日朝首??談
(にっちょうしゅのうかいだん)は、
日本?
と
朝鮮民主主義人民共和?
(北朝鮮)との
首?
同士による?談。
2002年
(平成14年)9月と
2004年
(平成16年)5月の計2回開かれた。この?談により
日本人拉致被害者
の5人が?還した。
?要
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背景
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1965年
(昭和40年)の
日本?と大韓民?との間の基本?係に?する?約
(日韓基本?約)により、日本?は大韓民?と?交回復し、また同?約第三?で、韓?を
朝鮮半島
における唯一の合法的政府と認めた。
しかしながら、かつて
朝鮮半島は日本の統治下
にあり、?後及び
朝鮮??
の混?等から、多?の「
在日コリアン
」が日本??に居住していた。正式な?交が無いことにより、
在日朝鮮人の?還事業
[注? 1]
も、
日本赤十字社
と
朝鮮赤十字?
によって行われた。一方、これを逆手に、在日朝鮮人の??した
陸英修
暗殺事件や
李善?
によるスパイ活動、そして
北朝鮮による日本人拉致問題
[注? 2]
等の?家的な犯罪(テロ)行?が、日本??及び日本?民に?し行われてきた。
1990年(平成2年)9月、自民?の
金丸信
らによる訪朝?が
金日成
と面?し、以降、日朝?交正常化交?にむけた協議が行われることとなったが、すぐに問題が山積し暗礁に?り上げた。一方1990年代を通じ、日本人拉致問題が徐?に明らかなるにつれ、被害者救出に向けた日本??の世論が形成されていった。他方、日本??でも北朝鮮を支持?支援する??や個人も根?く存在した。また同時期から
北朝鮮によるミサイル?射??
が?著となった。
2000年代になっても拉致問題に?する日本政府の動きは鈍重だった。さらに2002年(平成14年)1月に?生した
九州南西海域工作船事件
や、
ジョ?ジ?W?ブッシュ
米大統領の『
?の?軸
』?言により、ついに同年4月、??(衆議院
[1]
及び?議院
[2]
)で、「日本人拉致疑惑の早期解決を求める決議」が採?されるに至った。
一方の北朝鮮も、1990年代の飢餓「
苦難の行軍
」以?の食料???難や、2000年(平成12年)の
第1回南北首??談
後、『?の?軸』?言による米朝及び南北?係の行き詰まりから、日朝?係に活路を見出そうとした。
2度の?談:小泉政?下
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]
2002年(平成14年)9月17日、?閣?理大臣の小泉純一?(?時)が北朝鮮の平?を訪問し、日本?の首相として初めて同?を訪問し、?防委員長の金正日と?談した。金正日自ら、日本人拉致を認めるに至った。同年10月15日、拉致被害者のうち5名が日本に??を果たす。
1度目の?談で、拉致被害の事?が確定した直後の日本の世論は沸騰し、
在日朝鮮人
社?も?い衝?を受けた。
「
日朝平?宣言
」
が合意され、
日朝?交正常化交?
が動き出したものの、その後拉致被害者の「死亡」事?や、核?ミサイル問題を巡り、?立は解消されなかった。
2004年(平成16年)5月26日、再び小泉首相が訪朝し、金正日と?談した。「拉致問題」「核、ミサイル問題」について平?宣言が基礎にあることを確認した。また、北朝鮮??に?留している、第1回?談で??した5名の家族たちの?遇を巡って、最終的に全員が日本に「??」することとなった。
2006年(平成18年)、
北朝鮮の核??
に端を?し、
?連安保理決議第1718?
主文12によって
同?に??制裁
が行われることとなった。その後の日朝?係の?化により、?交正常化交?や首??談は途絶えている。
第1回日朝首??談(2002年9月)
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]
2002年
(平成14年)
9月17日
、
平?
の百花園招待所で、日本の
?閣?理大臣
?
小泉純一?
と北朝鮮の事?上の最高指導者である
?防委員長
?
金正日
が行った。
?談終了後、?見冒頭で小泉は次のように述べた。
私からは、金正日?防委員長に?し、特に二つのことを?調しました。
第一に日本は
正常化交?
に??に取り組む用意があると。しかし、正常化を進めるためには拉致問題を初め安全保障上の問題など、諸懸案に北朝鮮側が誠意を持って取り組むことが必要であると。第二に、
北東アジア地域の平和と安定
のために、米?及び韓?を初めとする?際社?との間で、?話を更に促進すべきであると。特に、拉致問題や安全保障上の問題については先方の決?を?く促しました。
?
小泉純一?
、日本?外務省:小泉?理大臣 ?見要旨(於:平?)
[3]
?者は
「
日朝平?宣言
」
に署名し、?交正常化交?を10月に再開することで合意した。また、小泉首相は、翌9月18日に韓?の
金大中
大統領に電話連絡をし、?談の事?や?要を報告するとともに、今後も日韓米三?で緊密な連携?協力を行うことを確認しあった
[4]
。
議題
[
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]
日本人拉致問題
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]
金正日は、小泉首相に?し、以下のように
特殊機?
