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?高?領取調帳 - Wikipedia

?高?領取調帳 (きゅうだかきゅうりょうとりしらべちょう)とは 明治 時代初期に 政府 が各府?に作成させた、 江?時代 における日本全?の 村落 の?情を把握するための 台帳 である。

原本は現存せず(後述)。

取調帳には?村名??領名??高???名の4種類の項目について、郡別にまとめられており、おおむね 慶? 年間から明治4年( 1871年 )頃までの?情を示す史料と見られる。例えば 尾張? の?高?領取調帳の冒頭は以下のように記載されている。

尾張?愛知郡

?村名   ?領名     明治二年取調?高       ??名
名古屋村 名古屋藩領分 高?千六百拾六石?斗九升 名古屋?
 〃     万松寺領    〃三百石             〃 管下

ただし調書を作成した際の府?によって基準年や?容にばらつきがあり、例えば?領名として 幕末 時点での領主を示しているもの、 府藩?三治制 下での府藩?の移管後の?況を示すもの、などが混ざり、??名も、?藩置?前の管轄?況を示すものと、?藩置?後の管轄?況をしめすものが混在している。?高として記載されている 石高 についても、?郡によって基準年にばらつきがあり、大部分は明治元年( 1868年 )の石高となっているが、?藩置?前に各府藩?がまとめた明治3年( 1870年 )以前の石高、?藩置?後に政府の統一基準で各府?が算出し直した明治4年から 地租改正 開始直前の明治6年( 1873年 )までの石高など、複?の基準による石高統計が混ざっている。 千葉? の事例では天保?帳からの改訂という?裁で江?時代の高直しの情報までまとめられている。一方で 明治六年政? 以降 西南?? まで半?立?態となった 鹿?島? 分については明治12年調査となっている。

『?高?領取調帳』記載の?高の調査年度 (漢?字はアラビア?字で表記)
?高調査年度の記載 ??郡
  • 明治元年取調?高
  • 明治元又ハ2年取調?高
  • 明治2年取調?高
  • 明治3年取調?高
  • 明治4年??ヨリ?村受取高
  • 明治4合?新置?ノ際?村受取ノ節?高
  • 明治4(未)年取調?高
  • 明治5(壬申)年取調?高
  • 明治6年取調?高
  • 明治12年取調?高
  • 調査年度の記載なし
  • ?高?領取調帳が現存せず

取調帳の編纂過程は明らかではないが、 ?森? ? 岐阜? は明治9年( 1876年 )、 宮城? ? 山形? は明治10年( 1877年 )、 三重? ? 鹿?島? は明治14年( 1881年 )に取調帳を政府に提出しており、 ?務省 の管轄下において未完に終わった『 皇?地誌 』と?行して編纂作業が進められたと考えられている。取調帳の原本は?務省地理局地誌課が保管していたが、 ?東大震災 の際に全て?失した。

原本は失われたものの、震災以前に?史地理?者の 蘆田伊人 が作成した筆?本が?されており、この?本は現在 明治大??書館 に所?されている(「蘆田本」。「明大本」とも)。しかし蘆田本も明治大?に買取られた時点ですでに 出羽? ? 豊前? ? 豊後? の3か?分、 加賀? ? 能登? ? 越中? ? 但馬? ? 出雲? ? 石見? ? ?岐? の7か?分、 丹波? 氷上郡 ? 多紀郡 の2郡分が散佚していた。ただし、昭和初期頃に作成された蘆田本をさらに筆?した二次?本が 東京大? ?書館に所?されており(「東大本」。これをマイクロ複?したものが「雄松堂本」)、蘆田本の散佚分のうち出羽?豊前?豊後の3か?分についてはこの二次?本で補うことができる。

活字化と電子化

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明治大??授の 木村礎 が、蘆田本を底本として東大本および『天保?帳』『地方行政??便?』などを用い、欠落部分および筆?本ゆえの誤?と思われる箇所に校訂を加えたものが、 近藤出版社 から日本史料選書の一部として刊行された(全6冊)。

  • ?東編(日本史料選書3、1969年9月)
  • 近畿編(日本史料選書11、1975年3月)
  • 中部編(日本史料選書13、1977年4月)
  • 中??四?編(日本史料選書16、1978年6月)
  • 九州編(日本史料選書18、1979年8月)
  • 東北編(日本史料選書19、1979年8月)

さらに現在では ?立?史民俗博物館 が木村本にさらに校訂を加えて デ?タベ?ス を作成し、同館の ホ?ムペ?ジ 上でこれを公開している。

なお?高?領取調帳デ?タベ?スで公開されている石高の?、半角英?字で入力されている【?高(1)】の?字に?しては、整理に用いた表計算ソフトに由?すると思われる有?桁?の誤差の問題があり、小?点第4位(勺)よりも下の桁の石高について木村礎校訂本とは異なる?字が表示される問題が?生している。全角漢字で入力されている【?高(2)】の?字を用いることにより、この問題は解消される。

?考文?

