出典: フリ?百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
薩?峠
(さったとうげ)は、
?岡?
?岡市
?水?
にある
峠
である。
東海道五十三次
では
由比宿
と
興津宿
の間に位置する
。
名?の由?は、?承によれば、鎌倉時代に
由比
倉?の海岸で漁網にかかった
地?
(=地?
菩薩
、地?薩?、薩?地?)の石?を?地に祀った故事に由?する
[2]
。
また、
東海道五十三次
蒲原
?りから見ると
?音菩薩
が?になる姿に見えると言われる(??音)。
難?地名のため表記を「
さった峠
」としている場合がある。また、
JIS第3水準
である
?
の字は入力が簡?ではなく、ネット上では「薩垂峠」「薩堆峠」等の不規則表記も見受けられる。
富士山と海、高速道路、?道等を一望に?めることができる撮影スポット?絶景スポットとして知られ、多くの??愛好家や?光客が訪れる。
薩?峠の展望台は老朽化により一時閉鎖されていたが、現在は修復を?ませ供用されている。展望台上にはライブカメラや通信アンテナなどあり、
インタ?ネット
にて24時間365日 全景の富士山カメラと道路にズ?ムされている道路カメラの2つが配信されている。
地?
?要
[
編集
]
市?興津地?と由比地?の境界付近は、薩?山が海へと突き出す地形となっており、古くは海岸線を波にさらわれぬよう?け?ける必要があった。このため、同?の?態であった
新潟?
?
富山?
境の
親不知
と?び?されたり、
東海道
の三大難所として語られてきた。このため
1607年
の
朝鮮通信使
の江?初訪問の際に山側に迂回コ?スとして造られたのが薩?峠である。
駿河?
に面した
?水港
の北に位置する薩?峠は標高93 mの小さな峠で、峠道はミカン畑のある急斜面の細道ながら、
興津?
と
由比?
の間には
遊?道
も整備されている
。
峠にある展望所からの
富士山
と
駿河?
の景色は、
歌川?重
の浮世?『東海道五十三次?由比』にも?されるほどの絶景で
、
東名高速道路
の宣?材料など、さまざまな素材にも利用されている。また、ここから見渡せる由比地?西部が
東名高速道路
と
?道1?
および
JR
東海道本線
が?行して走る?間で交通の要所でもあることなどから、通過交通の現況を一?できるポイントとして、在?の
民放
(
?岡放送
、
テレビ?岡
)や
NHK?岡放送局
が、薩?峠からほど近い場所に
情報カメラ
を設置している。
薩?という名?が「去った」と?めて語感が?いという理由で、江?時代末期の
和宮
の
?川家茂
への婚儀の行列はここを通らず、
中山道
を通過した。
また、百人一首で知られる和歌、
田子の浦ゆ うち出でてみれば ?白にぞ
富士
の高嶺に 雪は降りける -
山部赤人
(?3-318)
における「ゆ」は現代語の「から」に相?する助詞だが、「
田子の浦
を過ぎた」と解?することも可能で、
東海道五十三次
の
蒲原
、
由比
、
興津
の?りで富士山を見る高台、薩?峠?りと?す事ができ、ここで詠まれたのではないかとも言われる
[
要出典
]
。
また、東海道の難所であった薩?峠は軍事的にも重要視され、
1351年
には
足利尊氏
と弟の
直義
が、
1568年
には
武田信玄
と
今川氏?
及び
北?氏政
の援軍がこの峠で?っている。
現況
[
編集
]
現在の
?道1?
は海岸線を沿うように走っており、薩?峠は主要道路の位置づけから外れている。道幅は1車線ギリギリという?さではあるが、峠の最高地点には石碑や駐車場などが整備されている。浮世?に
クロマツ
が点在する姿で描かれていた
はげ山
は、
ミカン
を中心とした果樹や
?木林
が?がる斜面となっている。
東名高速道路の
?水インタ?チェンジ
(IC) から峠まで約10 kmのところに位置しており
、峠のすぐ下には、東名高速道路の薩?トンネルが通っている。
災害
[
編集
]
地質的に脆弱であり、古くから
地すべり
性崩?による
土砂災害
が?生する場所として知られていた。特に、由比町側では集落の裏山が地すべり防止?域に設定され、
林野?
の直轄
治山
事業が行われてきた?緯がある。
薩?峠展望台から見える一?線には大型の台風が接近する?に大きな波が押し寄せ、道路まで海水が?ることがある。ガ?ドレ?ルなどの道路設備が?れ道路に散?し通行止めの原因になる。
東海道本線の線路までも海水が?て運?見合わせとなることが多い。
ギャラリ?
[
編集
]
-
薩?峠からの富士と東名高速道路の夕景
-
薩?峠展望台
-
薩?峠からの富士山と駿河?
-
薩?峠の河津?
-
薩?峠付近を走行する東海道線
脚注
[
編集
]
- ^
薩?峠(さった峠)
- ?岡市?光ガイド『駿河?★百景』
- ^
6日ぶり、東海道本線開通 恐る恐る徐行運?『朝日新聞』昭和49年(1974年)7月13日夕刊、3版、11面
?考文?
[
編集
]
?連項目
[
編集
]
外部リンク
[
編集
]
ウィキメディア?コモンズには、
薩?峠
に?連するメディアがあります。
座標
:
北緯35度04分18.1秒
東?138度32分28.2秒
/
北緯35.071694度 東?138.541167度
/
35.071694; 138.541167