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ハンモックナンバ?

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出典: フリ?百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

ハンモックナンバ? とは、 大日本帝?海軍 における 『 海軍兵?校 （以下「兵?校」）の卒業席次 [1] 』、または 『兵?校同期生間の先任順位 [2] [3] 』 の通?。 本記事では後者の『兵?校同期生間の先任順位』の意味で用いる。

本記事では「兵?校同期生間の先任順位」及び「帝?海軍兵科?校の人事制度」について述べる。

ハンモックナンバ?は、兵?校の卒業席次やその後の勤務成績によって決められた。全現役海軍士官の先任順位は、?年作成される『現役海軍士官名簿』 [注? 1] で海軍部?や 陸軍 に公示された [4] [5] 。同時に同階級に任じられ、同じ軍艦などで勤務する兵?校同期生の間にも、先任?後任の?別は?然として存在し、 軍令承行令 による指揮系統の序列はもちろん、式典での整列の際などでもハンモックナンバ?の順に?んだ [6] 。

語源 [ 編集 ]

兵?校においては、生徒に常に同期生間の席次を意識させ、席次を競わせる方針が徹底しており、自習室の机の順番? ?室のベッドの順番 に至るまで、全てが席次の順であった [7] 。この席次を「 ハンモックナンバ? 」と呼んだ [7] [注? 2] 。

海軍と陸軍の違い [ 編集 ]

帝?海軍では、 帝?陸軍 の 陸軍大?校 （陸大）卒業履?ほどには 海軍大?校 （海大）甲種?生卒業の履?を重視しなかったため、兵科?校の進級と補職には兵?校の卒業席次が大きく影響した [1] 。

井上成美 は中?で海軍兵?校長を務めていた時に、兵?校のある期について、兵?校卒業席次と最終到達階級との?連を??的に分析している [9] 。

  1. 兵?校卒業席次と最終官等の上下との 相?係? は「+0.506」となった。
  2. 兵?校を卒業後、現役で勤務する年?を平均25年とすると、兵?校3年の成果がそれに匹敵する。

帝?陸軍 では、現役兵科?校が陸大を卒業すると、それまでの?績に基づく序列にかかわらず、陸士同期の最上位に置かれた [10] 。

兵科?校の人事制度 [ 編集 ]

兵科?校の任官や進級は、少尉候補生 [注? 3] ?少尉?中尉?大尉については、病?その他のよほどの事情がない限りクラスメ?ト全員が同時であった [12] 。少佐への進級からハンモックナンバ?による差がついた [12] 。少佐?中佐?大佐への進級に際しては、兵?校の各クラスをハンモックナンバ?の順に?グル?プに分け、後のクラスの選?者を前のクラスの中に割り?ませる「?擢」制度をとった [1] 。これにより、兵?校の前後のクラスをまたいで先任順位が?化した。クラスヘッド（兵?校各クラスの最先任者）が重視され、下のクラスのクラスヘッドが上のクラスのクラスヘッドを超えて昇進することはなかった [1] 。

中佐から大佐への進級の際には、1クラスがハンモックナンバ?の順に5グル?プに分れた [13] 。 太平洋?? （ 大東??? ）が始まるまで、海軍士官の進級は1年に1回、海軍の年度切替の前後の11月中旬から12月上旬にかけて?令されたので（大?への親任 [注? 4] は1年に1度、4月前後に?令 [16] ）、現役に?っているクラスメ?トに4年の差がついた [17] 。

海軍では大佐から下士官までについて「考課表」を上司に?年作成させた [4] 。大佐から少?への進級の際には、海軍省人事局が8年分の「考課表」を?討して昇進候補の順序をつけた [4] 。

大佐から少?への進級については、同クラスの5グル?プのうち、明治の終わり頃に兵?校を卒業した某クラスでは、一次?擢者（クラスヘッドを含む）、二次?擢者はほぼ全員が進級したが、三次?擢者は7割程度、四次?擢者?五次?擢者は1割未?であった [13] 。

