桂宮宜仁親王
(かつらのみや よしひとしんのう、
1948年
〈
昭和
23年〉
2月11日
-
2014年
〈
平成
26年〉
6月8日
)は、
日本
の
皇族
。
身位
は
親王
。
敬?
は
殿下
。
お印
は
桂
(かつら)。
?等
は
大?位
。
宮?
は
桂宮
。
大正天皇
の皇孫(四男の次男)。
三笠宮崇仁親王
と
同妃百合子
の第2男子(3男2女のうち第3子)。
明仁
(
上皇
)は?兄、
?仁
(第126代
天皇
)は?甥にあたる。姉に
近??子
(?子?親王)、兄に
寬仁親王
、妹に
千容子
(容子?親王)、弟に
高円宮憲仁親王
がいる。
?位
は
政治?士
(
?習院大?
)。
現
皇室典範
の下、
?身
で
宮家
を創設した最初の皇族である。住居(正式には「御?寓」)は
東京都
千代田?
三番町
6番地18宮??分室
[1]
[注? 1]
。
生涯
[
編集
]
生い立ち
[
編集
]
1948年
(
昭和
23年)
2月11日
[注? 2]
、
三笠宮崇仁親王
の次男として生まれた
[2]
。
少年期は?業優秀で
スポ?ツ
も得意であった。
ビ?トルズ
が好きで
バンド
を結成し、?産の
スポ?ツカ?
に?り
F1レ?ス
など詳しいといった一面もあった
[3]
。
?習院初等科3年生の頃、同級生から「
?金
で生活しているくせに」と心無い言葉をかけられた
[4]
[3]
。宜仁親王は同級生の?言に反論できず、深く傷つき、この日を境に「?わってしまった」という
[4]
。
1950年代
?時は皇室や
宮家
の存?が危?される情勢で、三笠宮家は社?的にも財政的にも一般人同?の質素な生活を送らざるを得ず、宜仁親王は、皇族としてのアイデンティティを維持するのが困難だった
[4]
。
20?の誕生日の後、
1968年
(昭和43年)
2月27日
に
成年式
を行い
[5]
、
大?位
に?されて
[6]
、
菊花大綬章
を授?された。
?習院初等科
、
中等科、高等科
を?て
1971年
(昭和46年)に
?習院大?
法?部
政治?科
を
卒業
。その後、
オ?ストラリア?立大?
大?院
に2年間
留?
した。?習院初等科以?の同級生に、
西?吉太?
(
西?隆盛
から4代目?主?元侯爵家)がいる。
??後、
1974年
(昭和49年)から
1985年
(昭和60年)まで、
NHK
に?託で勤務した
[3]
ほか、
オ?ストラリア
に留?したことが機?で日豪協??裁に就任した。他に日本?
ニュ?ジ?ランド
協?など各協?の?裁を務めた。この頃は、兄??仁親王や弟?憲仁親王と比較して、公の場に姿を現すことはごく少なかった。長く
侍?長
を務め、三笠宮一家とも親しく接した
入江相政
の
日記
には、しばしば宜仁の病?や?調に?する言及が見られる
[7]
。
伯父の
高松宮宣仁親王
を?く敬慕していたこと、また皇族の?がすでに減少傾向にあったことから、高松宮の死後、
大日本農?
、
大日本山林?
、
日本工芸?
、日本漆工協?の各?裁を受け?いだ。とりわけ大日本農?にあっては、農事功績者
[注? 3]
の紫白綬有功章?紅白綬有功章??白綬有功章の
記章
の授?を行うなど、表彰をはじめとした各行事に臨席した。
桂宮創設と?病
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]
1988年
(昭和63年)
1月1日
に、
昭和天皇
から「桂宮」の??を?えられ
[8]
、?立の生計を?むようになった。宮?は
お印
の
カツラ(桂)
に因んだもので、かつての
四親王家
の一つである?
