ジム?カスタム (GM CUSTOM) は、「 ガンダムシリ?ズ 」のうち 宇宙世紀 を舞台とする作品に登場する架空の兵器。有人操?式の人型機動兵器「 モビルス?ツ (MS)」のひとつ。初出は、1991年に??された OVA 『 機動?士ガンダム0083 STARDUST MEMORY 』。

作中の軍事勢力のひとつである 地球連邦軍 の量産機で、テレビアニメ『 機動?士ガンダム 』に登場する ジム の改良型のひとつ。「やられ役」としての描?が多いジム系としては珍しく、エ?ス?パイロット用の高性能機とされる。『0083』劇中では サウス?バニング 大尉率いる、ペガサス級?襲揚陸艦「 アルビオン 」のMS隊の主力機として活躍する。

メカニックデザイン は カトキハジメ 。

本記事では、ほかの外?作品に登場するバリエ?ション機、および後?機である ジム?クゥエル についても解?する。

設定解? [ 編集 ]

諸元

ジム?カスタム GM CUSTOM
型式番?	RGM-79N
所?	地球連邦軍 ティタ?ンズ / エゥ?ゴ
建造	地球連邦軍 ジャブロ? 工廠 [1]
全高	18.0 m [2]
頭頂高	18.0m [3]
本? 重量	42.0 t [2]
全備 重量	57.6t [2]
?甲 材質	チタン?セラミック複合材 [4]
出力	1,420 kW [2]
推力	30,000 kg ×2 [2] 1,870kg×4 [2] ?推力:67,480kg [5]
武?	頭部60mmバルカン砲×2 ビ?ム?サ?ベル ジム?ライフル ビ?ム?ライフル シ?ルド
搭?者	サウス?バニング アルファ?A?ベイト ベルナルド?モンシア

宇宙世紀0080年10月13日に施行された「連邦軍再建計?」の?動にともない、連邦軍首?陣は 一年?? において互換性の低いバリエ?ションが多?存在することとなったジム系の規格統一化を?るべく、生産性や部品調達においては平均値を指標としつつも高性能化を達成するという、本?であれば矛盾する目標を?げる ^[6] 。

本機の設計のベ?スとなっているのは ジム?スナイパ?カスタム （SC型）や ジム?コマンド （G型）であるが、これらは本格的な量産を前提としておらず、そのままの形での量産化は不可能であった ^[7] 。これには?後の??情勢が大きく影響しているといわれるが、?際には同時期に「 ガンダム開?計? 」が秘密裏に進行しているというう?況下にあり、手もちの資材や施設を流用しなければならないという事情もあったといわれる ^[7] 。

そこで注目されたのが ガンダムNT-1 である ^[7] 。同機はもともと「ガンダムの量産化」を目標として設計されており、原型機よりユニット化が進んでいた ^[7] 。さらに、開?を推進していたオ?ガスタ基地には、相??の未組立のユニットが生産されたままとなっていた ^[7] 。

ジム改 をベ?スに ^[8] 、フレ?ムを最大限に活かしつつ ^[9] ガンダムNT-1の構造を取り?むことで ^{[7] [注 1]} 、それまでの機?と比較してバランスに優れた ^[2] 扱いやすい機?となる ^[7] 。ただし、その分性能的に突出する部分はなく、「 特長がないのが特? 」と揶揄されることもある ^[7] 。

パワ?ド?ジム の??結果にもとづいて ^[10] 各部スラスタ?やジェネレ?タ?の?化がおこなわれた結果、推力は??のジムと比較してほぼ倍 ^[11] 、出力はガンダム?タイプ?みとなり ^[12] 、機動性や運動性が向上している ^[11] 。また、サブ?スラスタ?のトリムや四肢のアクチュエタ?のレスポンスやトルクなどが機?ごとに調整可能なように改?されている ^[12] 。 デラ?ズ紛? 以前の連邦製量産機としては最上位機種に位置づけられ、本格的な量産計?が策定されるものの、性能に比例して製造コストが高く ^[12] 、生産?は極端に少ない ^[1] 。おもにエ?ス?パイロットに優先して配備されるが ^[11] 、もともとエ?ス用に製造されたともいわれる ^[1] 。

