肺癌

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肺癌
がんに冒された肺。白い部分が癌であり、?い部分は 喫煙 により?色したものである。
?要
診療科 腫瘍? 呼吸器?
分類および外部?照情報
ICD - 10 C 33 - C 34
ICD - 9-CM 162
DiseasesDB 7616
MedlinePlus 007194
eMedicine med/1333 med/1336 emerg/335 radio/807 radio/405 radio/406
Patient UK 肺癌
MeSH D002283
右肺S2-3の小細胞癌

肺癌 (はいがん、 英語 : Lung cancer )は、 に?生する上皮細胞由?の ?性腫瘍 。90%以上が ?管支原性癌 (bronchogenic carcinoma)、つまり ?管支、細?管支あるいは末梢肺 由?の癌である。

?際肺癌?? によれば、肺癌は世界的に最も致死的な であるが、その理由の1つは、多くの場合?見が?すぎて?果的な治療を行うことができないことであり、早期に?見された場合は 手術 放射線治療 でその多くを治癒することができる [1]

全世界での死亡患者?は159万人に上り(2012年)、主な原因として たばこ が?げられる [2]

臨床像 [ 編集 ]

一般的な症?は、 血痰 、慢性的な激しい 、喘鳴(ぜんめい)、胸痛、?重減少、食欲不振、息切れなどであるが、進行するまでは無症?であることが多い。合?症である 肥大性肺性骨?節症 に伴い ばち指 ?節炎 を伴う事がある [3]

肺?の ?道 粘膜 上皮 は、たばこの成分などの、 ?癌性物質 に曝露されると速やかに、小さいながらも?異を生じる。このような曝露が長期間繰り返し起こると、小さな?異が積み重なって大きな傷害となり、遂には組織ががん化するに至る。腫瘍が ?管支 腔?へ向かって成長すれば?道は閉塞??窄(きょうさく)し、場所と程度によってはそれだけで呼吸困難を起こす。?道が完全に閉塞すれば、そこより末梢が 無?肺 となり、 細菌 の排出が阻害されることにより 肺炎 を生じやすくなる(閉塞性肺炎)。また、腫瘍の血管はもろく出血しやすいため、血痰を喀出するようになる。一方、?管支の外側への腫瘍の成長は、他の?器に?移するまでは、それ自?による身?的症?を起こしにくい。

要因 [ 編集 ]

肺癌の?生率は喫煙率と高い相?がある。左の?軸(?色のグラフ)が男性1人が1年間に煙草を喫煙する本?の推移、右の?軸(赤色のグラフ)が男性10万人?たりの肺癌での死亡者?の推移。
喫煙と肺がん

最大の原因は 喫煙 である [4] 。喫煙を開始する年?が低ければ罹患する可能性が?し、また自分が喫煙しなくとも周りの人が喫煙すれば肺がんになる可能性が20%から30%高くなると言われている [4] 。1日あたりの喫煙するタバコの本?と喫煙している年?をかけ合せた?字(喫煙指?)が600以上の人は肺がんの高危?群である [5] 。?して喫煙者の肺がん死亡リスクは非喫煙者の4倍から5倍、それも喫煙量が1日あたり20本以上なら10倍以上であり、喫煙開始年?が低いとさらに?加することは前述の通りである [5]

PM2.5

非喫煙者に多い肺腺がんでは、 大?汚染 物質である PM2.5 濃度との正の相?があることが判明した。PM2.5は、肺の細胞の遺?子?異を持つ細胞集?を?やして、さらに 炎症 を引き起こすことで元?あった「がんの芽」からがんに?化させるというシナリオが明らかになったことが『 Nature 』に報告された [6]

ラドン

ラドン は多くの?で喫煙に次ぐ第2位の肺がんの原因であり、全ての肺がんの3%から14%がラドンに起因すると推測されている。ラドンの肺がんリスクは、ラドンの濃度が高いほど大きい。しかし、多?の人?が家庭?で低濃度の屋?ラドンにさらされているため、?際にラドンによって誘?される肺がんは、高濃度のラドンではなく、むしろ低から中濃度のラドンによるものの方が多いとされる [7]

特殊な職業に携わる人は アスベスト [4] [5] クロム [5] による肺がんに罹患することがある [5] 。その他の原因には 大?汚染 [5] [4] 放射線 [8] 遺? 的感受性 [8] ウイルス [8] 、食事の?米化が?げられてはいるが疫?的に確かな?明はない [5]

