] [注? 3] [注? 4] [注? 6] [注? 7] ?藩置? の後、明治4年8月 [注? 8] の官制等級改定 [24] 及び兵部省官等改定 [25] [注? 11] や明治5年1月の官等改正 [34] 及び兵部省中官等表改定など?度の?更があり [25] [注? 12] 、明治5年2月の 兵部省 ?止及び 陸軍省 ? 海軍省 設置を?て [36] 、明治6年5月8日太政官布達第154? [37] [38] による陸海軍武官官等表改正で軍人の階級呼?として引き?き用いられ [注? 17] 西?近代軍の階級呼?の序列 に?てはめられることとなった [注? 6] [注? 1] 。 こうした?緯から西?語が持っている「集?の大?柱」というニュアンスはない。「佐」とは漢字の字義でいえば「脇で支え助ける」という意味になる。

日本陸海軍では、?初は 兵科 に?する高等 武官 奏任官 1等)のみを「陸軍○○大佐」や「海軍大佐」と呼?し、陸軍各部に?する高等武官や兵科以外の海軍高等武官には「大佐」の呼?は用いなかったが、後に階級呼?の統一を?り、「大佐」の語を含めるようになった。

「大佐」の?み方であるが、昭和期の 日本海軍 では「 だいさ 」と呼ぶ者も出てきたが、海軍省監修書籍には「だいさ」?みの表記が出てくることはない。NHKメディア?究部によれば、正式の?み方ではなく昭和期の?海軍での習慣的呼?でしかないとされる [1]

自衛隊 [ 編集 ]

警察予備隊 の警察官( 1950年 - 1952年 )では 一等警察正 (いっとうけいさつせい)、 保安官 (1952年~ 1954年 )では 一等保安正 (いっとうほあんせい)、 海上警備官 (1952年)では 一等海上警備正 (いっとうかいじょうけいびせい)、 警備官 (1952年~1954年)では 一等警備正 (いっとうけいびせい)がそれぞれ相?する。

自衛隊 では 1等陸佐 (いっとうりくさ)? 1等海佐 (いっとうかいさ)? 1等空佐 (いっとうくうさ)(略?は 1佐 (いっさ)と、等級が算用?字になる)に?たる。

一般に連隊長?群長に補職され、陸海空共通の役職としては 自衛隊地方協力本部 [注? 18] 防衛駐在官 のほとんど [注? 19] が1佐である。警察では 警視長 または 警視正 に相?し、防衛省の文官も含む 中央官? では本省 課長 または本省 室長 に相?する。

なお、1佐はさらに職責に?じて(一)~(三)に分類される。以下は陸上自衛隊における?分。


陸上幕僚監部 ? 陸上?隊 ? 方面隊 ? 師? ? 旅?


防衛大臣 直轄部隊?機?

  • (一)は ?育訓練?究本部 の課長(?合企?部の?合企?課長)、 補給統制本部 の部長(?備計?部長?火器車?部長?需品部長)、 富士?校 の?務部長、防衛大臣直轄部隊長( 中央輸送隊 長? ?計監査隊 長)、 幹部候補生?校 ? 職種 ?校( 高射?校 ? 航空?校 ? 施設?校 ? 通信?校 ? 衛生?校 )の副校長兼企?室長、防衛大臣直轄部隊の副隊長( 警務隊 副隊長)等。
  • (二)は?育訓練?究本部の企?官(?合企?部の?合企?課?合企?官、?究部の分析企?官)?主任(?究部の?括主任?究官?主任?究開?官、訓練評?部の主任訓練評?官、?育部の主任?官)?室長(?育部??究部?訓練評?部の?括室長)?訓練評?部の 訓練評?支援隊 長、補給統制本部の部長(?務部長?調達?計部長?情報?理部長?誘導武器部長???部長?化?部長?航空部長?通信電子部長?施設部長?衛生部長)、富士?校の管理部長、富士?校隷下部隊長( 部隊訓練評?隊 長)、富士?校 富士?導? の副?長及び隷下部隊長( 普通科?導連隊 長? 機甲?導連隊 長)?防衛大臣直轄部隊の副隊長( 中央?計隊 副隊長? 中央業務支援隊 副隊長??計監査隊副隊長)及び隷下部隊長(警務隊の 中央警務隊 長?方面警務隊長、 情報保全隊 の地方情報保全隊長)、 高等工科?校 ?職種?校( 情報?校 ? 武器?校 ? 需品?校 ? 輸送?校 ? 小平?校 ? 化??校 )の副校長兼企?室長、幹部候補生?校?高等工科?校?職種?校の?務部長??育部長、幹部候補生?校の?生隊長、高等工科?校の生徒隊長、航空?校の 霞ヶ浦分校 長? 宇都宮分校 長等。
  • (三)は?育訓練?究本部の課長(?合企?部の?務課長?管理課長??計課長)?企?官(?究部の分析企?官)?主任(?究部の?括主任?究官)??究員(?究部)、防衛大臣直轄部隊長( 中央管制?象隊 長)、?育訓練訓練本部 開???? の科長(?務科長?計?科長?評?科長)及び隷下部隊長(?備??隊長?飛行??隊長?部隊????隊長)?富士?校富士?導?の隷下部隊長( 特科?導隊 長)、防衛大臣直轄部隊の副隊長(中央輸送隊副隊長)及び隷下部隊長(?計監査隊の方面分遣隊長)、富士?校隷下部隊の副隊長(部隊訓練評?隊副隊長)、1佐(三)に昇任予定の2佐が就く場合もある補職(富士?校富士?導?の?本部高級幕僚)等。


