治承 4年（ 1180年 ）10月の 富士川の?い で平家が敗れると、同年11月17日 尾張 ? 美濃 の源氏が蜂起した（『 玉葉 』）。その後11月20日には 山本義? ? 柏木義兼 兄弟が?兵。蜂起した近江源氏は 北陸 と平安京を結ぶ物流?点である 琵琶湖 を占?し、北陸から都へ上る 年貢 を差し押さえた。園城寺の僧兵達も近江源氏と手を結び、その連合軍は一時 平安京 を占?する勢いを見せた。また東?の 甲斐源氏 とも連絡をとっていたようで、近江源氏が 武田信義 と連絡を取っていたらしいことが『 玉葉 』に記載されている。また同書には、この反?に 若?? の 在?官人 ^[1] が同意の動きをとっていたことも見え、翌年以降活?化する北陸の反?勢力の蜂起の萌芽が見られる。

一方畿?近?の反?勢力の蜂起に?して平家は反?に?じた。 福原 に都を遷していた朝廷は、11月21日平安京への還都を決定。26日には 平?盛 が平安京に?る。?いて 高倉上皇 から近江寺社勢力に?して謀反人追討の 院宣 が?せられる。12月1日平家家人 平田家? が近江源氏に攻?を開始し、2日には 平知盛 が追討に向かった。6日に行なわれた??では知盛らによって近江源氏が打ち破られた。この?に敗れた兵の多くは美濃へ逃れて抵抗を?けることになる。平家は園城寺?の反?軍に同意した僧兵たちにも攻?を加え、その結果園城寺の一部が炎上する。

12月13日には近江において最後まで抵抗を?け馬?城にたてこもって 山本義? が追い落とされるが、12月24日頃山本城にこもって抵抗を?けていることが確認されている（『玉葉』）。その後山本義?は 1183年 の 源義仲 軍の上洛に同行することになる。

12月には近江の攻防が終息に向かうが、 南都 勢力の活動が活?化し尾張美濃の源氏は翌年まで反?活動を?けることになる。

1. ^ この時期に在?司として若???に?勢を誇った ?庭時定 と比定する見方が有力である。

• 上杉和彦 　『日本の??史 6 源平の??』　 吉川弘文館 、2007年。