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パシフィック?ミュ?ジック?フェスティバル札幌
(
Pacific Music Festival Sapporo
略?:
PMF
、
ピ??エム?エフ
)は、
1990年
に20世紀を代表する指揮者、作曲家の
レナ?ド?バ?ンスタイン
が
ロンドン交響??
とともに北海道札幌市で創設した?際?育
音?祭
[1]
。
?要
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]
?年7月の約1カ月間、
札幌市
を中心に開催され、アメリカの「
タングルウッド音?祭
」、ドイツの「
シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音?祭
」とともに、世界三大?育音?祭のひとつとされる
[2]
。
公益財?法人
パシフィック?ミュ?ジック?フェスティバル組織委員?と札幌市が主催する。
「PMFアカデミ?」が音?祭の中核をなし、オ?ディションで選ばれた若手音?家(アカデミ?生)が、世界一流の指揮者や、
ウィ?ン?フィルハ?モニ?管弦??
、
ベルリン?フィルハ?モニ?管弦??
、
シカゴ交響??
などの現役?員らで構成された?授陣の指導を受け、
札幌コンサ?トホ?ルKitara
や
札幌芸術の森
?野外ステ?ジを主?場とした演奏?で成果を披露する
[3]
。?年7月~8月に約3週間の?期で開催される。
創設の?緯と存?
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]
バ?ンスタインは、環太平洋地域の若手音?家を集めたアジアでの?育音?祭を企?していた。彼は長年故?に近い
ボストン
の「
タングルウッド音?祭
」で若手演奏家の指導に?力してきたが、それをアジアにも?大したいと願った。最初の構想では開催地は
北京
であったが、
1989年
6月の
天安門事件
の?生により、?地での開催を?念。PMFアカデミ?の?修場所にふさわしい札幌芸術の森やオ?ケストラの演奏?ができるホ?ルの存在、北海道には予定した開催時期に梅雨がない、などの理由によって札幌が開催地に選ばれた
[4]
。6月26日に開幕した第1回の音?祭には、約900人のオ?ディション受?者の中から123人の若手演奏家がアカデミ?生として招かれ、バ?ンスタインは彼らに
シュ?マンの交響曲第2番
を?えた
[5]
。
バ?ンスタインは第1回の開催後、肺癌により急逝(10月14日)したため、PMFにはこの時が最初で最後の?加となった。彼の死後、札幌市が以後の開催と協力を宣言し、1991年の第2回以降は札幌市が中心となり任意??「PMF組織委員?」を?足。指導?制としても、バ?ンスタインと共に第1回に?加したマイケル?ティルソン?ト?マスと、ヒュ?ストン交響??音?監督(?時)のクリストフ?エッシェンバッハが芸術監督を引き?ぎ、ウィ?ン?フィル首席奏者らが?授を引き受けた。なおPMF組織委員?は2002年に文部科?省(文化?)許可の財?法人、2010年に?閣府所管の公益財?法人へ移行し、?年の音?祭の運?にあたっている。
これまでにPMFで?んだアカデミ?生(PMF修了生)は、世界78カ??地域から延べ約3,800名を?え、200を超える世界各??地域のオ?ケストラに在籍している。
2019年6月、第30回の節目を迎えるにあたり、音?祭の名?を「パシフィック?ミュ?ジック?フェスティバル札幌」に?更することが?表された。
[6]
2020年は新型コロナウイルスの世界的な感染?大を受け音?祭を中止。
[7]
2021年は新型コロナ終息が見通せないため、指揮者、?授陣、アカデミ?生とも海外勢が?日しない態勢で開催し、音??育をオンラインで行うとともに、??在住の修了生を中心にオ?ケストラを編成したが、音?祭開催期間中に一部出演者、スタッフのコロナウイルス感染が判明し、?期後半9公演を?し中止した(7月28日)。
[8]
[9]
2022年は3年ぶりに海外からア?ティストらが?加して本?の形での開催となった。
[10]
主な?加音?家
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PMFオ?ケストラ指揮者
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芸術監督
首席指揮者
客演指揮者
指揮者
ソリスト
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ピアノ
ヴァイオリン
その他
オ?ケストラ
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アカデミ??授陣
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オ?ケストラ(器?)
