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コレッジョ

出典: フリ?百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
曖昧さ回避 この項目では、?家について?明しています。地名については「 コッレッジョ 」をご?ください。
コレッジョ
『自?像』
本名 Antonio Allegri
誕生日 1489年 頃
出生地 コッレッジョ
死?年 1534年 3月5日
死?地 コッレッジョ
?籍 イタリアの旗 イタリア
運動?動向 盛期ルネサンス 、パルマ派
芸術分野 油彩??フレスコ?
（宗???神話?）
?育 ロレンツォ?アッレグリ
フランチェスコ?ビアンキ?フェッラ?リ
代表作 パルマ大聖堂 天井?
『レダと白鳥』、『 ダナエ 』
『 ユピテルとイオ 』
『 ガニュメデスの略奪 』
『聖ヒエロニムスの聖母』
『羊飼いの??』
影響を受けた
芸術家 		アンドレア?マンテ?ニャ 、 レオナルド?ダ?ヴィンチ 、 ラファエロ?サンツィオ 、 ロレンツォ?コスタ 、 ジョルジョ?ネ
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コレッジョの記念碑。パルマ。

アントニオ?アッレグリ?ダ?コレッジョ （ 伊 : Antonio Allegri da Correggio , 1489年 頃? 1534年 ）は、 イタリア 、 盛期ルネサンス を代表する ?家 。主に宗??を描いたが、晩年の神話?によって特に有名である。長命ではなかったが パルマ の芸術文化において革新的かつ中心的な役割を果たし、後世に多大な影響を?えた。

コレッジョは?時の芸術の潮流から離れたパルマの地において、15世紀の 人文主義 と レオナルド?ダ?ヴィンチ 、 ラファエロ?サンツィオ 、 ミケランジェロ?ブオナロ?ティ などの芸術に??され、それ以外にも??な影響を受けながら16世紀を代表する?家へと成長していった。中でもダ?ヴィンチに由?する自然描?と スフマ?ト に熟達し、崇高とも評される光の明暗、人物を柔らかく表情豊かに描いた??は親しみ深い詩的情?にあふれているだけでなく、 パルマ大聖堂 天井? に見られる流動的かつイリュ?ジョニスティックな空間表現によって、約100年後の バロック の先?的存在と見なされている。こうしたコレッジョの芸術性の評?は17世紀以降次第に進められ、18世紀に最高潮に達し、とりわけ アントン?ラファエル?メングス はコレッジョをラファエロ、 ティツィア?ノ と比較し、ラファエロに次ぐ第2の位置にコレッジョを置くほどであった [1] 。

ジョルジョ?ヴァザ?リ はコレッジョが ロ?マ を訪れていたら、もっと偉大な芸術家になったことは疑いないと考えたが、1518年頃から1520年頃を?期とし、それ以前と以降のコレッジョに大きな?化が見られるため、現在ではそれ以前にロ?マを訪れて?時の最新の芸術を吸?したことが定?と化している。しかし具?的な史料を欠いているため、それがどのようにして行われたのかは今もって謎に包まれており、?際にロ?マを訪れたのかどうかも含めてヴァザ?リ以?論?が?いている。

生涯 [ 編集 ]

コレッジョは北イタリアの モデナ の近くの コレッジョ で生まれ、同地で?した。本名はアントニオ?アッレグリで、布地職人の父ペレグリ?ノ?デ?アレグリスと母ベルナルディ?ナ?オルマ?ニとの間に生まれた [2] 。コレッジョの生年ははっきりしない。40?頃（?年1534年）に死去したというヴァザ?リの記述から1494年頃と考えられていたが、現在では1489年頃と見なすことが通?となっている。これは1514年8月30日の日付を持つ『聖フランチェスコの祭壇?』の委託書が根?となっている。?時、25?未?の若者が仕事を引き受ける際には父親の承諾ないし判事の認可が必要だったが、この文書にはそれが見られないため、このときには25?を越えていたと推測されている [2] 。活動時期は大きく初期（1500年代初頭-1518年）、 芸術が成熟を迎える中期（1518年-1530年）、 晩年から死までの後期（1530年-1534年）の3つに分けられる。しかし同時代の他の偉大な芸術家たちに比べてコレッジョの生涯について?されている史料が少なく、特に修業時代から初期の??について不明な点が多い。よってコレッジョの芸術の?展は彼の??言語から再構成しなければならないという困難さがあり、そこから窺えるコレッジョが受けた諸影響は複?でしばしば錯綜している。修業時代は伯父 ロレンツォ?アッレグリ やアントニオ?バルトロッティ（Antonio Bartolotti）のもとで?んだ後、1503年頃に モデナ の?家 フランチェスコ?ビアンキ?フェッラ?リ に師事したとされるが [3] 、 アンドレア?マンテ?ニャ や ロレンツォ?コスタ の影響が?著であり、さらに フランチェスコ?フランチャ 、ラファエロ?サンツィオ、レオナルド?ダ?ヴィンチ、ミケランジェロ?ブオナロ?ティ、 ジョルジョ?ネ 、 ロレンツォ?ロット 、 ドッソ?ドッシ らの影響も指摘されている [2] 。

