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(
2012年3月
)
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本項では、
日本
の
パンク?ロック
について解?する。
?史
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]
1970年代(パンクム?ヴメント以前)
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]
日本
での
パンク?ロック
の?史は、
1970年代
後半、
イギリス
の三大パンクバンドである
セックス?ピストルズ
、
ザ?クラッシュ
、
ダムド
などの成功を始めとして起こったパンク?ム?ヴメントに影響されて始まった部分が大きいが、それ以前にも音?性はパンク?ロックとは呼べないものの、攻?的なメッセ?ジ性を含んだ歌詞やパフォ?マンスなどで後に日本におけるパンク?ロック?バンドの原点とも評されるバンドも存在した。
1969年
に結成され、
ブル?スロック
を基調としながらも、
差別用語
を(自虐的に
[1]
)多用した歌詞や客との
喧?
が絶えないライブ?パフォ?マンスを行っていた
村八分
、
1970年
に結成され、政治的に過激なメッセ?ジを歌い、ファ?スト?アルバムが??中止となった
頭?警察
、
1973年
にデビュ?、
暴走族
に絶大な人?を誇り、ライブでのトラブルが絶えなかった
外道
などがこれにあたる。
これらのバンドはその?時にはパンク?ロックという言葉が存在しておらず、特にカテゴリ?として括られる事は無かったため、後にその存在がクロ?ズ?アップされるまではパンク?ロック?バンドとしては全く認知されていなかった。
1970年代(パンクム?ヴメント以後)
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その後、1970年代も後半に入ると、
ロンドン
や
ニュ?ヨ?ク
でのパンク?ム?ヴメントの勃興に伴い、日本においてもその影響を受けたロックバンドが次?に誕生する。
東京
では、1970年代前半から
紅??
として活動をしていた
LIZARD
、ニュ?ヨ?クへ渡り
コント?ションズ
、ティ?ンエイジ?ジ?ザス?アンド?ザ?ジャ?クスに?加し
ノ??ウェイヴ
?ム?ブメントを直に??したレックとチコヒゲらによる
フリクション
、後に日本のインディ?ズ?レ?ベルの始祖とも言える「ゴジラ?レコ?ド」を?足させるヒゴヒロシによる
ミラ?ズ
、
ミスタ??カイト
、
S-KEN
が、「
東京ロッカ?ズ
」と?したシリ?ズ?ライブを開始しオムニバス?アルバムをリリ?ス。
8 1/2
、
THE FOOLS
の前身のSEXらは、オムニバス?アルバム『東京NEW WAVE'79』をリリ?ス。
名古屋
では、?を逆立てたヘア?スタイルや?ジャンといったパンク?ロックのイメ?ジを早くから?現していた
THE STAR CLUB
などが登場。
そして
?西
でも、現在は
作家
として活動している
町田町?
(現?町田康)率いる
INU
、
Phew
らが在籍していた
ア?ント?サリ?
、
ハ?ドコア?パンク
の先?けともいうべき高速な演奏スタイルの
SS
、
JOJO?重
が在籍した
ULTRA BIDE
が「
?西NO WAVE
」と?したライブを開催。
福岡
では、ビ?トを?調したパンク?バンドが?多く、
めんたいロック
と呼ばれている。1970年代に
YMO
との邂逅から生まれた
ニュ??ウェイヴ
とロックンロ?ルの融合としてデビュ?を飾り、初?日した
ラモ?ンズ
と共演して以降、親交を深めたことで知られる
シ?ナ&ザ?ロケッツ
、1980年代に入って
THE ROOSTERS
、現在は役者として知られる
陣?孝則
がボ?カルを務めていた
ザ?ロッカ?ズ
、
THE MODS
などが??と登場。
また、
灰野敬二
、
工藤冬里
など
ノイズ
系のロック、
フリ??ジャズ
、
?興演奏
などのア?ティストが活躍していたライブハウス「
吉祥寺マイナ?
