火須勢理命 （ほすせりのみこと）は、 日本神話 に登場する 神 ^[1] 。 瓊瓊杵尊 と 木花開耶? の第二子。

?要 [ 編集 ]

火須勢理命という名は、記紀の中でも『 古事記 』の中にしか登場しない。その『古事記』の中の記載も、瓊瓊杵尊と木花開耶?の第二子であるというのみで、事績の記述はない。

瓊瓊杵尊と木花開耶?の子は、海幸彦（兄）と山幸彦（弟）の物語につながっていくが、『古事記』と『 日本書紀 』ではこれらの子の名前や兄弟としての組み合わせに違いがある。

『古事記』では、瓊瓊杵尊と木花開耶?の子は第一子が 火照命 （ホデリ＝海幸彦）、第二子が 火須勢理命 （ホスセリ）、第三子が 火遠理命 （ホオリ＝山幸彦）であり、火遠理命の孫?ち火須勢理命の大甥にあたるのが神武天皇である。

『日本書紀』では、瓊瓊杵尊と木花開耶?の子として、音が似た名前で「火?降命（ホスソリ、本文）」「火酢芹命（ホスセリ、一書）」が登場するが、海幸彦として扱われており、古事記の火須勢理命とは事績が異なるため、?純に同一視することはできない。

天孫降臨 の段において、木花開耶?が一夜で身籠ったために瓊瓊杵尊に ?津神 の子ではないかと疑われ、木花開耶?がその疑いを晴らすために火中で三神を生んだ。火須勢理命はその第二子であり、火が盛んに燃え立つときに生まれたので「ホスセリ」と名附けられた。

神名 [ 編集 ]

「ホ」は「火」で、「スセリ」は「進む」という意味で、「ホスセリ」は「燃?が進む」という意味となる。

出典 [ 編集 ]

?連項目 [ 編集 ]

• 日本の神の一?
• 火中出産

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