仁平 2年（ 1152年 ）、父?盛35?の時に ?室 ? 時子 を母として生まれる。同母兄の 宗盛 は6?、異母長兄の 重盛 は15?であった。翌年に祖父 忠盛 が死去し、?盛が平氏棟梁となる。

平治元年（ 1159年 ）正月に8?で?五位下となる。同年12月の 平治の? で?盛が勝者となり、平氏一門と共に?進していく。翌 永? 元年（ 1160年 ）2月、平氏の?功として 東? の重要な 武?? が?盛の 知行? となり、知盛が 武?守 となった。その後再任して8年間同職にあり、 治承 4年（ 1180年 ）以降は武??の知行?主となって長年同?を支配し、多?の平氏家人を獲得した。武?は 河?源氏 の勢力が?い地域であり、知盛の武?としての才能?人間的魅力が大きく作用したと思われる。

兄の重盛?宗盛は 後白河院 に?して優柔不?であったため、?盛は知盛に期待をかけており、25?の頃「 入道相?最愛の息子 」 ^[1] と呼ばれていた。 安元 2年（ 1176年 ）7月に平氏と朝廷の調整役であった 建春門院 が死去したことで、?盛と後白河院との間に確執が生じた。その兆候は12月の ?人頭 の人事をめぐり、「無?の?勢」の知盛を超越して後白河法皇 近臣 の 藤原光能 が?人頭に就任したことに表れている。翌安元3年（ 1177年 ）正月に?三位。同年6月、 鹿ケ谷の陰謀 が起こる。

治承2年（ 1178年 ）10月、同母妹である ?子 が言仁親王（のちの 安?天皇 ）を出産、12月に立太子した。翌 治承 3年（ 1179年 ）2月、 藤原殖子 を母とする 高倉天皇 の第2皇子? 守貞親王 （のちの後高倉院）が誕生し、知盛に養育が任され妻の 治部卿局 が乳母となる。

治承3年（1179年）閏7月、平氏棟梁であった 重盛 が死去し、知盛は異母兄の死にあたり春宮?大夫を?任している（9月に復?）。同母兄 宗盛 が新たに棟梁となり、知盛は同母弟 重衡 とともに宗盛を補佐する。その3ヶ月後の11月14日、後白河院との?立が頂点に達した?盛は?千騎の兵を率いて 治承三年の政? を起こし、後白河 院政 を停止、名?共に?力の頂点に立つ。

治承 4年（ 1180年 ）2月21日、高倉天皇が?位して言仁親王（安?天皇）が?位し、高倉院政の元、知盛は軍事部門の??である御?別?に就任した ^[2] 。5月8日夜から知盛は「万死に一生」の重病となり、10日に?盛が 福原 から上洛して見舞っているが、12日には平癒している。『 平家物語 』で 源平合? の英雄として描かれる知盛であるが、平家全盛期の 公達 としての官?は同母兄弟に比べてそれほど目?ましいものはなく、足跡が比較的地味なのは、病持ちであったことに一因があるのではないかとの見方もある。

同時期に4月頃から進行していた 以仁王の?兵 が起こり、?盛の上洛はその??もあったと見られ、5月15日には 以仁王 の配流が決定された。21日に知盛は 園城寺 攻?の大?軍の一人となる。反?は平氏の精?家人と大?の 重衡 ? 維盛 らの派遣により短時間で??された。しかし 山門 の不?な動きなど京の軍事的緊張は?き、6月2日、?盛による 福原 遷都が?行される。8月、 源?朝 が?兵し、10月の 富士川の?い で維盛率いる平氏軍は敗北を喫する。?盛は各地で相次ぐ反?に??するため、遷都から半年で都を 平安京 に?し、知盛は?千の兵を率いる宗盛とともに 安?天皇 を守護して京に?った。

同年12月、本格的に????に?り出した?盛の命により、知盛は甥? 平資盛 とともに大?軍として出陣し、京近郊の反?軍を??した（ 近江攻防 ? 美濃源氏の?兵 ）。同時期に重衡による 南都?討 があり、治承5年（ 1181年 ）2月までに 畿? の反平氏勢力は??された。翌治承5年（ 1181年 ）2月、?盛の命令で東?追討も命じられたが、この時に病に倒れて京都に?ることを余儀なくされ、大?は重衡に交代となった。重衡の東?追討使は ?西 （九州）の情勢?化により、?西への派遣に?更される。?盛は東???に向けて宗盛を畿??官職として?力??制の構築を計り、 閏 2月上旬には宗盛を?大?として東?追討軍の派遣が予定されていたが、その準備の最中の2月26日、?盛が病に倒れて重衡の?西?宗盛の東?追討軍派遣は中止される。治承5年（ 1181年 ） 閏 2月4日、?盛が死去する。その遺言は一門最後の1人まで?朝と?えというものであった。

