古く良きチャンバラ時代劇を現代に蘇らせ、なおかつ主人公の優しくフェミニンなキャラクタ?が新鮮な作品だ。松坂桃李が主人公を演じることでその2つをうまく?立させることができたんじゃないか。親友を斬らねばならなくなった主人公が、過去を捨て浪人として生きる。やがて腕を見?まれて?替商の用心棒となり、そこで貨幣の流通をめぐるいざこざに?き?まれていき、???替商を成敗する。
わかりやすい?善懲?もので、松坂桃李が正義感が?く子供や女性に優しい時代劇ヒ?ロ?を演じている。男らしさを全面に出す感じではないのが現代的というか、時代劇として新鮮だ。???替商を演じる柄本明の?得力がすごい。やや、オ?バ??味に?巧みする?替商を演じているのだが、やはり芸達者な人は何をやっても?になる。オ?バ?アクトにはオ?バ?アクトの魅力がある。この映?の柄本明の芝居はそれを?えてくれる。

松坂桃李が時代劇初主演だそうで、序盤の前?と頭頂を剃った月代（さかやき）は違和感あったが、?藩して??になってからは男前になった。殺陣も健?していて、（ワイヤ?を使ったりせず）?統を踏襲しながらもカットやBGMでスピ?ド感や緊迫感を表現できていた。ただ、磐音の「居眠り?法」は、?に型を見せて「?側で猫が居眠りしているような」と台詞で?明するだけでなく、なぜこの?力した?態が?いのかとか、その時の磐音の?面?心象はどうかなどを、映像で魅せてほしかった。?編があれば期待したいポイントだ。

おっとりしとやかで一途に磐音を想う奈?に芳根京子、明るく世話?きなおこんに木村文乃、好キャスティングのおかげで2人も持ち味をしっかり出していた。「志乃ちゃんは…」以?注目の南沙良は、時代劇の台詞回しにやや苦?したが、雰??は良かった。若手女優たちの好演も映?のフレッシュな印象に大いに貢?している。