初期 [ 編集 ]

『 キリストの降誕に立ち?う聖エリサベトと聖ヨハネ 』。 ミラノ の ブレラ??館 所?。

コレッジョは 1506年 頃 マントヴァ に移り、同地に重要な作品を?す?家マンテ?ニャの?格な?風の影響を受けた。マンテ?ニャはこの年に死去しており、ロレンツォ?コスタが宮廷?家の地位にあった。言い?えによるとコレッジョは サンタンドレア大聖堂 （ 英語版 ） のマンテ?ニャ埋葬??堂の?飾を完成させたとされ [3] 、近年の?究は??堂天井のペンナッキに20?に?たないコレッジョの筆を認めている [2] [4] 。

マンテ?ニャ『 勝利の聖母 』。
コレッジョ『 聖フランチェスコの聖母 』。

コレッジョの最初期の重要な作品はその5年後に描かれた。 ミラノ 、 ブレラ美術館 の『 キリストの降誕に立ち?う聖エリサベトと聖ヨハネ 』（ Nativita con i santi Elisabetta e Giovannino , 1513年-1514年頃）や ドレスデン 、 アルテ?マイスタ???館 の『 聖フランチェスコの聖母 』（ Madonna di San Francesco , 1514年-1515年頃）といった作品はいずれもマンテ?ニャの影響が見て取れ、特に後者は ル?ブル美術館 の『 勝利の聖母 』を正確に模倣している。しかしこの作品は同時にダ?ヴィンチやラファエロ、ロレンツォ?コスタの影響も見て取れる [5] 。マンテ?ニャの影響はこれ以降もしばしば見出されるが、それ以上にダ?ヴィンチに?して深い?心を抱いていたことはコレッジョの??から明らかであり、線によって形態を把握するマンテ?ニャの?格な芸術から急速に?却し、スフマ?トによって輪郭をぼかす柔らかな??表現と甘美な色彩を手に入れていく [3] 。

1516年以降のコレッジョは小品ながらもレオナルド的なうつむくように頭部を傾けながら微笑を浮かべた 聖母子 像を多く描くようになる [6] 。1516年頃の作品とされる マドリ?ド の プラド美術館 の『 聖母子と幼?聖ヨハネ 』（ Madonna col Bambino e san Giovannino ）や、1514年から1517年頃のものとされる ミラノ 、 スフォルツァ城美術館 の『聖母子と幼?聖ヨハネ』はいずれもダ?ヴィンチの影響を示しており、前者の洞窟のような暗い空間の中に座る聖母の姿はレオナルド?ダ?ヴィンチの『 岩窟の聖母 』を [5] 、後者の聖ヨハネのポ?ズは『 ?車の聖母 』を思い出させる [7] 。1517年から1520年頃の ウフィツィ美術館 の『 聖フランチェスコのいるエジプトへの逃避途上の休息 』（ Riposo in Egitto con san Francesco ）や、モデナの エステ美術館 （ 英語版 ） の『 カンポリの聖母 』（ Madonna Campori ）ではレオナルドの?式が洗練されているだけでなく色彩が甘美さを?してくる。この頃の重要な作品として ブレラ??館 の『 東方の三博士の?? 』や ?立カポディモンテ美術館 の『 聖カタリナの神秘の結婚 』があり、 プラド美術館 の『 ノリ?メ?タンゲレ 』（ Noli me tangere ）や エルミタ?ジュ美術館 の『 貴婦人の肖像 』になるとコレッジョの芸術が成熟期を迎える一?手前に位置付けられている。