なお、陸上自衛隊においては指定階級が1佐(一)の役職のうち特定の役職にあるものを?外的にも 准? 相? [注? 25] として扱い、?車する車?前面に赤色の台座に金色帽章一つが表示された 車?標識 を?示する [注? 26] 。2018年より、連隊長等??者を?象として 予備1等陸佐 の採用が開始されている。

各?の呼? [ 編集 ]

空軍 という現代?祥の軍種においては、それぞれの?家において「 陸軍 の航空部隊から?展」「 海軍 の航空部隊から?展」「そもそも航空?力としての?祥」という成り立ちの違いにより、英文呼??NATO階級コ?ドにおける違いが生じる。

アジア [ 編集 ]

漢字文化? ?、日本の「大佐」以外、「上校」 [3] 、「上佐」、「大領」の3つのバリエ?ションがある。

「上校」系 [ 編集 ]

中華人民共和?
中華民?

「上佐」系 [ 編集 ]

朝鮮民主主義人民共和?
ベトナム社?主義共和?

「大領」系 [ 編集 ]

大韓民?

ヨ?ロッパ [ 編集 ]

?州諸?では、海軍大佐は陸軍大佐と全く異なる呼?を使う。空軍大佐は、陸軍大佐と異なる呼?を使う?もあるが、陸軍大佐と同一の呼?を用いる例が多い。

「Colonel」系 [ 編集 ]

イギリス
フランス
イタリア
スペイン
ポルトガル
オランダ
ベルギ?
ル?マニア
エストニア

「Oberst」系 [ 編集 ]

ドイツ
オ?ストリア
デンマ?ク
ノルウェ?
スウェ?デン
フィンランド

「Polkovnik」系 [ 編集 ]

ロシア連邦
ウクライナ
ブルガリア
マケドニア共和?
セルビア
ボスニア?ヘルツェゴビナ
クロアチア
スロベニア
チェコ
スロバキア
ポ?ランド
リトアニア
ラトビア

その他 [ 編集 ]

先の「Colonel」「Oberst」「Polkovnik」のどれにも?さない系列。

ハンガリ?
ギリシャ

中東?カフカ?ス?中央アジア [ 編集 ]

トルコ
グルジア
アゼルバイジャン
シリア
イスラエル
サウジアラビア
イラン

オセアニア [ 編集 ]

オセアニアのうち、オ?ストラリアとニュ?ジ?ランドは イギリス?王 を?家元首に頂く 英連邦王? であり、?の成り立ちからもイギリスとの?係が深く、軍の階級呼?もイギリス軍と同?の方式が採られている。

オ?ストラリア
ニュ?ジ?ランド

南北アメリカ [ 編集 ]

基本的には?州諸?と同?のシステムであるが、アメリカ大陸諸?の?宗主?(イギリス、フランス、スペイン、ポルトガル)と同?に、上記の「Colonel」系列の階級呼?を採用している。

アメリカ合衆?
カナダ
メキシコ
キュ?バ
コロンビア
ベネズエラ
ブラジル
アルゼンチン
チリ

脚注 [ 編集 ]

注? [ 編集 ]

