?藤 （ さいとう ） 瀏 （ りゅう ）
生誕	1879年 4月16日 日本 ? 長野? 北安曇郡 七貴村 （現? 安曇野市 ）
死?	1953年 7月5日 日本 ? 長野? 長野市
所?組織	大日本帝?陸軍
軍?	1904年 - 1930年
最終階級	陸軍 少?
除隊後	歌人
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?藤 瀏 （さいとう りゅう、 1879年 （ 明治 12年） 4月16日 - 1953年 （ 昭和 28年） 7月5日 ）は、 日本 の 陸軍 軍人 、 歌人 。最終階級は陸軍 少? 。長女の ?藤史 は同じく歌人。

生涯 [ 編集 ]

長野? 北安曇郡 七貴村 （現 安曇野市 ）に? 松本藩 士?三宅政明の四男として生まれる。?に?農していたため、 士族 籍ではなく 平民 籍であった。貧しかったため幼少期には 丁稚奉公 に出されている。?制松本中?（現? 長野?松本深志高等?校 ）を?て 1901年 に 陸軍士官?校 （12期）を卒業し?兵 少尉 に任官。同期に 杉山元 、 小磯國昭 、 香椎浩平 らがいる。?制中?時代に ?師 で 漢?者 の ?藤順 の養子となった。

1903年 に中尉に昇進し、 1904年 に 日露?? に?軍。この時短歌の道を志して 佐佐木信綱 に手紙を送り、?えを請うた。翌年に負傷して??し、 功五級金??章 を授?される。 1906年 、大尉に昇進。 1909年 陸軍大?校 （21期）卒業。同期に 寺??一 、 中村孝太? 、香椎浩平らがいる。竹柏?の歌誌『心の花』で佐?木に師事。

1914年 に少佐に昇進し、 ?育?監部 ?謀 として 上原勇作 ?育?監 のもとで?く。 1918年 、大佐に昇進。 1924年 、 旭川 の 第7師? ?謀長 。 1927年 陸軍 少? 。?兵第11 旅? 長として 1928年 山東出兵 に?加、 ?南事件 で革命軍と交?した罪で 待命 となる。 1930年 予備役 となる。

1936年 、 二?二六事件 で反?軍を援助したとして禁固5年の刑となり、入獄。これにより ?四位 を失位 ^[1] 、 ?二等 、 功五級 及び 明治三十七八年?軍記章 、 大正三年乃至九年?役?軍記章 、 大正三四年?軍記章 、 昭和六年乃至九年事??軍記章 、 大?記念章（昭和） を?奪された ^[2] 。?監された陸軍 衛戍刑務所 では家族ぐるみで親交があった 栗原安秀 と共に刑に服した。

1938年 に出獄した後は、 軍?主義 イデオロ?グ として活躍する一方で、歌人として『 短歌人 』を創刊、主宰した。 1942年 に?表された 愛?百人一首 の選定委員の一人として名を連ねている。同年、 大日本言論報?? 理事。 1945年 、北安曇郡 池田町 に疎開。?後、 公職追放 の該?者となる ^[3] 。?後は歌集と共に二?二六事件の回想?などを?表した。 1953年 、 長野市 の史の家で死去。

?後 [ 編集 ]

1987年 、 NHK に保存されていた二?二六事件の 電話 傍受 の ?音盤 の中の、栗原が 首相官邸 からかけた通話の一つが事件終結直前の 2月29日 未明に?藤へかけたものであることが ?坂春平 が?した裁判資料から判明した ^[4] 。