成熟期 [ 編集 ]

サン?パオロ女子修道院?飾壁?
サン?パオロ修道院天井壁?。

1519年 頃には パルマ に移り、同地の ベネディクト? サン?パウロ修道院 （ 英語版 ） の天井?を手掛けた。この仕事はベルゴンツィ家出身の修道院長 ジョヴァンナ?ダ?ピアツェンツァ （ イタリア語版 ） の委託による。?養豊かな修道院長は1514年に大食堂と第一室の?飾を アレッサンドロ?アラルディ （ 英語版 ） に依?した後、1519年に彼女の私的な居間（カメラ）の?飾をコレッジョに委託した。この仕事におけるコレッジョの壁面?飾は?創的である。天井を大きなド?ム?の蔓棚に見立て、それを支える添え木によって16の??に分割し、その1つ1つに天井から垂れ下がる薔薇色のリボンと植物の房飾り、祝祭的な?れる2人1組のプット?と、古代の 貨幣 に由?する古典的人物像を古代の彫刻に見立てた トリックア?ト 的な グリザイユ の メダイヨン を描いた。この部屋に描かれた膨大な?像の象?的?寓意的意味はいまだ十分に解明されていないが、一般的に人間の??な活動を表していると考えられている。修道院長ジョヴァンナ?ダ?ピアツェンツァの周?は本人をはじめ?養豊かな人物が多く、コレッジョは彼らから制作に?して助言を得ることができたと考えられているが、ルネサンス期の高度に人文主義的な構想とそれを??表現として?現するコレッジョの芸術性はこれまでの彼の作品には明らかに見られないものである [8] [9] 。

コレッジョはサン?パオロ女子修道院の?飾事業の委託を受けたのと同じ年に、?時16?だったジロ?ラマ?メルリ?ニ（1503年-1545年）と結婚している。2人の間には息子 ポンポニオ?アッレグリ 、長女フランチェスカ?レティツィア、次女テリ?ナ?ルクレツィア、三女アンナ?ジェリアが生まれた。

サン?ジョヴァンニ?エヴァンジェリスタ聖堂
サン?ジョヴァンニ?エヴァンジェリスタ聖堂天井?。

サン?パオロ女子修道院の仕事を終えたコレッジョは修道院長から新たな天井?の斡旋を得ることが出?た。それが1520年から1524年にかけて制作された サン?ジョヴァンニ?エヴァンジェリスタ聖堂 （ 英語版 ） の天井?である。コレッジョはここでは天を見上げる 十二使徒 、 四?父 、 熾天使 と、天から現れるキリストの姿を描いている [8] [10] 。天井?における?果的な短縮法（ 遠近法 の技法の一種）の使用や、天井に開いた穴から本物の空を見上げているような 錯視 ?果をねらった表現はマンテ?ニャによる影響が大きいが、コレッジョはサン?パオロ女子修道院で見せた16?分の表現を放棄し、そのうえで解放された自由で均質かつ躍動的な天上の登場人物を描いている。これらの人物像はいずれもミケランジェロやラファエロのような力?い記念碑的性質を備えており、コレッジョがロ?マで?者の芸術を?際にその目で見て吸?したことを思わせる。とりわけ自らの輝きで地上を照らすキリストはラファエロ最晩年の『 ?容 』と類似しているため、ロ?マ旅行の??としてメングス以?論じられている [11] 。またこの?飾事業では、コレッジョとともにパルマ派の?璧をなすもう1人の?家 パルミジャニ?ノ がデビュ?しており、パルマの芸術は最も成熟した時代を迎えることとなる [12] 。