アスベスト?喫煙による肺がん?加要因の推察 [ 編集 ]

岡山大? ?授の 中村?三 は自身の?門である 地球化? 的手法を適用し、次のように報告している。アスベスト吸入や喫煙によって、肺?で 含?タンパク質 小?が形成される。この含?タンパク質が海水中の ラジウム (Ra) の100万倍から1000万倍という濃度のラジウムホットスポットを形成する。 226 Raが 崩? すると 222 Rnとなるが、 フェリチン 中の フェリハイドライト 構造中で?生した ラドン (Rn) は呼?によって?外に逃げないため、 222 Rn (3.8日), 218 Po (3分), 214 Po (0.16ミリ秒)といった 崩?系列 による連?的な アルファ線 を??で浴びることになる [9]

疫? [ 編集 ]

WHOによる2004年における10万人?の肺がんによる死亡者?(年?標準化?み)
   デ?タなし
   5人以下
   5人から10人
   10人から15人
   15人から20人
   20人から25人
   25人から30人
   30人から35人
   35人から40人
   40人から45人
   45人から50人
   50人から55人
   55人以上

WHO の試算では、肺癌による死亡者?は全 がん 死の17%を占め最も多く、世界中で年間130万人ほどがこの疾患で死亡している [2] 。日本では2005年の統計で、全がん死の19%を占め、男性では全がん死の中で最も多く、女性では 大腸癌 (結腸がんおよび直腸がん)? 胃癌 に次いで3番目を占めている [10]

西側諸?では、肺癌は癌患者?の第二位に位置し、男性でも女性でもがん死のトップである。西側諸?では男性の肺癌死亡率は低下傾向であるが、女性の喫煙者グル?プの?大とともに肺癌死も?加している。

日本のがん統計 [11]
死亡? (2017年) 罹患? (2014年)
男女 男女
1位 大腸 乳房 大腸
2位 大腸 大腸
3位 大腸 膵? 大腸
4位 肝? 膵? 前立腺 乳房
5位 膵? 乳房 肝? 肝? 子宮 前立腺

?移 [ 編集 ]

肺癌の骨?移の頻度は19?32%である [12]

組織 [ 編集 ]

肺癌は治療の方向性から、大きく「小細胞肺癌:SCLC = small cell lung cancer」と「非小細胞肺癌:NSCLC = non-small cell lung cancer」に大別されて扱われる。

小細胞肺癌 [ 編集 ]

小細胞肺癌は肺癌の20%程度を占める。 喫煙 との?連性が大きいとされ、中?側の?管支から生ずることが多い。?性度が高く、急速に?大?進展し、またリンパ行性にも血行性にも早いうちから ? などの他?器に ?移 しやすいため、?見時すでに進行がんである事が多い。 がん遺?子 としては L-myc が?わっている。 免疫染色 による マ?カ? の同定や 電子?微鏡 撮影により、カルチノイドなどと同じく神??分泌上皮由?であることがつきとめられている。診?時に?に?移が見られることが多いため、 化?療法 放射線療法 が行われることが多い。放射線療法、化?療法に?して比較的感受性があるものの、多くは再?するため予後はあまり良くない。しばしばランバ?ト?イ?トン症候群(Lambert-Eaton syndrome; LEMS)などの 傍腫瘍症候群 を合?する。血液?査では、 ProGRP 神?特異的エノラ?ゼ (NSE) が 腫瘍マ?カ? となる。時に 副腎皮質刺激ホルモン 抗利尿ホルモン などのホルモンを分泌することがあり、 クッシング症候群 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群 (SIADH) の原因となる。

非小細胞肺癌 [ 編集 ]

以下の3 組織?型 があり、治療上の?点から一括して??される。??は非小細胞肺癌は一律同じ治療であったが、近年では組織型別で治療方針が分かれるようになってきている。

