ダリネゴルスク

座標 : 北緯44度32分東?135度31分 / 北緯44.533度東?135.517度 / 44.533; 135.517

ダリネゴルスク （ 露 : Дальнегорск （「遠くの山の町」、音?： Dal'negorsk ）、英 : Dalnegorsk 、中 : 達利涅戈爾斯克）は、ロシアの極東部、沿海地方のダリネゴルスク地? にある町。人口は3万3655人（2021年） ^[1]。

かつては テチュ?ヘ （露 : Те?тюхе 、音?： Tetyukhe ）といった。1860年の北京?約までは沿海地方は ? の領土? 外?洲であったため、多くの中?語由?の地名が?っており、テチュ?ヘも中?語 : 野猪河（ ?音 : y?zh?he ）を?じた名?である。テチュ?ヘはシベリア抑留や ?象通報などによって日本でもよく知られていた名?だった。

1972年、1960年代から深刻化した中ソ?立の影響により中?語??洲語由?の地名をロシア語地名へ改?する政策の一環として、現在の地名に?更された。

地理??候 [ 編集 ]

日本海から30kmほどシホテアリニ山脈山中に入った場所で、ルドナヤ川（「?石の川」、??テチュ?ヘ川）が流れている。最寄の港は、ルドナヤ川の河口にある日本海に面したルドナヤプリスタニで、35km離れている。

沿海地方の最大都市ウラジオストクなどからの路線が就航する空港がある。ウラジオストクからは道路で517km。ハバロフスクとウラジオストクを結ぶロシア連邦道路A370「ウスリ?」からミハイロフカ付近で分かれる地方道05N-100が通っている。最寄の?は198km離れたチュグエフカ（シベリア?道から東のシホテアリニ山中へ分かれる支線の終着?）。

冬期は大陸?陸からの乾いたモンス?ンが吹き付けて?寒となるが、降雪はそれほど多くない。逆に夏期は日本海からの風が山地に吹き付けて30度を超えることはほとんどないものの多雨多?となり日照時間も少なくなる。

?史 [ 編集 ]

集落の設立は 1899年。スイスからの移民であったユリウス?ブリンナ?（Julius Brynner）という人物がテチュ?ヘ川（現在のルドナヤ川）沿いのこの地に鉛と ?鉛の?山を設立した。息子のボリス?ブリンナ?が 1931年まで?山を所有?管理しており、ソビエト連邦の中でも最後に?有化された?山のひとつである。ウラジオストクで生まれたボリスの息子ユル?ブリンナ? は後にハルビンからパリへ渡り、第二次世界大?後アメリカで有名な映?俳優になった ^[2]。

1930年にテチュ?ヘは都市型集落（町）へと昇格し、 1972年にダリネゴルスクと改名された。 1989年に市制施行されている。

産業 [ 編集 ]

地元のほとんどの市民は採??冶金企業「JSC Dalpolimetal」（ダリポリメタル社）と化?企業「JSC Bor」（ボル社）の2社で?いている。 1897年に操業を開始した?山を前身とするダリポリメタルは、鉛などを採?し、冶金工場で精?している。ロシアで生産する鉛の58%を占め、生産量の3分の2を日本、韓?、中?へ輸出している。 1965年に設立されたプリモルスキ??業は、後に化?メ?カ?「ボル」へ改?し、精製されたホウ素などから精密機器の原料となるホウ酸 ^[3]や洗? などを製造している。その他にこの地方で見つかる特?ある水晶や ?石、方鉛? などの ?物を標本用として高い技術で採掘して商業化し、生産量の4分の3ほどをイギリス、イタリア、フランス、日本、オ?ストラリア、韓? 、中? など、アジアやヨ?ロッパ諸?に輸出、世界の多くの?物市場やミネラルショ?などで取引され?い層に珍重されている。ボル社はロシアで成功した40の企業のリストに?載された。