コレッジョはこうした?飾事業を進めるかたわらで多くの注文も請け負った。1523年頃にサン?ミケ?レ門のマリア?ヴェルジネ祈?所に『 階段の聖母 』（ Madonna della Scala ）を制作。同じころ、フランチェスコ修道?の依?でリュネットの壁?『 受胎告知 』（ Annunciazione ）を制作した。また1524年から1525年にかけてサン?ジョヴァンニ?エヴァンジェリスタ聖堂のデル?ボ?ノ家??堂の祭壇?『 キリストの哀悼 』（ Compianto sul Cristo morto ）と『 四聖人の殉? 』（ Martirio di quattro santi ）を制作した。特に『キリストの哀悼』と『四聖人殉?』はコレッジョの創意にあふれた作品として注目される [8] 。これらはいずれも パルマ?立美術館 に所?されている。モデナでは 聖セバスティアヌス 同信?の注文で『 聖セバスティアヌスの聖母 』（ Madonna di San Sebastiano ）や『 聖カタリナの神秘の結婚と聖セバスティアヌス 』（ Matrimonio mistico di santa Caterina d'Alessandria alla presenza di san Sebastiano ）を制作した。

1520年代前半の諸作品でコレッジョは宗?的主題における登場人物の宗?的??、特に個人的な?的 法? を??として表現し、それをいかに鑑賞者の宗?的感情と結びつけるかに意識を傾けている。?長のキャンバスに描かれた『キリストの哀悼』では、息絶えたキリストに?け寄る家族の悲しみを描くことに焦点を?てており、その直前までキリストが吊るされていた 十字架 はもはや根元しか描いていない。『四聖人殉?』では?初は?面中央に描かれていた 天使 を?面の端に移し、 殉? の瞬間に本人のみが見ることのできた存在として描いている。『聖セバスティアヌスの聖母』では天を見上げる聖セバスティアヌスと 聖ロクス の幻視として、不定形の雲とともに聖母子を描き、『聖カタリナの神秘の結婚と聖セバスティアヌス』では 聖カタリナ の法?の瞬間を4人の登場人物の視線がカタリナの手に集中する形で描いている [13] 。

晩年 [ 編集 ]

パルマ大聖堂丸天井?
パルマ大聖堂丸天井?『聖母被昇天』。

1520年代前半に受注した注文のいくつかは1530年頃に完成した。それらの作品はコレッジョの?業の中でも特に重要である。その代表的なものとして1522年に注文を受け、1526年以降に制作が進められ、1530年頃に完成したパルマ大聖堂天井?『聖母被昇天』が?げられる。コレッジョは大きなク?ポラに天井?を描いた最初の芸術家であり、短縮法で可能な天井?の表現の極致まで一足飛びに進んだだけでなく、年配のより偉大な芸術家に先んずることさえした。たとえばこの時点でミケランジェロの『 最後の審判 』の制作は開始されていない [14] 。この天井?においても幾何?的な?分表現は一切見られず、丸天井全?を1つの?面として捉えており、渦を?きながら上昇する雲を描き、その合間に見え?れする無?の天使や人物たちを極端な短縮法を用いて描いている。この イリュ?ジョニスティック （ 英語版 ） な表現によってコレッジョはそれまでの遠近法と空間表現を刷新し、天上的な高さへといたる聖母マリアのヴィジョンに現?的??感を?えている。

パルマ大聖堂丸天井?と同じ年に注文を受けた『 羊飼いの?? 』（別名『ラ?ノッテ』）は1528年に、1523年に注文を受けた『 聖ヒエロニムスの聖母 』（別名『イル?ジョルノ』）は1529年頃に完成した。『羊飼いの??』は レッジョ?エミリア のサン?プロスペロ聖堂のアルベルト?プラトネ?リ家??堂のために制作された作品で、西洋??における最初期の夜景?とされる。パルマのサンタントニオ聖堂の 祭壇? として描かれた『聖ヒエロニムスの聖母』は、 聖母 、幼? キリスト 、 マグダラのマリア 、 天使 らの甘美な表情のなかに宗?的崇高さをも表現した代表作である。?作品はそれぞれ「ラ?ノッテ（夜）」「イル?ジョルノ（?）」と通?され、理念上の?となる作品と考えられている。

