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ワンボ?ドマイコン

出典: フリ?百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
ワンボ?ドマイコン

ワンボ?ドマイコン とは、むき出しの一枚（ワン）の プリント基板 （ボ?ド）の上に、電子部品と最低限の入出力?置を付けただけの極めて簡素な マイクロコンピュ?タ である。

?要 [ 編集 ]

元?はいわゆる評?用ボ?ドだったのだが、コンピュ?タが個人のホビ?として使えるようになった、最初の形態のひとつとなった。その後マイクロコンピュ?タはHome computer（ en:Home computer 、 ホビ?パソコン も?照）や パ?ソナルコンピュ?タ へと分化?展し、ワンボ?ドマイコンは元の評?用や 組?み 開?用ボ?ドに?った。

その後21世紀に入ってから、 Arduino など、物自?としては大きな違いは無いが、ホビ?等、より?い顧客層に向けたタイプの製品?商品があらわれるようになった。また、 シングルボ?ドコンピュ?タ と呼ばれる新しい形態もあらわれた（ シングルボ?ドコンピュ?タ についてはそちらの記事を?照）。

仕? [ 編集 ]

ここでは1970年代のそれについて述べる。

製品としては、組み立てキットのものと、ボ?ドとしては完成した?態で販?されたものとがあった。部品?位から組み立てる製品では、購入者は はんだ ごてを使って組み立てる事から始める。ボ?ドに直流電源を供給する電源ユニットも別?りのものが多かったが、?時は自作する者も多かった。ボ?ド自?を設計自作する者もいた。

入力機器 もまだ 16進? キ?パッド と アセンブリ言語 の ニ?モニック 入力などに使用するキ?9個程度が付いているだけだった。また東芝のEXシリ?ズでは?位スイッチ（ONかOFFかの二方向しかない）が8～12列?んでおり、これらを上下させて 2進? で入力する機種も存在した（これはホビ?用マイコンとして初期のヒットした機種である Altair 8800 と同じだが、Altair 8800自?はワンボ?ドでなく、ケ?スに入っていた）。

出力機器としては、8桁程度の 7セグメント LED を標準で備えているものが多かった。ワンボ?ドマイコンでプログラミングを?えても、目に見える?化は7セグメントLEDの?字が?わるものしか作れなかった。しかしこうした貧弱な表示でも?しむ要素を作ろうと、例えば7セグメントLEDの"|"と"＿"と"￣"を使って「 プロペラ 」を表してみたり、7セグメントLEDを?倒しにして?8段×?3列の ブロックくずし を作るなど、?ぐましい努力が見られた。また、汎用 I/Oポ?ト を備えているものが多かったので、外付け回路により、??な制御を試みることが行われた。

より?達した入出力機器（なんとかパソコンと言えそうな程度）まで持っていくにはキ?ボ?ド、テレビ?面、 プログラム言語 （載せることが可能なのは Tiny BASIC か Forth 程度）が必要となるが、メ?カ?によってはこれらの?の?張キットも??していた。とは言えこれも使用者が工作をせねばならず、自作でBASICを搭載するユ?ザもいた。

Arduino [ 編集 ]

詳細は「 Arduino 」を?照

このカテゴリは、 Arduino が初の製品であるといったわけでもないが（WIRINGなどがあった）、安?で、プロの開?者ではなくもっぱらホビイストを?象とし、PC上のスクリプト言語などから制御できるといった特?を持つ。少し方向性は異なるが、 mbed のように開?環境はWeb上にある、といったタイプの製品も現れてきている。

シングルボ?ドコンピュ?タ [ 編集 ]

「 シングルボ?ドコンピュ?タ 」を?照

?史 [ 編集 ]

黎明期の初端においては、日本は米?と同?にエンジニアや好事家が?自に部品を調達してワンボ?ドマイコンなどを設計?制作し、あるいはもっぱら輸入された評?キットやワンボ?ドマイコンなどが 秋葉原 の電子デバイス店などの小?店で細?と?られる程度であった [1] 。米?では1974年末に??された Altair 8800 がヒットすると、その互換機も複?登場して?がりを見せていた。日本でもこれらの輸入品を取り扱う店?がいくつか登場したが、高?であったため購入できた者は少?であった [2] 。

1975年に インテル の評?キット SDK-80 （ 英語版 ） （??時135,000円）が??された [1] 。それまでの評?キットは?にボ?ドに部品が付いている完成品であったが、SDK-80は未配線で必要な部品をセットにしただけの組立キットであった。これは、キットを技術者自らに組み立てさせることが?育的に有?であると判明したためであった [3] 。この方式は好評を博し、後?の製品に影響を?えた。SDK-80は テレタイプ端末 を想定した デバッグ モニタが付いており高機能であったが、必要とされるテレタイプは?十万円と高?であり、とても個人で所有するものではなかった。テレタイプを持たない一部の好事家が先走ってこれを購入し、後になってその点に?づいた例もあった [1] 。