」からは、後に
タコ
を結成する
山崎春美
らの
ガセネタ
、初期には額を
カミソリ
で切り流血、放尿、生きたままの
ニワトリ
や
シマヘビ
を食いちぎるなどの過激なライブ?パフォ?マンスを展開していた
じゃがたら
なども登場した。
シ?ナ&ザ?ロケッツ以外のニュ??ウェイヴ?バンドにもパンクの影響を受けたグル?プは少なからず存在していた。
平?進
が率いる後期の
マンドレイク
や後身の
P-MODEL
、8 1/2の泉水敏?も所?していた
ヒカシュ?
、
プラスチックス
などといった、
テクノポップ
バンドと俗?されたバンドや、ガ?ルズバンドのパイオニアであった
ZELDA
など、多くのバンドがパンク色の?いスタイルをとっており、また他のパンク?ロック?バンドとの交流も多かった。
しかし、これらのバンドの出現は、まだまだム?ヴメントと呼べる規模には至らず、短期間で解散してしまうバンドや、スタイルが?化したバンドも多かったため、一般には中?浸透するには至らなかった。そして、東京ロッカ?ズのバンドなどはパンク以前にも音?活動??がある20代後半の大人によるパンクロックが主力であった。SSやTHE STAR CLUBなど10代のバンドもあったが、若者の初期衝動による攻?的なパンク?ロックがム?ヴメントとなっていくのは、1980年代以降の多くのハ?ドコア?パンク?バンドの出現を待つことになる。
1980年代前半
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そのような?況の中、
1978年
に結成され、ヤマハ主催のコンテスト「EAST WEST」にて優秀バンド賞を獲得した
アナ?キ?
が、
1980年
にビクタ?よりデビュ?する。ファ?スト?アルバムに??されていた曲が、
皇室
を揶揄する歌詞だったため、レコ?ド?社が政治??から抗議を受け一旦回?となるなど話題を呼び、10万枚以上を?り上げ、日本に「パンク?ロック」という言葉、そしてパンクの反?制的なイメ?ジを浸透させた。しかし一方では、イギリスの
ザ?クラッシュ
の?曲に日本語詞を?せて歌うなど、「物まねパンク」と批判する意見もあった。
そして、1980年に結成され、?客に
豚
の?物や汚物、
爆竹
などを投げ?み、全裸になって
オナニ?
をするなど過激なパフォ?マンスで脚光を浴びた
遠藤ミチロウ
率いる
ザ?スタ?リン
が登場。徐?にその常軌を逸したパフォ?マンスは
週刊誌
などにも?載され、世間一般にもパンクという言葉を浸透させていく事となった。しかし、知名度が上がるに連れ、一般の若者達には「パンクとは汚物を撒き散らしたり、全裸になったりして歌う事だ」と大きな誤解を招く結果ともなってしまい、他のパンク?ロックバンドからは異端の存在として白い目で見られていた部分もある。
アナ?キ?やザ?スタ?リンのようなメジャ?のレコ?ド?社から作品を?表するバンドもいる一方で、多くのパンクバンドは、この頃、全?で多?出現したインディ?ズ?レ?ベルから自主制作で
ソノシ?ト
、レコ?ドを?表していた。しかし、インディ?ズのレコ?ドの流通はまだ整備されておらず、一部のインディ?ズ?門のレコ?ド店でのみ販?され、多くのファンはパンク?誌「
DOLL
」や口コミなどで情報を得ていた。
インディ?ズでは、イギリスの
ディスチャ?ジ
、
GBH
などから影響を受けた
ハ?ドコア?パンク
?バンドが多?登場。東京で「ハ?ドコア四天王」と呼ばれた
GAUZE
、
G.I.S.M.
、
THE COMES
、
THE EXECUTE
や、?西ハ?ドコアでは
LAUGHIN' NOSE
、
MOBS
、
ZOUO
など、その他、
MASAMI
率いるGHOUL、「ADKサウンド」と言われた日本ならではのドロドロとした
日本語
のパンクロックを展開した
奇形?
、
MASTURBATION
、
あぶらだこ
などが初期のシ?ンをリ?ドした
また、パンクの中に
ゴシック?ロック
的退?を取り入れたポジティヴ?パンクもハ?ドコアと連動する形で盛り上がり、
AUTO-MOD
、
マダムエドワルダ
、
SADIE SADS
、
アレルギ?
