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下?? - Wikipedia
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下??

遠?に?する令制?の一つ
（ 下??府 から?送）

下?? （しもうさのくに、しもふさのくに、しもつふさのくに）は、かつて 日本 の地方行政?分だった 令制? の一つ。 東海道 に?し、現在の 千葉? 北部と 茨城? 南西部が主たる領域にあたる。

下??

■ -下??
■ -東海道
別? ?州 （そうしゅう） [注? 1]
相?領域 千葉? 北部、 茨城? 南西部、 埼玉? 東?、 東京都 東?（ 隅田川 東岸）
諸元
?力 大?
距離 遠?
郡 ? ? ? 11郡91?
??主要施設
下??府 千葉? 市川市
下??分寺 千葉?市川市（ 下??分寺跡 ）
下??分尼寺 千葉?市川市（ 下??分尼寺跡 ）
一宮 香取神宮 （千葉? 香取市 ）
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?要

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現在の千葉?北部と 茨城? 南西部を主たる領域とする??名。北で 常陸? と 下野? 、西で 上野? と 武?? 、南で 上?? 、 江??海 を?んで 相模? と接する。

『 古語拾遺 』によると、よき 麻 の生いたる土地というところより ?? （ふさのくに???）と?したとされる??の北部にあたり、??の分割によって建てられたとも言われている。古くは「 之毛豆不佐 （ しもつふさ ） 」と呼び、これが「しもふさ」「しもうさ」に?じたという。

この下??のほかにも、?の名前に「上」「下」や「前」「後」と付くものがいくつかあるが、いずれも 都 （近代以前の?念では 畿? ）に近いほうが「上」「前」と考えられている [1] 。上??と下??の場合、 西? からの 移住 や 開拓 が ?潮 にのって外房側からはじまり、そのため 房?半島 の南東側が都に近い上?となり、北西側が下?となった [2] 。また、 毛野 から分かれた上野?下野と同じく、「上」「下」を冠する形式をとることから、上??下?の分割を 6世紀 中葉とみる?もある [3] 。

沿革

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律令制 以前には 印波 、 千葉 、 下海上 の ?造 が置かれていた。律令制?家建設にともなって東海道に?する一?となり、 葛飾 、 千葉 、 印? 、 ?? 、 相馬 、 猿島 、 結城 、 岡田 、 海上 、 香取 、 埴生 の11の 郡 （ 評 ）をもって令制?としての下??とした（のち 豊田郡 が加わる）。元?東海道は海つ道（海路）であり上??から下??へ入る?路だったが、 ?? 2年（ 771年 ）に武??が東海道に移管され、相模?から武??を通って下??へ入る?路へ?更された。?府は 市川市 ?府台 付近に置かれ、?級は 大? に位置づけられた。

古代 末期から 中世 にかけて 千葉氏 が台頭し、 源?朝 を支援して 鎌倉幕府 創設に?力した。 鎌倉 ? 室町時代 と守護の地位を確保し、中世には千葉氏の?代?主が下?の 守護 と ?介 を兼ねるようになり、特別な敬意を?めて 千葉介 （ちばのすけ、「 千葉郡 を領する（?）介」）と呼?された。一方、最北部の 結城郡 を中心とした 下野? との境界付近に根?を持つ 小山氏 の庶流? 結城氏 も鎌倉幕府の創設に貢?して?自の勢力を築き、室町時代の一時期には下野?の守護に任じられている。

15世紀 前半の 永享の? やその他の?東の動きに結城氏や千葉氏も?き?まれる。結城氏は 結城合? で室町幕府と?って一時滅亡に追い?まれ、千葉氏も 享?の? における?紛で宗家は滅亡、その結果千葉氏は武??に逃れた一流と 千葉 から 佐倉 に?点を移した一流の2つに分裂することになり次第に衰えた。かわって下?生?城に寄った 小弓御所 足利義明 が勢威をふるい 小田原 の 北?氏 と?抗した。 1538年 （ 天文 7年）と 1564年 （ 永? 7年）の ?府台合? においてはじめに 足利義明 が敗死、また義明の後に台頭した 安房? の 里見氏 が敗北したことにより、下???は小田原の北?氏の?い影響を受けることになり、佐倉の千葉氏やその家臣で主家をしのぐといわれた 原氏 、また 高城氏 らが??下に置かれるようになった。 1590年 （ 天正 18年）、 豊臣秀吉 の?攻に北?氏は屈服したが千葉氏らはこれと運命をともにした。再興された結城氏も北?氏と 上杉氏 や 佐竹氏 との間で連携と離反を繰り返すが、最終的に豊臣秀吉に?って所領を安堵されている。