棟梁宗盛は?盛の?硬路線を否定して後白河院に政?返上を申し出るが、朝廷による反? 源氏 軍との和平案は拒否、軍事の??は依然として平家が握り、?力による反???に固執することになる。このことは、平家?で主?論が大勢を占めており、一門結束のために?盛の遺言に?う必要があったことを物語っている。3月、 墨?川の?い で平氏軍が勝利する。

?官宗盛は4月に 原田種直 を太宰?少?に補任し8月には家人の 平貞能 を?西に派遣して反???を?り、東?では 城助職 ? 藤原秀衡 ら地方の有力武士を ?司 に任じて反???を?きかけるが?果はなく、8月から10月にかけての 北陸 追討も失敗した。10月の平氏遠征軍の編成では最も重要な洛中守護には棟梁?宗盛のもと、叔父の ?盛 ? ?盛 ? ?盛 と知盛が??した ^[3] 。この時、宗盛とともに洛中に留まった者が政?中?にあったと考えられる。各地の反?勢力が割?する最中の7月頃、 鎌倉 で東???に?念している 源?朝 から後白河院に密使が送られ、平氏との和平を提案されるが、平氏は?盛の遺言を盾に拒否している。この年の後半から、 養和の大飢饉 により一時事態は膠着する。

西? の飢饉の?況が落ち着いてきた翌?永2年（ 1183年 ）4月、京の食料の生命線である 北陸道 平定のため、 平維盛 を大?として平氏の?力を結集した大軍を派遣する。しかし5月の ?利伽羅峠の?い と6月の 篠原の?い で?滅的な敗北を喫し、 木曾義仲 ら反?軍は勢いを得て京を目指して進?してくることになる。

7月半ば、平氏軍は京を目前にした義仲ら反?軍を迎え?つため、一門を 畿? 各所に派遣し、 平忠度 は100騎の軍勢で 丹波? へ、 平資盛 ? 平貞能 は1,000騎で宇治田原に、 平?盛 は山科へ、知盛は重衡とともに2,000騎の軍勢で 勢多 に向かった。しかし ?津? の 多田行綱 が反?軍に同調して西日本への海上ル?トを封鎖する動きを見せると、宗盛は包?される前に?統的平氏の地盤である西?へ下向して態勢を立て直す方針へ?換、7月24日、各地に派遣されていた諸?は都に呼び?される。

?永 2年（ 1183年 ）7月24日夜半、都落ちを目前にして、平氏の正統性確保に同行が必須であった後白河法皇が 比叡山 に逃亡し、事態を予想せず法皇を取り逃がした宗盛は茫然自失であったという。25日、平氏一門は 六波羅 や西八?邸を?き?い、 安?天皇 ? 建?門院 ? 三種の神器 を擁して都を落ちる。法皇を取り逃がしたことで、平氏は 官軍 から一?賊軍として追討を受ける立場となり、8月6日、 平時忠 を除く一門の官職は?奪された。その後、 備前? ?島 を?て8月下旬に 原田種直 の協力のもと、?西（九州）の 大宰府 に入る。しかし他の在地豪族の ?方氏 ? 臼杵氏 ? 菊池氏 は平氏に合力せず、逆に反平氏の ?方惟? らの攻?を受けて大宰府を退却、10月20日に九州を離れ四?? ?岐? 屋島 に入った。この時、 譜代 の有力家人で?西に影響力があった 平貞能 が離?するなど、小松家（ 平重盛 ）系統の一族や家人の平氏本隊からの離?が起こっている。

規模は縮小されつつあったものの、 ???海 の 制海? を握る平氏は 田口成良 の協力のもと 屋島 に本?を置き、知盛は全軍の?指揮官として?勢の立て直しを?る。 閏 10月1日、平氏追討の院宣を受けて西?へ下向した 源義仲 を 水島の?い で破り、京へ追い返した。11月29日の 室山の?い でも 源行家 を破り、後白河?義仲の?立、源?朝が派遣した鎌倉軍の上洛など京が混?する中、勝利に勢いづく平氏軍は 福原 の東方生田の森、西方の一ノ谷に 山陽道 を遮?する 城郭 を構え、?盛の三周忌を前に福原へ集結しつつあった。四面楚歌の義仲は平氏に和睦の使者を送ったが、平氏はこれを拒否している。京奪還を目指して?時上洛を訴える知盛と、それを押し止める宗盛とで口論に及んだという。 ?永 3年（ 1184年 ）1月19日、義仲は上洛した鎌倉軍の手勢によって 粟津の?い で敗死する。

