出典: フリ?百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジャンク
(
?
、
戎克
、
英
:
Junk
)は、
中?
における
船舶
の?式の1つ。古くから用いられてきた
木造帆船
だが、物資?貨客の輸送業務においては、
19世紀
以降
蒸?船
が普及したことにより?用船としては衰退し、?光用として一部で用いられている。
?特のスタイルは
??
や
??
の題材としても好まれている。
名?
[
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]
中?語
の「船(チュアン)」が?訛した
マライ語
の「j?ng」、更にそれが?訛した
スペイン語
?
ポルトガル語
の「junco」に由?するとされる。
しかし、大航海時代以前の
14世紀
の旅行家
イブン?バットゥ?タ
の『
大旅行記
』ではカリカット(
コ?リコ?ド
)に停泊中の中?船を「ザンク」とよぶ詳細な記述があり
[1]
、
15世紀
の
鄭和
の船?も「ザンク」と呼ばれている
[2]
。
日本語
では「戎克」と表記することもあるが、これは?て字に過ぎない。中?語では「大民船」、または?に「帆船」という。
特?
[
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]
船?中央を支える構造材である
?骨
(キ?ル)が無く、船?が多?の梁と呼ばれる
水密隔壁
で?切られていることによって
[3]
、喫水の?い海での航行に便利で耐波性に優れ、速度も同時代の
キャラック船
?
キャラベル船
?
ガレオン船
と比べ格段に優った。
また、?方向に多?の割り竹が?入された帆によって、風上への切り上り性に優れ、一枚の帆全?を帆柱頂部から吊り下げることによって、?風に?する安定性が同時代の?骨帆船と比べ高く突風が近づいた時も素早く帆を下ろすことを可能にしている。
帆桁を
クレ?ン
として使った
西洋
帆船は船倉を深くする事ができたため、船?構造物は上に伸びるように?達したが、ジャンクにはその機能がなかったため、船倉の深さに制限があり大型化とともに?に平べったくなっていった。
運用
[
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]
宋
代以降大きく?達し、河川や沿岸を航行する小型のものから、450?1300?トン程度で耐波性に優れた大型の外洋航行用のものまで多?な用途の船舶が造られた。
10
?18世紀に使われた大型ジャンク船は600?2000トンで、交易用に荷?用の起重機や柴舟と呼ばれた??で用いる小舟などが搭載された。?組員?は100?200人。
船の使用期間中の修理費もあらかじめ見?んだ上でこのように大型の船を建造し、商品をあらかじめ購入することは一人の財力では難しかった。そこでパ?トナ?シップ船主制がとられ、船員が船の株を持つことも多かった。
船長は共同出資者を代表し、航海と取引の一切を取り仕切った。船長は
11
?14世紀頃には「綱首」、
17
?18世紀には「出海」と呼ばれた。出海は出港時に艤?や記帳、
融資
の借り入れ、船員の雇い入れ、船倉空間の分配を管理し、寄港時には船荷の販?と集荷、諸?の納付、必要な契約を??した。
船員は職能に?じて財副(?計係)、?官(事務長)、香工(船神の奉祀役)、火長(航海長)、舵工(舵係長)、大?(帆索係長)、?班(物見役)、頭碇(碇係長)、押工(大工)、砲手、水手(水夫)などと呼ばれた。
明
代には、
鄭和
によって遠征航海が行われ、
セイロン
、
アラビア半島
、
アフリカ大陸
東岸などに到達した。ジャンクによる海洋交易網は宋代以降?展し、
?州
、
泉州
などを中核に、
東シナ海
、
南シナ海
、
インド洋
にまで張りめぐらされ、中?の
???展
に大いに貢?した。
その他
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]
- 日本
においても
唐船
という名で建造され
朱印船
貿易の盛んだった近世初期に活躍した
[5]
。その後も
三?丸
や、幕府の蝦夷直轄時代に
似?船
と同時期に建造された沖?船の船?にジャンクの構造が用いられた。
- 琉球王?
では冊法船、進貢船と呼ばれる中?への使者を運ぶためのジャンクを運用していた。14世紀に中?から?渡されて以?、造船技術を蓄積し、やがて自前での修理や
楷船
といったジャンクの建造が可能になった
。
- イギリス海軍
の造船技師長
サミュエル?ベンサム
(
英語版
)
は
1782年
に
シベリア
?由で中?に渡り造船技術を?んだ。
ヨ?ロッパ
に?り船?に隔壁を採用するように運動を行い、
1795年
に防水隔壁を持つ??艦6隻を設計した
[7]
。
脚注
[
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]
- ^
三杉隆敏、?原昭二 編著『海のシルク?ロ?ド事典』新潮選書、1988年。
ISBN 4106003414
、p.110.
- ^
家島彦一『海が創る文明:インド洋海域世界の?史』朝日新聞社、1993年。
ISBN
4022566019
。
p.248
- ^
山形欣哉は著書において、梁には漏水を導くためのアカ穴が開けられており「防水隔壁とはなり得るが、決して水密隔壁ではない」としている
- ^
ただし、唐船は和船、西洋船の技術を取り入れた折衷式であり、純?なジャンクではない
- ^
ロバ?ト?テンプル著、牛山輝代?『中?の科?と文明』河出書房新社、2008年、改訂新版。
ISBN 9784309224862
、p.322.
?考文?
[
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]
- 羽田正
『東インド?社とアジアの海』《興亡の世界史 15》講談社、2007年。
- 山形欣哉『?史の海を走る:中?造船技術の航跡』
農文協
〈?? 中?文化百華〉、2004年。
ISBN
4540030981
。
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ジャンク (船)
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