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  • 近藤出版社 『?高?領取調帳』各?の木村礎による解題(?東編5~13頁、近畿編5~12頁、中部編5~10頁、中??四?編5~13頁、九州編5~9頁、東北編3~7頁)

脚注

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  1. ^ 伊勢?の?高?領取調帳の?、 桑名藩 領分に「明治(2)己巳年ヲ用ユ」との記載あり。
  2. ^ a b c 千葉? 編纂の?高?領取調帳の?、安房?の一部の村高に「明治4年改?」、上??の一部の村高に「天保6年改?」「天保12年改?」「嘉永3年改?」「嘉永6年改?」「安政5年改?」「文久3年改?」「明治2年改?」「明治4年改?/減」「明治6年改?」、下??の一部の村高に「天保6年改?」「天保10年改?」「天保11年改?」「天保13年改?」「天保14年改?」「天保15年改?」「弘化2年改?」「弘化3年改?」「弘化4年改?」「嘉永2年改?」「嘉永3年改?」「嘉永4年改?」「嘉永5年改?」「嘉永6年改?」「嘉永7年改?」「安政2年改?」「安政6年改?」「文久3年改?」「慶?2年改?」「慶?3年改?」「明治年中改?」「明治元年(中)改減」「明治2年2月改?/減」「明治3年改?」「明治4年(中)改?/減」「明治4年2月改減」「明治4年3月改?/減」「明治4年6月改?/減」「明治4年10月改?/減」「明治4年11月改?/減」「明治4年12月改?/減」「明治5年(中)改?/減」「明治5年3月改減」「明治5年10月改?」「明治5年12月改?」「明治6年改?」「年月不詳改減」との記載あり。
  3. ^ 常陸?の?高?領取調帳の一部の村高に「辛未上知改高」「辛未改入高」(明治4年)との記載あり。
  4. ^ 磐城?の?高?領取調帳の?、 宮城? 管轄の 刈田郡 ? 伊具郡 ? 亘理郡 の3郡分に「明治2年取調?高」、 白河郡 の? 高田藩 領分に「本文ノ廉辛未年間新規高受相成候分」(明治4年)、 菊多郡 分に「明治9年取調?高」との記載あり。
  5. ^ 秋田? 管轄の陸中? 鹿角郡 分の?高?領取調帳に「明治5壬申年取調?高」との記載あり。
  6. ^ 若松? 管轄の越後? 東蒲原郡 分の?高?領取調帳に「明治4年調高」との記載あり。
  7. ^ a b 丹波?氷上郡?多紀郡の2郡分は?高?領取調帳が現存しない。
  8. ^ a b c d e 丹後??美作??備前??備中??伊予?の?高?領取調帳の?、一部の村高に「(明治)4年?高」との記載あり。
  9. ^ 岩代?の?高?領取調帳の?、 信夫郡 足守藩 領分に「明治3年取調?高」、 若松? 管轄の ?津郡 ? 大沼郡 ? 耶麻郡 ? 河沼郡 の4郡分に「明治4年取調?高」との記載あり。また明治8年に磐城? 石川郡 から岩代? 岩?郡 へ移管となった2村に?しては「明治元年取調?高」との記載あり。
  10. ^ a b c d 岩手? 管轄の陸前? ?仙郡 分、越前??の 吉田郡 ? 南?郡 の2郡分、 三重? 管轄の紀伊? 北牟婁郡 ? 南牟婁郡 の2郡分、 山形? 管轄の羽後? 飽海郡 分の?高?領取調帳に「明治元年取調?高」との記載あり。
  11. ^ 肥後? 求麻郡 分の?高?領取調帳に「明治4合?新置?ノ際?村受取ノ節?高」との記載あり。
  12. ^ 明治9年(1876年)5月25日の第2次府?統合により ?森? から 岩手? へ移管された陸?? 二?郡 に?しては?高?領取調帳の重複があるが、岩手?提出の『?手?管轄?高取調帳』では「明治元年取調?高」と記載されているのに?し、明治9年10月付で?森?が提出した?高?領取調帳では「明治4年??ヨリ?村受取高」と記載されている。
  13. ^ a b c 大分? 管轄の豊前?下?郡?宇佐郡の2郡分の?高?領取調帳には、大分?管轄の豊後?と同?に調査年度の記載がない。
  14. ^ a b c ?岐???馬?の?高?領取調帳には調査年度の記載がないが、同じ 長崎? 管轄の肥前?の?高?領取調帳の冒頭に「明治6年取調?高」の記載があるのでここに分類する。
  15. ^ a b c 日向?の?高?領取調帳には調査年度の記載がないが、同じ 鹿?島? 管轄の大隅??薩摩?の?高?領取調帳に「明治12年取調?高」との記載があるのでここに分類する。
  16. ^ a b 琉球??松前嶋に?しては、そもそも?高?領取調帳が作成されたかどうか不明である。

外部リンク

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