先任順位の決定と?化 [ 編集 ]

ハンモックナンバ?（兵?校同期生間の先任順位）は、兵?校の卒業席次を基本としたが、卒業後の勤務成績などにより、 進級の際に 上下した（同一階級にある間は、先任順位は?更されなかった） [18] 。 1942年 （昭和17年）11月に海軍省人事局長に就任した 中?佑 は、「人事局長の回顧」と題するメモを?しており、下記の趣旨が記されている [19] 。

進級には考課表のほか、??およびその成績、勤務の成績、健康、その他各般の事項を評?して序列を更改する。 ?  中?佑 のメモの?容を、 吉田俊雄 が要約、 [19]
ただし各クラスのクラスヘッドたるものは、やむを得ざる事情ある場合のほか?更しない。 ?  中?佑 のメモの?容を、 吉田俊雄 が要約、 [19]

兵?校卒業後に、ハンモックナンバ?が上下した事例 [ 編集 ]

兵26期 [ 編集 ]

1898年 （ 明治 31年）に兵?校を卒業した兵26期（兵?校卒業時59名 [20] ）は、卒業時は2番が 野村吉三? （海軍大?）、3番が 小林?造 （海軍大?）であった [20] 。しかし、少尉候補生の時の遠洋航海の成績によって、ハンモックナンバ?が逆?した [21] 。1933年（昭和8年）3月 [22] [23] 、小林と野村は同時に海軍大?に親任されたが、その際は小林が先任であった [21] [24] [注? 5] 。

兵37期 [ 編集 ]

※ 本節の出典は、特記ない限り、井上成美?記刊行?編著 『井上成美』 井上成美?記刊行?、1982年、49-50頁。

兵37期（兵?校卒業時 179名 ）は、帝?海軍の?史を通じて唯一、同期生が?って少尉任官しなかったクラスである。兵?校卒業時 [注? 6] に次席（2位） [26] であった 井上成美 を最先任者とする兵37期 137名 が 1910年 （明治43年）12月15日に少尉任官し、兵37期の ?る約1/4 は約3か月?れの 1911年 （明治44年）2月27日に少尉任官した。中尉への進級（1912年〈大正元年〉12月1日）では、同期生が?って進級する通常の形に?った。

同期生が?って少尉任官しないという異例の措置は、?時「?家予算の都合により」と?明された。後年になって、兵37期が?組んだ 練習艦隊 の司令官だった 伊地知彦次? 少?が ?藤? 海軍大臣に宛てた意見書の存在が判明した。その意見書には「37期の候補生の後半（席次下位者）は、練習航海中の勤務?成績共に不良。彼らの反省を促すため、37期候補生の後半の任官を半年?らすべし」という旨が書かれていた。

兵?校卒業時に首席（1位） [26] であった小林萬一?（ 1922年 〈大正11年〉、少佐の時に病? [27] ）は、病?のために「明治44年2月少尉任官組」に入ってハンモックナンバ?が大幅に下がり、代わって 井上成美が兵37期のクラスヘッドとなった 。

兵37期が1912年（大正元年）12月1日に?って中尉に進級した際のハンモックナンバ?が、官報（大正元年12月2日）で確認できる [28] 。最先任者は井上成美（「明治43年12月少尉任官組」の最先任者 [29] ）であり、以下「明治43年12月少尉任官組」が?び、吉田福?（「明治43年12月少尉任官組」の最後任者 [29] ）の次に、小林萬一?（「明治44年2月少尉任官組」の最先任者 [30] ）が位置している。

兵39期 [ 編集 ]

1911年 （明治44年）に兵?校を卒業した兵39期（兵?校卒業時148名 [20] ）の 西村祥治 中?について、 千早正隆 は、下記のように述べている [31] 。