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ヴァイオリン
ヴィオラ
チェロ
コントラバス
フル?ト
オ?ボエ
クラリネット
ファゴット
ホルン
トランペット
トロンボ?ン
パ?カッション
ティンパニ
ハ?プ
※所?は?加?時
弦?四重奏
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- 篠崎史紀コンサ?トマスタ?率いるN響メンバ?(2005年)
- 東京クヮルテット
(2005年-2009年)
ヴォ?カル(??)/鍵盤?器/ピアノ
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コンダクティング(指揮)
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コンポジション(作曲)
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年表
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1990年(平成2年)-1999年(平成11年)
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1990年(平成2年)
1991年(平成3年)
1992年(平成4年)
- 札幌芸術の森
での「ピクニックコンサ?ト」が始まる
- 北海道?外で公演を行い、?島で平和祈念コンサ?トに出演
- レジデント?コンポ?ザ?の招へいを始める
1993年(平成5年)
- 「?育セミナ?」が始まる
- 北海道南西沖地震
被災者への義援金募集活動を各演奏?場で行う
1994年(平成6年)
1995年(平成7年)
- ?連50周年/?連大?20周年記念コンサ?ト出演
- 五嶋龍
(?時7?)、PMFでヴァイオリニストとしてデビュ?
1996年(平成8年)
- オペラをテ?マに開催、モ?ツァルト、チャイコフスキ?などの作品を取り上げる
- PMFオ?ケストラにより
武?徹
を?ぶ追悼演奏を行い、武?の作品をプログラムに取り入れる。
1997年(平成9年)
1998年(平成10年)
- 「ピアノコ?ス」の名?を「鍵盤?器コ?ス」と改め、チェンバロとオルガン奏者も募集
- 「??コ?ス」、合唱に重点を置き「バッハ?プログラム」を取り上げる
1999年(平成11年)
- PMF第10回を記念し、修了生選?メンバ?による「PMFインタ?ナショナル?オ?ケストラ(PMF IO)を編成
- ウィ?ン?フィル首席奏者とPMFオ?ケストラ?メンバ?による、初の「
大通公園
コンサ?ト」を?施
2000年(平成12年)-2009年(平成21年)
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2000年(平成12年)
2002年(平成14年)
- 「コンポジション(作曲)コ?ス」を新設(-2009年)
- PMF組織委員?が
財?法人
となる(4月)
2003年(平成15年)
2004年(平成16年)
- 札幌芸術の森
?野外ステ?ジ<レナ?ド?バ?ンスタイン?メモリアル?ステ?ジ>がリニュ?アルオ?プンし、ピクニックコンサ?トを再開する
- PMF第15回記念式典を行う
- 野外ステ?ジに設置したレナ?ド?バ?ンスタイン?メモリアル?プレ?トの除幕式に、バ?ンスタインの長男アレキサンダ?が出席
2005年(平成17年)
- 「弦?四重奏コ?ス」新設(-2009年)
- 大通公園
コンサ?トの?場を西8丁目から西6丁目に移す
- 愛知?で開催された「
愛?地球博
」に公式?加
2006年(平成18年)
- 武?徹
?後10年「トリビュ?ト?トゥ?タケミツ」演奏?を
札幌交響??
とPMFオ?ケストラの共演で開催
2008年(平成20年)
- バ?ンスタイン生誕90年を祝うガラコンサ?トをPMFオ?ケストラと
札幌交響??
の共演により開催
- 北海道洞爺湖サミット
に?連してPMFアカデミ??アンサンブルによる湖上コンサ?トを開催
2009年(平成21年)
- PMF創設20回を記念してPMFアニバ?サリ??オ?ケストラ(PMF AO)を編成。バ?ンスタインが1990年に指揮したシュ?マン「交響曲第2番」をエッシェンバッハの指揮で演奏(札幌??小牧)
2010年(平成22年)-2019年(平成31年/令和元年)
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2010年(平成22年)
- ファビオ?ルイジ
が芸術監督に就任(~2012年)
- PMFでは1996年以?14年ぶりとなるオペラ、演奏?形式によるプッチ?ニの歌劇「
ラ?ボエ?ム
」を演奏(PMFシンガ?ズ8人が?加)
- PMF組織委員?が財?法人から
?閣府
認定の
公益財?法人
に移行(8月)
2011年(平成23年)
