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?身成?

出典: フリ?百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

?身成? (そくしんじょうぶつ)は、 ?? 修行 者が「 密? 」の??を通じ、今生のうちに 成? を達成すること。

大???? の中で、生きた 密? の?統をつたえる地域に チベット?? 日本?? ? ネパ?ル?? の三系統があるが、それぞれにおいて、「さとりとは何か」についての理解に大きな相違があり、それにともない、「?身成?」の意義や意味?容にもおおきな差異がある。

?要 [ 編集 ]

一般??では、「三阿僧祇劫」という長期にわたり 六波羅蜜行 を休まず?けることにより、やうやく 成? が達成されうるとされ [1] 、これに?して密?の??がこの期間を大幅に短縮しうると位置付けるのが密?の?承を?える各地域における共通の位置付けである。

チベット?? の各派における「悟り」は、

  1. 菩提心 を起こす( 一切衆生 を救うため、自らの悟りを目指す心を起こす)
  2. 煩?の止滅
  3. 空性の直感的な理解

などの果てに獲得されるものとされ、一般??の修行では「三阿僧祇劫」の長期を要するところ、密?の行を通じ、「 利根 の者は今生にて、 鈍根 のものでも十六生 [注? 1] のうちに成?が達成できる」と位置付けられる。

日本密?の「悟り」は、「われわれが父母から受けたこの現?の?をもって、??に目?めた者になることをいう」とされる [2] 。日本密?における「?身成?」?の原点には 空海 の『?身成?義』がある [3] が、空海の衣鉢を?ぐ?言宗の各派では、空海とは別人が表した別バ?ジョン(『異本?身成?義』第三本)に記載されている「三種?身成?」が基本的な見解として取り入れられた [3]

  1. 理具成? :あらゆる人間の?には「六大?大」が?されており、かつ「四種の曼?羅」の?きを受けつつ「 三密 」にも??しており、したがって父母より生まれ出た身のままで、??きわまりなく、すでにホトケになっている。
  2. 加持成? :しかし現?の世界では、 煩? にさいなまれて 無明 の闇にさまよい、人間は生まれながらの??な?態を保ちえない。したがって本?の??な?態に回?するためには、いわゆる 三密加持 (手に印契を結び、口に?言を誦し、意は?妙な境地に入っホトケと一?化する)を行ずる必要がある。
  3. ?得成? :しかしこの「加持成?」といえども、いったん三密加持の?境からでれば、とたんにもとの煩?と無明が支配する世界に立ち?らざるをえない。しかし三密加持を常にしつづけていれば、やがて日常のありとあらゆる行?のひとつひとつにホトケの境地を?現し、生ける身?そのままでホトケの知?と行動を獲得??現できるようになる [4]

空海の「 御請?目? 」(806)にも、??ならば「三阿僧祇劫」、密?によるなら「十六生」,「十六大生」で成?を可能とする、という趣旨の記述が2箇所みられる [注? 2] [5] [6]

空海の衣鉢を?ぐ?言宗の各派では、この「十六生」、「十六大生」について、『 ?身成?義 』に「十六生とは 十六大菩薩 [注? 3] を指す」と注記されている [7] ことを根?に、「十六回生まれ?わるように思われがちであるが、これは明らかに誤りである」 [8] 、『「十六大生菩薩生」(=「大日如?の特性を十六に分割することによって?れた金剛界の十六大菩薩を自身の中に生み出すこと」)という意味になる』 [8] と解?しており、?言密?における成?には「?身成?」しかない。

日本密? [ 編集 ]

日本密?では、この肉身のままで究極の 悟り を開き、 ? になることを「?身成?」と?する。

?身成?という?語自?は 不空 ?「菩提心論」等複?の?論儀軌に見られる。また『修行者が肉身のまま悟りの境地に達する行』は ?言密? だけでなく、 天台密? ? インド密? ? チベット密? も含んだ 密? 全般に?在している。その後、?身成?は多くの宗派に解?された。