桂宮
家とは無?係とされているが、?別をする必要がある時は、おのおのに「新?」をつける事がある。系統としては高松宮家から引き?いだ物が多いため、祭祀などについては
有栖川宮
家に系統が近い。同年
2月20日
に、宮家創設の祝宴を開いた。現時点では直宮家以外の宮家創設としては最後である。
その3か月後の同年
5月26日
、約一週間前から風邪で??んでいたが、この日は午後になっても起床しないため、宮家職員が?子を見に行ったところ、ベッドの脇で意識不明の?態で倒れている宜仁親王を?見した
[9]
。
すぐに
都立?尾病院
に入院して、緊急
手術
を受けた
[10]
。病名は未公表ながら、
急性硬膜下血腫
などと
報道
された
[9]
[10]
。また、??より肥大型閉塞性
心筋症
の持病があったことも報じられた
[3]
。
急性硬膜下血腫は、?密には病?ではなく症?であり、頭部の?打により
?挫傷
が起き、
?
から出血して
硬膜
と?の間に血液がたまり?を?迫するもので、死亡率はきわめて高い
[11]
。宜仁親王の右顔面、右肩、腰に打撲があった
[9]
という?況からも、?倒??落などの
事故
があったことになる。
同年8月に意識を回復し
[12]
、同年11月に退院した
[13]
。翌
1989年
(昭和64年/平成元年)初めにあった昭和天皇の崩御と、第125代天皇
明仁
の?祚に伴う一連の行事は欠席したものの、
リハビリテ?ション
の甲斐もあり、
1991年
(
平成
3年)11月には公務に復?した。以降、身?の自由がほとんど?かなくなり
[3]
、右目の
視力
の喪失、
記憶障害
、右半身の
麻痺
といった
後遺症
を抱えつつも、宮??職員の世話を受けながら
車椅子
を使用して公務を行なった。
2008年
(平成20年)
9月28日
、予定されていた
第63回?民?育大?
の??出席を急遽取りやめ、
敗血症
の疑いで
東京大???部附?病院
に入院した。同年
12月2日
には、
集中治療室
から一般病棟に?ることができ、リハビリも本格的に始めた。翌年の
2009年
(平成21年)
3月29日
に退院して、宮邸で療養につとめた。
2011年
(平成23年)冬、
唾液
などが
?管
に入って?症する
誤嚥性肺炎
が頻?したため、
喉頭
を塞ぐ?門閉鎖手術を東京大???部附?病院で受け、同年
12月30日
に退院した。このときの手術により??能力を失った。
薨去
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]
2014年
(平成26年)
1月
、高熱のため東京大???部附?病院に1か月入院。以後は、
?熱
などで入退院を繰り返した。同年
6月8日
午前9時すぎ、東京大???部附?病院に救急搬送されたが、すでに
心肺停止
の?況だった。同日午前10時55分、
急性心不全
により薨去
[14]
。66?。これにより、三笠宮崇仁親王?同妃百合子夫妻の間に生まれた3人の男子全員が薨去し、男系?絶が確定した。
薨去にあたっては?閣?理大臣謹話が?表され
[15]
、一般からの弔問記帳を受け付けた(同月10日~16日までの7日間で3,268人が記帳)
[16]
。同年6月17日には、父の
三笠宮崇仁親王
が喪主(喪主代理は姪の
彬子女王
)、生前親交のあった
一條實昭
が司祭長を務め、司祭副長にはNHK勤務時の同僚の
長谷昴彦
が就いた
[17]
。
豊島岡墓地
で
喪儀
(
斂葬の儀
)が執り行われ
[18]
、560人が?列した。墓所は同じく豊島岡墓地
[18]
に、兄の
寬仁親王
、弟の
高円宮憲仁親王
の墓所と?ぶように建立された。
備考
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]
政府の正式表記(
?閣
告示や宮??告示など)では皇族に宮?が冠することはないため、それらの告示を?載する
官報
では「宜仁親王」と表記され、「桂宮」は冠さない。ただし、同じ政府の表記であってもホ?ムペ?ジなど「?民一般に?するわかりやすさ」を重視する場面では「桂宮」の表記も用いる。
ちなみに?後新宮家の設立は、次男以下が婚姻により?立の生計を?む皇族となったことを契機にして行うことが多いが、宜仁親王は?身のまま宮家を創設している。生涯にわたり妻子が無かったことから、桂宮家は「一周年祭の儀」と、その二日後の「??の儀」を?て?絶した
[注? 4]
。日頃から「皇族が結婚することは苦しむ人間を一人?やすことだから自分は結婚しない」と述べており
[19]
、生涯?身を貫いた。
?典???
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]
?章
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]
日本
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]
外?
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]
役職
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系譜
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]
系?
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]
脚注
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]
注?
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出典
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外部リンク
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