杵 （きね）とは、 臼 と共に使い、おもに 穀物 の ?穀 や ?すり などに用いる 道具 。

種類 [ 編集 ]

形?は大きく分けて 竪杵 （たてぎね）と ?杵 の2種がある ^[1] 。

棒?で端が太くなっている竪杵は?史が古く、 手杵 （てぎね）あるいは 兎杵 （うさぎきね）とも呼ばれ、もともとは 千本杵 （せんぼんぎね）とも呼ばれる、?なる長い棒であったが、中間の握り部分を細く、?端を太く加工し、握りやすく打?の威力が?す?頭のものに?展した。 大阪府 の 水間寺 、 奈良? 、 三重? の 伊賀 地方などでは現在も千本杵を用いた?つきを行っている。

杵本?と柄が垂直に交わる 槌 ?の?杵は、 打杵 （うちぎね）ともいい、 江?時代 になってから使用されるようになったと思われてきたが、 ?島? の 草?千軒町遺跡 で室町前半のものが?見されており、日本で使用開始は14世紀から16世紀に遡るとされる ^{[2] [3]} 。?杵は江?期に 臥杵 （ ふじきね ） とも?された ^{[3] [4]} 。柄と本?の比率は地方や時期によって違いがある。

手で扱うものの他に、 水車小屋 ?に据え付けるものや、加工機械の部品として取り付けられるものがある。

杵の材料としては カシ や ヒノキ などが用いられる ^[1] 。

?? の 法具 の 金剛杵 にも杵の字が使われるが、こちらは武器として使われるものである。

用途 [ 編集 ]

穀物の?を臼に入れ、それを杵で打つことで臼と穀物とや穀物同士が摩擦され ?穀 される。もみすりにおいても同?に、 ? を臼に入れ、それを杵で打つことで臼、もみ同士が摩擦され?摺り（ 米 においては 精米 ）される。人手で?穀や?摺りをする場合もあるが、水車を動力とした米搗き?置が開?され、自動化されてきた。また、打つことに適することから ? をつくことにも用いられる。日本では ?生時代 から用いられ、現代では?穀もみすり用途よりも?つきの道具としてなじみ深い。なお 石臼 が普及する以前は 製粉 作業も杵で行われていた。精白された穀物を臼に入れ、杵で打つことで粉?し、粉末にした。

中? では、 ?西チワン族自治? の チワン族 や 福建省 の シェ族 が「?槌」と呼ばれる千本杵と「?槽」と呼ばれる長方形の飼い葉桶に似た臼を用いて?つきを行う?統を?している。 湖北省 、 湖南省 、 貴州省 の 漢族 や、 客家 や ミャオ族 は?杵を用いて?つきを行う?統を?している。中?の?杵の頭は、日本のものよりも長細いことが多い。

千本杵は、加工の?率が低いために、多人?で一度につくことが多く、タイミングを合わせるために?つき歌を歌うことも行われる。

名? [ 編集 ]

日本語の方言名として、あ?じん（鹿?島??論島） あじむ （ 鹿?島? 奄美群島 ）、 いなつき （?搗き。 沖?? 先島諸島 ）、 うちぎ （打ち木。 山形? 、 秋田? ）、 お? （ 千葉? ）、 かけや （掛矢。 香川? ）、 きねづち （杵槌。山形? 米?市 ）、 つきぎね （ ?木? ）、 なでぎね （撫杵。 九州 の一部）、 なんじょ? （ 山口? ）、 ほっこく （ 兵庫? ）などがある ^[5] 。 アイヌ語 では臼をニス、杵を イウタニ と呼ぶ。

また、方言で きね （杵）が ?り粉木 （ 島根? ）、 唐棹 （ 長野? ）、 槌 全般（ 三重? 志摩郡 ）、頑固者?馬鹿者（ 長崎市 、 熊本? ）などを意味することがある。頑固者は、何回つき降ろされても平?なことからの例え ^[6] 。

脚注 [ 編集 ]

?連項目 [ 編集 ]

• 砧 （きぬた）
• 唐棹
• 臼
• 槌