デラ?ズ紛?終結後は、開?チ?ムを含むプロジェクト自?が ティタ?ンズ の管理下に置かれ、若干の設計?更ののちジム?クゥエルとして生産ラインが切り替えられている ^{[12] [注 2]} 。

機?構造 [ 編集 ]

頭部

基本的に、SC型とG型を統合した機能を?せもつ ^[14] 。狙?用や?人用のセンサ?に加え、高性能のコ?プロセッサ??フレ?ムが搭載されており、投入領域や任務を問わない柔軟性を付?している ^[14] 。ゴ?グルの形?が?存の機?とは上下逆に設置され、下方視界やサ?モグラフ、動態センサ?などの範?が?大している ^[14] 。後頭部左側に?備しているロッド?アンテナは試作機?みの送受信能力をもち、機?のモニタリングに最適化されている ^[14] 。指揮官機としての運用を想定して開?された通信ユニットが大型化したため、バルカン砲の???はジム改より減っている ^[13] 。

胴?

コックピット?ブロックは0080年代初期に供給された機?と基本的にほぼ同等であるが、??は新規に設計されている ^[14] 。モニタ?は??のジム系より解像度が高い ^[13] 。のちに順次 全天周?モニタ?およびリニアシ?ト にアップデ?トされている ^[13] 。

胸部構造は、大?末期に開?されオ?ガスタ系量産機に多く採用されている2層構造の複合インテ?ク / ダクトをもっており、メイン?ジェネレ?タ?の安定と稼??率を保?する ^[14] 。?質的にこの構造を設計段階から採用したのが本機であるといわれており、リニアシ?トが標準?備となるまでの間、「高性能機」の基本構造となる ^[14] 。

出力向上のため、それまでのジム系の多くが採用していたコア?ブロック方式（ コア?ファイタ? にはならない）を?止し、大型の タキム 社製1,400キロワット級ジェネレ?タ?を搭載している ^[9] 。また余?スペ?スを利用して腰部に サスペンション が追加され、重力下での「?り心地」も改善されている ^[9] 。

ランドセルはガンダムNT-1のものがほぼそのまま採用されているが ^[9] 、生産性を考慮してコストダウンが?られている ^[13] 。

腕部

ガンダムNT-1用に開?されたユニットが、ほぼそのまま採用されている ^[15] 。同機の腕部はガトリング砲を??しており、構造的に少ない容積ながら?時の標準的なマニピュレ?タ?とほぼ同等の機能を達成している ^[15] 。本機ではガトリング砲はオミットされ、その分の?量化に貢?しているが、本機の試?運用を通してMSの可動を?本的に改善できるのではないかという、 ム?バブル?フレ?ム の原型となる?想が生まれたともいわれる ^[15] 。??節も、NT-1でこころみられた マグネット?コ?ティング ??の?動系デバイスを採用している ^[9] 。

?備の互換性の確保および?大のため、オプション?ラッチ構造の審査用として前腕部甲のパネルは交換可能となっており、ラッチなどはのちの統一規格の原型となる ^[15] 。肩ア?マ?の姿勢制御ユニットは前後にスラスタ?を有し、オフセットしてマウントされており、少ない推力で軌道?更が可能となっている ^[13] 。

脚部

基本的にガンダムNT-1と同等のユニットであるが、宇宙用に特化した3基のサブ?スラスタ??ユニットはオミットされ、標準的な?甲がほどこされている ^[15] 。稼?における確?性が優先されたため、NT-1と同等の膝部ユニットの採用は見送られ、大容量のエネルギ?供給ケ?ブルが露出する設計となっている ^[15] 。これにより、足下のスラスタ?推力は格段に向上、また生産性やメンテナンス、?備の換?をおこなう場合にも利便性が高く、ム?バブル?フレ?ムが主流になるまで多くの機?にも採用されている ^[15] 。任務によっては、NT-1のように ^[16] 脚部に大型のプロペラントタンクを換?し、高機動??への??も可能だったようだとされる ^[15] 。