- 3月に?生した
東日本大震災
の影響も懸念されたが、
ファビオ?ルイジ
をはじめ多くの音?家から?加の意思を受け「がんばれ日本 がんばろう日本」をスロ?ガンに開催
- バ?ンスタインが?施して以?21年ぶりにコンダクティング(指揮)?アカデミ?を開催
2012年(平成24年)
2013年(平成25年)
- カ?ネギ?ホ?ル
の小?生向けの音??育プログラム「リンクアップ」を日本で初開催
2014年(平成26年)
- 25回目の開催を記念し、創設者バ?ンスタインを?える特別コンサ?ト、北海道初演となるR. シュトラウスのステ?ジオペラ「
ナクソス島のアリアドネ
」などさまざまな公演を?施
- バ?ンスタインの立像を制作し、
中島公園
(札幌市)に新設された「バ?ンスタイン プレイス」に設置(7月)
2015年(平成27年)
- ワレリ??ゲルギエフ
が芸術監督に就任(~2019)
- オ?ディションを初めてインタ?ネットを通して?施
2016年(平成28年)
- 創設者バ?ンスタインにちなんだ曲で構成された「バ?ンスタイン?レガシ??コンサ?ト」を開催
2018年(平成30年)
- バ?ンスタイン生誕100年にちなみ、各プログラムでバ?ンスタインの作品を取り上げた
- 19年ぶりに?島公演を開催。公演に先立ち芸術監督とアカデミ?生が
?島平和記念公園
などを訪問
- 「PMF~豊かな風土に根差した世界につながる?育音?祭~」として
北海道遺産
に選定される
2019年(平成31年/令和元年)
- 音?祭の名?を「パシフィック?ミュ?ジック?フェスティバル札幌」に?更(6月)
- 創設30回を記念し修了生を交えたPMFプレミアム?オ?ケストラを編成。市民による合唱?とともにマ?ラ?の交響曲第8番を演奏
2020年(令和2年) -
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編集
]
2020年(令和2年)
- 新型コロナウイルスの世界的な感染?大を受け、音?祭の中止を?表(4月)
[7]
- 開催予定期間に合わせて過去の映像を特設サイトで配信する「PMF Connects ~2020 Summer Festival~」を開催(7月)
[12]
2021年(令和3年)
- 新型コロナ終息が見通せないため、指揮者、?授陣、アカデミ?生とも海外勢が?日しない態勢で開催。音??育をオンラインで行うとともに、??在住の修了生を中心にオ?ケストラを編成。
[8]
- 音?祭開催期間中に一部出演者、スタッフのコロナウイルス感染が判明し、?期後半9公演を?し中止(7月28日)
[9]
2022年(令和4年)
- 3年ぶりに海外からア?ティストらが?加してPMFオ?ケストラを結成。
[10]
東京公演、リンクアップ?コンサ?トなど、コロナ禍になってから中止となっていた公演も復活。
2023年(令和5年)
- コロナが一段落したことなどの要因で、期間中の?場者?が約4千人?加。
[13]
?考文?
[
編集
]
- 木之下晃
(???文)、財?法人PMF組織委員?(編)『?春の音? PMF-Sapporo』
北海道新聞社
、2009年。 - 「主な?加音?家」への資料として
- 『PMF-20 Years』財?法人PMF組織委員?(編)、2009年。 - 「主な?加音?家」「年表」への資料として
脚注
[
編集
]
- ^
公式ウェブサイト「PMFとは」
[1]
- ^
“パシフィック?ミュ?ジック?フェスティバル(PMF) 若手音?家 成長の場に”.
北海道新聞
. (2018年7月6日)
- ^
“巨匠の魂 奏でる”.
北海道新聞
. (2018年6月26日)
- ^
さっぽろ文庫(98)わがまち新名所
. 北海道新聞社. (2001/9/25). p. P. 220
- ^
公式ウェブサイト「ア?カイブ」
- ^
“
フェスティバル名?を「パシフィック?ミュ?ジック?フェスティバル札幌」に?更しました!
”.
公式ウェブサイト「ニュ?ス」
.
2019年8月14日
??。
- ^
a
b
“PMFは中止?表”.
北海道新聞
. (2020年4月3日).
- ^
a
b
“今年は海外勢?日せず ?育はオンライン 演奏?は??修了生中心”.
北海道新聞
. (2021年3月18日)
- ^
a
b
“?り全9公演中止 スタッフのコロナ感染判明”.
北海道新聞
. (2021年7月28日)
- ^
a
b
“PMFオケ 海外からも 組織委 開催?要”.
北海道新聞
. (2022年4月12日)
- ^
a
b
“首席指揮者など?表 ?年のPMF”.
北海道新聞
. (2023年11月1日)
- ^
“PMFの魅力 サイトで公開”.
北海道新聞
. (2020年7月11日)
- ^
「音?の夏 熱?再び コロナ一段落 ?場者4000人?」『北海道新聞』、2023年8月12日。
外部リンク
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