「官?の官?出の中に特別組があるように、昔の日本海軍にも"特急組"と?する特別の待遇を受けるグル?プがあったが、西村中?はそういうグル?プに?していなかった。いな、むしろ、"特急組"から落っこちて普通列車に?り換えた組であった。元海軍省軍務局長の 岡敬純 中?は西村中?のクラスの"特急組"であったが、彼もかつては西村中?の下風に立ったこともあったほどである」

兵?校卒業席次では、西村は21番、岡は52番で西村が上 [32] 。しかし、少佐進級時に岡は39期の「先頭組」に入ったが、西村は「先頭組」より1年?れており、この時点で?者のハンモックナンバ?が逆?した。その後、中佐から中?までの各階級で、岡が西村より1年早く進級している [33] 。

兵44期 [ 編集 ]

1916年 （大正5年）に兵?校を卒業した兵44期（兵?校卒業時95名 [20] ）の 柳本柳作 （大佐で?死、少?に進級）は、兵?校卒業席次は30番程度だったが、少尉候補生時代に、夜も?ずに?間は出?ない勉?に?む（ 森史朗 は、?間に、椅子に座ったまま、あるいは?直に立ったままでも?眠できる方法を?得したのだろうと述べている）、少尉時代に、東京から?須賀までの72キロを徹夜で?き通すと言った超人的な?力を持ち、職務に精?した結果、ハンモックナンバ?を4 - 5番まで上げ、中尉だった 1921年 （大正10年）に、皇太子（のちの 昭和天皇 ）渡?の際に?員に選ばれた [3] 。これは、ガンル?ム士官として最高の名?であった [3] 。

秦郁彦 編著 『日本陸海軍?合事典 第2版』 によると、柳本の兵?校卒業席次は21番 [32] 。兵44期の卒業席次上位者は、3番が 西田正雄 大佐 [32] 、6番が 島本久五? 少? [32] 。兵?校卒業席次3番の西田、6番の島本、21番の柳本は、いずれも 1937年 （昭和12年）12月に大佐に進級しており、柳本は兵44期の先頭組に入っている。一方、兵?校卒業席次4番の 湊慶? 少? [32] は、大佐進級の時点で、柳本を含む兵44期の先頭組より1年?れている [34] 。

兵55期 [ 編集 ]

1927年 （昭和2年）3月に兵?校を卒業した兵55期（兵?校卒業時120名 [20] ）の小泉義雄中佐の卒業席次は104番であった [35] 。小泉は兵55期の先頭組（同期生の約半?）として 1939年 （昭和14年）11月15日に少佐へ進級した [36] 。さらに、兵55期の先頭組は 1943年 （昭和18年）11月1日に中佐に進級したが、小泉は、それに?く2番手として、先頭組に6か月?れる 1944年 （昭和19年）5月1日に中佐に進級した [37] 。小泉が、兵?校を卒業してからの17年間で、かなりハンモックナンバ?を上げていたことが分かる。

小泉は、大尉であった 1937年 （昭和12年）7月11日、 第二次上海事? の勃?の直後に、??守府第一特別陸?隊中隊長に補され、8月17日に上海付近に敵前上陸して、 上海特別陸?隊 司令官の 大川?傳七 少?の指揮下に入り、200名の兵員を指揮して中?軍と?った（ 第二次上海事? ） [38] 。小泉は、陸?隊の全??議で、大川?少?からじかに激賞された [38] 。

『ある海軍中佐一家の家計簿』を上梓した小泉昌義（小泉の三男）は、小泉の少佐進級について「兵?校卒業席次からいうと、小泉は次回まわしになって?然であったが、何と言っても、上海事?での武?がものを言ったのだろう」という趣旨を述べている [36] 。

兵60期 [ 編集 ]