武? [ 編集 ]

頭部60ミリバルカン砲

連邦系MSの標準?備。

ジム?ライフル

型式番?： HWF?GR?MR82-90mm ^[15] / HWF GMG MG82-90mm ^[17]

ホリフィ?ルド?ファクトリ??ウェポンズ 社製 ^[18] 。バレルやセンサ?、ストック、マガジンなどを換?可能なジム?マシンガン（ ジム改 などが携行）のロング?バレル仕?で ^[12] 、初速が15パ?セント?加し貫通力が?化され、有?射程も6,200メ?トルと延長されている ^[18] 。??（徹甲榴?GU-κ ^[18] ）はケ?スレスで排莢機構はないが ^[15] 、ジャミング?策にコッキングおよびイジェクト機能は?されている ^[18] 。全長9.4メ?トル ^[18] 、???30? ^[15] 。

ビ?ム?サ?ベル

型式番?： XB?G-1019H ^[15]

ガンダムNT-1で開?されたセンタ?配置のベ?ス?ユニットの規格に??している。口?は?存のものと同じだが、エネルギ?CAPシステムでもマニピュレ?タ?を介してエネルギ?供給が可能なデュアル?サプライ?デバイスが採用されている ^[15] 。

シ?ルド

型式番?： RGM?M-Sh-ABT/S-0057 ^[15]

ジム?コマンド用に開?された曲面シ?ルドの更新型 ^[12] 。表面に耐ビ?ム?コ?ティングがほどこされたものもある ^[15] 。裏面にジム?ライフルのマガジンを2基?備可能 ^[15] 。

劇中での活躍 [ 編集 ]

OVA『0083』第3話で初登場。カラ?リングはほぼ全身を薄い??で塗られている。 ジオン公? ??軍「 デラ?ズ?フリ?ト 」に?奪された ガンダム試作2?機 の奪還任務を受けたアルビオンにジャブロ?から補充された ^[2] 3機が配備され、補充パイロットのアルファ?A?ベイト中尉とベルナルド?モンシア中尉が搭?する。モンシアは配?直後の本機を隊長のサウス?バニング大尉に無?でもち出し、 コウ?ウラキ 少尉操?の ガンダム試作1?機 と模擬?をおこなうも敗れる。

第4話では、 ノイエン?ビッタ? 少?率いる キンバライド基地 防衛隊と交?し、 ドム?トロ?ペン 4機を含むMS部隊を母艦アルビオンとの連携で全滅させるも、 ザクII F2型 の攻?でベイト機が脚部に被?し、行動不能となる。

第5話では、宇宙で シ?マ?ガラハウ 中佐率いる シ?マ艦隊 とアルビオンが交?し、MS隊と ゲルググM の部隊が激?を繰り?げる。??終盤には、 シ?マ?ガラハウ 中佐の ゲルググM に?倒されたガンダム試作1?機を救うべく、バニングが怪我を押して本機で初出?。1機?墜し、シ?マ機を撤退させる。

第8話では、シ?マ艦隊と遭遇した?艦 バ?ミンガム を援護すべく、バニング機が ガンダム試作1?機フルバ?ニアン 、 ジム?キャノンII を率いて出?。バニング機はふたたびシ?マ機と交?するが、敵機の110ミリ速射砲?が右腹部に命中する。機?に?調はないかに見えたが、?還の途中に突然爆?し、機?は失われバニングも?死する。?されたモンシア機とベイト機はその後もアルビオン所?機として活躍し、デラ?ズ紛?を?い?く。

『0083』以前に制作された、のちの時代を描いたテレビ版『機動?士Ζガンダム』に本機の設定はまだなかったが、『0083』以後に制作された劇場版『 機動?士ΖガンダムIII A New Translation -星の鼓動は愛- 』にはジム?キャノンIIとともにエゥ?ゴ側の?力として配備されている?子が?カット描かれている。??塗?の機?だけでなく、 ジムII と同?のエゥ?ゴ?カラ?で塗?された機?も登場する。武?は、ジムIIのものと同型のビ?ム?ライフルを携行している。

