口?

出典: フリ?百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上が口?、下が口?長。

口? : caliber )は、 小火器 において 銃砲身 のサイズを示す言葉である。火器で使用される「口?」の語は、複?の意味で用いられる。

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左: 7.62x39mm? と右: 30x29mm榴? (この場合の口?は銃身の??を指す)

における口?は、 銃身 の??(≒?射される ?丸 の直?)を示す。?位としては、 ヨ?ロッパ で主用される メ?トル法 米? で用いられる ヤ?ド?ポンド法 の二つが用いられている。このほか重量?位が用いられることがある。銃身長は3 インチ や77 ミリメ?トル といった?測値がそのまま表記される。

軍用?においては、?種は 7.62x54mmR? に見られるように口?×?莢長の表記が用いられている。米?で開?された.50 BMG?と .223レミントン ?が NATO の標準?に指定された際には、 12.7x99mm NATO? 5.56x45mm NATO? としてヤ?ド?ポンド法表記から口?×?莢長のメ?トル法表記に改められた。なお、軍用以外の用途においてインチ表記は制限を受けず、同種の??に2つの名前が?存している。

??の呼び?をインチ?位で表記する場合、小?点以下の?字に「口?」を付けて表現することがある。表記においては小?点(.)を?字の前に書き記すことも多い。1インチは25.4mmであるので、たとえば30口?は7.62mmである。また、50口?は別名「半インチ」(12.7mm)となる。?字の後ろに固有の名前をつけて?種が表されるが、この?字は?丸ではなく ?莢 の直?を表している場合がある。たとえば、 日本の警察 用拳銃、 ニュ?ナンブM60 S&W M37 に使用される .38スペシャル? は、より長い?莢を持つ .357マグナム? (0.357インチ≒9.068mm)と?莢の直?が同等である [注 1] 。この二種類の??の場合、呼び?は異なっているもののある程度の互換性がある。


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M109 の39口?榴?砲よりも長い、52口?榴?砲を搭載した カエサル自走榴?砲 (この場合の口?は砲身長を指す)

砲においては、 と同?に 砲身 ??(bore diameter)、すなわち?射される 砲? の直?を示す言葉として用いられる口?と、砲身の長さを示す?位の短縮形である口?の二つの意味で用いられている。砲身の長さは口?長という語で表すのが正式だが、一般的にこちらで呼ばれる。

大砲 の砲身長を示す ?位 として、その砲の口?が用いられている。すなわち砲身長の?測値を口?の値で割ったものを口?長と?し、砲身の長さを示す値として用いる。例えば70口?(長)の75 ミリメ?トル 砲とは、口?(砲身??)が75ミリで、砲身長が75mm×70口?=5,250mm(5.25 メ?トル )であることを表す。一般論では、同一口?の砲でも口?長が大きい砲のほうが砲身?を砲?が通過する時間が長くなり、より長い間?射?を加速できる。そのため、その砲の?つ?の初速が上がり、 徹甲? は貫通力が?し、 榴? でも射距離を伸ばすことができる。しかしデメリットとして砲全?が重く大きくなるほか、砲身そのものの製造コストも上がり、使用時に砲身のたわみを考慮に入れる必要がある。

重量?位 [ 編集 ]

?丸 ?だったころは、鉛の重さが決まればその?の直?は常に同じとなることから、?丸の重さによって口?を示す方法が?く用いられていた。この方法は?丸の形が 紡錘 ?に?化することで意味を失ってしまったが、 1950年代 までの イギリス 大砲 散?銃 日本 火?銃 の口?を示す方法として、現在も用いられている。

イギリスの火砲 [ 編集 ]

第二次世界大? 終結ごろまでに イギリス で設計された 大砲 は、同時期の ドイツ フランス などの ?州大陸諸? メ?トル法 (フランスは ミリメ?トル (mm)、ドイツは センチメ?トル (cm))による??長表記式を用いていたのとは?照的に、?自の表記法を使用していた。