1933年 （昭和8年）に兵?校を卒業した兵60期（兵?校卒業時127名 [20] ）の 鈴木實 中佐の卒業席次は80番くらいだった [39] 。鈴木は第26期飛行?生を?て??機パイロットとなり、空母「 龍? 」?組の中尉の時に第二次上海事?に?加した [39] 。 1937年 （昭和12年）8月23日の初陣で、「龍?」??機隊4機を率いて中?軍??機隊27機と?い、「編隊で9機?墜、うち3機は鈴木が?墜、日本側は全機?還」の?果を?げ、第三艦隊司令長官の長谷川?中?から感?を?えられた [39] 。後の「支那事?にかかる論功行賞」では、「殊?甲の特」とされ、功四級金??章を授けられ、同時に80番だったハンモックナンバ?が一?に10番台に上がった [39] 。そのため、鈴木は少佐進級では同期の先頭組に入り、兵60期の中佐（11名、?死による進級者を除く）の1人となった [39] 。

?官の人事制度 [ 編集 ]

?官に進級すると?擢進級がなくなり（各人の先任?後任の順位が固定される）、予備役編入だけとなった [4] [注? 7] 。

例えば、先任順位が A?B?C?D?E?F の順である6人の大佐が同時に少?に進級し、中?進級時までにB?D?Eが予備役編入されてA?C?Fの3名の少?が現役に?ったとする [4] 。ここで海軍人事?局が「A?Fを中?に進級させる」と決定した場合、?擢進級がないため、後任のF少?は先任のC少?を?いて中?に進級できない。よってCを予備役編入し、A?Fを中?に進級させる、といった要領である [4] 。

少?から中?への進級についても、「先に大佐から少?に進級したグル?プの方が、中?に進級する率が高い」傾向があったが、大佐から少?への進級（?述）よりも、その傾向は弱かった [41] 。『海軍アドミラル軍制物語』を上梓した 雨倉孝之 は、中?進級については、より「?帥としての器」を備えているか否かが問われたからであろう、と評している [41] 。

大?への親任については、昭和期に大?となった32名について見ると、兵?校卒業席次が20％以?の「ハンモックナンバ?上位者」が28名（87.5％）と大半を占める [42] 。しかし、そのうち、兵?校首席卒業者は6名（18.8％）、次席卒業者は7名（21.9％）で、雨倉孝之は、兵?校首席?次席卒業者で大?に親任された者はびっくりするほど多くはない、と評している [42] 。全?の秀才が集う兵?校で、激甚な競?を制して首席や次席で卒業するのは容易な業ではなく、卒業後に?に不調を?す者が割合多かった [42] 。また、ややもすると「?に?たる器」とは言い難い人物になってしまうこともあった [42] 。中?までは、クラスの先頭を切って進級しても、そこで予備役に入る者が少なくなかった [42] 。

技術畑に?じると中?どまり [ 編集 ]

「軍令?軍政?海上」の道からそれて、「技術の?門家」になった場合は無?件に中?どまりとなった [43] [注? 8] [注? 9] 。

例を?げると、兵28期の兵?校卒業席次の首席は 波多野貞夫 、次席は 永野修身 であった [43] [46] 。兵28期クラスヘッドの波多野は、大尉の時に?州に留?して火?技術の?門家となり、 海軍火?廠 技術部長?海軍火?廠長を計10年も務めた [43] 。波多野と永野の2人は 1927年 （昭和2年）12月1日に兵28期の先頭を切って中?に進級したが [47] 、1932年（昭和7年）3月1日 [48] 、波多野は大?に親任されることなく中?で予備役となった [43] [48] 。

吉田俊雄 は「兵28期クラスヘッドだった波多野が大尉の時に技術畑に?じたため、次席の永野がクラスヘッドに繰り上がった」趣旨を述べているが [49] 、波多野が予備役となる直前の『現役海軍士官名簿 昭和7年2月1日調』での先任順位は「波多野?永野」であり [50] [注? 10] 、海軍省人事局長を務めた 中?佑 のメモに「ただし各クラスのクラスヘッドたるものは、やむを得ざる事情ある場合のほか?更しない。」 [19] という趣旨が記載されているとおり、兵28期クラスヘッドは?更されていない。

小?治三?中?の大?親任?退 [ 編集 ]