?誌?ウェブ企?『 A.O.Z Re-Boot 』では、ティタ?ンズ所?機が登場。同隊設立直後から後?機のジム?クゥエルが配備されるまでの約2か月という極めて短い期間にのみ運用されている。ジム?クゥエルと同じティタ?ンズ?カラ?の濃紺を基調とする ^[19] 。

書籍『マスタ?ア?カイブ モビルス?ツ RGM-79ジム Vol.2』では、連邦軍標準カラ?は??のジムと同?の赤と白を基調としている。また、0083年初頭に?襲揚陸艦「 グレイファントム 」に2機が配備されているが、デラ?ズ紛?における核攻?に?き?まれ失われている。カラ?リングは濃淡の紫を基調とする。

バリエ?ション [ 編集 ]

ジム?カスタム高機動型 [ 編集 ]

GM Fullburnern ^[20]

ムック『ガンダムウェポンズ マスタ?グレ?ドモデル“ガンダムGP02A”編』?載の八須誠による模型作例が初出で（型式番?： RGM-79N-Fb ^[20] ）、のちにゲ?ム『 SDガンダム GGENERATION-ZERO 』にも登場。その後、八須はふたたび SD 版とともに新規に作例を製作し、?誌『 ホビ?ジャパン 』に?載された（細部が初出版と異なる） ^[21] 。

ジム?カスタムに ガンダム試作1?機 フルバ?ニアン の?備を追加した機?。フルバ?ニアンのユニバ?サル?ブ?スト?ポッド (UBP) や脚部プロペラント?ユニットの有?性が認められ、ジム系へのフィ?ドバックが?討される ^[20] 。しかし、UBPによる極端な機動性?旋回性の向上は機?にかなりのポテンシャルを必要とし、ジム?カスタムがベ?ス機として選?される ^[20] 。?機が試作されて試?運用がおこなわれ、熟練パイロットからの評?はおおむね好評であったが、コスト面で折り合いがつかず ^[20] 、開?は中?される ^[22] 。

武?は、初出版およびゲ?ム版は?用の ^{[注 3]} 、再製作版はジム?ライフルを携行する。また、ランドセル本?は初出版はフルバ?ニアンのもの、再製作版は原型機のものとなっている（ゲ?ム版は不明）。

ジム?カスタム《シルバ??ヘイズ》 [ 編集 ]

小?『 機動?士ガンダム ブレイジングシャドウ 』に登場するジム?カスタムのカスタマイズ機（型式番?：RGM-79N）。

不法購入によって宇宙海賊「シュテンドウジ」に渡った機?で、シュテンドウジのパイロットであるウイングス?ハウザ?の?用機となっている。全身が銀色に彩られており、頭部に角をイメ?ジした2本のデコレ?ションが追加されているが、機?への大幅な改造は行われていない。また、携行するシ?ルドの形?は通常のジム?カスタムのものと異なる。

左腕を損傷した後、後述のシルバ??ヘイズ改として改造される。

ジム?カスタム《シルバ??ヘイズ改》 [ 編集 ]

小?『機動?士ガンダム ブレイジングシャドウ』に登場するジム?カスタムのカスタマイズ機（型式番?：RGM-79N）。

宇宙海賊「ファラク」の 高機動型ゲルググ に?抗するため、シルバ??ヘイズにさらなる改造を施した機?。先端部の3か所からビ?ム刃を?生させる新型兵?「ビ?ム?ミツマタ」を携行しており、これによって高機動型ゲルググのビ?ム?ナギナタに?抗できるだけでなく、通常のビ?ム?サ?ベルよりエネルギ?消費が抑えられており、??能力も向上している。また、左腕には アレックス と同型のガトリング砲を?備しており、?合的な火力の向上も?られている。