?注された年は明らかではないが、『 キュ?ピッドの?育 』（ L'Educazione di Cupido ）と『 眠れるヴィ?ナスとキュ?ピッド、サテュロス 』（ Venere e Amore spiati da un satiro ）が完成したのもこの頃である。マントヴァの貴族ニコラ?マフェイの注文によって制作されたと考えられる?作品はコレッジョに神話?という新たなジャンルの扉を開かせた。 フェデリコ2世?ゴンザ?ガ のために描かれたユピテルの愛の神話?連作は、この2作品がきっかけになったと目されている。ユピテルの愛の神話?連作の4作品『 レダと白鳥 』（ Leda e il cigno ）、『 ダナエ 』（ Danae ）、『 ユピテルとイオ 』（ Giove e Io ）、『 ガニュメデスの略奪 』（ Ratto di Ganimede ）はコレッジョの最高傑作とされている。これらの作品はコレッジョの技法が優れた?果を?揮し、 新プラトン主義 の?点から異?の神?の物語とキリスト?とを統合し、神へといたる人間の魂の高揚を表現している。この一連の神話?に?いて、フェデリコの母でマントヴァの人文主義の中心人物であった イザベラ?デステ から請けた寓意?の?作品『 美?の寓意 』（ Allegoria della Virtu ）と『 ??の寓意 』（ Allegoria del Vizio ）を制作した。この2作品はイザベラ?デステの有名な書?を飾った。

死 [ 編集 ]

アルベルト?キュヒラ? と オクタ?ヴ?タサエ?ル の1834年の??『コレッジョの死』。
それぞれ ト?ヴァルセン美術館 と エルミタ?ジュ美術館 所?。

コレッジョの死は突然だった。ヴァザ?リによるとパルマでの??制作の報酬に銅貨60枚を受け取ったコレッジョはそれを故?に持ち?ろうと考えて、銅貨を背負って徒?で?ろうとした。しかし太陽の熱に打たれた彼が水を?んだところ、 胸膜炎 に襲われ、激しい熱で倒れ、そのまま回復することなく世を去った [15] 。1534年3月5日のことだった。コレッジョは若いころに祭壇?を描いた故?の サン?フランチェスコ?? に埋葬された [16] 。

弟子 [ 編集 ]

確?に弟子と言える者は少なく、?家の息子ポンポニオの他には フランチェスコ?カペリ （ 英語版 ） 、 ジョヴァンニ?ジャロ?ラ （ 英語版 ） 、 アントニオ?ベルニエ?リ （ 英語版 ） 、特に優れた?家としては ベルナルド?ガッティ （ 英語版 ） が?げられる [17] 。

評? [ 編集 ]

ヴァザ?リはトスカ?ナにおけるレオナルド?ダ?ヴィンチ、ヴェネツイアにおけるジョルジョ?ネと同?に、コレッジョをロンバルディアにおける近代?式（マニエラ?モデルナ）の先?的存在として位置づけている [18] 。

アントニオはロンバルディアで近代的な?式で??を描き始めた最初の人物であった。したがって、天才の彼がロンバルディアから出てロ?マに移り住んでいたならば、彼は奇跡を起こし、彼と同じ時代に偉大であると考えられていた多くの人間の額に冷汗をかかせていただろう。それというのも、彼は古代や現代の最高のものを見たことがないため彼の作品はそのようなものになっているが、?にそれらを見たならば必然的に彼は自分自身を大幅に改善し、優れたものをさらに優れたものへと?え、最高の高みに達していたであろう。少なくとも、彼の他に色彩を巧みに扱った者はおらず、これまで他の芸術家が彼が肉?にのせた色彩の柔らかさ、そして彼が作品を完成させた優美さに見られるような、偉大な?細さあるいはより大きな安らぎを??に?えた者はいない。 ? ジョルジョ?ヴァザ?リ『 ?家?彫刻家?建築家列? 』 [15]

この評?は17世紀以降に?承されることになるが、同時に問題も後世に投げかけることとなった。ヴァザ?リのコレッジョがロ?マに行かず、ゆえに古代および?時の最も優れた芸術を知らなかったという評?は、現代にいたるまでコレッジョについて論じるうえで常に取りざたされている。17世紀に入るとイタリアの芸術は地域ごとの傾向によって理解されるようになった。 ジョヴァンニ?バティスタ?アグッキ （ 英語版 ） はイタリア??をロ?マ派、ヴェネツイア派、ロンバルディア派、 トスカ?ナ派の4つに分け、ヴァザ?リを踏襲してコレッジョを色彩に長けたロンバルデイア派の筆頭としている。この評?が確立されると18世紀以降コレッジョの評?はさらに高まった [18] 。