「?官になると各人の先任?後任の順位が固定されること [4] 」、「軍令承行令により、兵科?校の間においては、後任者は先任者を指揮できないこと [51] 」が、海軍の人事と組織に?く影響した事例がある。

1945年 （昭和20年）5月15日付で、「最後の海軍大?」として、 塚原二四三 中?（兵36期の2番手、 ?須賀?守府 司令長官）と 井上成美 中?（兵37期クラスヘッド、海軍次官）が大?に親任された [52] 。このとき、海軍大臣の 米?光政 大?は、軍令部次長 兼 海軍大?校長であった 小?治三? 中?をも大?とし、 海軍?司令長官 として海軍の全部隊を統合指揮させたい意向だったが、小?はそれを固?した [52] 。

昭和20年5月の時点で、現役中?の先任順位は「塚原?井上? 小松輝久 （軍令部出仕）? 草鹿任一 （ 南東方面艦隊 司令長官）? 大川?傳七 （ 南西方面艦隊 司令長官）?小?」（井上から小?はいずれも兵37期）であった [52] 。小?が大?に親任されるには、井上と小?の間の小松?草鹿?大川?を予備役とする必要がある [52] 。この時、小松は?地におり、塚原?井上の大?親任と同時に待命?予備役編入となったが、草鹿は ラバウル 、大川?は ルソン島 と、?地との交通が途絶した遠方にあった [52] 。草鹿と大川?を予備役に編入した場合、職務を引き?ぐ者を?地から送る手段がないため、?名を?日召集して「召集された予備役中?」として現職務を?けさせるしかない [52] 。しかし、予備役中?は、それまでの先任順位とは?係なく全ての現役中?の下に位置づけられるため、?年も若い現役中?の下になってしまう [52] 。雨倉孝之は、草鹿?大川?をそのような境遇に?らせるのを避けるため、小?は大?親任を?退したのであろう、と述べている [52] 。

昭和20年5月29日 [51] 、小?は中?のままで海軍?司令長官 兼 連合艦隊司令長官 兼 海上護衛?司令長官 [注? 11] に親補された [51] [53] 。小?の先任順位は現役海軍兵科?校の中で18位であり、小?より先任の中?が3名いた [51] [注? 12] 。 軍令承行令 により、後任者は先任者を指揮できない。小?より?かに先任である 支那方面艦隊 司令長官の 近藤信竹 大?（兵35期）は司令部の 上海 から?地に?って 軍事?議官 となり、小?より後任の 福田良三 中?（兵38期）が支那方面艦隊司令長官に親補されることで「後任者が先任者を指揮できない」問題を回避した [51] 。さらに小?より先任である南東方面艦隊司令長官の草鹿任一中?と南西方面艦隊司令長官の大川?傳七中?については、?述のように留任させる選?肢しかないため、?名の指揮する南東方面艦隊と南西方面艦隊を連合艦隊から除いて大本?直?とすることで、「後任者が先任者を指揮できない」問題を回避した [51] 。

兵?校卒業席次 [ 編集 ]