肺扁平上皮癌
扁平上皮癌 (はいへんぺいじょうひがん、 Squamous cell carcinoma )は、 ?管支 扁平上皮 英語版 (?密には扁平上皮 化生 した 細胞 。生理的には、扁平上皮は?道においては 口腔 ?? など上?道の一部の細胞であり、正常な下?道のどこにも扁平上皮は存在しない)から?生する 。喫煙との?係が大きく、中?側の?管支から生ずることが多い。喀痰細胞診では、 パパニコロウ染色 にて扁平上皮細胞から分泌された ケラチン がオレンジに染まることが特?的である。病理組織?的?査では、扁平上皮細胞の球から?側に分泌された ケラチン が纏まり?珠のように見られることがあり、癌?珠とよばれる。血液?査では SCC CYFRA (シフラ)が腫瘍マ?カ?となる。
肺腺癌
腺癌 (はいせんがん、 Adenocarcinoma )は、肺の 腺細胞 (?管支の線毛円柱上皮、肺胞上皮、?管支の外分泌腺など)から?生する癌。?生部位は肺末梢側に多い。喫煙とも?連するが、非喫煙者の女性に?生する肺癌は主にこの型である。病理組織?的には、がん細胞は腺腔、乳頭?、微小乳頭?、充?性構造を作る。血液?査ではCEA( 癌胎?性抗原 )、SLX(シアリルルイスX抗原)などが腫瘍マ?カ?となる。
細?管支肺胞上皮癌
細?管支肺胞上皮癌(さいきかんしはいほうじょうひがん、 Bronchioloalveolar carcinoma ; BAC)は肺腺癌の?型で、形態?的に細?管支上皮?肺胞上皮に類似した高分化腺癌である。全肺癌の3-4%を占める [13] 。他の非小細胞肺癌と比較すると若年者、女性に多く、進行は比較的緩徐で喫煙との?連が薄い [14]
肺大細胞癌
肺大細胞癌(はいだいさいぼうがん、Large cell carcinoma)は、扁平上皮癌にも腺癌にも 分化 が?明されない、未分化な非小細胞肺癌のことである。?育が早く、多くは末梢?道から?生する。

新しい肺腺癌分類試案 [ 編集 ]

IASLC/ATS/ERS Classification of Lung Adenocarcinoma in Resection Specimens [15] [16]

  • Preinvasive lesions
    • Atypical adenomatous hyperplasia
    • Adenocarcinoma in situ (≤3 cm formerly BAC)
      • Nonmucinous
      • Mucinous
      • Mixed mucinous/nonmucinous
  • Minimally invasive adenocarcinoma (≤3 cm lepidic predominant tumor with ≤5 mm invasion)
    • Nonmucinous
    • Mucinous
    • Mixed mucinous/nonmucinous
  • Invasive adenocarcinoma
    • Lepidic predominant (formerly nonmucinous BAC pattern, with >5 mm invasion)
    • Acinar predominant
    • Papillary predominant
    • Micropapillary predominant
    • Solid predominant with mucin production
  • Variants of invasive adenocarcinoma
    • Invasive mucinous adenocarcinoma (formerly mucinous BAC)
    • Colloid
    • Fetal (low and high grade)
    • Enteric

BAC, bronchioloalveolar carcinoma; IASLC, International Association for the Study of Lung Cancer; ATS, American Thoracic Society; ERS, European Respiratory Society.

その他 [ 編集 ]

カルチノイド (carcinoid tumor)、円柱腫 ( cylindroma )、 粘表皮癌 (mucoepidermoid carcinoma) など。

?移性肺腫瘍 [ 編集 ]

には全身から右心系に集まってきた 血液 が送られるため、他?器由?の?性腫瘍の血行性 ?移 の好?部位となる。これを?移性肺腫瘍 ( : metastatic lung tumor ) [注? 1] と呼ぶ。肺腫瘤影が多?する場合は?移性肺腫瘍が疑われるが、その他に肺??移 ( : intrapulmonary metastasis ) や重複癌 ( : double cancer ) との鑑別が必要である。

?査 [ 編集 ]

肺癌は、?診等で偶然撮影した、あるいは何らかの症?があって撮影した胸部レントゲン??? CT で異常影が認められた際に、疑われることが多い。肺癌の?査には、胸部異常影が肺癌であるかどうかの確定診?のための?査と、肺癌の病期(?がり)を決定し治療方針を決めるための?査がある。

