海上保安?では、 270トン型PS の動?が問題となっていたことから、昭和28年度計?で 350トン型（とかち型） を建造したのち、動?性能の改善を?った改350トン型として、昭和29年度計?で「 てしお 」、昭和30年度計?では やはぎ型 を建造した。このやはぎ型で相?な動??減が認められたことから、昭和35年度計?までに5隻を建造したのち、同年度計?より高速化を?った改2-350トン型（ まつうら型 ）の建造に移行した ^[1] 。

改2-350トン型は朝鮮海域での特別哨戒を念頭において設計されたことから、船?は耐氷構造とされていなかった。このことから、北方?南方哨戒活動への投入を想定した?展型として、昭和43年度計?より建造に着手したのが本型である。??の350トン型は小型巡視船（PS）として?分されてきたが、改良を重ねた結果、本型では450トン型に匹敵するまで大型化したことから、1968年11月に?分基準が?更され、本型を含めた350トン型巡視船は、一括して中型巡視船（PM）に?分?更された ^{[1] [2]} 。なお本型は、海保創設直後の昭和24年度計?で建造された 450トン型PM（あわじ型） の後?としても充?されている ^{[3] [4]} 。

上記の?緯より、本型は、昭和41年度計?で建造された改2-350トン型の最終船「からつ」をベ?スとして、北方配備を想定した措置を施すとともに、全?的に?展させたものとなっている ^[1] 。

船型は改350トン型以?の、ブルワ?クを備えた平甲板型が踏襲されているが、凌波性向上のため、ブルワ?クを延長するとともにシアも?くしている。また着氷時の復原性を確保するため船?の幅を?げ、?連して深さも大きくした。また本型より、科?消火設備を搭載するために機?室を長くしたほか、居住性改善の要請もあって、全長も延長した。なお氷海航行に備えて、船?構造や各種艤?、プロペラなどに補?が施されている ^[1] 。

主機?も、「からつ」と同じ新潟6MA31Xまたは富士6MD32H ディ?ゼルエンジン （?機出力1,300 馬力 ）とされていたが、昭和47年度計?船では、?機出力1,500馬力に?化された新潟6M31EXまたは富士6SD32Hに?更された ^[5] 。推進器は可?ピッチ?プロペラとされている ^[1] 。

兵?としては、??と同?に 20mm??機銃 を搭載しており ^{[6] [4]} 、また一部の船では後に 12.7mm??機銃 に換?した ^[2] 。なお レ?ダ? は2基搭載しており ^[1] 、機種はJMA 1576またはJMA 1596であった ^[7] 。