中公新書

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中公新書 (ちゅうこうしんしょ)は、 中央公論新社 ??新聞グル?プ )が?行している 新書レ?ベル 9の1つ。現行の新書レ?ベルでは 岩波新書 に次ぐ?史がある。サブレ?ベルとして 中公PC新書 中公新書ラクレ がある。

沿革 [ 編集 ]

1962年 昭和 37年)11月に創刊。「中公新書刊行のことば」で「現代を?摯に生きようとする?者に、?に知るに?する知識だけを選び出して提供すること」という目標を設定し、新書が「現代を自らの目で見つめようとする、逞しい知的な?者の活力となる」ことを望んでいる。

企?創立時の編集者の1人が、後に紀行作家となった 宮脇俊三 (?時、中央公論社第二出版部部長)で [1] 、宮崎市定『科?』をはじめ多?を編集??した。 1991年 平成 3年)1月に通?1,000点、 2009年 (平成21年)5月に通?2,000点を達した。

?幀およびマ?ク [ 編集 ]

?幀 は、建築家の 白井晟一 が?? [2] 。本??カバ?は共に、創刊?時から深?色と白色が基調となっている。 1989年 (平成元年)10月にビニ?ルカバ?から表紙カバ?に?更された。背表紙などに用いられている、?地に白?きで「 RC 」と書かれた中公新書のマ?クは、「中央公論」の英語名 CentralReview の頭文字からとられている。マ?クは 安野光雅 により、現在までに2度デザインが更新されている。1度目は創刊20周年にあたる 1982年 (昭和57年)11月に?表された、 グ?テンベルク 印刷をイメ?ジさせるもの、2度目は通?2,000点を達成した2009年(平成21年)5月に?表された、不思議な動物をイメ?ジさせるデザインのものである。

安野デザインは、書籍の ? や?告、公式 ツイッタ? の壁紙などに使われているが、新書の背表紙に使用されているマ?クは創刊?時から?更されておらず、現在も?初のマ?クが使用されている。重版時の表記は、一般的には 重版 されれば ?付 に「初版第2刷」と表記されるが、中公新書の場合「刷」という表記は用いず、重版が?くと「重版」「3版」「4版」…と表記されていく。

書目 [ 編集 ]

創刊第一冊目の 桑原武夫 編『 日本の名著 』はロングセラ?(改版2012年)。新書による?書ガイドの 嚆矢 で、『?の名著』はシリ?ズ刊行している。2009年( 平成 21年)には、5月に 熊野純彦 編『現代哲?の名著 20世紀の20冊』を、12月に同編『日本哲?小史 近代100年の20篇』を刊行した。他に 1990年代 以降『物語?の?史』のタイトルで、世界各??地域の?史をシリ?ズ刊行している。

人文?史?社?科?の各分野で、改版??補版を度?行っている( 北岡伸一 ??洌 』、 大久保利謙 岩倉具視 』、 高橋正衛 二?二六事件 』など)。 美術史 ?連(『 正倉院 』、『 ?像 』等?)も、多く刊行している。この分野でのロングセラ?に、 ?柳正規 『皇帝たちの都ロ?マ』、 高階秀爾 『近代??史』(改版2017年)などがある。

一部の書目は、 中公文庫 1980年代 から 1990年代 にかけ、 宮崎市定 科? 』、『 水滸? 』、『謎の 七支刀 』、 ?田雄次 ア?ロン?容所 』、 江上波夫 騎馬民族?家 』、 ?島襄 東京裁判 』。 21世紀 初頭に、 白川? 『漢字百話』、『 詩? 』など)でも改訂再刊されたが、半?以上は元の新書判でも重版?改版している(新書の重版停止=新書の改訂文庫化という手法をとらない)。また品切した書目(村井益男『 江?城 』、 大塚健洋 大川周明 』、高橋正衛『昭和の軍閥』など)も、他社の 講談社?術文庫 などで再刊している。

ロングセラ?の一部に、 木下是雄 理科系の作文技術 』が?げられるが、これは文科系、理科系を問わず 大?生 等を?象にレポ?トの書き方を的確に記した本の定番で、 川喜田二? ?想法 』などこのジャンルの刊行も多い。

姉妹シリ?ズ [ 編集 ]

中公新書ラクレ [ 編集 ]

姉妹シリ?ズとして 中公新書ラクレ が、 2001年 (平成13年)3月に創刊した。第1点目は「 中央公論 」編集部編『論?? 中流崩? 』である。 2008年 (平成20年)12月、通?300点を突破した。 2014年 (平成26年)6月、通?500点を突破した。

中公PC新書 [ 編集 ]

同じく姉妹シリ?ズとして、「中公PC新書」が 1996年 (平成8年)に創刊されたが、中央公論社から中央公論新社になる際に刊行を終えた。

累計?行部? [ 編集 ]

通?2,000点を達成した 2009年 (平成21年)には、記念冊子「中公新書の森」を刊行し、その中で累計?行部?ベストテンを?表した。

脚注 [ 編集 ]

  1. ^ 「中央公論社のころ」『私の途中下車人生』角川文庫、112-114頁。 ISBN   978-4-04-159813-9  
  2. ^ ?パナソニック電工株式?社プレスリリ?ス バックナンバ? | エコソリュ?ションズ Archived 2014年8月8日, at the Wayback Machine .

外部リンク [ 編集 ]