なども登場。
このように、1980年代前半に急激に?えたパンク?バンドだが、
the 原爆オナニ?ズ
(名古屋)、
SA
(岐阜)、
コンチネンタル?キッズ
(京都)、
GAS
(?島)、
白(KURO)
(福岡)、
CONFUSE
(福岡)、
スワンキ?ズ
(福岡)など地元を?点に活動し高い人?を誇ったパンク?バンドも多く、全?各地で?自のパンク?シ?ンが築かれていた。
1980年代後半
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1980年代半ばになると、?誌「
?島
」を中心にインディ?ズ?ブ?ムが起こり、NHKで特別番組「インディ?ズの襲?」としてパンク?シ?ンが紹介されるほどの社?現象となった。その中でも、ハ?ドコア?シ?ンから登場しポップセンスを取り?んだ
LAUGHIN' NOSE
、
THE WILLARD
、
有頂天
は「インディ?ズ御三家」と言われ高い人?を誇った。
前述のテクノポップやニュ??ウェイヴだけでなく、インディ?ズ?ブ?ムで脚光を浴びた有頂天、
筋肉少女?
、
ばちかぶり
などの
ナゴムレコ?ド
、前述のポジティヴ?パンクとともに
ヴィジュアル系
の源流の1つとも言える
YBO2
、
Z.O.A
、
ASYLUM
、
SODOM
などの
トランスレコ?ド
、また
非常階段
、
ハナタラシ
、
ザ?ゲロゲリゲゲゲ
のような
ノイズ
など、?時のアンダ?グラウンド、インディ?ズ?シ?ンで活躍するバンドの多くは、パンク?ロックの影響下にあり、?際パンクバンドとの?バンが多く、?義ではパンクと目される場合もあった。
そして、暴力的な嗜好にあふれていたパンクシ?ンにおいても、パンク?ロックの持つ攻?的な音?性を持ちながらも、ポップなメロディを持ち合わせた?曲を演奏する
COBRA
、
KENZI & THE TRIPS
、
THE POGO
、
ニュ?ロティカ
、
JUN SKY WALKER(S)
、
The ピ?ズ
といったバンドも現れ始める。
特にその中でも、
1987年
にメジャ?デビュ?した
THE BLUE HEARTS
は、パンク?ロックを基調としながらも、?春的メッセ?ジ性のあるシンプルでストレ?トな歌詞によって、若者を中心に?倒的支持を集め、それは一般においても知名度を獲得することとなった。その後、日本の音?シ?ンにおいても空前のバンドブ?ムが訪れ、??なロックバンドが台頭するようになる。日本においては彼らの活動がスタイルもしくはファッションとしての“パンク”を日本中に知らしめた事となった。
また、パンクとソウル?ミュ?ジック、
サイケデリック?ロック
を融合させた
ニュ?エスト?モデル
、
メスカリン?ドライヴ
は、そのアティチュ?ドの面において現在の
ソウル?フラワ??ユニオン
に?がる活動を展開した。
一方、ハ?ドコア?パンク?シ?ンでは、1980年代半ば以降、USハ?ドコアからの影響も?くなっていった。その中でも代表的な
Lip Cream
、後に
ナパ?ム?デス
など海外のバンドにも影響を?え
グラインドコア
のジャンル形成にも大きく寄?した
S.O.B
、日本のスケ?ト?コアの先?けで
スラッシュ?メタル
と
クロスオ?バ?
した
ROSE ROSE
、
ヘヴィメタル
とクロスオ?バ?し
G.I.S.M.
とともに
メタルコア
の先?けとなった
GASTUNK
など音?性も多彩なバンドが人?を誇り、1990年代以降のハ?ドコア?パンク?シ?ンへとつながっていった。
ヘヴィメタルとの音?的なクロスオ?バ?化が進む一方、一部では「
メタル狩り
」と呼ばれるヘヴィメタルに?い嫌?感を持つパンクスによる暴力行?が多?したのもこの頃であった。ライブハウス「
目?鹿鳴館
」の?係者によると、1980年代後半?時、パンクスとメタルファンが居酒屋やライブハウスでバッティングすれば喧?は?たり前であったという。その中でもメタル側の相手が
X
、
DEAD END
、
UNITED
の?にハ?ドコアバンドとの?がりが深いバンドの知り合いと判明した場合、丸く?まることもあったと述?している
[2]
[3]
[4]
1990年代
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]
1990年代
になると、さらに??なジャンルとの
ミクスチャ?