本節以下では、主として 空海 に連なる ?言宗 やそれに影響を受けた天台宗などの密?系の宗派の?く?身成?について記す。

?言密?において「?身成?」の「?身」を視?的に表現する「四種曼?」のうちの「?磨曼?羅(立?曼?羅)」の一部である、大日如?と阿?陀如?(手前)。空海が手掛けた?時のものが 東寺 に現存する。
東寺の「大曼?羅」である、?界曼?羅(?言院曼?羅、西院曼?羅)のうち金剛界曼?羅
同じく東寺の大曼?羅である、?界曼?羅(?言院曼?羅、西院曼?羅)のうち胎?曼?羅

大??? などの ?? が「三劫成?」「 三劫 」と呼ばれるとても長い時間の修行の末に?になれることを?くのに?し、日本密?においては「?身成?」、すなわちこの現世においてこの身のままに悟りを得て?になれることを?く [9] [ 要追加記述 ]

?身成?思想の元となるインドの中期密?は?典等の形で空海以前に日本にすでに持ち?まれていたが、初めて?系的に日本に持ち?んだのは、延?23年(804年)に 遣唐使 として唐朝に派遣された空海である。『 金剛頂? 』などの?典からこれを?んだ空海は大同元年(807年)に??、その??品の?容を『請?目?』に記して10月22日に朝廷に提出した [10] 。その後『弁?密二?論』の段階では速疾成?との表現に留まっているが、 ?一 などとの議論を?て、?言密?における?身成?は『?身成?義』として理論化された [9] 。『?身成?義』における以下の詩文は、?言密?における?身成?の考え方を端的にあらわしたものとされる [9] 。?言宗の?統的に前半4行が「?身」、後半4行が「成?」の?明であるとする [9]

六大無碍にして常に瑜伽なり。
四種曼?各?離れず。
三密加持して速疾に?わる。
重?帝網なるを?身と名づく。

法然に薩般若を具足し、
心?心王刹塵に過ぎたり。
各?五智無際智を具す、
円鏡力の故に??智なり。

[11]

「六大」とは五大に加え識大を加えたもので、世界のあらゆるものの構成要素を示す。

「四種曼?」とはすなわち「大曼?羅」「三昧耶曼?羅」「法曼?羅」「?磨曼?羅」という4種類の 曼陀羅 で表現される [12] 。空海は唐朝から曼?羅も持ち?り、?言密?の思想とともに全?に?めた [10] 。弘仁14年(823年)に 嵯峨天皇 から 東寺 を給預された空海は、東寺においてこの四種曼?を表現させたが、これらは1200年の時を超えて現存している [13]

「三密」とは?の身口意の三つである。

?身成?と?身?の違い [ 編集 ]

?身? (修行者が 瞑想 を?けて絶命し、そのまま ミイラ になること)と混同されがちであるが、 ?身成?とは全く別物 である [14] 。?身?は「(死んだ人間が)ミイラとして、物理的な身?が?になる」という、肉?的?物理的な意味合いが?いのに?して、(?言密?における)?身成?は「(生きた人間が)現世に存在しながら、 大日如? と結合して?となる」という意味であり、?も我?も同じ構成要素から成っており、我?は本?悟りを開きうる存在であるため(これを??の用語では「 本? 」という)、?と衆生は相似であり合一されうる、というのが「?身成?」の思想の背景にある [15]

修法 [ 編集 ]

我?は本?誰でも?となりうる可能性が有る(これを「本有」と言う)、というのが日本密?における?身成?の思想の背景にあるが、それでも?になるための修行(これを「修生」という)をしないと?になることはできず、可能性で終わってしまう [ 要出典 ] 。インドや中?では密?が衰退してしまったのに?して、日本とチベットでは密?が現存し、?身成?するための修行の方法(「修法」)が保存されている [ 要出典 ] 。特に 護摩 は、古代インドの祭祀に由?するものが現代の日本にまで?わったものであり、日本だけでなくチベット密?でも重視されている [16]