この通話で?藤は、「あのね、もしかするとね、今??ね、攻?してくるかも知れませんよ」と軍による討伐が迫ることを告げ、「?閣は ?崎（甚三?） じゃなきゃどうしてもいかんのかい?」「例えば 河合（操） とかね、 柳川（平助） とか」と栗原に問うている。それに?して栗原は「（?崎以外の?理候補は）今んとこありませんね…柳川ならいいでしょうけどね、とても?目です」と返している。そして?藤が「大活動起こそうと思ってね…」「何とかまだやるけどね」と政治工作に奔走している旨告げているのに?し、栗原は「間に合わんでしょうね。…ではまあ、お達者で。これで最後でございます。それでは皆さんによろしく言ってください」という別れの言葉を?して電話を切っている。また、栗原は 奉勅命令 についても?藤に確認を取っている（陸軍上層部は正式に下達していなかった）。

この事?は翌 1988年 2月21日 に放送された NHK特集 「二?二六事件 消された?? 陸軍軍法?議秘?」で取り上げられている。?番組の制作にあたった 中田整一 は、史へこの時の?音のコピ?を送ったところ、感謝の意と共に「いずれ心が落ち着いたら?いてみたい」という返事をもらったが、生前に彼女が?いたかどうかは不明だという ^[5] 。

なお、?藤は?後に著した回想?『二?二六』のなかで、事件の間、何者かに自宅電話を傍受されているのではないかという疑念と共に、軍の諜報機?などによると思われる、要領を得ない謀略めいた電話が度?かかってきたことを記している。後者の疑念も?坂資料及び傍受に?たった?時の?係者の?言により事?である可能性が高いことが判明し、?藤への電話傍受は事件前から始められていたこと、事件後の?藤自身が傍受を警戒してかほとんど自分からは電話をかけていなかったことも分かった。

?典 [ 編集 ]

位階

• 1901年 （明治34年） 10月10日 - 正八位 ^[6]

?章等

• 1906年 （明治39年） 4月1日 - 功五級金??章? ?六等?光旭日章 ^[7]
  • 1937年 （昭和12年） 1月18日 - 功五級金??章?奪

著書 [ 編集 ]

• 『?年?校の修養』兵事?誌社 1915
• 『霧華』竹柏? 心の華叢書 1929
• 『万葉名歌鑑賞』人文書院 1935
• 『波濤 歌集』人文書院 1939
• 『?童記 短歌と?想』三省堂 1940
• 『獄中の記』東京堂 1940
• 『防人の歌』東京堂 1942
• 『四天雲晴』東京堂 1942
• 『万葉のこころ』朝日新聞社 1942
• 『わが悲?』那珂書店 1942
• 『信念の書 日本世界??指導原理』東京堂 1943
• 『名婦評?』人文書院 1944
• 『光土』八雲書店 新日本歌集 1945
• 『自然と短歌』人文書院 1947
• 『二?二六』改造社 1951

編共著 [ 編集 ]

• 『肉?は歌ふ』編 八雲書林 1939
• 『 戰陣訓 讀本』編 三省堂 1941
• 『日本の決勝?此の一年』 石原?一? 共述 明倫?京都支部 1941

?連項目 [ 編集 ]

• き花 - 旭川市 の 壺屋?本店 が販?する菓子。?藤瀏の短歌に詠まれた「霧華」に由?して命名された ^[8] 。

脚注 [ 編集 ]

?考文? [ 編集 ]

• デジタル版日本人名大?典
• 『現代短歌全集 第4?』 筑摩書房 、1981年
• 『日本近代文?大?典』 講談社 、1984年
• 中田整一 『?? 二?二六事件』 文藝春秋 2007年
• 工藤美代子 『昭和維新の朝　二?二六事件と軍師齋藤瀏』 日本??新聞社 2008年
• 赤羽篤ほか 編『長野??史人物大事典』?土出版社、1989年。 ISBN   4876631263 。  

?記 [ 編集 ]

• 伊藤悠可『もう一人の昭和維新　歌人?軍??藤瀏の二?二六』啓文社書房 2019年

外部リンク [ 編集 ]

• 齋藤瀏（りゅう）と長女?史（ふみ）<1>
• 齋藤瀏（りゅう）と長女?史（ふみ）<2>
• ?藤瀏 安曇野ゆかりの先人たち