NT-2
デジタルマイクロカセット
は、オ?ディオ用磁?記?テ?プの規格のひとつである。型番ないしその由?となった技術的特?から
NTテ?プ
、
NTカセット
とも呼ばれる。
ソニ?
の?自規格であり、販?していたのはレコ?ダ?、テ?プともソニ?だけである。レコ?ダ?の商品名は「スク?プマン」(SCOOPMAN)。レコ?ダ?、および
ブランクメディア
などはすでに販?が終了している。デジタルマイクロカセットという呼?は、
マイクロカセット
のデジタル版ないし
DAT
のマイクロ版、といったあたりである。
?要
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主に?議やインタビュ?などの「
ボイスレコ?ダ?
」としての使用を想定しており、現在の
ICレコ?ダ?
に相?する。非常に小型でありながらステレオデジタル?音が可能であり、音?鑑賞に耐える音質
[1]
を?現していたが、同じヘリカルスキャン方式を採用するDAT（R-DAT）と異なり、頭出しは全くできない。そもそも第一?機「NT-1」の登場から9ヵ月後の1992年11月には同じソニ?から
MD
の一?機である
MZ-1
が??されるなど、?初からポ?タブルオ?ディオとしては位置づけられていなかったことが窺えた。
1995年に後?機である「NT-2」の??時に制作されたTVCMは、書?で?げた
切手のコレクション
に紛れたNTテ?プをピンセットで拾い上げ、それを再生するとヘッドフォン越しに
?喜の歌
が流れるという
ウォ?クマン
に近い?容であった（1996年の
?告電通賞
テレビ部門家庭用機器部門の入賞作品となっている）。
ICレコ?ダ?
の普及期とぶつかったこと、定?が10万円以上と
同社
のDATウォ?クマン（TCD-D3?TCD-D7?TCD-D8?TCD-D100）よりも相?的に割高であったことに加え、
ボイスレコ?ダ?
としてはあまりに高?であったことなどから、商業的には失敗に終わった。??されたレコ?ダ?はNT-1とNT-2の2機種のみであり、NT-2は1999年末まで生産が?けられたが、2004年末までに終?となった。また?音用テ?プとクリ?ニングテ?プの供給も、2011年4月末をもって終了した
[2]
。
ギネスブック
の1994年版に「量産されている世界最小のテ?プ」として?載された。
メモリ?が作られる前まではこのテ?プが固定電話の留守番?音として使われていた。
テ?プ
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いくつかの音??音可能なメディア
小型のもので比較しても
SDカ?ド
?の大きさであることがわかる
切手
大の
磁?テ?プ
に音?を
デジタル
記?する。回?ヘッドとしては珍しくA面／B面がある。規格は以下の通り
[3]
。
- カセットの大きさ - 幅30 mm×?行き21.5 mm×高さ5 mm
- カセットの重さ - 2.3 g（90分用）
- ?音時間 - 往復60 分、90 分、120 分の3種類
- テ?プ幅 - 2.5 mm
- テ?プ厚 - 約5 μm
- テ?プ速度 - 6.35 mm/s
- テ?プ長さ - 約18 m（90分用）
- 磁性? - Ni-Coメタル蒸着テ?プ
- ヘッド方式 - 回?2ヘッド
ヘリカルスキャン方式
、アジマス記?
- ヘッドドラム - 4ヘッド、直?14.8 mm、?き付け角100°、3000
rpm
- ヘッドトラック - トラックピッチ約9.83μm、アジマス角27°、スチル角約4.44°
- 音?規格
- チャンネル? - 2chステレオ
- サンプリング周波?
- 32 kHz
- 量子化ビット?
- 12 bit折線（17 bit相?）
- ?縮方式 -
ADPCM
- 再生周波??域 - 30 Hz-15,000 Hz（15 kHz）
- 誤消去防止爪 - あり
カセット?部にテ?プガイドが??されており、ヘッドがカセットに一部食い?むようにしてテ?プが?き付く。ソニ?ではこれを「ノンロ?ディング方式」と呼んでおり、レコ?ダ?の小型化に貢?している。また「ノントラッキング方式」（詳細は別節）は、磁?記?メカニズムとして他方式には類例のほとんど無い本機の特?であり、型番「NT」もこれに由?する。?音日時の同時記?が可能であったが、頭出し機能やランダムアクセス機能は一切無く、特にDATレコ?ダ?の代用で使用した場合での?用性は本?のDATレコ?ダ?に?し、遙かに見劣りするものであった。
レコ?ダ?