期 卒業年月 1位 2位 3位 4位 5位 卒業
人?
0 5期 明治11年(1878年)8月 富岡定恭 鹿野勇之進 ? ? ? 0 43人
0 6期 明治12年(1879年)8月 山?万?治 坂本俊篤 ?藤? 野口定次? 岩崎達人 0 17人
0 7期 明治13年(1880年)12月 島村速雄 加藤友三? 吉松茂太? 成田勝? 佐?木?勝 0 30人
0 8期 明治14年(1881年)9月 今泉利義 竹?平太? 津田三? 岩本耕作 井手麟六 0 35人
0 9期 明治15年(1882年)11月 土屋保 宮地貞辰 木村浩吉 村地正敏 高木助一 0 18人
10期 明治16年(1883年)10月 加藤定吉 大城源三? ?野口?四? 山下源太? 川合昌吾 27人
11期 明治17年(1884年)12月 二木勇次? 村上格一 川島令次? 林作次? 三上平吉 26人
12期 明治19年(1886年)12月 江頭安太? 坂井彦次? 林三子雄 土山哲三 山屋他人 19人
13期 明治20年(1887年)2月 伊藤乙次? 井?金太? 成田長裕 ?井悌次? 秀島成忠 36人
14期 明治21年(1888年)7月 荒尾富三? 上野亮 松村龍雄 上村翁輔 佐藤?太? 45人
15期 明治22年(1889年)4月 財部彪 小杉辰三 竹下勇 福田久槌 小栗孝三? 80人
16期 明治23年(1890年)4月 木山信吉 井出謙治 平岡貞一 上田圭? ?重孝 29人
17期 明治23年(1890年)7月 秋山?之 田所?海 山路一善 森山慶三? 石井力三? 88人
18期 明治24年(1891年)7月 加藤?治 平賀?太? 酒井邦三? 高橋雄一 松村豊記 61人
19期 明治25年(1892年)7月 百武三? 木村金? 千綿義孝 中島資朋 谷口?? 50人
20期 明治26年(1893年)12月 大石馨 坂本則俊 ?藤七五? 竹?重利 八?三輪次? 31人
21期 明治27年(1894年)11月 古川?三? 田畑正亮 遠藤寅彦 ?崎茂四? 伊集院俊 34人
22期 明治28年(1895年)12月 竹?兼? ?井?? ?田虎三? 別府友次? 吉川安平 24人
23期 明治29年(1896年)12月 丸山?美太? 松村菊勇 吉川秀吉 磯貝正吉 松下東治? 19人
24期 明治30年(1897年)4月 筑土次? 山本英輔 大角岑生 飯田延太? 大石正吉 18人
25期 明治30年(1897年)12月 松岡?雄 山梨勝之進 鳥?玉樹 牟田?太? 中堀彦吉 32人
26期 明治31年(1898年)12月 木原?輔 野村吉三? 小林?造 吉武貞輔 鈴木乙免 59人
27期 明治32年(1899年)12月 中村良三 ?岩篤 漢那憲和 川副正治 島田貞 114人
28期 明治33年(1900年)12月 波多野貞夫 永野修身 秋山米吉 安東昌喬 淡中晴海 105人
29期 明治34年(1901年)12月 溝部洋六 品川一? 森下基一 村?貞次? 高橋三吉 115人
30期 明治35年(1902年)12月 百武源吾 今村信次? 石川? ??哲 常盤盛衛 187人
31期 明治36年(1903年)12月 枝原百合一 菊井信義 鈴木重音 寺島健 加藤隆義 173人
32期 明治37年(1904年)11月 堀悌吉 ??幸一 松下? 藪正毅 田中政? 192人
33期 明治38年(1905年)11月 豊田貞次? 長谷川芳太? 阿武? 有馬? ?上信? 171人
34期 明治39年(1906年)11月 佐古良一 佐藤三? 三井?三? 園田? 椎名直吉 175人
35期 明治40年(1907年)11月 近藤信竹 川?義重 小林宗之助 原五? 町田進一? 172人
36期 明治41年(1908年)11月 有栖川宮栽仁王 佐藤市? ?本?雄 坪井正吉 小柳喜三? 191人
37期 明治42年(1909年)11月 小林万一? 井上成美 岩下保太? ?田孝二 ??隆始 179人
38期 明治43年(1910年)7月 原? 杉山六? 三川軍一 小林仁 海谷優 149人
39期 明治44年(1911年)7月 多賀高秀 田結? 霜上正太? 和田操 山縣正? 148人
40期 明治45年(1912年)7月 岡新 山口多聞 浜田邦雄 多田武雄 倉永小三 144人
41期 大正2年(1913年)12月 小西干比古 中島省三? 前田稔 中原義正 荒木? 118人
42期 大正3年(1914年)12月 三木繁二 小林謙五 大西新? 河野千万城 山田定義 117人
43期 大正4年(1915年)12月 浜野力 堀?多雄 武節俊二? 矢野志加三 ?井忠雄 95人
44期 大正5年(1916年)11月 一宮義之 ?田麗 西田正雄 湊慶? 福田勇 95人
45期 大正6年(1917年)11月 伏見宮博義王 中村勝平 千田金二 澄川道男 長井? 89人
46期 大正7年(1918年)11月 山階宮武彦王 高田利種 山本親雄 松尾? 重永主計 124人
47期 大正8年(1919年)10月 光延東洋 加世田哲彦 湊乾助 石水泰 浜田祐生 115人
48期 大正9年(1920年)7月 高橋繁次? 小野田捨次? 鶴尾定雄 佐藤治三? 宮崎俊男 171人
49期 大正10年(1921年)7月 華頂宮博忠王 久邇宮朝融王 松浦義 三井再男 石原雄 176人
50期 大正11年(1922年)6月 中野? 築田? 大前敏一 櫛引誠雄 藤尾勝夫 272人
51期 大正12年(1923年)7月 ?端久利雄 山本祐二 溪口泰? 木阪義胤 小島正己 255人
52期 大正13年(1924年)7月 高松宮宣仁親王 入江籌直 ?田成志 白浜?一 有馬純一 236人
53期 大正14年(1925年)7月 伏見宮博信王 道木桂 後藤?二 旭?雄 松木作次 62人