腫瘍マ?カ?
CEA 、SLX、 SCC CYFRA ProGRP NSE などの高値は癌が存在する可能性を示唆する。また、治療後の?果を推定する補助となり得る。癌の確定診?に用いることはできない。
喀痰?査
喀痰 細胞診 で癌細胞が?出されれば、肺癌の可能性が非常に高い。逆に肺癌があったとしても 細胞診?? に癌細胞が出現しないことが多いため、細胞診で癌細胞がいなかったとしても肺癌の否定はできない。
CT
肺結節ないし腫瘤がスピクラ (spicula)、胸膜?入像、ノッチを伴う場合、肺腺癌の可能性が高い。また肺門??隔リンパ節腫大の有無、胸水の有無、遠隔?移の有無は病期決定に重要である。
?管支鏡?査 (bronchoscopy)
?管支 ?視鏡 を?入することで、中??管支を?察し、生?を行う。ただし、?管支鏡は太さが4-6 mm 程度あるため?入できる範?が限られ、肺癌が肺末梢に存在する場合には異常を?察できない。その場合、??管支 生? (Transbronchial biopsy; TBB)、??管支擦過、?管支洗?などの方法で肺末梢から 病理診? ??や 細胞診 ??を採取し、肺癌の確定診?を行う。
また、?光?管支鏡(AFB:Autofluorescence Bronchoscopy)や?管支腔?超音波?層法(EBUS:endobronchial ultrasonography)などによって極早期の肺癌の?見が可能となっている。
?皮肺針生?
CTを撮影しながら針を直接?皮的に肺腫瘤に突き刺し生?を行い、 病理? 的に確定診?を行なう。
胸水細胞診
原因不明の胸水がある場合、胸腔穿刺にて胸水??を採取し、細胞診が行われることがある。
PET
核種で標識したブドウ糖( 18 FDG)を点滴?注し、その集積をみることで肺結節ないし腫瘤が癌かどうか、リンパ節および全身に?移がないかどうか推定できる。病期診?に用いる。
MRI 骨シンチグラフィ
??移や骨?移の有無をみる。病期診?に用いる。

病理診? [ 編集 ]

小生?/細胞診における腺癌診?のアルゴリズム [15]

第一段階
明らかな 腺癌 (adenocarcinoma、ADC)あるいは 扁平上皮癌 (squamous carcinoma、SQCC)が認められる場合は、そこで診?が確定する。神??分泌形態が認められる場合、腫瘍は「小細胞癌」small cell carcinoma (SCLC) あるいは「非小細胞癌おそらく大細胞神??分泌癌」non-small cell lung carcinoma (NSCL), probably large cell neuroendocrine carcinoma (LCNEC) に分類される。これ以外のものは非小細胞癌NSCL-NOSに分類される。
第二段階
非小細胞癌NSCLC-NOSは、さらに免疫染色 (TTF-1, p63, CK5/6)、粘液染色 (DPAS or mucicarmine)、分子情報により以下のように分類される。
  • NSCLC, favor ADC
  • NSCLC, favor SQCC
  • NSCLC-NOS, possibly adenosquamous carcinoma
  • NSCLC-NOS

EGFR mutation testingは、古典的腺癌、NSCLC, favor ADC, NSCLC-NOS, NSCLC-NOS, possible adenosquamous carcinomaに?施すべきである。

IASLC/ATS/ERSコンセンサス?議における病理?的推?事項 [15]

  1. BACという用語の使用を控える
  2. 小型(≤ 3センチメ?トル)で、純?なLepidic growthを示す孤立性腺癌を上皮?腺癌adenocarcinoma in situ (AIS) と呼ぶ。完全に切除されれば患者の生存は100%である。AISの大部分はnon-mucinous である。
  3. 小型(≤ 3センチメ?トル)で、Lepidic growth優位、浸潤?≤0.5センチメ?トルの腺癌を微小浸潤腺癌 Minimally invasive adenocarcinoma (MIA) と呼ぶ。完全に切除されれば患者の生存はほぼ100%である。MIAの大部分はnon-mucinousである。
  4. 浸潤性腺癌は、準定量的に組織パタ?ンを評?し、優位パタ?ンに基づいて分類する。
  5. 腺癌が多?している場合、組織パタ?ンの徹底的な評?が、?移か同時?異時性重複癌かの決定に役立つ。
  6. かつて混合型と分類されていたnon-mucinous BAC優位の腺癌は、lepidic predominant adenocarcinoma (LPA)という用語の使用を推?する
  7. 早期腺癌における micropapillary predominant adenocarcinoma という分類は予後不良を意味するため、使用が推?される。
  8. かつてmucinous BACと分類されていた腺癌は、lepidic growth と浸潤性?殖の程度により mucinous AIS, mucinous MIA, invasive mucinous adenocarcinoma のいずれかに分類すべきである。
  9. 生?で認められる非小細胞癌は、可能なかぎり腺癌か扁平上皮癌に分類すべきである。