  1. ^ a b 明治5年1月に海軍省が定めた外?と??の海軍武官の呼?によるとシニヲル?ケプテインを大佐に??させている [2]
  2. ^ 漫?「 エロイカより愛をこめて 」で、伯爵がエ?ベルバッハ少佐を“艦長”の意味を?めて「キャプテン」と呼んだのに、少佐は陸軍の軍人だったため“大尉”で嫌がらせだと勘違いするシ?ンがある。
  3. ^ 法令全書 では布達ではなく「沙汰」としている [14] [15] 。また、第604?はいわゆる 法令番? ではなく法令全書の編纂者が整理番?として付?した番? [16]
  4. ^ 兵部省は弁官宛に海陸軍大佐以下の官位相?表を上申していたが決定に日?がかかっており、明治3年7月28日に官位相?表の決定を催促をしている [17]
  5. ^ 1870年6月1日(明治3年 5月3日 )には、?須賀?長崎??浜製?場?管細大事務委任を命ぜられた民部?大丞の 山尾庸三 に?して、思し召しにより海軍はイギリス式によって興すように指示している [18]
  6. ^ a b 1870年10月26日(明治3年 10月2日 )に海軍は イギリス [注? 5] 、陸軍は フランス 式を斟酌して常備兵を編制する方針が示されている [19]
  7. ^ 大佐は中?の古典語には存在せず?末以前の文?からも見つけられないため、日本語による造語である可能性が高いと推測される [20] 。 荒木肇は、律令制の官職名が有名無?となっていたことを踏まえて、名と?を一致させる。軍人は中央政府に直?させる。などの意味合いから衛門府?兵衛府から佐官の官名を採用したのではないかと推測している [21]
  8. ^ 陸軍では服役年の始期は明治4年8月を以って始期とするため、その以前より勤仕の者であったとしても?て同月を始期とした [22] 。 海軍では服役年の始期について、准士官以上は明治4年8月以前は服役年に算入しない [23]
  9. ^ 明治4年9月28日に 海兵 及び水火夫を艦船から下ろした者は水兵本部の管轄となる [28] 。その後、水夫は水兵本部の管轄から外れる [29]
  10. ^ 初めて任官するときにあってはすべて本官相?の2等下に?位することになっていたため、正五位相?の大佐は2等下の正六位を?位した [31]
  11. ^ 明治4年8月5日に 兵? ?頭の 中牟田武臣 を海軍大佐兼兵??頭に任じた [26] 。 同年9月7日に海軍中佐の 中島佐衡 を海軍大佐に昇任した [27] 。 また、同年10月に太政官の達を請けて海軍中佐の 赤塚?成 を海軍大佐に昇任した。そのときの達では先ず 太政官 が海軍中佐赤塚?成を海軍大佐に任じ、兵部省が海軍大佐赤塚?成に水兵本部分課を命ずる?令を個別に出しており [注? 9] 、海軍大佐の階級と水兵本部分課の職務とをそれぞれ?別している [30] 。 明治4年11月2日に 正六位 [注? 10] 曾我祐準 を陸軍大佐に任じた [32] 。 明治4年12月調べの職員?によれば海軍大佐として中島佐衡、兵部少丞の佐藤勝敏、赤塚?成が?載されており、陸軍大佐として兵部少丞の 谷干城 、兵部少丞の 三浦一貫 、兵部少丞の 野津?雄 篠原?幹 谷重喜 、曾我祐準、 三好重臣 が?載されている [33]
  12. ^ これまでの順席では海軍を上、陸軍を下にしていたが、明治5年1月20日の官等表から陸軍を上、海軍を下に?更した [35]
  13. ^ a b 明治3年に練兵天?のため諸藩の兵を合?して連隊を編制する事になり [42] 、同年3月25日は高橋熊太?、布施保に連隊司令を命じている [43] 。また、明治3年10月には兵部省で?兵連隊を編制している [44]
  14. ^ 大佐心得はその本官の職を取る。本官とは、大中佐は連隊長の職を取る [41] [注? 13]
  15. ^ 前項の大佐心得に等しいもの [41]