ファラクとの?いの後、マリア?シ?ルド社を立ち上げて以降もウイングスは本機を愛用しており、ヘルズゲ?ト攻略?でも本機でカインの援護に回っている。

アトミック?ヘビ??ア?マ??ジム?カスタム [ 編集 ]

漫?『0083 REBELLION』に登場。映像版には登場しない（型式番?：RGM-79N AHA）。

ジム?カスタムをベ?スにアトミック?バズ?カの運用を可能とした機?。本機の機??明により、 ザクI の使っていた核が原子爆?だったという設定になった。

アトミック?バズ?カ自?に ミノフスキ?粒子 を使った高?フィ?ルドによって純核融合?を?射するという意欲的な設計であったが、アトミック?バズ?カの設計の不備により、1??射しただけで二度と使えなくなるという欠点が存在する。なお、後?機に?たるガンダム試作2?機では、純核融合?からMk82レ?ザ?核融合?に?更されている。

ジム?カスタム（サンダ?ボルト版） [ 編集 ]

漫?『 機動?士ガンダム サンダ?ボルト 』に登場するジム?カスタムは、本?のデザインは同作品の登場MSに比べてほとんどアレンジされていないが、?節部はシ?リングが施されており、バックパックは4基のスラスタ?付きア?ムが伸びたものとなっている。また、シ?ルド裏にワイヤ?付きシザ?ス?アンカ?を?備した機?もある。

0080年に、サイド6に逃げ?もうとする南洋同盟の船?を?破するため、ペガサス級「タイコンデロガ」を旗艦とする艦隊から12機が出?するも、失敗に終わる。判明しているパイロットはボルコフ大尉、バ?バラ中尉、トミ?。

ジム?クゥエル [ 編集 ]

『0083』に登場するジム?カスタムのバリエ?ション機。 メカニックデザイン は カトキハジメ 。OVA本編の原?が描かれてから設定?が描き起こされたという特殊な?緯を持つため、劇中と設定?で形?に一部相違が見られ、カラ?リングも?とダ?ク?グレ?に近い。

後年の企?『 A.O.Z Re-Boot 』では、『0083』に登場した機?は ジム?クゥエル（前期生産タイプ） であると設定された。

プラモデル「1/100 マスタ?グレ?ド ジム?クゥエル」の製作に伴って新たに設定?が描き起こされ、?初の設定?とは全?的に印象が異なる直線的なデザインへと?更。特にランドセルに?しては各部のバランスがリデザインされている ^{[注 4]} 。カラ?リングに?しても、ティタ?ンズ?カラ?のガンダムMk-IIを意識した濃紺へ?更されており、その後の作品に登場する場合にも踏襲されている。

設定解?（ジム?クゥエル） [ 編集 ]

諸元

ジム?クゥエル GM QUEL
型式番?	RGM-79Q ARZ-79GQ（レジオン）
所?	ティタ?ンズ レジオン
建造	ルナツ?
生産形態	量産機
頭頂高	18.0 m
本? 重量	39.8 t
全備 重量	56.3 t
?甲 材質	チタン合金セラミック複合材
出力	1,420 kW
推力	27,000 kg×2（背部） 1,870 kg×4（足部裏側） （?推力）61,480 kg
武?	頭部60mmバルカン砲×2 ビ?ム?サ?ベル ジム?ライフル ビ?ム?ライフル シ?ルド
搭?者	劇中での活躍 を?照

ジオン公? 軍??の掃討や スペ?スコロニ? ?での治安維持任務用に配備された、ティタ?ンズ初期の主力機 ^[23] 。機?名?の「 Quel 」には「??する（quell）」という意味と共に「地球の法と?限を行使する（ Q ualified to U se E arthly L aw または QU alified to E nforce the (Earth) L aw）」という意味が?められている ^[24] 。