1月26日、平氏は福原に入り、都の奪還を目指して上洛する?が?まる。朝廷では平氏との和議と追討で意見が二分されるが、後白河院と院近臣ら?硬派の意見によって平氏追討は?行され、29日、 源範? ? 源義? が在地武士を組織して西?へ向かった。

2月7日、 一ノ谷の?い で知盛は大?軍として生田の森に陣を敷き、源範?率いる鎌倉方大手軍を迎え?った。しかし一ノ谷側で?手の源義?軍の逆落としを受けた平氏軍は混?に?り、生田側の軍も撤退して海上に逃れた。この?いの敗北で平氏は知盛の嫡男 知章 をはじめ、一門の有力武?を多?失う甚大な被害を受け、弟 重衡 は捕虜となった。宗盛が朝廷に送った書?によれば、平氏側は神器の返還をめぐる和平交?で後白河院から休?の命を受けていたにもかかわらず、鎌倉軍の奇襲を受けたため大敗に及び、平氏軍を油?させる院の奇謀によって多大な被害を被ったという。2月10日、朝廷との間で重衡の身柄と引き替えに神器返還の交?が行われるが、和平案は成立せず、3月に重衡の身柄は鎌倉へ送られた。

?永 3年（ 1184年 ）8月、鎌倉から 源範? を?大?とする平氏追討の大軍が派遣される。一ノ谷で大きな打?を受けるも、平氏軍は ?岐? 屋島 に城郭を築いて再起を?り、二箇所に陣を結び、宗盛が屋島にあり、知盛は 彦島 に軍?を置いた。知盛は九州の兵を率いて門司?を固め ^[4] 、半年に渡って追討軍の九州?四?上陸を阻止する。しかし、知盛が彦島に釘付けとなっている間の?永4年（ 1185年 ）2月19日、 屋島の?い で 源義? の急襲を受け、動?した宗盛はほとんど??を行うことなく安?天皇とともに海上へ逃れ、平氏は???海の制海?掌握に重要な?点であった屋島を失う致命的な敗北を喫する。

さらに源範?軍が1月末に在地武士の?方氏?臼杵氏の協力を得て九州? 豊後? に上陸し、2月1日には平氏方であった原田種直を討ち取っており、彦島に追い詰められた平氏一門は海上で孤立することになる。

?永4年（ 1185年 ）3月24日、 壇ノ浦の?い で鎌倉軍と最後の??に及ぶが、 田口成良 ら四??九州在地武士の?返りにあい、追い詰められた一門は 入水 による滅びの道を選ぶ。 安?天皇 、 二位尼 らが入水し、平氏滅亡の?を見?けた知盛は、 乳兄弟 の 平家長 と手を取り合って海へ身を投げ 自害 した。享年34。

妻の 治部卿局 は東宮として同行していた 守貞親王 とともに生き?り、都へ?った。壇ノ浦から36年後、 承久の? によって 後鳥羽院 が 鎌倉幕府 に敗れて配流となり、幕府によって守貞親王の皇子が 後堀河天皇 として擁立され、父である守貞親王は 後高倉院 として 院政 を行う 治天の君 となっている。

自害にあたり、知盛は 碇 を?いだとも、 鎧 を二枚着てそれを錘にし、「 見るべき程の事をば見つ。今はただ自害せん 」と言い?して入水したとも言われている。共に入水後遺?となるか、あるいは生きたまま浮かび上がって?しものになるなどの辱めを受けるのを避ける心得である。

これに想を得た 文? 及び 歌舞伎 『 義?千本? 』の「渡海屋」および「大物浦」は別名「碇知盛（いかりとももり）」とも呼ばれ、知盛が崖の上から碇とともに仰向けに飛?み入水する場面がクライマックスとなっている。

※日付＝??

