ホスホリラ?ゼ

ホスホリラ?ゼ （Phosphorylase）とは一般に、ある化合物と無機リン酸とを基質としてその化合物をリン酸化（または加リン酸分解）する酵素である。

A-B + H ₃PO ₄ → AOH + H ₂PO ₃-B

これらの反?は、平衡点が中間点付近にあるため、可逆である。特に?義に、グリコ?ゲンやデンプンまたはマルトデキストリンなどのグルカンを分解しグルコ?ス-1-リン酸を生成する（あるいは逆に重合反?を行う）酵素（グリコ?ゲンホスホリラ?ゼ等）をホスホリラ?ゼと呼ぶことも多い。

反?

一般的な名?としてのホスホリラ?ゼは、無機リン酸由?のリン酸を受容?に付加する酵素であって、加水分解酵素のホスファタ?ゼ（EC 3.1.3群）やキナ?ゼ（ホスホトランスフェラ?ゼ、EC 2.7群）とは異なる。ホスファタ?ゼはリン酸基の除去には供??として水を使い、キナ?ゼはおもに ATP を使う。

酵素名	酵素群	反?	備考
ホスホリラ?ゼ	?移酵素 (EC 2.4 および EC 2.7.7)	A-B + H- OP $\rightleftharpoons$ A- OP + H-B	?移基 = A = グリコシル基またはヌクレオチジル基
ホスファタ?ゼ	加水分解酵素 (EC 3)	P -B + H-OH $\rightleftharpoons$ P -OH + H-B
キナ?ゼ	?移酵素 (EC 2.7.1-2.7.4)	P -B + H-A $\rightleftharpoons$ P -A + H-B	?移基 = P
P = ホスホン酸基、 OP = リン酸基、H- OP および P -OH = 無機リン酸