  16. ^ 准席はすべてその官相?の職を取っていたもの。?ち大佐は連隊長 [41] [注? 13]
  17. ^ 1873年(明治6年)5月以前に用いられた各種名義の軍人について、?時の官制に於いて規定した明文がないものの、例えば心得、准官のような名義の者であっても?時は?時に際して上司の命令を以て?際に軍隊?官衙等に奉職しその任務を奉じたことから、明治25年5月に陸軍大臣の請議による閣議に於いてこれらを軍人と認定しており [39] [40] 、これらのうち大佐に相?するものには明治3?4?5年の頃の大佐心得 [注? 14] 、明治2?3?4年の頃の准大佐?び職務 [注? 15] 、明治2?3?4年の頃の大佐准席 [注? 16] などがある [45] [41] [40]
  18. ^ 政令指定都市 札幌 ? 宮城 ? 愛知 ? 兵庫 ? 福岡 等)は1佐(一)? 中核市 ? 一般市 は1佐(二)の?分。 東京 ? 大阪 ? 沖? 陸?補 (二)の?分となる。
  19. ^ アメリカ 駐在のうち1名が?補で、他に少?の2佐がいる。
  20. ^ 北部方面航空隊 長? 東部方面航空隊 長は1佐(一)、 東北方面航空隊 長? 中部方面航空隊 長? 西部方面航空隊 長は1佐(二)の?分。
  21. ^ 北海道補給? 副?長? 東北補給? 副?長? ?西補給? 副?長? 九州補給? 副?長は1佐(一)、 ?東補給? 副?長は ?補 (二)の?分となる。
  22. ^ 原則師?隷下から混成?隷下になった普通科連隊。
  23. ^ ただし、 ?東補給? の古河?松??用賀支?長等、指定階級が1佐(一)職もありこの限りではない。また師?司令部?旅?司令部等所在駐屯地以外の駐屯地における業務隊長で1等陸佐の隊長が存在するが、通常は俸給表により1佐(三)の者が指定される
  24. ^ 通常の大隊長?補給?支?長?駐屯地業務隊長の指定階級は2佐。
  25. ^ 1佐(一)の職の一部が諸外?では准?相?とされる慣例に基づく。
  26. ^ ?補職の部隊長等に1佐(一)の階級で着任した場合?副旅?長や師?幕僚長等に着任し?該の者が使用を容認した場合等?1佐職の?長等で必要に?じて使用する「待遇の一環」であり、?補への昇任により?該階級でなくなった時点で赤色の台座に銀色の?章二つが表示された通常の?補の車?標識となる。また、?該部隊長の職を下番して他の部隊長に着任した場合は白色の台座に?る場合もある。ちなみに???受?者には該?しないため???は行われることはなく、また通常の1佐職(連隊長?群長等)は白色台座の帽章1個が提示される。
  27. ^ a b c d 直?は「 ?列艦 の艦長」。
  28. ^ a b 階級呼?は ドイツ連邦軍 ?家人民軍 ドイツ?防軍 で共通。
  29. ^ ドイツ連邦軍?自の組織。
  30. ^ 大佐までは、 一般親衛隊 武?親衛隊 の階級呼?は同一。
  31. ^ 陸軍 ? 空軍 ? 空挺軍 ? 海軍?兵 ? ?略ロケット軍 のほか、 ??軍(?務省軍) ?境軍 の地上?航空部隊、 非常事態省 などの準軍事組織、? KGB の流れをくむ 連邦保安? ?外情報? 連邦警護? で使用。
  32. ^ 海軍 (海軍?兵やその他地上支援部隊を除く)と、?境軍の 沿岸警備隊 ロシア語版 英語版 のみが使用。
  33. ^ a b c 直?は「一等艦長」。
  34. ^ 空軍は存在せず、陸軍傘下の 航空? が存在。
  35. ^ Pukovnikは中佐に相?。准?は Brigadni general と呼?。
  36. ^ Pukovnik 中佐 に相?。 准? Brigadni general と呼?。
  37. ^ 1968年のカナダ統合軍?足以前は、空軍大佐はイギリス空軍と同?に Group captain と呼?されていた。

