?字の 大字 （だいじ）は、 漢?字 の一種。通常用いる?純な字形の漢?字（小字）の代わりに同じ音の別の 漢字 を用いるものである。

?要 [ 編集 ]

漢?字には「一」「二」「三」と?く小字と、「?」「?」「?」と?く大字がある ^[1] 。漢?字は通常は小字を用いるが、字?が少なく 改竄 のおそれがあるため、重要な?字の表記では大字を用いることがある ^[1] 。具?的には法的文書や ?計 書類（例えば ?籍 や 領?書 や 登記 など）で 算用?字 の普及まで頻繁に用いられていた。かつて大字は、万に至るまで用いられてきた。

例えば、領?書に「金一万円」と書くと、後から「?」や「L」、「イ」、「ニ」などを書き加えて「十万円」、「七万円」、「?万円」（二十万円）、「千万円」、「三万円」などにする改竄が容易に可能であり、「八万円」に「?」を書き加えて「六万円」にする改竄も可能である。

逆に「金三万円」や「七万円」や「百万円」と書かれた領?書を受け取ると、提出時に「（一や二、?、白を書き加えて）『三万円』や『七万円』や『百万円』に 水?し していないか」と疑われる恐れもある。

??が多く難しい漢字を用いることで改竄を防ぐようにしたのが大字の存在理由である。例えば、「一」に??する大字の「壹」、「六」に??する大字の「陸」、「八」に??する大字の「捌」、「千」に??する大字の「阡」、「万」に??する大字の「萬」では、「一」「六」「八」「千」「万」のような改竄はできず；「三」に??する大字の「?」、「七」に??する大字の「漆」、「百」に??する大字の「陌」では水?しを疑われる事はない。

日本では、8世紀初頭に編纂された 大?律令 において公式文書の帳簿類に大字を使う事が定められている。「凡そ是れ簿帳…の類の?有らむ者は、大字に?れ」（公式令66?） ^[2] とされ、 東大寺 の 正倉院 に?る 天平時代 の?籍や正?帳（?家の倉庫の出納簿）はこの令に則って、一から万まで下表にある大字が使われている ^[3] 。

以下に日本と中?の大字を示す。一部は 新字? や 簡?字 になっている。

日本の法令で定められているのは ? 、 ? 、 ? 、 拾 のみである ^{[4] [5] [6] [7] [8]} 。現在の 日本銀行券 には「 千円 」「 ?千円 」「 五千円 」「 ?万円 」と書かれている。他にかつて?行された日本銀行券で大字が使われているものには「 五拾円 」「 貳百圓 」「 貳拾圓 」「 拾圓 」「 壹圓 」「 拾錢 」があり、また日本銀行券以外の日本の紙幣（政府紙幣など）も含めれば「 貳圓 」「 五拾錢/五拾? 」「 貳拾錢 」もある。伍は 麻雀牌 の表記以外の商取引などで使われる場合は少ない。

大字を用いる時は一般に ?詞 を用いた書き方が行われる。また通常は言わない「?」を明記することがある。例えば 110 は「百拾」か「陌拾」「?百?拾」か「?陌?拾」と書き、「??零」といった アラビア?字 のような 位取り記?法 を用いるのは一般的でない ^{[注 6]} 。

簡?字の「 ? 」（ ? 、s?n、 ?? ）は本?「?」（參、c?n、 ?? ）の異?字だが、現在は「三」の大字?用として使われているようである ^{[注 7]} 。

擬古調的表現 [ 編集 ]

大字を、 ?字? と同じように「古さ」あるいはそれらしい 擬古 調的表現の一環として用いることがある。

例えば、アニメ作品『 新世紀エヴァンゲリオン 』は、タイトル?を「第?話」「第?拾四話」などと大字を活用して表現し、エヴァの機?も「??機」「??機」などと命名している。他にも、『 ファイブスタ?物語 』のマシンメサイア、「?星(イェンシ?)」の機?にも付けられていた。

脚注 [ 編集 ]

注? [ 編集 ]

出典 [ 編集 ]

外部リンク [ 編集 ]

• 漢?字講座
• アラビア?字を大字に?換するサイト
• 大?の名前について
• 大字（だいじ）｜難しい漢字の漢?字
• 漢?字一?ナビ
• 漢?字の大字
• 漢?字の書き方｜冠婚葬祭贈答マナ?