日本では 1976年 5月に 東芝 より TLCS-12A EX-0 [4] （定?99,000円）が??された [5] 。電源?置さえ別途用意すれば、12ビットのLED表示とディップスイッチを使って テレタイプ端末 などの入出力機器を必要とせずに動作させることができる日本?産初のワンボ?ドマイコンである。米?でも同時期に モステクノロジ? からテレタイプが不要な KIM-1 が??されて好評を博した [6] 。

日本において後の「?産マイコン」に連なる最初の製品は、 1976年 8月3日に 日本電? (NEC)から??された TK-80 （定?88,500円）とされる。本機はTK(Training Kit)という名前からも分かるように、元?は 8080 互換マイクロプロセッサの評???育用ツ?ルで、ボ?ドに16進キ?ボ?ドと LED 表示器がついただけのものだった。しかし同年9月13日 [7] に 秋葉原ラジオ?館 に開設した Bit-INN でサポ?トが行われるようになると、本?のタ?ゲットである技術者を上回る勢いでアマチュアの好事家や?生に?れていることが明らかになった。同年10月にNECマイコンクラブを結成するなど積極的なユ?ザ支援?制もあって、企??初の予想を超えたベストセラ?になった [8] 。TK-80の立ち上がりを受けて他社からもワンボ?ドマイコンが相次いで??された。サ?ドパ?ティからはその周?機器が開?され、ブル?バックスの『マイ?コンピュ?タ入門』以下3部作や、 月刊アスキ? や 月刊マイコン などの?門誌も登場して、いわゆる「（第一次）マイコンブ?ム」を形成した [9] 。

しかし1970年代後半（日本ではその?年後）、手間をかける事なく、すぐに動かせる、後に パ?ソナルコンピュ?タ と呼ばれるようなマシンが生産されるようになった。海外では Apple II 以下陸?と（特にこの世代を指して「ホ?ムコンピュ?タ」（ en:Home computer ）という分類もあるが日本では一般的でない）、日本のマシンではどれをもって最初とするかは議論があるが、決定付けたのは PC-8001 であろう [10] 。ホビ?の主力はそちらに移り（いわゆる「第二次マイコンブ?ム」。 ホビ?パソコン の記事も?照）、またビジネス用には1980年代前半にあらわれた Macintosh や IBM PC といった高性能?高機能なランクのパ?ソナルコンピュ?タが使われるようになり、マイコンボ?ドは評?用、トレ?ニング用、制御組み?み用といった元?の位置に?ることとなった。その後、2000年代に入り、 Arduino や Raspberry Pi 、 Intel Galileo 、 BeagleBoard 等の趣味や?育用の シングルボ?ドコンピュ?タ が各社から??され、活況を呈している。

主なメ?カ?と機種 [ 編集 ]

以下の各節も、もっぱら1970年代のそれについてである。

日本?外製品 [ 編集 ]

日本??製品 [ 編集 ]

脚注 [ 編集 ]

  1. ^ a b c 『マイ?コンピュ?タ入門 - コンピュ?タはあなたにもつくれる』 pp.78-118、「第三章 マイ?コンピュ?タのつくり方」
  2. ^ ?田紳二「?産銘機列?：History「マイコンと呼ばれていた頃」」『ASCII』第22?第5?、アスキ?、1998年、312-313頁。  
  3. ^ 『手づくりコンピュ?タ : マイコンキット活用ブック』 p.3
  4. ^ 型番はTLCS-12A EX-12/0と表記されることもある
  5. ^ 東芝、すべてを1チップに集積したマイクロ?コンピュ?タを開? - 日刊工業新聞 1976年8月12日付
  6. ^ Guy Kewney (1978). “Is there a computer in the house?” . New Scientist (Reed Business Information.) 80 (1125): 196-198 . https://books.google.co.jp/books?id=Bik2nThZSYoC&lpg=PA197&hl=ja&pg=PA196 2016年11月3日 ??。 .  
  7. ^ 太田行生『パソコン誕生』日本電?文化センタ?、1983年、34頁。 ISBN   4930916119 。  
  8. ^ 加藤明、「 PC-8001の開? 」 『電子情報通信?? 通信ソサイエティマガジン』 2010年 2010? 15? p.15_58-15_65, doi : 10.1587/bplus.2010.15_5 , 電子情報通信??
  9. ^ ?口和一「マイコンキット「TK-80」」『パソコン革命の旗手たち』日本??新聞社、2000年、35-39頁。 ISBN   4-532-16331-5 。  
  10. ^ ?田紳二「?産銘機列?：History「パソコン、??登場す」」『ASCII』第22?第6?、アスキ?、1998年、320-321頁。  
  11. ^ SDK-80はi8080A系でSBC80/10の基本部分を組立てキット化、SDK-85はi8085を搭載
  12. ^ IM6100を搭載していて PDP-8 とソフトウェアが互換

?考文? [ 編集 ]

?連項目 [ 編集 ]

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