が進み、その先?とも言える
NUKEY PIKES
が登場。パンク?ロックが細分化されていった。中でも
メロディック?ハ?ドコア
や
スカコア
などが高い人?を誇り、メロコアでは
Hi-STANDARD
、
BRAHMAN
、
HUSKING BEE
など、スカコアでは
POTSHOT
、
KEMURI
、
SNAIL RAMP
など、チャ?トの上位に入るパンク?バンドが??と登場する。この頃に台頭したバンドはHi-STANDARDが企?した
ロック?フェスティバル
から「AIR JAM世代」と呼ばれる。市場では同時期に勃興した
ミクスチャ??ロック
と合わせて「ラウド?ロック」、あるいは「ラウド/パンク」というカテゴリ?で現在も扱われる事が多い。日本の
エモ?ショナル?ハ?ドコア
の先?けとなった
eastern youth
や
bloodthirsty butchers
などもこの頃台頭している。また、
ストラグル?フォ??プライド
などのようなクラブカルチャ?と連動するようなハ?ドコア?パンクバンドも登場し始めた。
さらに社?を過激に風刺したメッセ?ジ性の?い歌詞によるストリ?トパンクの音?性に?向した
?夢
が、
1997年
から
1998年
にかけておよそ230本という記?的な?のライブを行い、アルバム『
CORKSCREW
』は48万枚以上?り上げた。
2000年代以降
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21世紀
に入ると
GOING STEADY
、
MONGOL800
、
B-DASH
、
ガガガSP
、
ロ?ドオブメジャ?
、
175R
、
FLOW
らの登場で
?春パンク
ブ?ムが到?し、中高生を中心に支持を集めた。中でも
MONGOL800
が
2001年
にリリ?スしたアルバム『MESSAGE』は、??から7か月後のオリコンアルバムチャ?トで、1位を記?するなどのロングセラ?となり、インディ?ズ?ア?ティストとして史上初のミリオンセラ?の記?となった。また、ロック?フェスティバルが次?と開催されるようになり、ラウド/パンク?ロックもそのシ?ンに組み?まれるようになったことで、
ELLEGARDEN
、
10-FEET
、
マキシマムザホルモン
などのバンドが台頭した。
2008年
には
10-FEET
が企?したロックフェス「
京都大作?
」が初開催され、前述のバンドの他、
TOTALFAT
、
SiM
、
HEY-SMITH
などが出演。現在のラウド/パンク?シ?ンの象?のひとつとなっている。
日本のパンク?ロック?バンド
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]
日本のパンク?ロックのサブジャンル一?
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?考文?
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]
- 「パンク天?4 ? PUNK / NEW WAVE JAPAN 77-86」(「
DOLL
」2002年5月??刊)
- 「パンク?ロック / ハ?ドコア史」行川和彦(リット?ミュ?ジック)
- 「ロック?報 特集:日本のパンク/ニュ??ウェイヴ」(
ブル?スインタ??アクションズ
)
- 「?西ハ?ドコア」(
LOFT BOOKS
)
- 「ISHIYA私? ジャパニ?ズ?ハ?ドコア30年史」ISHIYA(blueprint)
脚注?出典
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]
- ^
日本のロックを創生した村八分、唯一のオリジナル作『ライブ』
- ^
ヘドバン Vol.1(2013年
シンコ?ミュ?ジック?エンタテイメント
)105p
- ^
特集:30 Years of japanese Thrash Metal
CDジャ?ナル 2011年6月16日
- ^
V.A.「DEAD END Tribute -SONG OF LUNATICS-」特集MORRIE×?春?談(2/7)
ナタリ?
2013年9月 2015年6月25日??
|
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サブジャンル
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?連ジャンル
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地域別
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パンクの起源
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一?
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?連項目
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