?身成?するための修法には、他には「阿」という字を?じて瞑想する「 阿字? 」、「別尊曼?羅」という特別なご本尊が描かれた曼?羅を見て祈願する「別尊法」などがある [16]

加行 と呼ばれる準備的な修行の最後に、曼?羅の上に花を投げて自分のご本尊となる?を選ぶ 灌頂 という儀式を行う [ 要出典 ] 。空海が唐の?龍寺でこれを行った際、大日如?の上に花が落ちたという逸話がある。?言密?では大日如?を?主としている [17]

日本密?における「密?の?主」 [ 編集 ]

?が描かれた曼?羅を用いて修法を行ずることは、日本密?における?身成?するための修行の一つである。大日如?以外の?を?想する場合の修法は「別尊法」という [18]

大???の?だけでなくヒンドゥ??の神?なども「?」として密?に取り?まれたため、??な?を本尊とする修法が存在する。高野山などの?言密?の寺院で結?灌頂を行なった際は、すべての?が大日如?の一面であるという?義にのっとり、全員が大日如?の上に落ち、大日如?がご本尊と言うことになる [16]

中期密?が主?となる日本の密?と、後期密?が主?となるチベットの密?では、含まれる?の種類が異なっており、日本には?わらない?がいる [19] [ 要出典 ] 。日本の密?とは違うチベット密?の特?として特にあげられるのが「 タントラ 」をよりどころとするタントリズムで、性的な修法を通じた聖俗一致などが有名である [20]

?言密? [ 編集 ]

大日如? を?主とする。 ?部曼?羅(胎?曼?羅?金剛界曼?羅)を?想する。

天台密? [ 編集 ]

久遠?成の?迦牟尼? を?主とする。

チベット密? [ 編集 ]

チベットでは、中?(そして日本)には??されなかった或いは重要視されなかった 後期密? のテキストと行が極めて多種?えられており、テキストの?く?主、曼?羅の本尊にも多くの種類が有る。

「?身成?」各種 [ 編集 ]

空海の「十住心論」と「?身成?」の境地 [ 編集 ]

天台密?における悟り [ 編集 ]

チベット密?における「生起次第」と「究竟次第」 [ 編集 ]

他宗での扱い [ 編集 ]

日蓮系?? [ 編集 ]

日蓮 は一時期密?に傾倒し、日蓮によると、 五戒 を身に有する衆生が、この五戒が 十界 具足の 五戒 であることを知ることによりその我が身に 十界 を具足し、「我が身に十界を具す」と心得ることをいう。かかる 五戒 を身に有する衆生が、この知識を修得することが?の?身成?であり、?の?身成?には、一分の「行」も必要としない [21] 。これが日蓮解?の、 ?迦 の出世の本?である 法華? の悟りとしての?身成?である。

?土?宗 [ 編集 ]

親鸞 に近い弟子が書いたとされる 歎異抄 では、?身成?は?言宗の?義であり、それは聖人ですら難しいことであるから、それよりも 阿?陀如? に救ってもらうべきとしている。

脚注 [ 編集 ]

注? [ 編集 ]

  1. ^ 「十六回生死をくりかえすあいだ」の意。
  2. ^
    1. またそれ??はすなわち三大の遠劫を談じ、密?はすなわち十六の大生を期す。?速勝劣は猶し神通と跛驢のごとし(又夫顯?則談三大之遠劫、密?則期十六之大生。?速勝劣猶如神通跛驢仰善之客庶?其趣矣)。
    2. 定を修するに多途にして?あり速あり。一心の利刀を翫ぶは??なり。三密の金剛を揮うは密?なり。心を??に遊ばしむれば三僧祇、?かなり。身を密?に持すれば十六生甚だ促かなり。頓が中の頓は密?、これに?たれり(修定多途有?有速。翫一心利顯?也。揮三密金剛密藏也。遊心顯?三僧祇?焉。持身密藏十六生甚促。頓中之頓密藏當之也)。
  3. ^ # 大日 阿? のために出生した 金剛薩? ? 金剛王 ? 金剛愛 ? 金剛喜
    1. 大日が ?生 のために出生した 金剛? ? 金剛光 ? 金剛幢 ? 金剛笑
    2. 大日が 無量? のために出生した 金剛 ? 金剛利 ? 金剛因 ? 金剛語
    3. 大日が 不空成就 のために出生した 金剛業 ? 金剛護 ? 金剛牙 ? 金剛拳