出典 [ 編集 ]

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  26. ^ 「御沙汰書 岡田武一兵部省出仕外?件太政官御達」JACAR(アジア?史資料センタ?)Ref.C09090227400、公文類纂 明治4年 ?6 本省公文 黜陟部3(防衛省防衛?究所)(第1?像目)
  27. ^ 「戊1?大日記 中島中佐大佐昇任の件太政官御達」JACAR(アジア?史資料センタ?)Ref.C09090230200、公文類纂 明治4年 ?6 本省公文 黜陟部3(防衛省防衛?究所)
  28. ^ 「記?材料?海軍省報告書第一」JACAR(アジア?史資料センタ?)Ref.A07062089000、記?材料?海軍省報告書第一(?立公文書館)(第20?像目)
  29. ^ 「水夫水兵本部ノ管轄ヲ?シ造船局ノ管轄トス」?立公文書館、請求番?:太00431100、件名番?:012、太政類典?第二編?明治四年~明治十年?第二百九??兵制八?武官職制八
  30. ^ 「戊1?大日記 赤塚中佐大佐昇任御達其外達」JACAR(アジア?史資料センタ?)Ref.C09090236600、公文類纂 明治4年 ?6 本省公文 黜陟部3(防衛省防衛?究所)
  31. ^ 「官員ノ初任ニ在リテ位ニ?スル?テ本官相?ニ二等ヲ下ス」JACAR(アジア?史資料センタ?)Ref.A15070027000、太政類典?第一編?慶?三年~明治四年?第五??制度?出版?爵位(?立公文書館)
  32. ^ 「11月2日 任陸軍大佐正6位?我祐準外7名右2部差出」JACAR(アジア?史資料センタ?)Ref.C10070914900、明治4年?9月至11月 大阪出張所?翰(防衛省防衛?究所)(第1?像目)
  33. ^ 「職員??明治四年十二月?諸官省官員?(袖珍)改」JACAR(アジア?史資料センタ?)Ref.A09054276600、職員??明治四年十二月?諸官省官員?(袖珍)改(?立公文書館)(第73?像目から第74?像目まで、第78?像目)
  34. ^ ?閣官報局 編「明治5年正月20日太政官第16?官等表」『法令全書』 明治5年、?閣官報局、東京、1912年、45?47頁。 NDLJP : 787952/78  
  35. ^ 「官等改正」?立公文書館、請求番?:太00236100、件名番?:002、太政類典?第二編?明治四年~明治十年?第十四??官制一?文官職制一(第2?像目)
  36. ^ ?閣官報局 編「太政官第62? 兵部省ヲ?シ陸海軍?省ヲ置ク(2月28日)(布)」『法令全書』 明治5年、?閣官報局、東京、1912年、71頁。 NDLJP : 787952/91  
  37. ^ ?閣官報局 編「第154?陸海軍武官官等表改定(5月8日)(布)」『法令全書』 明治6年、?閣官報局、東京、1912年、200?201頁。 NDLJP : 787953/175  
  38. ^ 「陸海軍武官官等表改正?二?」?立公文書館、請求番?:太00424100、件名番?:004、太政類典?第二編?明治四年~明治十年?第二百二??兵制一?武官職制一(第1?像目から第2?像目まで)
  39. ^ JACAR:A15112559500 (第1?像目から第2?像目まで)
  40. ^ a b JACAR:A15112559500 (第10?像目)
  41. ^ a b c d JACAR:A15112559500 (第7?像目から第10?像目まで)
  42. ^ 「諸兵合?連隊操練天?可被?在に付隊員兵員取調可申出高松藩以下順達」JACAR(アジア?史資料センタ?)Ref.C10070806800、明治3年 駒場野連隊大練記(防衛省防衛?究所)
  43. ^ 「高橋熊太?、布施保練兵天?に付連隊司令申付候事外」JACAR(アジア?史資料センタ?)Ref.C10070806900、明治3年 駒場野連隊大練記(防衛省防衛?究所)
  44. ^ 「大坂兵部省出張所ニテ?兵第一聯隊第一大隊ヲ編制ス」JACAR(アジア?史資料センタ?)Ref.A15070860200、太政類典?第一編?慶?三年~明治四年?第百八??兵制??兵(?立公文書館)
  45. ^ JACAR:A15112559500 (第3?像目から第5?像目まで)

?考文? [ 編集 ]

  • 仇子揚『 近代日中軍事用語の?容と交流の?究 』(pdf)2019年9月20日。 doi : 10.32286/00019167 hdl : 10112/00019167 https://kansai-u.repo.nii.ac.jp/record/15107/files/KU-0010-20190920-03.pdf 2023年11月12日 ??  
  • 阪口修平:編「近代ヨ?ロッパの探求12 軍隊」ミネルヴァ書房、2009年。
  • 「陸軍恩給令ヲ改正シ及ヒ海軍恩給令ヲ定ム?四?」JACAR(アジア?史資料センタ?)Ref.A15110505000、公文類聚?第七編?明治十六年?第二十一??兵制七?賞恤賜典??載(?立公文書館)
  • 「明治ノ初年各種ノ名義ヲ以テ軍隊官衙等ニ奉職セシ者軍人トシテ恩給年ニ算入方」JACAR(アジア?史資料センタ?)Ref.A15112559500、公文類聚?第十六編?明治二十五年?第四十二??賞恤?褒賞?恩給?賑恤(?立公文書館)

?連項目 [ 編集 ]