基本構造は ガンダムNT-1 に連なる オ?ガスタ 系の機?で ^[24] 、 デラ?ズ紛? 期にエ?スパイロット向けに配備されたジム?カスタムをベ?スとしている ^[23] 。ただし、 ジャミトフ?ハイマン は自身の政治生命を危うくさせる ガンダム開?計? の反映や、ア?スノイドとしてのプライドゆえにジオン公?系の技術導入を良しとしなかったため、開?は? ジオニック 社の技術者が多く在籍する アナハイム?エレクトロニクス など民間企業の協力を介さず、ア?スノイドで構成された ルナツ? 工廠?で?自におこなわれた ^{[24] [注 5]} 。その結果、ジム?カスタムの基礎設計を踏襲しながらも、コロニ??での??に則したセンサ?の?化、?人制?用の脚部センサ?設置などがおこなわれている ^[24] 。比較的加重の負?が少ない腕部構造に限定し、後の ム?バブルフレ?ム の前身的機構が試?的に採用されている ^{[24] [注 6]} 。

運用は 宇宙世紀 0083年12月に開始された ^{[23] [注 7]} 。コクピットは宇宙世紀0084年時点では??型 ^[25] だが、宇宙世紀0085年時点で リニアシ?ト 式に換?された機?が存在する ^{[注 8]} 。

ジム のバリエ?ション機のほとんどが白系統の塗?であるのに?し、本機はティタ?ンズ?カラ?である濃紺の塗?が施されているが、ティタ?ンズ以外に配備された機?はこの限りではない。

同じく連邦系の技術だけで作られた ジムII 同?、 グリプス?役 時にはすでに?式化し、第一線を退いている。

武???備（ジム?クゥエル） [ 編集 ]

頭部60mmバルカン砲

頭部に2門??される近接?用機?砲。 初代ガンダム より受け?がれてきた連邦系MSの?統的な武?。

ビ?ム?サ?ベル

型式番?：XB-G-1065H

ガンダムNT-1以降の機?に採用されたセンタ?配置型エネルギ?サプライユニットに??した、ビ?ム?サ?ベル。グリップ??のエネルギ?CAPシステムと、マニピュレ?タ?プラグ?方からのドライブが可能なデュアルサプライデバイス方式を採用している。ジム?カスタムに採用されたXB-G-1019H型のマイナ?チェンジモデルで、基本性能はほぼ同等である。

ジム?ライフル

型式番?：HFW-GR?MR82-90mm

90 mm口?の???ライフル。ジム?カスタムに採用されたものと同一武?で、?砲時の排莢機構を省略したケ?スレスタイプの?丸を使用し、連??射する。ジム?クゥエルは任務の性質上、市街地での運用場面が多いことから、こうした機構は周?の建造物や民間人に余計な被害を?えることなく、任務遂行の円滑化に貢?している。

ビ?ム?ライフル

型式番?：BOWA?BR-S-85-C2

ジムII など、別系列の機種にも?く使用されるビ?ム?ライフル。ビ?ムスプレ?ガンの生産ラインを流用して作られた廉?モデルだが、出力や稼?時間面での改良が加えられており、充分に?用的な性能を持つ。

型式番?：XBR-M84a

コンペイトウ方面軍所?機?では、ガンダムTR-1［ヘイズル］と同型のビ?ム?ライフルを?備した機?が存在したとの?もある ^[27] 。『Re-Boot』にて、火星に持ち?まれた機?はア?リ??ヘイズルも含め、2連結Eパック方式ショ?トバレルタイプを使用している。このため、腰部にEパックを2個マウントできるホルダ?が追加されている。

シ?ルド

型式番?：RGM?M-Sh-ABT/S-0019S

別系列機にも?く普及された防御武?。着?時の?率的な運動エネルギ?の減免??散を目的とした曲面主?のフォルムを持つ。表面には特殊コ?ティング?理が施され、ビ?ム兵器に?してもある程度の耐久性を持つ。裏面にはマシンガンの予備マガジンを計2基マウント可能。

チョバム?ア?マ?