 
ウィキソ?スに 慶長見聞集 の原文「武?と下??さかひの事」があります。

?川家康 の ?東 入府直後には下?は万石以上の11氏が配置された。また、豊臣秀吉から所領安堵を受けた結城氏は 結城城 で11万石余を領して家康の次男である 結城秀康 を養子に迎えて後を?がせていたが、 1600年 （ 慶長 5年）の ?ヶ原の?い 後に秀康が 越前 北庄（現? 福井市 ）に?封されると、名字も 松平氏 と改め、結城城 [注? 2] も破却されてしまい、結城氏は事?上滅亡することになった（結城氏の祭祀自?は秀康の子孫の1つである （?路藩→前橋藩）松平家 が行った）。

結城氏の移封後、下??の諸藩のうち比較的に規模が大きいのは 古河藩 （最大16万石）、 佐倉藩 （最大14.2万石）、 ?宿藩 （最大7.3万石）のみで、その他の 藩 はいずれも1万石前後の小藩であり、藩自?の存?期間の短いものが多かった。ほかに 幕府領 や 旗本 領が入り組み、古河?佐倉??宿の各藩も含めて藩主の交替が頻繁であったために下??全域を統合するような政治文化は?成されなかった。近世初期（ 1683年 （貞享3年）また一?によれば ?永年間 （ 1622年 - 1643年 ）に、下?の 葛飾郡 から 利根川 （現在の 江?川 下流）以西の地域を割き、 武?? の葛飾郡（現在は東京都?埼玉?に?する部分の大部分）とした。??の村?は 天保 期には約1620か村を?えた。

1867年 （ 慶? 3年）の 大政奉還 の時点で下???には 結城 、古河、?宿、佐倉、 高岡 、 多古 、 小見川 の8藩と幕府領、旗本領が置かれた。 1868年 （慶?4年、 明治 元年）、 幕府 が崩?して 明治政府 が?東地方を制?すると、下???の?幕府領?旗本領は 下?知?事 （佐?武直武のち水筑龍）の管理下に置かれた（一部は 武?知?事 または 安房上?知?事 の所管）。 1869年 （明治2年）に下?知?事の管轄?域に 葛飾? が置かれ、水筑龍が知事となって1万3600石余を支配した。一方、1870年（明治3年）には??の8藩のほかに 曾我野藩 が新たに置かれた。1872年（明治4年）?藩置?によって各藩は?に改?、同年11月に下???の各?が統合され、西半の9郡（結城、豊田、岡田、猿島、葛飾、相馬、印?、埴生、千葉）に 印?? が成立し、東半の3郡（香取、??、海上）は 常陸? の南半部とともに 新治? となった。 1873年 （明治6年）、印??は 木更津? （ 上? ? 安房 ??を管轄?域とする）と合?して 千葉? となり、 1875年 （明治8年）に新治?が?止されると南半の下??3郡が千葉?に編入され、逆に（?）千葉?管下で 利根川 以北の?域（結城、豊田、岡田、猿島の4郡および葛飾?相馬?郡の一部）が茨城?に編入された。また同時に、葛飾郡のうち 江?川 以西の?域が 埼玉? に移管された [注? 3] 。この結果、下??は茨城?千葉?埼玉の3?に分割された [注? 4] 。

明治以後の沿革

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??の施設

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全ての座標を示した地? - OSM
全座標を出力 - KML

?府

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下??社 跡
現在は?府台公園。?府跡も周?と推定される。

市川市?府台では、?府?連施設と思われる遺跡が?掘されている。?府の中心である ?? の正確な位置はわかっていないが、1995年からの 和洋女子大? 敷地?の?掘調査などでは ?衙 の周?の溝と推測される跡が?見された。この?見により、?府台地?に?府があったことが考古?的にも確?視されるようになった。2023年に市川市?育委員?が調査を?施した結果、下??の?衙跡に?連すると考えられる??溝や掘立柱建物などが見つかり、??溝からは土器が?点出土したようである。これにより、 千葉商科大? の駐車場周?は、より重要な施設が存在していたのではないかと推測されるようになり [4] 、その結果、地元?究者の間では「今の市?野球場の位置にあったのでは」と推測されるようになった。ところが、その頃、施設の改修や建て替え工事が相次いでおり、埋まったままの遺構が工事で破?されかねないと、地元の市民??が「調査?制の整備を」と市川市や千葉?に要望を?けているところである [5] 。

郡衙 は、下?の郡家のうち埴生郡家は?町大畑遺跡、また郡家に?連する下?相馬郡の田祖?正?を入れる正倉が我孫子市日秀西遺跡と想定されている。

?分寺??分尼寺

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?の史跡。跡地上に後?の?分山?分寺（市川市?分、本尊：?師如?）があり、法?を?承する。
?の史跡。僧寺跡の北西に所在。南大門?中門?金堂?講堂が?び、一番?に尼坊が配置されていた。後?はない。

神社

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延喜式?社
『 延喜式神名帳 』には、以下に示す大社1座1社?小社10座10社の計11座11社が記載されている（ 下??の式?社一? ?照）。大社1社は以下に示すもので、 名神大社 である。
?社 ? 一宮 以下

一宮の香取神宮の力が非常に大きいため、二宮以下は?質的には存在しなかったという?もある。

安?寺利生塔

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  • 安?寺 - 茨城? 古河市 にあったと?えられるが?寺である
  • 利生塔 - 雲富山 大慈恩寺 （千葉? 成田市 吉岡、本尊：?迦如?）が?承

?