病期 [ 編集 ]

肺がんの病期分類 [17]
N0 N1 N2 N3 M1a M1b M1c
T1mi IA1
T1a IA1 IIB IIIA IIIB IVA IVA IVB
T1b IA2 IIB IIIA IIIB IVA IVA IVB
T1c IA3 IIB IIIA IIIB IVA IVA IVB
T2a IB IIB IIIA IIIB IVA IVA IVB
T2b IIA IIB IIIA IIIB IVA IVA IVB
T3 IIB IIIA IIIB IIIC IVA IVA IVB
T4 IIIA IIIA IIIB IIIC IVA IVA IVB

肺がんの場合、以下の3つの要素によって病期が決められている [17]

  • T(原?腫瘍 primary Tumor):原??の大きさや周?の組織との?係
  • N(所?リンパ節 regional lymph Nodes):胸部のリンパ節?移の程度
  • M(遠隔?移 distant Metastasis):原??以外の肺?移や胸水、その他の?器への遠隔?移の有無
肺がんのT分類 [17]
T分類 病期 解?
Tis 上皮?がん、肺野に腫瘍がある場合は
充?成分※1の大きさが0 センチメ?トル (cm) 、かつ病?の大きさ※2が3cm以下
T1 充?成分の大きさが3cm以下、かつ肺または?側胸膜におおわれ、
葉?管支より中?への浸潤が?管支鏡上認められない
(すなわち主?管支に及んでいない)
T1mi 微少浸潤性腺がんで充?成分の大きさが0.5cm以下、かつ病?の大きさが3cm以下
T1a 充?成分の大きさが1cm以下で、TisやT1miには相?しない
T1b 充?成分の大きさが1cmを超え2cm以下
T1c 充?成分の大きさが2cmを超え3cm以下
T2 充?成分の大きさが3cmを超え5cm以下
または、充?成分の大きさが3cm以下でも以下のいずれかであるもの
  • 主?管支に及ぶが?管分岐部には及ばない
  • ?側胸膜に浸潤がある
  • 肺門まで連?する部分的または片側全?の無?肺か閉塞性肺炎がある
T2a 充?成分の大きさが3cmを超え4cm以下
T2b 充?成分の大きさが4cmを超え5cm以下
T3 充?成分の大きさが5cmを超え7cm以下
または、充?成分の大きさが5cm以下でも以下のいずれかであるもの
  • ?側胸膜、胸壁、?隔神?、心膜のいずれかに直接浸潤がある
  • 同一の肺葉?で離れたところに腫瘍がある
T4 充?成分の大きさが7cmを超える
または、大きさを問わず?隔膜、?隔、心?、大血管、?管、反回神?、食道、椎?、?管分岐部への浸潤がある
または、同側の異なった肺葉?で離れたところに腫瘍がある
注記
※1: 充?成分とは、CT?査などによって病??部の肺血管の形がわからない程度の高い吸?値を示す部分のこと。
これに?し、病??部の肺血管の形がわかる程度の淡い吸?値を示す部分をすりガラス成分という。
※2: 病?の大きさとは、充?成分およびすりガラス成分を含めた腫瘍全?の最大?のこと。
肺がんのN分類とM分類 [17]
病期 解?
N0 所?リンパ節※3への?移がない
N1 同側の?管支周?かつ/または同側肺門、肺?リンパ節への?移で原?腫瘍の直接浸潤を含める
N2 同側?隔かつ/または?管分岐下リンパ節への?移がある
N3 ?側?隔、?側肺門、同側あるいは?側の鎖骨の上あたりにあるリンパ節への?移がある
M0 遠隔?移がない
M1 遠隔?移がある
M1a ?側肺?の離れたところに腫瘍がある、胸膜または心膜への?移、?性胸水※4がある、?性心?水(しんのうすい)※5がある
M1b 肺以外の一?器への??遠隔?移がある
M1c 肺以外の一?器または多?器への多?遠隔?移がある
注記