?誌?ウェブ企?『 A.O.Z Re-Boot 』で設定された。

ガンダムTR-1 による??デ?タを反映したもので、 ザクII や ドム など???を主兵?とするジオン??のMSに?しては有用な?備である ^[19] 。

劇中での活躍（ジム?クゥエル） [ 編集 ]

OVA『機動?士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』および劇場版『 機動?士ガンダム0083 ジオンの?光 』のエピロ?グでは、結成直後のティタ?ンズの?力として、 アレキサンドリア級 巡洋艦「 アル?ギザ 」に搬入される2機が登場する（ 前期生産タイプ も?照）。

劇場版『 機動?士Ζガンダム A New Translation -星を?ぐ者- 』では、 グリプズ から出港直前のアレキサンドリアの周?で1機が登場する。

劇場アニメ『 機動?士ガンダムNT 』では、宇宙世紀0087年にオ?ガスタ?究所に配備中の1機が登場する。

マスタ?グレ?ド の本機のプラモデルの?明書に?載されたエピソ?ドでは、エア?ズ市におけるMSを持ち出した過激な??組合の??行動を瞬時に??している。漫?『 GUNDAM LEGACY 』でもこのエピソ?ドが取り上げられており、パイロットの中には フォルド?ロムフェロ? 大尉もいる。 ザクII F2型 のザクマシンガンの直?をシ?ルドで防ぎきっている。

漫?『 機動?士ガンダム0083 REBELLION 』では、ティタ?ンズに??となったあとの元ペガサス級?襲揚陸艦「 アルビオン 」のクル?の活躍も描かれており、 アルファ?A?ベイト 大尉、 ベルナルド?モンシア 大尉、 チャップ?アデル 中尉が搭?する。その後、モンシア機は味方である デボス?ロア 大尉機による誤射を受けて損傷した頭部をジム?カスタムのものに（再塗?せず）交換している。また、上記のフォルド機も登場する。そのほかのパイロットは トクシマ 。

漫?『 機動?士ガンダム ウェアヴォルフ 』では、0085年に隊長機の ペイルライダ?D II とともに2機が登場。1機のパイロットは ラセッド?グレンドン 少尉（?時） ^{[注 9]} 。もう1機は ジム?スナイパ? のロングレンジ?ビ?ム?ライフルを携行する。

?誌企?『 ADVANCE OF Ζ ティタ?ンズの旗のもとに 』では、後述の ガンダムTR-1［ヘイズル］ のベ?スとなっているほか、のちに 2?機 となる予備機も配備されている。また、コンペイトウ方面軍の一般部隊用の機?として、通常のジムと同?の赤と白のカラ?リングが施された機?が登場している ^[27] 。

?誌企?『 ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者 』では、反ティタ?ンズ組織「ケラウノス」追?部隊の ヒュ?イット?ライネス 大尉と ソウイチ?オビノ 少尉が搭?し、オビノ機大破後は ア?ネスト?マクガイア 少尉機が補充される。

『A.O.Z Re-Boot』では、 グリプス?役 の敗?を受けて火星に渡り、ジオン??組織「レジオン」に合流したティタ?ンズ??（ トリスタン 派）がレジオン建???において運用している ^[19] 。カラ?リングはトリスタン率いるティタ?ンズ?の秘密特殊部隊「 ブラックヘア?ズ 」の部隊カラ?である漆?を基調に、一部が白などで塗り分けられているが ^[28] 、レジオン所?であることを示すためにシ?ルドの一部が赤く塗られ、同軍のエンブレムが大きく描かれている ^[19] （本?のカラ?リングは?1色に近い）。その後を描いた漫?『 A.O.Z Re-Boot ガンダム?インレ-くろうさぎのみた夢- 』ではレジオンに奪われているが（型式番?： ARZ-79GQ ^[29] ）、「 うさぎ狩り 」の刑に?される ドナルド のためにトリスタンが1機を調達する。 アリス親衛隊 および アリシア?ザビ と交?の末に敗れるが、機?はティタ?ンズ??に回?され、 ア?リ??ヘイズル に改修される。

『 ガンダムエ?ス 』2003年7月??載の短編漫?「OVER THE MIND」（『くろうさぎのみた夢』の前日譚に?たり、のちに同作?行本第1?に再?）の冒頭では、?走した「???」の?索の任に就いている。