直接照準で使用される 野砲 ??車砲 ?車砲 は?統的に重量?位( ポンド )で口?が示されてきた。たとえば、 第一次世界大? における主力野砲であった 18ポンド野砲 の口?は約84mm、第二次大?における主力 野?砲 25ポンド野砲 の口?は約87.6mm。 ?後第一世代 ?車 である センチュリオン 主砲 は、 センチュリオン Mk.I では 17ポンド砲 (約76.2mm)が搭載されており、 イスラエル に輸出され 中東?? などで活躍したセンチュリオン Mk.IIIでは 20ポンド砲 (約84mm)に??されている。

逆に間接照準で運用される 榴?砲 カノン砲 では??長による表記法が用いられていたが、?位には インチ が使用されていた。たとえば、第一次大?期の榴?砲では 4.5インチ野?榴?砲 の口?は約114mm、 6インチ中榴?砲 の口?は約152mm、 8インチ重榴?砲 の口?は約203mmであった。第二次大?期の主力カノン砲であった 5.5インチ砲 の口?は約140mmである。

NATO への加盟の影響もあってか現在ではメ?トル法(ミリメ?トル)を?位とする??長による表記に統一されている。たとえば、イギリスで設計され ?後第二世代?車 の標準的な ?車砲 となった ロイヤル?オ?ドナンス L7 の口?は、105mmの表記が用いられている。

火?銃 [ 編集 ]

日本 火?銃 の口?も重量?位で示される。10 ? の中筒(なかづつ)で約18mm、30?の大筒(おおづつ)で約26mmの口?となる。

散?銃 [ 編集 ]

正確に言えば、 散?銃 のサイズは番?と呼び、口?というのは間違いであるが、ほぼ同じ意味で用いられるのでここで?明する。

すなわち散?銃のn番とは、1/n ポンド 形の の直?であり、その球?が適合する 銃身 の??を言う。 英語 ではゲ?ジ(gauge)という。?字が小さいほど大口?ということになる。競技用や 狩? 用に?く世界的に用いられる散?銃は12番口?で、その口?は約18.5mm、大型?の狩?に用いられる10番では約20mmとなる。その昔に 水鳥 ?ちで用いられた パント銃 ボ?ト ?先 に据え付けて用いる 。一?で多?の?果があがる)は、1番や2番といった大口?となっており、 インチ を超えるものはそのまま?口?長で表されていた。例外的に 米? で競技用に開?された410番は ?? の直?をインチで表したもの、すなわち0.410インチであることからこう呼ばれている。

ちなみに散?銃は、複?の散?を納めた ?? を?射する銃であるが、その散?にも粒?による規格がある。 ?米 では大別して鳥?ち用(Birdshot)と鹿?ち用(Buckshot)に分けられ、各サイズを 英?字で表している 。鳥?ち用の場合、?字が大きくなると散?の直?が0.01インチずつ小さくなってゆく。この規格はそのまま JIS に取り?まれているが、そのサイズは メ?トル法 に丸められている。たとえばBBは0.18インチで4.57mmだが、JISでは4.5mmとなっている。なお、このBBは 遊?銃 で用いられている BB? とはサイズが異なる。また、JISでは?字には「?」をつけて1?、2?のように呼?するが?米では特に何もつけずに表記される。7-1/2などの端?に?をつけると煩?になるので「7半」のような表記も行われる。鹿?ち用の場合も?字が大きくなると直?は小さくなるがその?位は一定しておらず、0.01-0.03インチが用いられる。

脚注 [ 編集 ]

注? [ 編集 ]

  1. ^ インチ表記「.38口?」をミリメ?トル表記に置き換える際に「9mm」とする場合が多いが、これは?莢の直?が0.38インチ(9.65mm)であり、?丸の直?が約9mmとなっていることによる。

?連項目 [ 編集 ]