イタリアの思想家?著述家 フランチェスコ?アルガロッティ （ 英語版 ） は1762年の『??論』でコレッジョとパルミジャニ?ノを《優美さ》において 古代ギリシア の?家 アペレス に匹敵するとしたうえで、次のように絶?している。

しかも、コレッジョは、その手法の偉大さ、あるいは人物像に彼が?めた魂、色彩の柔らかさと調和、そして最大の?果を生み出す究極の?細さ、さらには模倣不可能なほど素早く滑らかに走る筆遣いの点で、全て非の打ち所がない。 ? フランチェスコ?アルガロッティ『??論』 [19]

また イエズス? の文?者 サヴェリオ?ベッティネッリ （ 英語版 ） も1781年の『イタリアの詩についての論考』で次のように??した。

誰もが知るところながら、優美さというものは、およそ、天と耕養された自然の?みであり、?的な志向の問題であり、故に定義不能で、この優美さを表現できる天分は、??の分野のコレッジョのような、ごくわずかな人?にしか授けられていない。コレッジョは師も?科書もなかったにもかかわらず、修練と?究を怠ることはなかった。 ? サヴェリオ?ベッティネッリ『イタリアの詩についての論考』 [19]

こうしたコレッジョ?美は新古典主義の?家であった アントン?ラファエル?メングス によって頂点に達した。メングスは『ラファエロ、コレッジョ、ティツィア?ノに?する省察』の中で、?家としての立場からラファエロ、コレッジョ、ティツィア?ノの3者をディセ?ニョ、色彩、明暗の3点から分析?比較することでコレッジョの芸術性を明らかにしたが、とりわけ明暗表現においてコレッジョが他の2者に優っていることを指摘し「明暗表現において崇高である」と述べている [20] 。またメングスはコレッジョがロ?マに行ったのかどうかという問題について、『コレッジョ論考』の中でヴァザ?リに反してロ?マに行き、ラファエロとミケランジェロの芸術を吸?したとの見解を示している [21] 。

代表作 [ 編集 ]

脚注 [ 編集 ]

  1. ^ 高梨光正「明暗において崇高な」（『PARMA』p.43）。
  2. ^ a b c d ルチ?ア?フォルナ?リ?スキアンキ、p.4。
  3. ^ a b c 『ブリタニカ?際大百科?典』8?「コッレッジョ」p.32。
  4. ^ ルチ?ア?フォルナ?リ?スキアンキ、p.6。
  5. ^ a b ルチ?ア?フォルナ?リ?スキアンキ、p.8。
  6. ^ ルチ?ア?フォルナ?リ?スキアンキ「パルマのルネサンスとマニエリズモ」（『PARMA』p.21）。
  7. ^ ルチ?ア?フォルナ?リ?スキアンキ、p.12。
  8. ^ a b c 『ブリタニカ?際大百科?典』8?「コッレッジョ」p.33。
  9. ^ ルチ?ア?フォルナ?リ?スキアンキ、p.22-26。
  10. ^ ルチ?ア?フォルナ?リ?スキアンキ、p.36-37。
  11. ^ 百合草?理子 2016a , p. 34-35.
  12. ^ ルチ?ア?フォルナ?リ?スキアンキ「パルマのルネサンスとマニエリズモ」（『PARMA』p.25）
  13. ^ 百合草?理子 2016b , p. 11-12.
  14. ^ 1911年版『ブリタニカ百科事典』7?、p.194。
  15. ^ a b “ Life of Antonio Da Correggio, Painter ”. アデレ?ド大? ?書館. 2019年8月28日 ??。
  16. ^ “ Biografia di Antonio Allegri ”. Correggio Art Home. 2019年8月28日 ??。
  17. ^ 『ブリタニカ?際大百科?典』8?「コレッジョ」p.33
  18. ^ a b 小松健太? 2011 .
  19. ^ a b 高梨光正「明暗において崇高な」（『PARMA』p.38）。
  20. ^ 高梨光正「明暗において崇高な」（『PARMA』p.41）。
  21. ^ 高梨光正「明暗において崇高な」（『PARMA』p.42）。

?考文? [ 編集 ]


外部リンク [ 編集 ]

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