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いずれも律令時代の?。

馬牧

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城館

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湊?津

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太字は主要なもの。

?海

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  • 船橋湊
  • ?見川湊
  • ?我野湊
  • 登?湊
  • 寒川湊

外海

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  • 飯沼湊

利根川?香取海

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  • 垣根津
  • 野尻津
  • 森?津
  • 笹本津
  • 今泉津
  • 石出津
  • 笹川津
  • 小見川津
  • 側高津
  • 篠原津
  • 井?庭津
  • 佐原津
  • ??津
  • 岩ヶ崎津
  • 神崎津

地域

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古代-中世

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郡と?園

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カッコ?には補足（他の呼??管理者?成立年等）を記述する。

中世 - 近世

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下??の藩

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特記事項のない限り、 須田茂 『房?諸藩?』（ 崙書房 、1985年）による。ただし、?川家康の?東入部後に配置され、?ケ原の合?後に大名となって?出した1万石以下の知行地も含む。

郡と村

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近代以降

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郡と村

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石高

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  • 681,062

人口

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  • 1721年（享保6年） - 54万2661人
  • 1750年（?延3年） - 56万5614人
  • 1756年（??6年） - 48万3526人
  • 1786年（天明6年） - 46万8413人
  • 1792年（?政4年） - 46万4641人
  • 1798年（?政10年） - 48万4641人
  • 1804年（文化元年） - 47万8721人
  • 1822年（文政5年） - 41万9106人
  • 1828年（文政11年） - 49万7758人
  • 1834年（天保5年） - 40万2093人
  • 1840年（天保11年） - 49万9507人
  • 1846年（弘化3年） - 52万5041人
  • 1872年（明治5年） - 64万5029人

出典: ?閣統計局?編、 速水融 ?復刻版監修解題、『?勢調査以前日本人口統計集成』?1（1992年）及び別?1（1993年）、 東洋書林 。

人物

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?司

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下?守

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下?介

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武家官位としての下?守

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守護

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鎌倉幕府

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室町幕府

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脚注

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[ 脚注の使い方 ]

注?

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  1. ^ 別?「?州」は 上?? とあわせて、または??での呼?。
  2. ^ 元?年間には 結城藩 が再置されて、結城城も再建されたものの、石高は明治維新まで1.8万石であった。
  3. ^ 埼玉?は?に武??葛飾郡の北半部を管下に置いている。
  4. ^ 埼玉?に編入された下??葛飾郡は 中葛飾郡 となったのち、武??葛飾郡北半を以て編成された 北葛飾郡 に編入された。これは下??であった?域が武??に編入されたことになるので、通常、埼玉?は全域が武??であったとして扱われる。
  5. ^ 本多康俊 （5000石）。慶長6年（1601年）に三河 西尾藩 に移封 [6] 。
  6. ^ 木曾義利 （1万石）。慶長5年（1600年）除封 [6] 。
  7. ^ 松平定勝 （3000石）。慶長6年（1601年）に遠江 掛川藩 に移封 [6] 。
  8. ^ 松平家忠 （1万石）。 小見川藩 に移?。
  9. ^ 天野康景 （5000石）。慶長5年（1600年）に駿河 興?寺藩 に移封。『角川新版日本史?典』（角川?芸出版、1996年）「近世大名配置表」には大須賀（藩）の記載がない。
  10. ^ 松平信一 （5000石）。慶長6年（1601年）に常陸 土浦藩 に移封 [6] 。
  11. ^ 本多成重 （3000石→5000石）。慶長18年（1613年）に越前 丸岡藩 に移封 [7] 。

出典

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  1. ^ 「?木?の??名「下野」について、上下で?別されているのはなぜか。上野?下野、上??下?以外は、越前?越後のように全て前後で?別されているが。」 （?木?立?書館） - レファレンス協同デ?タベ?ス
  2. ^ 石井進 他?編 『千葉?の?史』 山川出版社 、2000年、 ISBN 4-634-32120-3 、「千葉と房?三?の名の由?」の項。
  3. ^ 楠原佑介 他?編『古代地名語源?典』 東京堂出版 、1981年、 ISBN 4-490-10148-1 、「?」の項。
  4. ^ 最新情報：本?駐車場の埋?文化財?掘調査を?施 千葉商科大? 2023年7月23日??
  5. ^ ＜ちばライブ＞市川??府台　下??の??の位置確定したい　市民??、工事での遺構破?懸念 東京新聞 千葉版 2023年7月23日??
  6. ^ a b c d 『角川新版日本史?典』（角川?芸出版、1996年）p.1302「近世大名配置表」
  7. ^ 『角川新版日本史?典』（角川?芸出版、1996年）p.1301「近世大名配置表」

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