の一部が日本人を拉致した事?を認め、謝罪した
[5]
[注? 3]
。
70?80年代に特殊部署が妄動主義、英雄主義に?られ、
工作員
の
日本語
?育と、日本人に成りすまして韓?へ侵入するために日本人を拉致したが、このような誤った指示をした幹部を?罰した…。
工作船
は軍部が訓練の下でした。私は知らなかった…。再びないようにする
?
金正日
、?山健? 『北朝鮮 ?魔の正?』
[5]
小泉も、記者?見で、金正日から謝罪を受けたことを明らかにした。
拉致問題は、?民の生命と安全に?わる重大な問題であり、今般、拉致の疑いのある事案に?する情報が提供されましたが、金正日委員長に?し?く抗議しました。
同委員長は、過去に北朝鮮の?係者が行ったことを率直に認め、遺憾なことでありお?びすると述べました。
?
小泉純一?
、日本?外務省:小泉?理大臣 ?見要旨(於:平?)
[3]
そして、?罰したとされるのが、
チャン?ボンリム
と
キム?ソンチョル
であった
[5]
。2人は
1998年
、職?濫用を含む6件の容疑で裁判にかけられ、チャンは
死刑
、キムは15年の長期?化刑に?せられたという
[5]
。
- しかし、この2人は
?外情報調査部
の副部長であって、
作?部
副部長ではない
[5]
。この2人は
1997年
8月の「調査部事件」で??された2人であって拉致問題とはまったく?係がない
[7]
。また、?外情報調査部は工作船を有しておらず、工作船を用いた拉致事件は???作?部によるものである
[5]
。したがって、日本人拉致問題の責任を負うべきは、拉致の指示を出した金正日自身以外には、作?部長だった
?克烈
だったはずである
[5]
[注? 4]
日本側の安否確認に?しては、北朝鮮側は
地村保志
、
浜本富貴?
、
蓮池?
、
?土祐木子
の4人の生存を明らかにし、
?田めぐみ
、
田口八重子
、
市川修一
、
?元るみ子
、
原?晁
、
松木?
、
石岡亨
、
有本?子
の8人を「死亡」と?表した
[8]
。 さらに、日本側も把握していなかった
?我ひとみ
の拉致?生存と、?田めぐみの娘の生存も明らかにした
[8]
。
久米裕
、
?我ミヨシ
については入?自?を確認できないとした
[8]
。
不審船事案
[
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]
私より不審船事案が繰り返されてはならないと?言し、金正日委員長はこれは軍部の一部が行ったものと思われ、今後更に調査をしたい。このような問題が一切生じないよう適切な措置を取る旨?言をされました。
?
小泉純一?
、日本?外務省:小泉?理大臣 ?見要旨(於:平?)
[3]
核開?疑惑
[
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]
核開?疑惑は?際社?の懸念事項であり、今回、
金正日委員長は?連する全ての?際的合意を遵守
することを明確にしました。
?
小泉純一?
、日本?外務省:小泉?理大臣 ?見要旨(於:平?)
[3]
?際には、その後も核??やミサイル開?が行われており、同年12月に
寧?核施設
を再開を表明すると、翌年1月には
核?散防止?約
(NPT)?時?退を表明する事態となった(
北朝鮮の核??
、
北朝鮮によるミサイル?射??
等を?照)。
?際?係
[
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]
これで、日朝間の諸懸案が解決したわけではありません。重大な懸念は引き?き存在します。しかし、諸問題の包括的な促進が?られる目?がついたと判?しました。問題解決を確かなものとするためにも、
正常化交?を再開させる
ことといたしました。更に、不審船や拉致問題等日本及び日本?民の安全に?わる問題や、地域の安全保障問題につき、
日朝間で安全保障協議
を立ち上げたいと思います。
?
小泉純一?
、日本?外務省:小泉?理大臣 ?見要旨(於:平?)
[3]
同年10月29~30日、
クアラルンプ?ル
で日朝?交正常化交?第12回本?談が開催された
[9]
。同年11月にも日朝安全保障協議(局長級)を開始することで合意を見た
[9]
が、開催には至っていない。
米朝?係については、金正日委員長より、常に?話の門?を開いている。日本からもこのことを?えて欲しい旨の?言がありました。南北?係については、金正日委員長は、協力?係が円滑に進んでいると述べました。今後とも、日米韓三カ?をはじめとする?係諸?が緊密に連絡を取り、朝鮮半島の緊張を緩和し、この地域の大きな平和を作っていきたいと思います。
?
小泉純一?
、日本?外務省:小泉?理大臣 ?見要旨(於:平?)