皇族の海軍士官は?際の成績と?係なく名?首席や名?次席とされたものである。皇族の海軍士官は、大佐への進級まではクラスヘッドと同時に、少?への進級からはクラスヘッドを超えて進級した [55] （例外もあった [56] ）。

兵科?校人事制度の問題、解決に向けた動き [ 編集 ]

一般的に、ハンモックナンバ?による人事制度は帝?海軍から組織としての柔軟性を奪っていたとされ、特に 太平洋?? （ 大東??? ）中の?官人事などを例に?げ批判されるケ?スも多い。

?後に海軍?係者が開催した 海軍反省? では、人事制度について議論されている。しかし、帝?海軍の中でも特に先進的な思考を有していたとされる 井上成美 ですら、 アメリカ海軍 のように性格や能力、?門性など人物評?も考慮した人事制度に改めようという?想には至らなかった。

ただし 永野修身 が海軍大臣の時に、 ?育?者 の 小原國芳 の助言（日露??時の聯合艦隊司令長官任命の?緯を例に）を受け、ハンモックナンバ?のみを基準とする昇進?任官制度を改め、?官ひとり一人の性格や能力、?門性なども考慮した柔軟な人事システムに改めようとした時期があった [57] 。しかし、この改革に?する海軍?部の抵抗が?く、 陸軍大臣 の問題（ 腹切り問答 ）もあって、永野が本格的に改革に?り出す前に?閣が??職したため、改革が?現しなかった?緯がある [57] 。

海上自衛隊におけるハンモックナンバ? [ 編集 ]

海上自衛隊 では、 海上自衛隊幹部候補生?校 の成績、および 遠洋練習航海 の成績によって決定する 卒業席次 を、 ハンモックナンバ? と通?する（元?1等海佐 [58] の竹本三保による） [59] 。

脚注 [ 編集 ]

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注? [ 編集 ]

