年末から年始にかけて、球界?係者、特に自分自身と面識やゆかりのある方?の訃報が相次いでいるのだが、メジャ?リ?グでも昨年末、忘れられない人物が旅立たれた。
ボルティモア?オリオ?ルズのブルペンコ?チだった エルロッド?ヘンドリックス氏 である。昨年12月21日に心??作のため急逝した。65?の誕生日を翌日に控えていたという。
ヘンドリックスさんは1971年の秋に?日したオリオ?ルズの正捕手 だった。このときのオリオ?ルズは??チ?ムとしては55年のヤンキ?スとともに?日チ?ム中最?と呼ばれている。何しろ監督のア?ル?ウィ?ヴァ?をはじめ、ブルックス?ロビンソン（三?手）、フランク?ロビンソン（外野手）、ジム?パ?マ?（投手）とのちに殿堂入りを果たすメンバ?が４人いただけでなく、一?手で本?打王のブ?ク?パウエル、デ?ビ??ジョンソンとマ?ク?ベランジャ?のゴ?ルドグラブ二遊間コンビなどタイトルホルダ?がレギュラ?にずらりと?っており、しかも投手陣はパ?マ?のほか、デ?ブ?マクナリ?、マ?ク?クエイア?、パット?ドブソンと４人の20勝投手が?っていた。この年、パイレ?ツとのシリ?ズでは３勝４敗で惜敗していたものの、ア?リ?グでは３連覇中で、「世界一軍?」というキャッチコピ?は決して大げさではなかった。
ヘンドリックスさんはそんなスタ?軍?のなかでは地味な存在だったが、この日米野球では４本?打の大活躍 を見せた。

そのヘンドリックスさんにお目にかかったのは、1999年にボルティモアを訪れた際のことで、試合前の練習が終わってクラブハウスに引き上げてきた彼を呼び止め、短い時間だったが71年のことなどを話題に談笑した。
ヘンドリックスさんは、「あんなスタ?軍?ばかりのチ?ムの中で、私のような選手のことを日本のファンが記憶してくれているのは大?ありがたいことだ」と?面の笑顔で私に接してくれた。
78年にヤンキ?スからオリオ?ルズに?ると、２年間現役を務めたものの、ずっとブルペンコ?チとしてパ?マ?、マイク?フラナガン、デニス?マルティネス、マイク?ボディッカ?、マイク?ムシ?ナら?代のエ?スたちの球を受け?けた。69年以降にオリオ?ルズが果たしたリ?グ優勝と世界一のすべてに立ち?っている。
いつもその球場に行けば、必ず彼に?える、そんな人がメジャ?のボ?ルパ?クには必ずいるものだが、もうカムデンヤ?ズでヘンドリックスさんの姿を見ることはできない。本?にさびしいものだ。

（追記）
ヘンドリックスさんについては、報知新聞のMLBデスクでスカパ?！MLBライブコメンテ?タ?の 蛭間豊章さん も今週のWeb報知コラム「ベ?スボ?ル?インサイド」で取り上げています。?週火曜日更新で、バックナンバ?も??できますので、ぜひアクセスしてみてください。
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/major/index.htm