※3:肺がんの所?リンパ節は、胸腔?や鎖骨の上あたりにある。
※4:胸水の中にがん細胞がみられること。
※5:心?の周りにたまった液?(心?水)の中にがん細胞がみられること。

治療 [ 編集 ]

肺癌の中でも小細胞肺癌は他の組織型と生物?的な性格が大きく異なるため、小細胞肺癌とそれ以外の組織型を?せた非小細胞肺癌の二つに大別して治療方法が選?される。

  • 小細胞肺癌 (Small cell lung cancer:SCLC --- 肺癌の約20%)
  • 非小細胞肺癌 (Non-small cell lung cancer:NSCLC --- 肺癌の約80%)

肺癌の治療はその癌の?殖?態と患者の?況(年?など)に依存する。普通?施される治療は、外科手術、 化?療法 そして 放射線療法 である。また、極めて早期の肺門中心型早期肺癌に?しては、 光線力?療法 (PDT)が行われる。

小細胞肺癌(SCLC) [ 編集 ]

小細胞肺癌は?育が早いため、?見時にはほとんどが進行性である場合が多い。また、CTなどの?像?査上限局しているように見えても?出できない程度の微少?移が?に存在していることがほとんどである。そのため手術や放射線療法などの局所治療の?果は極めて限定的であり、化?療法が治療の中心となる。 治療方針の違いにより病期は2つに分類される。

小細胞肺がんの病期分類
病期分類 所見 治療方針
限局型 (Limited disease: LD)
  • 病?が片側肺に限局している
  • 反?側の?隔および鎖骨上窩(じょうか)リンパ節までに限られている
  • ?性胸水および心?水がみられない
リンパ節、周??器への浸潤及び?移が認められない Stage Ia 期のみ手術療法が?討されるが、その時期で?見される場合は少ない。
その他の場合は化?療法+胸部放射線療法を同時?用する。
奏?例に?しては??移再?予防のため予防的放射線全?照射(prophylactic cranial irradiation; PCI)が行われる。
進展型 (Extended disease: ED)
  • 「限局型」の範?を超えてがんが進んでいる
根治的放射線治療の適?は無く全身化?療法(以下が主なレジメン)が主な治療となる。

LD症例の初回治療の標準は化?療法+胸部放射線療法である。化?療法としてはPE療法が標準である(PI療法と放射線療法の?用は肺障害のリスクが高いため行われない)。胸部放射線療法として加速過分割照射(??の1日1回ではなく1日2回の照射)が行われる。

ED症例については初回治療においてはPE療法が標準治療とされている。ただし日本で行われた臨床試?ではPI療法の方が良好な成績であったため、PI療法が使われることが?えてきている [18] 。しかし、海外で行われたPI療法の追試ではPE療法と比較して優位性は?明されなかった。

??の化?療法に免疫チェックポイントを上?せすることも推?されており、CE+アテゾリズマブ療法、CE(またはPE)+デュルバルマブ療法の有?性も認められている。

LD症例、ED症例いずれの場合も初回治療後に再?してくることがある。初回治療が奏?し、かつ治療完遂後から再?までの期間が長い場合は感受性再?、それ以外は難治性再?と呼ばれる。感受性再?症例では ノギテカン ??投?が標準治療とされている。ノギテカンの奏?率は10%前後に過ぎず、再?例におけるアムルビシンの有?性が現在?討されつつある [19] 。またPEI療法(CDDP+VP-16+CPT-11)も推?されている治療の一つであるが、毒性が?いため注意が必要である。難治性再?例についてはアムルビシンが推?されている。

非小細胞肺癌(NSCLC) [ 編集 ]

非小細胞肺癌において、Stage IIまでは多くの場合手術療法が選?され、多くの症例で術前あるいは術後(多くの場合は術後)の化?療法が?討される。Stage IIIでは手術が選?されることもあれば、化?療法や放射線療法が選?されることもあり、個?の症例によって治療選?が異なる。Stage IVでは化?療法が治療の主?となり、症?緩和目的の放射線治療も?討される。

手術療法 [ 編集 ]

 肺葉切除+肺門?郭リンパ節郭?が標準術式であり、個?の症例の肺機能や病?の?がりなどに?じて術式が決定される。

化?療法 [ 編集 ]