  1. ^ 『現役海軍士官名簿』は、「大正15年2月1日調」から「昭和12年2月1日調」までのものが 「?立???書館デジタルコレクション」 でインタ?ネット公開されている（2020年1月現在）。
  2. ^ 本?、海事用語としての「ハンモックナンバ?（釣床番?）」は、 水兵（水夫）が使用するハンモック（釣床）に書かれた番? を指す [8] 。例えば、水兵に割り?てられたハンモックに「三一八四」と記入されている場合、その水兵が「第三分隊 第十八班 第四部員」であることが明示され、艦?での??配置などが自動的に決まる、といったシステムを構成する [8] 。
  3. ^ 海軍少尉候補生は「奏任官待遇」の「命じられる」身分であり、「任用される」ものではない [11] 。
  4. ^ 中?から大?への進級は、大?という階級そのものが 親任官 であるため、特に「親任」と呼んだ [14] [15] 。 太平洋?? （ 大東??? ）の開?までは、大?親任も1年に1回、他の階級とは異なって4月前後に?令された [16] 。
  5. ^ ?立???書館デジタルコレクションで確認できる最古の『現役海軍士官名簿』は「大正15年2月1日調」であり、小林?造と野村吉三?はいずれも海軍少?（共に大正11年6月1日進級）で、先任順位は「小林?野村」である [25] 。
  6. ^ 兵37期が 1909年 （明治42年）11月19日に兵?校を卒業して海軍少尉候補生を命じられた際のハンモックナンバ?が、 官報 （明治42年11月20日）で確認できる。
  7. ^ 陸軍では支那事?以前は海軍と同?だったが、支那事?以降に?官の必要?が?えると、まず少?、次いで中?について?擢進級を行うように順次?化し、終?前には?擢による大?親任がなされるに至った [40] 。例えば 陸士 20期 を見ると、先任の 木下敏 中?を現役に?して、後任の 吉本貞一 中?? 木村兵太? 中?が昭和20年5月に大?に親任された [40] 。
  8. ^ 1924年（大正13年）末の制度改正により、機?科出身?官と兵科出身?官の?別が?止されたが、現?には?別が?き、機?科出身?官は海軍中?が最高位であった（「 海軍機?科問題#機?科出身の大? 」を?照）。軍?科士官、主計科士官、技術科士官、法務科士官は、制度上、海軍軍?（主計?技術?法務）中?が最高位であった（昭和17年11月1日以降） [44] 。
  9. ^ 帝?陸軍には、 陸軍士官?校 を卒業して現役兵科?校に任官し、「 陸軍砲工?校 高等科を優等卒業する」「 員外?生 として 東京帝?大? などに派遣されて?士?を得る」などの履?を?て『技術の?門家』になった者が、陸軍大?に親任された例が4つある [45] 。
  10. ^ ?立???書館デジタルコレクションで確認できる最古の『現役海軍士官名簿』は「大正15年2月1日調」であり、 波多野貞夫 と 永野修身 はいずれも海軍少?（共に大正12年12月1日進級）で、先任順位は「波多野?永野」である [25] 。
  11. ^ 出典には海上護衛 ? 司令長官と記載されている [51] [53] [54] 。
  12. ^ 出典の該?個所には3名の氏名がないが [51] 、同じ書籍の他個所の記述より [52] 、 小松輝久 ? 草鹿任一 ? 大川?傳七 である。

出典 [ 編集 ]

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  9. ^ 井上成美?記刊行?編著 『井上成美』 井上成美?記刊行?、1982年、資料篇 204-206頁。
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  11. ^ 雨倉 2007 , p. 14-17, スノッティ?
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  14. ^ 額田坦 『陸軍省人事局長の回想』 芙蓉書房、1977年、213頁。
  15. ^ 井上成美?記刊行?編著 『井上成美』 474頁。
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?考文? [ 編集 ]

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  • 雨倉孝之 『海軍アドミラル軍制物語』 光人社 、1997年。  
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  • 田中宏巳 『山本五十六』 吉川弘文館 〈人物叢書 新?版〉、2010年。  
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  • 秦郁彦 編著 『日本陸海軍?合事典』（第2版） 東京大?出版? 、2005年。  
  • 半藤一利　他 『?代海軍大?全?』（ Amazon Kindle ） 中央公論新社 〈中公新書ラクレ〉、2013年。  
  • 森史朗 『ミッドウェ?海? 第一部 知略と傲慢』 新潮社 〈新潮選書〉、2012a。  
  • 山口宗之 『陸軍と海軍：陸海軍?校史の?究』（?補版）?文堂、2005年。  
  • 吉田俊雄 『大本?海軍?謀 最後の?言』 光人社 〈光人社NF文庫〉、2012年。  

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