漫?『 機動?士ガンダム MSV-R ジョニ??ライデンの?還 』では、宇宙世紀0090年には民間軍事?社「テミス」に?い下げられており、同社所?機としてコンペイトウ駐留部隊の機?に類似したカラ?リング（肩部が赤）の機?が登場する ^[30] （「テミス」のエンブレム?マ?キングを外した機?も存在する ^[31] ）。

「GAデ?タ」と呼ばれる?想空間を舞台とする漫?『 ガンダムEXA 』では、?走した ゼロ?ムラサメ 追跡のために ジェリド?メサ 、 カクリコン?カク?ラ? 、 エマ?シ?ン の3人が本機に搭?している。

ジム?クゥエル（前期生産タイプ） [ 編集 ]

『0083』のエピロ?グに登場した機?に、『A.O.Z Re-Boot』で設定を付?したものである（型式番?： RGM-79Q ）。同企?のカラ??稿では、劇中と異なり濃紺となっている。

ティタ?ンズが初期に配備した機?で、おもに「アル?ギザ」などに配備される。腕部は ジム改 、脚部は ジム?カスタム と同型であるほか、頭部や脚部スラスタ?の配置など細部も異なる ^[19] 。

脚注 [ 編集 ]

注? [ 編集 ]

出典 [ 編集 ]

?考文? [ 編集 ]

• 書籍
  • 『ケイブンシャの大百科別冊 機動?士ガンダム0083 STARDUST MEMORY 略奪編』勁文社、1991年12月16日。  
  • 『ENTERTAINMENT BIBLE .42 機動?士ガンダム MS大?鑑【PART.6 デラ?ズ紛?編〈上〉】』バンダイ、1992年2月29日。 ISBN   4-89189-215-3 。  
  • 『機動?士ガンダム0083大百科』勁文社、1992年11月19日。  
  • 『ラポ?トデラックス 機動?士ガンダム0083 スタ?ダストメモリ?』ラポ?ト、1993年1月15日。  
  • 『デ?タコレクション3 機動?士ガンダム 一年??外?』メディアワ?クス、1997年4月15日。 ISBN   4-07-305840-1 。  
  • 『SDガンダム GGENERATION-0 新聞』勁文社、1999年10月29日。  
  • 『マスタ?ア?カイブ モビルス?ツ RGM-79ジム』ソフトバンク クリエイティブ、2010年9月24日。 ISBN   978-4-7973-5904-6 。  
  • 『機動?士ガンダムMS大全集2013』アスキ??メディアワ?クス、2012年12月25日。 ISBN   978-4-04-891215-0 。  
  • 『マスタ?ア?カイブ モビルス?ツ RGM-79ジム Vol.2』SBクリエイティブ、2015年4月10日。 ISBN   978-4-7973-7123-9 。  

• ムック
  • 『ニュ?タイプ100%コレクション20 機動?士ガンダム0083「作?計?書」』角川書店、1993年11月10日。 ISBN   4-04-852268-X 。  
  • 『ホビ?ジャパンMOOK 機動?士ガンダム / ガンダムウェポンズ マスタ?グレ?ドモデル“ガンダムGP02A”編』ホビ?ジャパン、1998年10月1日。 ISBN   4-89425-184-1 。  

• ?誌
  • 『ホビ?ジャパン』2000年7月?、ホビ?ジャパン。  

• プラモデル付??明書
  • 『 MG 1/100 RGM-79Q ジム?カスタム』バンダイ、1999年12月。  
  • 『HGUC 1/144 RGM-79N ジム?カスタム』バンダイ、2011年1月。  

• ウェブサイト
  • “ A.O.Z Re-Boot Vol.54 ”. 電?ホビ?ウェブ . KADOKAWA. 2022年9月16日 ??。

?連項目 [ 編集 ]

• 宇宙世紀の登場機動兵器一?
• ジム
• ジム?キャノンII - ジム?カスタムと生産ラインの多くを共用する中距離支援用MS。