非小細胞肺癌に?する 化?療法 は大きく3つに分けられる。術前もしくは術後(多くの場合術後)に行われる再?予防を目的とした化?療法、切除不能な局所進行例に?して根治的な放射線療法と?用して行われる化?療法(化?放射線療法)、遠隔?移を有するなどの理由で根治的放射線照射が不能な症例に?して行われる化?療法である。前2者は根治を目指した治療である。後1者は生存期間延長を目的とした治療であるが、近年の化?療法の進?は目?ましく、5年以上の長期生存例もみられるようになってきている。
周術期の化?療法 [ 編集 ]
周術期に行われる化?療法の有用性は?多くの試?で報告されており、術前化?療法と術後化?療法はともに術後の再?リスクを下げ、生存率を改善するとされている。?者の?果はほぼ同等とされているが、行うべき化?療法が明確である術後化?療法を行うことが多い。術後化?療法として術後病期IA3~IB期の症例にはUFT?服療法、術後病期II~III期にはCDDP(シスプラチン)+VNR( ビノレルビン )?用療法が?く行われる。
化?放射線療法 [ 編集 ]
化? 放射線療法 として、CDDP+DTX( ドセタキセル )療法、CBDCA( カルボプラチン )+PTX( パクリタキセル )療法、CDDP+VNR療法などの化?療法に放射線療法が?用される。これらの治療完遂後の地固め療法として 免疫チェックポイント阻害? であるデュルバルマブ(イミフィンジ)を投?した場合の生存期間の延長?果が確認されている [20] 。化?放射線療法は根治を目標とした治療ではあるが、再?することも多く、その場合は進行期に?する化?療法が行われる。
進行期に?する化?療法 [ 編集 ]
進行期に?する化?療法は、腫瘍の組織型、 PD-L1 ?現、ドライバ?遺?子( EGFR ALK 、ROS1、 BRAF MET 、NTRK)?異の有無などによって大きく異なる。ドライバ?遺?子?異を有する症例についてはそれに??した阻害?が投?される。ドライバ?遺?子?異を有さない場合、PD-L1の?現に?じて治療方針が?討され、免疫チェックポイント阻害?や細胞障害性??を組み合わせた治療が選?される。PD-L1高?現の場合は免疫チェックポイント阻害???も治療選?肢となる。
?史的には進行非小細胞肺癌の初回治療では?史的に 白金 製?を含む2??用化?療法が推?されてきた。以下に主な レジメン を示す。
21世紀に入り、分子標的?が台頭してきた。抗 VEGF モノクロ?ナル抗? ベバシズマブ (アバスチン)はCBDCA+PTX療法に上?せすることで全生存期間の延長?果が認められている [21] 。後述のEGFRに代表されるドライバ?遺?子?異がみられる症例に?してはそれぞれに??した分子標的?が投?されるようになってきた。
近年は組織?型に合わせて異なるレジメンを用いることが提唱されており、そのため生?段階での?型確定診?が?く求められてきている。肺扁平上皮癌は、それ以外の非小細胞肺癌と異なりペメトレキセドなどの葉酸拮抗?に?する感受性が乏しく [22] 、また ベバシズマブ (アバスチン)は臨床試?において出血の有害事象が多かったため投?できない [23] 。組織型による使い分けがなされるレジメンを以下に示す。
  • CDDP or CBCDA+PEM( ペメトレキセド ):非扁平上皮癌のみ
  • CBDCA+PTX+ベバシズマブ:非扁平上皮癌のみ
  • CDGP( ネダプラチン )+DTX:扁平上皮癌でCDDP+DTX療法と比較して生存延長?果が?明されている
  • CDDP+GEM+ネシツムマブ
2015年以降、免疫チェックポイント阻害?が台頭し、2015年12月に ニボルマブ (オプジ?ボ)が二次治療以降に用いることができるようになった。またPD-L1?50%の症例に限定してではあるが一次治療として ペムブロリズマブ (キイトル?ダ)の有用性が報告され(KEYNOTE-024試? [24] )、2016年に認可された。
2018年にはPD-L1?現を問わず、白金製??用化?療法に免疫チェックポイント阻害?(ペムブロリズマブもしくはアテゾリズマブ(テセントリク))を上?せした?用療法の有用性が報告され(KEYNOTE-189試? [25] 、KEYNOTE-407試? [26] 、IMpower150試? [27] )、2019年4月現在では標準治療となっている。
また、非小細胞肺癌のうち 上皮成長因子受容? (EGFR)の 遺?子?異 エクソン 19 21等)がある症例(多くは 女性?非喫煙者?腺癌)では、腫瘍細胞がEGFRからのシグナルに依存した?殖をしているため、 分子標的治療? のEGFRチロシンキナ?ゼ阻害?で高い奏?率が報告されており、第一選?で施行される。現在までに ゲフィチニブ (イレッサ)、 エルロチニブ (タルセバ)、 アファチニブ (ジオトリフ)、 ダコミチニブ (ビジンプロ)、 オシメルチニブ (タグリッソ)が認可されている。EGFR以外にもALK、ROS1、BRAF、MET、NTRKといった遺?子?異を有する症例があり、それぞれに??した分子標的?が認可されている。
肺癌に?する分子標的?の先?けとなったゲフィチニブについては間質性肺炎症例が出たことから社?問題になったが( イレッサ訴訟 )、ゲフィチニブに限らず肺癌の?物治療を行う際には、 間質性肺炎 等の重篤な副作用があり、時に致死的な??となりうることに注意する必要がある。

