出典: フリ?百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
美野島
(みのしま)は、
福岡?
福岡市
博多?
の
地名
。現行の
行政地名
は美野島一丁目から四丁目まで、全域で
住居表示
を施行している
[2]
[3]
。面積は59.84ヘクタ?ル
[4]
。2023年3月末現在の
人口
は11,500人
[1]
。
郵便番?
は812-0017
[5]
。
?要
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]
福岡市
の都心とされる
中央?
天神
の南東約2.5キロメ?トル、
博多?
中央部の西端に位置し
[6]
、
那珂川
をはさんで
中央?
、
南?
と接している
[7]
。北東で
博多?前
及び
博多?南
と、南東で
竹下
と、南西で那珂川を介して
南?
?水
(
)
、同?
大楠
(
)
、同?
那の川
(
)
、中央?
?川
(
)
と、北西で博多?
住吉
(
)
と隣接している
[2]
。地域東側にはJRの
鹿?島本線
及び
博多南線
、
九州新幹線
が南北に走っており、線路を?んで博多?南地?および竹下地?と隣接している。かつては
筑肥線
が走っており、?地域にも
筑前?島?
が存在したが、
1983年
(昭和58年)に筑肥線の
博多?
-
姪浜?
間の?止に伴って??となり、現在では?地域に?道?は存在しない。
また、地域?には
福岡?道555??原比?線
(
百年橋通り
)が東西に、こくてつ通りが南北に走っており、交通量は多い。南北に走る
福岡?道553?東光寺竹下春吉線
(美野島通り)沿いは商業地となっている。バス停は
2011年
現在、百年橋通り沿いに「百年橋」「美野島2丁目」が、こくてつ道路沿いに「美野島1丁目」「美野島3丁目」「パナソニック前」、?道553?沿いに「公園前」がある
[7]
。
地域?は一丁目から四丁目まである
[6]
。一丁目から二丁目は美野島商店街や美野島通り沿いを中心に商業が盛んな住宅地となっており、三丁目には美野島公園がある。また、四丁目には
パナソニック コネクト
(?
九州松下電器
本社)などの工場や倉庫が立ち?んでいる
[6]
。
?史
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]
この地が初めて文?に登場するのは
奈良時代
のことである
[8]
。元?この地は「
?島
」と表記されており、?時この地は?際に那珂川の河口に浮かぶ島であったという?もある
[9]
。
筑前?
那珂郡
に?し、
万葉集
には「??石?話」(
三韓征伐
の際、
神功皇后
が?に石を入れて出産を?らせたという?話)の?承者として
[9]
「那珂郡伊知??島人建部牛麻呂」という人物が登場することから?時は伊知?に?していたとみられる
[8]
。ただし、
和名抄
には伊知?の名はなく、詳しいことはわかっていない
[9]
。
平安時代
の「檜垣?集」には、「ふらば?れ御笠の山し近ければ?島まではさして行きなん」という歌が登場する
[8]
。この歌は作者の
檜垣?
が筑前??府のあった
御笠郡
から
肥後?
へ?る際に降った雨を詠んだ歌で、「御笠」の「笠」と?島の「蓑」をかけたものである
[9]
。
また、この付近には
西海道
の美野?(よしののえき)が存在したと考えられている。この?は
山陽道
と
大宰府
をつなぐ大宰府路の?の一つで
鴻?館
の付近に位置し、
延喜式
によると馬15匹が配備されていたという。「太宰管?志」では「みぬ」「みの」と?み、「美野?」を?地に比定している
[10]
。
江?時代
には
福岡藩
領として?原?に?し、
住吉村
の枝?の一つであった。?時この地は農村地?であり、村高は「元????」には498石余り、「天保?帳」には637石余りとある。
幕末
から
明治維新
期には再び住吉村の一部となった
[8]
が、その後も通?地名として「?島」の名は?った
[11]
。
大正時代
には
住吉地?
の開?が進み、住吉新町、?島本町、?島新町といった新町が誕生して住宅、商店が?えたことで?地も都市化が進んだ。また、?科大?(現:
九州大?
??部)が設置された影響で那珂川河口付近の柳町にあった遊郭が新柳町へ移設されたことから?岸に位置する?地も開?が進み、急?展を遂げた。
1926年
(大正15年)には
北九州?道
の福岡?島停留場(のちの筑前?島?)が開業した
[11]
。
昭和
初年ごろには
博多織
、
ゴム
、
タングステン
などの工場が次?と建設された。なかでも日本足袋(現:
アサヒコ?ポレ?ション
)の製靴工場は3万坪の敷地と4千人の?業員を抱える巨大なもので、通勤時間になると筑前?島?は工場で?く職工であふれ返ったという
[12]
。その後日本ゴム(日本足袋の後身)が撤退を表明すると、地域の空洞化を危?した福岡市などによって松下電器産業(現:
パナソニックホ?ルディングス
)本社への招致活動が行われ、その結果工場は九州松下電器(現:
パナソニック コネクト
)に?却された
[12]
。同社の社名?更や企業再編で、本社は東京に移?したが、九州松下電器からの名?で登記上の
本店
は現在も美野島に所在している。
?地域が「
美野島
」として
住吉
から?立したのは
1969年
(昭和44年)のことである
[8]
。
1971年
(昭和46年)にはさらに?水、竹下、住吉の一部を編入した。?時の世??は2,283世?であった
[8]
。
町域の?遷
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]
住居表示
?施後
|
?施年月日
|
住居表示?施前(各
大字
の一部)
|
美野島一丁目から美野島三丁目
|
1969年
(
昭和
44年)
|
大字住吉
|
美野島四丁目
|
1971年
(
昭和
46年)
|
大字住吉?大字?水?大字竹下
|
??
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]
- 店?企業
人口
[
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]
美野島の人口の推移を福岡市の住民基本台帳(公?町別)
[1]
に基づき示す(?位:人)。集計時点は各年9月末現在である。
- 2001年
(平成13年):8,417
- 2002年
(平成14年):8,638
- 2003年
(平成15年):9,158
- 2004年
(平成16年):9,468
- 2005年
(平成17年):9,599
- 2006年
(平成18年):9,663
- 2007年
(平成19年):9,766
- 2008年
(平成20年):9,614
- 2009年
(平成21年):9,647
- 2010年
(平成22年):9,833
- 2011年
(平成23年):10,096
- 2012年
(平成24年):10,365
- 2013年
(平成25年):10,445
- 2014年
(平成26年):10,596
- 2015年
(平成27年):10,734
- 2016年
(平成28年):10,959
- 2017年
(平成29年):11,079
- 2018年
(平成30年):11,153
- 2019年
(令和元年):11,234
- 2020年
(令和2年):11,398
- 2021年
(令和3年):11,383
- 2022年
(令和4年):11,564
施設
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]
脚注
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]
注?
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]
出典
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]
?考文?
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]
- 書籍
- 有馬?監修、川添昭二編『日本?史地名大系 41 福岡?の地名』平凡社〈日本?史地名大系〉、2004年、1,587pp.
- 角川日本地名大?典編纂委員?『角川日本地名大?典 40 福岡?』角川書店、1988年、2,044pp.
- 柳猛直『福岡?史探訪 博多?編』海鳥社、1993年、194pp.
- 夕刊フクニチ新聞社編『福岡?風土記』葦書房 、1974年、286pp.
- 『?別マップル福岡?道路地?』昭文社、2011年、133pp.
- ウェブサイト
?連項目
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]
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一?は「福岡市?の設置等に?する?例」(昭和47年?例第1?)に基づく
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