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ソニ? NT-1
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1992年
2月??の第1?機。オ?トリバ?スやデジタル入出力は搭載されていない。
- 大きさ - 112.9 mm×55.2 mm×23.1 mm
- 重さ - 147 g（電池等含む）
- 入出力端子 - マイク入力、ヘッドホン出力
- 電源 - ?3乾電池*1本
- 電池?命 - ?音7時間、再生6時間（
アルカリ乾電池
使用時）
- 付?のアダプタ?ユニット「NTU-2」?着により、ライン入力、ライン出力、ACアダプタ?が使用可。
ソニ? NT-2
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1995年
11月??の第2?機。オ?トリバ?スが搭載され、音切れのない「メモリ?リバ?ス」を?現した。また、操作ボタンがフェザ?タッチになり、付?のリモコン付きヘッドホンによる操作もできた。音?再生を意識した設計といえる。
- 大きさ - 112.8 mm×63 mm×22 mm
- 重さ - 155 g（本?）
- 入出力端子 - マイク入力、ヘッドホン出力、ライン入力、ライン出力
- 電源 - ?3乾電池*1本またはACアダプタ?
- 電池?命 - ?音6時間、再生4.5時間（アルカリ乾電池使用時）
- 再生周波??域 - 30 Hz-15 kHz(+1 dB-3 dB)
- S/N比 - 80 dB以上(1 kHz)
- 高調波歪率 - 0.08 %以下
- 別?のNTステ?ション「NTU-S1」の?着により、
S/PDIF
による光デジタル入出力が可能。
サンプリングレ?ト
コンバ?タ?を??しており、CD、MD、DATなどからのデジタル?音や、44.1 kHzによるアップサンプリングを用いたデジタル出力が可能であった。
ノントラッキング
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再生時に「ノントラッキング方式」による?み出しを行うのが最大の特?である。「NT」の名?はこの「ノントラッキング」に由?している。
通常のヘリカルスキャン方式では、記?されたトラックを再生時に正確にトレ?スしなければならない。これを
トラッキング
と呼ぶ。家庭用
ビデオテ?プ
や
DAT
などではこのトラッキングが自動化されているが、本機においては小型化のあまり機械的な精度を保つのが難しく、トラッキングを取ること自?が非現?的となった。そこで、あえてトラッキングを取らないまま重複してデ?タを?み出し、時間軸がバラバラになったこれらのデ?タをメモリ?上で再構築することで正確な信?を再生することにしたのである。これが「ノントラッキング方式」であり、小型化と高信?性を?立させることが可能になった。この方式での再生は、デジタルマイクロカセットの他に、DATウォ?クマンの再生?用モデルや、
MICROMV
（共にソニ?製）でも行われている。
なお、デ?タの欠落を防ぐため、再生時には?音時の約2倍の速度でテ?プをトレ?スしている。
バックアップ用ストレ?ジ
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]
アメリカ?
コロラド州
ボルダ?
に存在していたDatasonix社から、NTテ?プを利用したコンピュ?タ?用外部ストレ?ジ「Pereos」が販?されていた。1994年7月に?表され、1995年3月に定?499ドルで??が開始された。パソコンとは
パラレルポ?ト
で接?し、重さは300g以?、アルカリ乾電池2本で?動できる。?送速度は無?縮時で5MB/秒、?縮時で10MB/秒。1.25GBのデ?タを?縮して1本のテ?プにバックアップできると公?されていた。?初は
MS-DOS
と
Windows 3.1
のドライバが付?し、1995年12月には19.95ドルで
Windows 95
用のドライバも提供された。
アメリカの有力パソコン?誌の以下の各賞を受賞している
[4]
。
- PC Magazine誌 - "Technical Innovation Awards(1995)" の "Best Peripheral" 部門
- Windows Magazine誌 - "Win 100 Hardware Outstanding Technologies"
- Mobile Office Magazine誌 - "Best of the Year" の "Peripherals"部門
- Computer Technology Review誌 - "Editor's Pick"
なお、1994年頃に創業されたDatasonix社は、1996年頃に消滅した模?である。
注???考文?
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編集
]
- ^
特に?音?再生における??域（ワイドレンジ）を必要としない
ハ?ドロック
、および
ポップス
（
J-POP
含む）、
歌?曲
?
演歌
などに最適
とされていた。
- ^
デジタルマイクロテ?プ??販?終了のご案?
[1]
- ^
日本?特許?
特開平7-170578
- ^
The Free Library
?連項目
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音??音フォ?マット
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| デジタル
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| ?連項目
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