放射線療法 [ 編集 ]

本?なら手術適?だが、高?、?科的合?症などにより手術不能な非小細胞肺癌に?しては、放射線治療が標準治療として行われてきた。また局所進行例に?しても放射線療法??もしくは化?療法との?用で放射線療法が行われる。
骨?移による疼痛緩和などの緩和?療目的での放射線療法が行われることもある。また一般に??移には化?療法が奏?しにくいため、局所治療として放射線療法が行われる。
合?症による手術不能I期非小細胞肺癌に?し、先端?療技術として ラジオ波?灼術 (Radiofrequency Ablation) や定位手術的放射線治療 (Stereotactic Radiotherapy)、粒子線治療 (Ion Beam Therapy) を施行する施設もある。一部の報告では、低侵襲で、手術療法に匹敵する成績が報告されている。しかし、長期成績や、臨床試?の成績報告は乏しく、今後の手術療法との比較の臨床試?の結果が待たれる。

カテ?テル治療(血管?治療) [ 編集 ]

手術?放射線?抗癌?治療などの標準治療を終了したが、それ以上の?果が見?めず疼痛コントロ?ルなどの?症療法しか?されていない肺癌患者に?し、一部の施設でカテ?テル治療が?施されている。腫瘍の?養血管に?し、マイクロカテ?テルを用いて超選?的に少量の抗癌?を注入したり、塞栓物質を注入ないし留置したりする方法である。十分なエビデンスはまだ蓄積されていないが、著?例も報告されており今後の?展と症例の蓄積が望まれる。
治療?象は、非小細胞癌?小細胞癌を問わず、また?移性肺腫瘍も治療可能である。
以下、重複する点があるがまとめると、この治療法の利点は、低侵襲であること、短期入院で?むこと、 標準治療 を終えた方でも治療できる可能性があることである。また欠点はエビデンスが確立していないこと、?施施設が少ないことなどである。

予防 [ 編集 ]

費用??果 の高い肺癌??法として、予防計?が地域?位さらには地球規模で策定されている。少なからぬ?家において、喫煙が許される場所を制限しているが、それでもなお??な場所で喫煙が行われている。喫煙の除去は肺癌予防のための?いの第一目標であり、おそらく受動喫煙防止はこのプロセスにおいて最も重要な予防策である。

?診は重要でありかつ?施も容易なことから、肺癌予防の2番目の目標として?診の種?の試みがなされている。?純胸部X線撮影と喀痰?査は肺癌の早期?見には?果がなく、癌死を減らす結果につながらない。

しかし、2003年9月に Lancet 誌には期待される?診が?載された。スパイラルCT( ヘリカルCT の項に詳しい)はヘビ?スモ?カ?など高リスク群の早期肺癌?見に?果がある [28] 。またNew England Journal of Medicineにも低線量CTの有用性を示唆する報告があった [29]

肺癌になった人物 [ 編集 ]

(アイウエオ順)

?考  Category:肺癌で亡くなった人物

脚注 [ 編集 ]

注? [ 編集 ]

  1. ^ 一般には?移性 肺癌 ( : metastatic lung cancer ) とも呼ばれるが、原?性肺癌とは異なる疾患?念である。

出典 [ 編集 ]

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?連項目 [ 編集 ]

外部リンク [ 編集 ]