[3]
翌2003年(平成15年)以降
六者?合
の場が設けられた。
第2回日朝首??談(2004年5月)
[
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]
2004年
(平成16年)
5月22日
、平?の
大同江迎賓館
で、前回と同じく小泉純一?と金正日が行った。
?談終了後、?見冒頭で小泉は次のように述べた。
私が今回2度目の訪朝をした最大の理由は、??にとって日朝平?宣言、2年近く前、9月17日、共同宣言を?出いたしましたけれども、この日朝平?宣言を誠?に履行することが極めて重要である、このことを金正日?防委員長と再確認するため、それが最大の理由です。(中略)大局的な話をしたいということで、今回敢えて再訪朝いたしました。そして、率直に?談を行い、
お互い
日朝平?宣言
が日朝?係の基礎であるということを再確認いたしました。
?
小泉純一?
、首相官邸:日朝首??談後の記者?見
[10]
議題
[
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]
日本人拉致問題
[
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]
北朝鮮に?留する、??した拉致被害者5名の家族の日本??について議題となった。
拉致の問題につきましては、家族5名、蓮池さん、地村さん、ご家族の方5名と本日、私たちと共に日本に??いたす運びとなりました。ジェンキンズ
[注? 5]
氏をご主人に持つ?我さん、このご家族の問題についても、金正日?防委員長とお話ししましたが、金正日委員長はジェンキンズ氏の判?に任せると、自分は家族が離散することを望まないと金正日委員長は言いました。
?
小泉純一?
、首相官邸:日朝首??談後の記者?見
[10]
このように、家族の日本??は地村家と蓮池家の家族5人の??が認められ、?我家の家族は後日第三?にて話し合うことになった。同年7月9日、?我一家は第3?の
インドネシア
で再開し、最終的に7月18日、
?我ひとみ
の夫と娘2人が日本へ「??」
[注? 6]
した。
安否が不明の方?、行方不明等、この問題について、日本の家族の方?はまだ生きていると信じておられるのだから、この方?について直ちに、改めて、
本格的な再調査をするように約束を求めまして、これも同意を得ました。
?
小泉純一?
、首相官邸:日朝首??談後の記者?見
[10]
「死亡」?「不明」の10人について、北朝鮮側がから再調査の約束を取り付けたが、
拉致被害者家族?
では「もうすでに北朝鮮は十分な資料を持っているはず」とし、今回の小泉?理の訪朝の成果を?く批判した
[
要出典
]
。
核、ミサイル開?
[
編集
]
核およびミサイルにつきましては、私から、完全な核?棄が不可欠であると、?際的??がまた必要であるということを、金正日委員長に?えました。
金正日委員長も朝鮮半島の非核化が目標である、六者?合を活用して平和的解決に向けて努力をしたい、という表明がありました。
また、ミサイルについても、?射??のモラトリアム
[注? 7]
の再確認をいたしました。
今後、
日朝平?宣言を順守していく限り、日本は制裁措置の?動はしない
ということも、私から?言いたしました。
?
小泉純一?
、首相官邸:日朝首??談後の記者?見
[10]
日本は、結局、同年6月「北朝鮮??制裁二法」である
特定船舶の入港の禁止に?する特別措置法
や
外??替及び外?貿易法
改正を成立させた。
人道支援
[
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]
人道支援として、
?際機?を通じて25万トンの食糧、そして1000万ドル相?の?療品の支援
を日本から表明いたしました。
?
小泉純一?
、首相官邸:日朝首??談後の記者?見
[10]
その他
[
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]
第2回?談に?連し、
小泉訪朝における空白の10分間事件
とする、デマ事件が?生した。
脚注
[
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]
注?
[
編集
]
- ^
朝鮮?連
と
日本共産?
によって、同?は
『
地上の?園
』
と喧?された(
該?項目
を?照)。
- ^
日本政府が日本人拉致被害の存在(疑い)を最初に認めたのは、
1988年
(昭和63年)3月26日のことだった(
?該項目
を?照)。
- ^
1977年、北朝鮮の工作員たちに?し「マグジャビ」(手?たり次第)に外?人を誘拐するよう命じたのは金正日その人であった
[6]
。
- ^
しかし、?克烈は、特に何の?分も受けず、その後も作?部長であり?けた
[5]
。
- ^
出典ママ
- ^
夫の
チャ?ルズ?ジェンキンス
は米陸軍からの?走兵だったため、
在日米軍
キャンプ座間
において降格?禁固30日?
不名?除隊
の判決を受けた。その後、2008年(平成20年)7月に、日本の
永住許可
を受けた。
- ^
一時停止のこと。
出典
[
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]
?考文?
[
編集
]
| 出典
は列?するだけでなく、
脚注
などを用いて
どの記述の情報源であるかを明記
してください。
記事の
信?性向上
にご協力をお願いいたします。
(
2023年2月
)
|
?連項目
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]
外部リンク
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出?事
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工作機?幹部
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工作員
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組織
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侵入基地
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?連
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