出典 [ 編集 ]

  1. ^ 北尾,2010,pp.8-9
  2. ^ 松長,1991,pp.59?60
  3. ^ a b 正木,2004,p.77
  4. ^ 正木,2004,p.78
  5. ^ 北尾,2010,p.19。
  6. ^ 北尾,2010,pp.20-21
  7. ^ 北尾,2010,pp.22-23
  8. ^ a b 北尾,2010,p.22
  9. ^ a b c d ?富本宏  『密?とマンダラ』  講談社〈講談社?術文庫〉 Kindle版、位置No.全3186中 1001 / 31%
  10. ^ a b 空海  『御請?目?』  ?立???書館?。
  11. ^ 空海 『?身成?義』
  12. ^ 『密?とマンダラ』 Kindle版、位置No.全3186中 1045 / 33%
  13. ^ 東寺 - 立?曼?羅 / 3D Mandala 東寺
  14. ^ 『密?とマンダラ』 ?富本宏 講談社?術文庫 Kindle版、位置No.全3186中 942 / 30%
  15. ^ 『密?とマンダラ』 ?富本宏 講談社?術文庫 Kindle版、位置No.全3186中 1183 / 37%
  16. ^ a b c 『密?とマンダラ』 Kindle版、位置No.全3186中 1213 / 38%
  17. ^ 『密?とマンダラ』 Kindle版、位置No.全3186中 1281 / 40%
  18. ^ 『密?とマンダラ』 Kindle版、位置No.全3186中 1233 / 39%
  19. ^ 末木文美士『日本??史』新潮文庫、1996年、1081頁。  
  20. ^ 『密?とマンダラ』 Kindle版、位置No.全3186中 181 / 6%
  21. ^ 平成新編、日蓮大聖人御書、大石寺版、戒??身成?義P10,L17-18

出典 [ 編集 ]

?考文? [ 編集 ]

  • 中村元 福永光司 ? 田村芳朗 ? 末木文美士 ?今野 達 編『岩波???典』(第二版) 岩波書店 、2002年。 ISBN   4-00-080205-4  
  • 松田和也 藤?一保 ? くとうおん ? ?智宏 ? 豊島泰? ? 不二龍彦 ? 東山?正 ? 村上典司 ? 吉田邦博 『?言密?の本 空海??の謎と?身成?の秘密』 ?? 〈Books Esoterica〉、1997年。 ISBN   978-4-05-601518-8  
  • 羽田守快 豊島泰? ? ?智宏 ? 本田不二雄 ? 東山?正 ? 藤?一保 ? 不二龍彦 ? 吉田邦博 『天台密?の本 王城の鬼門を護る星神の秘儀?秘?』??〈Books Esoterica〉、1998年。 ISBN   978-4-05-601757-1  
  • 田中公明 『性と死の密?』 春秋社 、1997年。 ISBN   978-4-393-11194-9  
  • 田中公明 『?? チベット密?』春秋社、2012年。 ISBN   978-4-393-11256-4  
  • 石濱裕美子 『ダライ?ラマと?生 チベットの「生まれ?わり」の謎を解く』 扶桑社 、2016年。 ISBN   978-4-594-07503-3  
  • 北尾隆心 『密?瞑想入門 阿字?の原典を?む』 大法輪閣 、2010年。 ISBN   978-4-8046-1312-3  
  • 正木晃 『知の?科書 密?』 講談社 、2004年。 ISBN   4-06-258310-0  

?連項目 [ 編集 ]

外部リンク [ 編集 ]