• 保元 4年（ 1159年 ）（8?）
  • 正月7日： ?人
  • 正月21日： ?五位 下
• 永? 元年（ 1160年 ）2月28日： 武?守 （9?）
• ?保 2年（ 1162年 ）9月28日： 左兵衛?佐 （11?）
• 長? 2年（ 1164年 ）正月5日：?五位上（13?）
• 仁安 元年（ 1166年 ）（15?）
  • 8月27日： 正五位 下
  • 10月10日： 春宮大進 （東宮?憲仁親王）
  • 10月21日： 中務?大輔 。春宮大進?武?守如元
  • 月日不詳： 右近衛?少?
• 仁安2年（ 1167年 ）
  • 2月11日： ?四位 下。武?守如元
  • 12月30日：武?守を?任（後任?平知重）
• 仁安3年（ 1168年 ）
  • 正月6日：?四位上（平盛子御給）
  • 2月19日：新帝（高倉天皇）昇殿
  • 3月23日：左近衛?中?
  • 8月4日： 正四位 下（後白河上皇御給）
• 安元 3年（ 1177年 ）正月24日： ?三位 。左中?如元（26?）
• 治承2年（ 1178年 ）正月28日： 丹波?守 兼任（27?）
• 治承3年（ 1179年 ）（28?）
  • 正月19日：春宮?大夫。右兵衛督
  • 8月：春宮?大夫を?任（重盛の死去）
  • 9月5日： 正三位 。春宮?大夫に復任
  • 10月9日：左兵衛督
• 治承4年（ 1180年 ）（29?）
  • 2月21日：春宮?大夫を?任（安?天皇?祚）
  • 2月25日：新院（高倉上皇）別?。御?別?
• 治承5年（ 1181年 ）（30?）
  • 2月：左兵衛督を?任
  • 3月26日： ?議 に補任。左兵衛督に復任
  • 改元して 養和 元年9月23日：?議を?任
• 養和 2年（ 1182年 ）（31?）
  • 3月8日：左兵衛督を?任
  • 改元して ?永 元年10月3日： ?中納言
  • 10月6日：??を許される
  • 11月23日： ?二位 （建?門院御給）
• ?永2年（ 1183年 ）8月6日：解官（32?）

• 父： 平?盛 （1118-1181）
• 母： 平時子 （1126-1185） - 平時信 の娘
• 正室： 治部卿局 （1152-1231） - 武藤?兼の娘
  • 長男： 平知章 （1169-1184）
  • 三男： 平知忠 （1180?-1196）
  • 女子： 中納言局 （1181-?） - 藤原範茂 正室
• 生母不明の子女
  • 次男： ?盛
  • 四男： 平知宗 （1184-1255） - 武藤資?の養子

•  
  平知盛卿塔所（三重?伊勢市矢持町菖蒲127久昌寺こちらにも?承あり）
•  
  平知盛卿ノ墓（福岡?久留米市田主丸町中尾1528?1最寄JR筑後草野?）
•  
  平知盛之墓（高知?越知町）（高知?高岡郡越知町越智丁594）
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  大畑五輪塔（平知盛塚）（ 兵庫?佐用郡佐用町大畑、?明板から五輪塔仕?室町時代）
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  ?倉宮（祭神安?天皇、平知盛が神殿を建てて祭る）
•  
  若宮八幡神社（?ヶ原町）（?永元年（1182）平知盛社領一貫文寄付（東鏡））

• 上杉和彦 　『源平の??』　 吉川弘文館 、2007年
• 川合康 　『源平の??と公武政?』　 吉川弘文館 、2009年。
• 高橋昌明 　『平家の群像』　 岩波新書 、2009年。
• 元木泰雄 　『平?盛』　 吉川弘文館 、2001年。

小?

• 今村翔吾 『?唄』上?下（2023年、 角川春樹事務所 ）

テレビドラマ

• 『 新?平家物語 』（ 1972年 、NHK 大河ドラマ 演： 松山省二 （幼少期： 長谷川諭 /少年期： ?田秀紀 ））
• 『 義? 』（ 2005年 、NHK大河ドラマ、演： 森聖矢 → 阿部? ）
• 『 平?盛 』（ 2012年 、NHK大河ドラマ、演： 小柳友 ）
• 『 鎌倉殿の13人 』（ 2022年 、NHK大河ドラマ、演： 岩男海史 ）

テレビアニメ

• 『 平家物語 』（ 2021年 、演： 木村昴 ）

• 崎津村
• 前田?邨 - 代表作『知盛幻生』（ ?曲 『 船弁慶 』より）
• 子午線の祀り